8 / 8
一生かけて一緒
しおりを挟む
「青葉さん、あぁ、青葉さん」
「織田君!?ナホちゃんは!?」
「あぁ、ユリさん、今、緊急手術中」
「そ、そう」
「・・・」
「君が、織田君かい?」
「あ、はい、そうですけど、」
ドカ!
「うっ、」
「お前が!お前がナホを!」
「お、お父さんやめて!」
(この人達は、そうか、青葉さんの両親か、もう、いっそのこと殺してくれ)
「ごめんね、織田君、あなたは悪くないわよ」
「母さん!悪くないわけないだろう!こいつが!ナホを!」
「・・・すみません、本当に・・・すみません」
うぃーーん
「あ!先生!ナホは!ナホは!」
「安心してください、今はまだ命に別状はありません」
「そうか!はぁよかった!」
「ナホちゃん!よかった!」
「ですが、右足は再生不可能です、申し訳ありません」
「そ、そんな...ナホ」
「義足か車椅子かはご家族でお話しください、今は車椅子で来てもらいます。」
「お父さん?お母さん?」
「ナホ!」
「ごめんね、ヘマしちゃった!」
「なに言ってるのよ、バカ、心配したんだから」
「青葉さん、ごめん俺のせいで、青葉さんが」
「そうだ!お前のせいで!」
「お父さんやめて!...織田君?こんな状態でも私の事好きって思ってくれる?」
「なに言ってるんだ!当たり前じゃないか!」
「私も好きよ!ナホちゃん」
「そう?なら良いわ!ちょっと生活は不便になるかもだけど、愛してくれる人がいるなら大丈夫ね!」
「あ、青葉さん?」
「もちろん、織田には責任とって貰うけどね❤️」
「な、ナホ?それって?」
「結婚よ!結婚!もう少し大人になったらね!約束よ!」
「・・・うん!」
「えぇー!!!!」
10年後
「リュウスケー!ご飯できたよ!」
「ちょっと!ナホは休んでてって!俺が家事とかやるから」
「ごめんごめん、じっとしてられなくてさ!私ももう守られる側じゃなくてさ、お腹の子を守る側の人間にならないとね」
「そうだね。」
「リュウスケ、」
「どうしたの?ナホ」
「一生かけて一緒ね!」
「もちろん」
どんなに姿は変わっても中身は変わらない。
これはそんな二人のちょっぴり楽しく、
少し切ない二人の恋の物語
完
「織田君!?ナホちゃんは!?」
「あぁ、ユリさん、今、緊急手術中」
「そ、そう」
「・・・」
「君が、織田君かい?」
「あ、はい、そうですけど、」
ドカ!
「うっ、」
「お前が!お前がナホを!」
「お、お父さんやめて!」
(この人達は、そうか、青葉さんの両親か、もう、いっそのこと殺してくれ)
「ごめんね、織田君、あなたは悪くないわよ」
「母さん!悪くないわけないだろう!こいつが!ナホを!」
「・・・すみません、本当に・・・すみません」
うぃーーん
「あ!先生!ナホは!ナホは!」
「安心してください、今はまだ命に別状はありません」
「そうか!はぁよかった!」
「ナホちゃん!よかった!」
「ですが、右足は再生不可能です、申し訳ありません」
「そ、そんな...ナホ」
「義足か車椅子かはご家族でお話しください、今は車椅子で来てもらいます。」
「お父さん?お母さん?」
「ナホ!」
「ごめんね、ヘマしちゃった!」
「なに言ってるのよ、バカ、心配したんだから」
「青葉さん、ごめん俺のせいで、青葉さんが」
「そうだ!お前のせいで!」
「お父さんやめて!...織田君?こんな状態でも私の事好きって思ってくれる?」
「なに言ってるんだ!当たり前じゃないか!」
「私も好きよ!ナホちゃん」
「そう?なら良いわ!ちょっと生活は不便になるかもだけど、愛してくれる人がいるなら大丈夫ね!」
「あ、青葉さん?」
「もちろん、織田には責任とって貰うけどね❤️」
「な、ナホ?それって?」
「結婚よ!結婚!もう少し大人になったらね!約束よ!」
「・・・うん!」
「えぇー!!!!」
10年後
「リュウスケー!ご飯できたよ!」
「ちょっと!ナホは休んでてって!俺が家事とかやるから」
「ごめんごめん、じっとしてられなくてさ!私ももう守られる側じゃなくてさ、お腹の子を守る側の人間にならないとね」
「そうだね。」
「リュウスケ、」
「どうしたの?ナホ」
「一生かけて一緒ね!」
「もちろん」
どんなに姿は変わっても中身は変わらない。
これはそんな二人のちょっぴり楽しく、
少し切ない二人の恋の物語
完
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ヒロインだけど出番なし⭐︎
ちよこ
恋愛
地味OLから異世界に転生し、ヒロイン枠をゲットしたはずのアリエル。
だが、現実は甘くない。
天才悪役令嬢セシフィリーネに全ルートをかっさらわれ、攻略対象たちは全員そっちに夢中。
出番のないヒロインとして静かに学園生活を過ごすが、卒業後はまさかの42歳子爵の後妻に!?
逃げた先の隣国で、まさかの展開が待っていた——
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日7時•19時に更新予定です。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる