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蓋然
11.
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日本へ向かう機内、窓側二列目に座る慎一郎は外を眺めていた。中途半端なグレードの客室は空席が目立ち、各列ごとに貸し切り状態だ。慎一郎も二座を一人で使う、隣の中央列ではアームレストを上げて男が熟睡している。
今日は海の紺空の青、消失点にいくばかりかの雲。
これからの予定を確認していると、直嗣から今日明日は休みだから迎えに行くと連絡が入ってきた。彼もこの春から社会人になった。今は親元を離れ千葉の寮暮らしだ。
父親付の秘書の迎えは断った、会社に直行させられてはたまらない。
さて、弟の車は二人乗り。普段は身軽な慎一郎も、今日ばかりは手荷物を預けた。
(荷物は歩いて帰らせればいいか)自分の運転免許が有効期限内なのを確認して口角を上げた。
ついでに彼のペットの様子をのぞいてみる。温室上部に設置されたカメラから巨大なイグアナと三毛猫を見つけるのは容易い。今日は座布団の上にイグアナが、登り木の上の棚に猫が寝ている。
温室にカメラを設置したと案内がきてから数度覗いたが、老齢に差し掛かったペットはいつ見ても微動だにせず不安になる。一度だけ胡坐に猫を乗せた父親が映っていた。カメラから見下ろした姿はどこか侘しく、見てはいけないものを見た気がしてすぐに切った。
あの子らは今どうしているだろう、残念ながら見守りカメラは設置されていないので、共有フォルダで最新のファイルを開く。
先週は弟の彼女と猫と庭で遊び、千晶の友人と部屋でゲームをし、楽器を奏――騒音をまき散らしていた。
可愛いと言えばかわいいが、どこか曲者の片鱗が見え隠れする。直嗣はもっと素直なあどけなさがあった。
慎一郎は少しずつ時間を遡ってみていく。淡々とミルクを飲み、離乳食を口に入れる。気にいらないと猫にそっと放り、猫も砂をかけるという連携プレー。ギャン泣きされてげっそりした千晶。エプロンにゴム手袋にマスクにフェイスシールドのフル装備でおむつ替えに挑む潔癖弟。千晶兄の小指に釣られる赤黒い生物。原始反射を解説する千晶兄とおっかなびっくりに実践する慎一郎。これが最も古い記録だ。
彼らの発達過程は省こう。標準とはその集団における平均であり、母集団が変われば平均も、中央値も変わる。ここまでは順調そうだ。だが、いつ阻害要因が発現するかわからない。千晶兄は今のところと断って淡々と現状を説明するにとどまるし、千晶もまだ彼らについて明言を避けている。
慎一郎は手荷物をまとめ、一冊の本を取り出した。『計算高い猫と暮らす方法』古書店でみつけたそれはこれからの役に立つだろう。
陸地が見えた。さらにその先のもやのなかにビルと電波塔が朧気に浮かんでいる。
「東京には空がないという、か」そんな詩が思わず心について出た。さてあれはどんな全文だったかと慎一郎は検索して、感傷じみた自分を鼻で笑った。彼女ならあの詩は男の自己愛だと、ばっさり切り捨てるに違いない。
東京の霞の中へ一歩踏み込んでしまえば、空を見上げることもない。やるべきことがそこにある。俺でなくてもいい、だから俺がやってみる。そう言ったら彼女はばっかじゃないの、と笑うだろうか。
最適解は常に変化する。変わるものと変わらないもの。種は蒔いた、芽は出た、どんな花が咲き実を結ぶか。何気ない掛け合わせから変わった実がなるのものだ。だれかがそれを見届けるだろう。
***
あの翌々日、無理繰りした時間の中で会った千晶の父親は、灯りだった。
差し出した戸籍謄本と認知届に目を落とし、再びまっすぐ慎一郎を見た。
殴られ責められる覚悟はしていた。だが、兄弟同様、問い詰めも挑発もせず、言質もとらなかった。そして核心にも触れなかった。
慎一郎が個人の判断でやってきたこと、独身で約束した相手もいないことを確認すると軽く頷いた。
「こうしてあなたが訪ねてきてくれたことは感謝します。ただ、娘は『何も言わない』と言った。あの子も各々の権利は承知しています」
意味はわかるか、そう問うた目に、慎一郎はゆっくり頷いた。
『言えない』ではなく『言わない』 そこに誰のせいににもしない意思の強さがある。
