5 / 20
5.ともかく、腹が減ってはなんとやら、ってね
しおりを挟む
そこへ、ドアをノックする音がして、アーネストとシャルロッテが戻ってきた。アーネストが持つお盆には、湯気の立つ白い深めの丸皿があった。
「どうぞ、食事です。お口に合うかわかりませんが」
部屋の中央に置かれていた小さな丸テーブルに、アーネストは皿を置く。
王族の食事ってどんな豪華なものだろうと期待してテーブルに着いたが、そこに盛られていたのは、お粥のようなものだった。
「一応、病み上がりですから。消化にいいものを用意しました」
そうか、ユリウスも風邪で寝込んでいたんだっけ。だったら仕方ないか。少しがっかりしたが、腹は減っているので、ありがたくいただくことにする。
俺はスプーンで粥を掬い、口に運んだ。卵と牛乳のまろやかな風味が、甘めの優しい味付けでまとられていた。米じゃなくて、麦かな? あれだ、オートミールみたいだ。見た目に反して、とても美味しかった。王族の食事にしては質素だなんて思ったが、いつも食べていたコンビニ弁当やカップ麺より、断然美味い。
食べながら、俺はアーネストの頭の上あたりをじっと見る。ほら、転生や転移してきた人間にだけ「鑑定」なんかのスキルが備わってて、他人の能力がわかる、みたいなのあるじゃん。
だから、心の中で「スキル・鑑定」と唱えてみたけど、やっぱり何も見えなかった。俺のスキルは鑑定でもないのか。
「……何です? さっきからじろじろと見て」
アーネストが怪訝な顔をする。
「あんたは、どんなスキル持ってんの? ステータスは?」
思い切って聞いてみたけど、ますます妙な顔をされた。
「スキ……? 何です?」
スキルとかステータスとか、理解してもらえなかったらしい。
「こういう世界の常識っていうか……」
「何を言っているのかよくわかりませんが、あなたの世界では、人の能力が数値化されるのですか? それはずいぶん残酷なことのように思えますが。そもそも、その数字は何を基準に決まるのです?」
そんなこと真顔で聞かれても、俺だって答えられない。
誤魔化すように、俺は黙って食事を再開した。
「ごちそうさま!」
食べ終えて、手を合わせた。その仕草に二人は不思議そうな顔をした。こういう習慣は、こちらにはないのだろうか。
「では、申し訳ないですが俺たちはこれで。また夕食の時に伺います。今日は、とりあえず部屋からは出ないように頼みます。厠は部屋を出て右の廊下の奥です。人払いはしてありますが、万が一にも誰にも見られないように気を付けて」
それだけ言うと、二人は食器を持って出て行ってしまった。雑談なんかする暇もなかった。シャルロッテも、何とも言えない目で俺を見ているだけで一言も話さない。寂しい。
一人で広い部屋にいると、静けさが身に染みた。スマホもパソコンもないのでは、暇つぶしもできない。
部屋には小さめの本棚があって、本がぎっしり詰まっていた。しかし、背表紙を見ても、見たこともない文字で、何の本だかわからない。喋る言葉は通じているのに、文字は読めないようだった。不思議なことだ。
試しに一冊取ってめくってみたが、やっぱり何が書いてあるか読めなかった。そもそも、俺は普段からそんなに本なんて読まない。小説投稿サイトに投稿されている流行りの作品や、漫画を読むくらいだ。
タンスやクローゼットを開けてみたら、金糸や銀糸の刺繍の入った高そうな服がたくさん入っている。下着らしきものも、手触りがとてもいい。これも、絹か何かだろうか。俺は絹とか触ったことないけど。いや、絹のネクタイが一本だけあったかな? 大学の卒業祝いに親からもらったやつ。
そういえば、親にもずいぶん会っていない。たまにメールや電話の着信が来ていても、返事をするのが面倒でそのままにしていた。元気にしているだろうかと、ふと思った。