すると父親は、書類が一枚足りないと不備を指摘したあと、今採れる手段、この先の手段、千晶に不利なこと、慎一郎に有利なことも隠さず淡々と述べた。
彼は千晶を代弁しなかった。代わりに、あとからやってきた妻とともに、自分たちのことを話してくれた。それから、三兄弟の思い出と、出来すぎた子らへの苦悩ともどかしさも。
父親の出自と母親の出生、彼らの言わんとしたことは理解したつもりだ。千晶が以前口にした『バックボーン』の意味も。
「あの子が守ろうとしているものを私たちも守ってゆくよ。それしかできないんだ。娘も批判は覚悟の上でしょう」
千晶が守ろうとしているもの、そこに含まれた響き。言葉だけなら放任に聞こえるかもしれない、慎一郎の目には全ての結果を受け入れる覚悟が見えた。
「本当なら殴ってやりたいが、今はやめておくよ」
父親は殴る代わりに、いつかのように頬を寄せハグしてくれた。そして「ああみえて千晶が一番高遠に似てるんですよ」と微笑んでくれた母親。
慎一郎は左の頬に右手の甲をあてる。
あの日彼女に殴られ、そして再び彼女の元を訪ねて触れた不思議なぬくもり。
それから一度、小さな赤い顔にそっと触れた熱さと香り。指を掴んだ手の力強さ。
頬の赤身は翌日には引いたのに僅かな熱は残り続ける。
***
「お帰りなさいっ」
空港ロビーには、満面の笑みで兄を迎える弟がいた。欲しがっていた土産を渡すと更に笑みが溶ける。
「ただいま。直嗣、そこは『兄さん、帰って来なくてよかったのに』ってとこでしょ」
「勘弁してくださいよ、あの死ぬ死ぬ詐欺」
「付き合ってやれよ、親孝行したいときに親は無しっていうじゃないの」
我儘親父一人あしらえなくてどうする、兄はにっこりと笑って返す。厳格な経営者もプライベートでは初老に差し掛かった男性特有のかまってちゃんへ変貌中。
情に訴える父親と、それにほだされず冷たくあしらい恫喝には報復で返す兄との間で、お人よしの弟は板挟み――でもない。
「兄さん、他人事みたいに」
「直嗣くん、僕も最近知ったんだけど、僕はあの人に似てるってだけで他所から連れてこられたんだ。生まれたのが女だったんで取り替えたそうだよ、僕の本当の誕生は4月――」
慎一郎は申し訳なさそうな顔をしてみせるが、直嗣も今度は騙されない。どこからどう見ても血は繋がってるでしょ、口にしたら兄が不機嫌になるので黙っておく。
「……ここだけの話、早期リタイヤって言いだしたそうですよ」
「逃げ切りとか許されると思ってんのか」
直嗣母はあと数年で定年を迎える、今は息子の代わりに猫と老イグアナの世話で忙しい。郷里には兄たちがいる。最近市内にペットと入れる墓を購入した、このまま横浜でのんびりと、そこへ上げ膳据え膳男に居つかれては困る。家事をやらせて諦めさせようとしたが、皿洗いにペットのトイレの始末もあっさりとこなし、慣れないことをやり遂げた達成感にハマってしまった。無駄に凝った料理に挑戦し、家を魔改造する日は近い。
慎一郎の母は義務一辺倒、近年は用を済ませば実家に入り浸り。良家の娘で自己資産あり、こちらもこの先何の不自由もない。
親たちのこれからは知る由もないが、父親の楽隠居は解せない、というのが兄弟の一致した意見。
外へ出ると車寄せに家のSUVがちょうどやってきた。僕の車じゃ荷物が載らないですからね、弟の声に兄は心の中で舌打ちをした。
「おかえりなさいませ」
家付の運転手も満面の笑みで慎一郎は苦笑する。彼は生家の保守全般も担当している。兄弟にとっては気安いおじさんのような存在だ。
「やれやれ、家は相変わらずなの? また乗りもしない車買ったんだって? 直の車に換装しようよ」
「やめてよ、それより兄さんの車運転させてくれる約束ですよね」
「社へ? それとも――」
「今日は佐世保だろ、後でいい。まず部屋を見に行こう、それから爺さんとこ、とイグアナ、元気なんだよね?に、猫にも。しばらく忙しくなるから会っときたいな。仕事はどう?」
「猫が来てからよく動くようになりましたよ、今日は泊まっていきますよね。仕事は今プラントに入ってます。すごいですね、食べてくだけならああいうところで――って冗談ですよ」
「俺もやるかな?」
「兄さんが作業着?」
藤堂家の事業は企業間取引主体、一次二次製品とそれに付随するサービス、とインフラも少々といったところ。
直嗣はそのうちのひとつ、素材分野で次に繋げようとしている。今は新入社員研修を終え、研究所に出向扱い。現場仕事を体験したいという意向が受け入れられ、工場で三交代勤務中。
相変わらずお兄ちゃん大好き。積もる話は果てしなく続く。
慎一郎が彼に本気で殴られるのは三か月後。
今日は海の紺空の青、消失点にいくばかりかの雲。
これからの予定を確認していると、直嗣から今日明日は休みだから迎えに行くと連絡が入ってきた。彼もこの春から社会人になった。今は親元を離れ千葉の寮暮らしだ。
父親付の秘書の迎えは断った、会社に直行させられてはたまらない。
さて、弟の車は二人乗り。普段は身軽な慎一郎も、今日ばかりは手荷物を預けた。
(荷物は歩いて帰らせればいいか)自分の運転免許が有効期限内なのを確認して口角を上げた。
ついでに彼のペットの様子をのぞいてみる。温室上部に設置されたカメラから巨大なイグアナと三毛猫を見つけるのは容易い。今日は座布団の上にイグアナが、登り木の上の棚に猫が寝ている。
温室にカメラを設置したと案内がきてから数度覗いたが、老齢に差し掛かったペットはいつ見ても微動だにせず不安になる。一度だけ胡坐に猫を乗せた父親が映っていた。カメラから見下ろした姿はどこか侘しく、見てはいけないものを見た気がしてすぐに切った。
あの子らは今どうしているだろう、残念ながら見守りカメラは設置されていないので、共有フォルダで最新のファイルを開く。
先週は弟の彼女と猫と庭で遊び、千晶の友人と部屋でゲームをし、楽器を奏――騒音をまき散らしていた。
可愛いと言えばかわいいが、どこか曲者の片鱗が見え隠れする。直嗣はもっと素直なあどけなさがあった。
慎一郎は少しずつ時間を遡ってみていく。淡々とミルクを飲み、離乳食を口に入れる。気にいらないと猫にそっと放り、猫も砂をかけるという連携プレー。ギャン泣きされてげっそりした千晶。エプロンにゴム手袋にマスクにフェイスシールドのフル装備でおむつ替えに挑む潔癖弟。千晶兄の小指に釣られる赤黒い生物。原始反射を解説する千晶兄とおっかなびっくりに実践する慎一郎。これが最も古い記録だ。
彼らの発達過程は省こう。標準とはその集団における平均であり、母集団が変われば平均も、中央値も変わる。ここまでは順調そうだ。だが、いつ阻害要因が発現するかわからない。千晶兄は今のところと断って淡々と現状を説明するにとどまるし、千晶もまだ彼らについて明言を避けている。
慎一郎は手荷物をまとめ、一冊の本を取り出した。『計算高い猫と暮らす方法』古書店でみつけたそれはこれからの役に立つだろう。
陸地が見えた。さらにその先のもやのなかにビルと電波塔が朧気に浮かんでいる。
「東京には空がないという、か」そんな詩が思わず心について出た。さてあれはどんな全文だったかと慎一郎は検索して、感傷じみた自分を鼻で笑った。彼女ならあの詩は男の自己愛だと、ばっさり切り捨てるに違いない。
東京の霞の中へ一歩踏み込んでしまえば、空を見上げることもない。やるべきことがそこにある。俺でなくてもいい、だから俺がやってみる。そう言ったら彼女はばっかじゃないの、と笑うだろうか。
最適解は常に変化する。変わるものと変わらないもの。種は蒔いた、芽は出た、どんな花が咲き実を結ぶか。何気ない掛け合わせから変わった実がなるのものだ。だれかがそれを見届けるだろう。
***
あの翌々日、無理繰りした時間の中で会った千晶の父親は、灯りだった。
差し出した戸籍謄本と認知届に目を落とし、再びまっすぐ慎一郎を見た。
殴られ責められる覚悟はしていた。だが、兄弟同様、問い詰めも挑発もせず、言質もとらなかった。そして核心にも触れなかった。
慎一郎が個人の判断でやってきたこと、独身で約束した相手もいないことを確認すると軽く頷いた。
「こうしてあなたが訪ねてきてくれたことは感謝します。ただ、娘は『何も言わない』と言った。あの子も各々の権利は承知しています」
意味はわかるか、そう問うた目に、慎一郎はゆっくり頷いた。
『言えない』ではなく『言わない』 そこに誰のせいににもしない意思の強さがある。
すると父親は、書類が一枚足りないと不備を指摘したあと、今採れる手段、この先の手段、千晶に不利なこと、慎一郎に有利なことも隠さず淡々と述べた。
彼は千晶を代弁しなかった。代わりに、あとからやってきた妻とともに、自分たちのことを話してくれた。それから、三兄弟の思い出と、出来すぎた子らへの苦悩ともどかしさも。