まあ、考えても仕方がない。とりあえず、着替えてもいいかなあ。今着ているのはだぼっとしたワンピースみたいな感じの、パジャマ?寝間着?みたいだし。でも、勝手に触ったら怒られるだろうか。
だけど、ユリウスのものなんだし、別に構わないんじゃないだろうか。
そう思ってクローゼットから適当に服を出そうとしたら、
「あ、着替えたいの?」
いきなりドアが空いて、あのシドという男が現れた。驚いて心臓がバクバクする。なんだよ、ノックくらいしろよ。仮にも王子の部屋だぞ。
ってか、もしかして二十四時間監視するつもりなのだろうか。この世界の一日が二十四時間なのかはわからないが、それは勘弁してほしい。
俺はシドを軽く睨んだつもりだが、彼はそんなことは意にも介さない様子で、部屋に入って来る。そして、タンスから服を取り出す。
「えーっとね、これとこれと……これだったらいいかな? ユリウス殿下がお忍びで城下に出る時に着てるやつだけど」
そう言って渡されたのは、シンプルな白いシャツとベージュのズボン、それに茶色いベストのような上着だった。っていうか今、お忍びで城下に出る時とか言ったよね? そんなことしてるのか、この王子。
「あんまり高価なものはさ、ちょっと他人に触らせるわけにいかないから。うーんと、身体はユリウス様本人だから、他人っていうのも変かもしれないけど。俺たちもこの状況に戸惑ってるんだよ。前例がないしね。名もない一般市民ならともかくさ、王太子殿下の中身が他人と入れ替わっちゃったなんて、一大事なんだよね。だからさ、あんたも知らない世界に来て困ってるだろうけど、悪く思わないでほしいな」
なんだよ。俺はこれからこの世界で、この身体で生きるんじゃないのか。彼らはそんなことは全く思っておらず、本物のユリウスの魂を呼び戻すことしか考えていないようだ。
面白くない。俺の物語が始まるんじゃないのか。
――俺はこの世界でも、誰からも必要とされないのか。
そう思うと、悲しいのか悔しいのか、よくわからない感情が湧き上がってきて、ぐっと拳を握って俯いた。
「どうぞ、食事です。お口に合うかわかりませんが」
部屋の中央に置かれていた小さな丸テーブルに、アーネストは皿を置く。
王族の食事ってどんな豪華なものだろうと期待してテーブルに着いたが、そこに盛られていたのは、お粥のようなものだった。
「一応、病み上がりですから。消化にいいものを用意しました」
そうか、ユリウスも風邪で寝込んでいたんだっけ。だったら仕方ないか。少しがっかりしたが、腹は減っているので、ありがたくいただくことにする。
俺はスプーンで粥を掬い、口に運んだ。卵と牛乳のまろやかな風味が、甘めの優しい味付けでまとられていた。米じゃなくて、麦かな? あれだ、オートミールみたいだ。見た目に反して、とても美味しかった。王族の食事にしては質素だなんて思ったが、いつも食べていたコンビニ弁当やカップ麺より、断然美味い。
食べながら、俺はアーネストの頭の上あたりをじっと見る。ほら、転生や転移してきた人間にだけ「鑑定」なんかのスキルが備わってて、他人の能力がわかる、みたいなのあるじゃん。
だから、心の中で「スキル・鑑定」と唱えてみたけど、やっぱり何も見えなかった。俺のスキルは鑑定でもないのか。
「……何です? さっきからじろじろと見て」
アーネストが怪訝な顔をする。
「あんたは、どんなスキル持ってんの? ステータスは?」
思い切って聞いてみたけど、ますます妙な顔をされた。
「スキ……? 何です?」
スキルとかステータスとか、理解してもらえなかったらしい。
「こういう世界の常識っていうか……」
「何を言っているのかよくわかりませんが、あなたの世界では、人の能力が数値化されるのですか? それはずいぶん残酷なことのように思えますが。そもそも、その数字は何を基準に決まるのです?」