父親の出自と母親の出生、彼らの言わんとしたことは理解したつもりだ。千晶が以前口にした『バックボーン』の意味も。
「あの子が守ろうとしているものを私たちも守ってゆくよ。それしかできないんだ。娘も批判は覚悟の上でしょう」
千晶が守ろうとしているもの、そこに含まれた響き。言葉だけなら放任に聞こえるかもしれない、慎一郎の目には全ての結果を受け入れる覚悟が見えた。
「本当なら殴ってやりたいが、今はやめておくよ」
父親は殴る代わりに、いつかのように頬を寄せハグしてくれた。そして「ああみえて千晶が一番高遠に似てるんですよ」と微笑んでくれた母親。
慎一郎は左の頬に右手の甲をあてる。
あの日彼女に殴られ、そして再び彼女の元を訪ねて触れた不思議なぬくもり。
それから一度、小さな赤い顔にそっと触れた熱さと香り。指を掴んだ手の力強さ。
頬の赤身は翌日には引いたのに僅かな熱は残り続ける。
***
「お帰りなさいっ」
空港ロビーには、満面の笑みで兄を迎える弟がいた。欲しがっていた土産を渡すと更に笑みが溶ける。
「ただいま。直嗣、そこは『兄さん、帰って来なくてよかったのに』ってとこでしょ」
「勘弁してくださいよ、あの死ぬ死ぬ詐欺」
「付き合ってやれよ、親孝行したいときに親は無しっていうじゃないの」
我儘親父一人あしらえなくてどうする、兄はにっこりと笑って返す。厳格な経営者もプライベートでは初老に差し掛かった男性特有のかまってちゃんへ変貌中。
情に訴える父親と、それにほだされず冷たくあしらい恫喝には報復で返す兄との間で、お人よしの弟は板挟み――でもない。
「兄さん、他人事みたいに」
「直嗣くん、僕も最近知ったんだけど、僕はあの人に似てるってだけで他所から連れてこられたんだ。生まれたのが女だったんで取り替えたそうだよ、僕の本当の誕生は4月――」
慎一郎は申し訳なさそうな顔をしてみせるが、直嗣も今度は騙されない。どこからどう見ても血は繋がってるでしょ、口にしたら兄が不機嫌になるので黙っておく。
「……ここだけの話、早期リタイヤって言いだしたそうですよ」
「逃げ切りとか許されると思ってんのか」
直嗣母はあと数年で定年を迎える、今は息子の代わりに猫と老イグアナの世話で忙しい。郷里には兄たちがいる。最近市内にペットと入れる墓を購入した、このまま横浜でのんびりと、そこへ上げ膳据え膳男に居つかれては困る。家事をやらせて諦めさせようとしたが、皿洗いにペットのトイレの始末もあっさりとこなし、慣れないことをやり遂げた達成感にハマってしまった。無駄に凝った料理に挑戦し、家を魔改造する日は近い。
慎一郎の母は義務一辺倒、近年は用を済ませば実家に入り浸り。良家の娘で自己資産あり、こちらもこの先何の不自由もない。
親たちのこれからは知る由もないが、父親の楽隠居は解せない、というのが兄弟の一致した意見。
外へ出ると車寄せに家のSUVがちょうどやってきた。僕の車じゃ荷物が載らないですからね、弟の声に兄は心の中で舌打ちをした。
「おかえりなさいませ」
家付の運転手も満面の笑みで慎一郎は苦笑する。彼は生家の保守全般も担当している。兄弟にとっては気安いおじさんのような存在だ。
「やれやれ、家は相変わらずなの? また乗りもしない車買ったんだって? 直の車に換装しようよ」
「やめてよ、それより兄さんの車運転させてくれる約束ですよね」
「社へ? それとも――」
「今日は佐世保だろ、後でいい。まず部屋を見に行こう、それから爺さんとこ、とイグアナ、元気なんだよね?に、猫にも。しばらく忙しくなるから会っときたいな。仕事はどう?」
「猫が来てからよく動くようになりましたよ、今日は泊まっていきますよね。仕事は今プラントに入ってます。すごいですね、食べてくだけならああいうところで――って冗談ですよ」
「俺もやるかな?」
「兄さんが作業着?」
藤堂家の事業は企業間取引主体、一次二次製品とそれに付随するサービス、とインフラも少々といったところ。
直嗣はそのうちのひとつ、素材分野で次に繋げようとしている。今は新入社員研修を終え、研究所に出向扱い。現場仕事を体験したいという意向が受け入れられ、工場で三交代勤務中。
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