そんなこと真顔で聞かれても、俺だって答えられない。
誤魔化すように、俺は黙って食事を再開した。
「ごちそうさま!」
食べ終えて、手を合わせた。その仕草に二人は不思議そうな顔をした。こういう習慣は、こちらにはないのだろうか。
「では、申し訳ないですが俺たちはこれで。また夕食の時に伺います。今日は、とりあえず部屋からは出ないように頼みます。厠は部屋を出て右の廊下の奥です。人払いはしてありますが、万が一にも誰にも見られないように気を付けて」
それだけ言うと、二人は食器を持って出て行ってしまった。雑談なんかする暇もなかった。シャルロッテも、何とも言えない目で俺を見ているだけで一言も話さない。寂しい。
一人で広い部屋にいると、静けさが身に染みた。スマホもパソコンもないのでは、暇つぶしもできない。
部屋には小さめの本棚があって、本がぎっしり詰まっていた。しかし、背表紙を見ても、見たこともない文字で、何の本だかわからない。喋る言葉は通じているのに、文字は読めないようだった。不思議なことだ。
試しに一冊取ってめくってみたが、やっぱり何が書いてあるか読めなかった。そもそも、俺は普段からそんなに本なんて読まない。小説投稿サイトに投稿されている流行りの作品や、漫画を読むくらいだ。
タンスやクローゼットを開けてみたら、金糸や銀糸の刺繍の入った高そうな服がたくさん入っている。下着らしきものも、手触りがとてもいい。これも、絹か何かだろうか。俺は絹とか触ったことないけど。いや、絹のネクタイが一本だけあったかな? 大学の卒業祝いに親からもらったやつ。
そういえば、親にもずいぶん会っていない。たまにメールや電話の着信が来ていても、返事をするのが面倒でそのままにしていた。元気にしているだろうかと、ふと思った。
まあ、考えても仕方がない。とりあえず、着替えてもいいかなあ。今着ているのはだぼっとしたワンピースみたいな感じの、パジャマ?寝間着?みたいだし。でも、勝手に触ったら怒られるだろうか。
だけど、ユリウスのものなんだし、別に構わないんじゃないだろうか。
そう思ってクローゼットから適当に服を出そうとしたら、
「あ、着替えたいの?」
いきなりドアが空いて、あのシドという男が現れた。驚いて心臓がバクバクする。なんだよ、ノックくらいしろよ。仮にも王子の部屋だぞ。
ってか、もしかして二十四時間監視するつもりなのだろうか。この世界の一日が二十四時間なのかはわからないが、それは勘弁してほしい。
俺はシドを軽く睨んだつもりだが、彼はそんなことは意にも介さない様子で、部屋に入って来る。そして、タンスから服を取り出す。
「えーっとね、これとこれと……これだったらいいかな? ユリウス殿下がお忍びで城下に出る時に着てるやつだけど」
そう言って渡されたのは、シンプルな白いシャツとベージュのズボン、それに茶色いベストのような上着だった。っていうか今、お忍びで城下に出る時とか言ったよね? そんなことしてるのか、この王子。
「あんまり高価なものはさ、ちょっと他人に触らせるわけにいかないから。うーんと、身体はユリウス様本人だから、他人っていうのも変かもしれないけど。俺たちもこの状況に戸惑ってるんだよ。前例がないしね。名もない一般市民ならともかくさ、王太子殿下の中身が他人と入れ替わっちゃったなんて、一大事なんだよね。だからさ、あんたも知らない世界に来て困ってるだろうけど、悪く思わないでほしいな」
なんだよ。俺はこれからこの世界で、この身体で生きるんじゃないのか。彼らはそんなことは全く思っておらず、本物のユリウスの魂を呼び戻すことしか考えていないようだ。
面白くない。俺の物語が始まるんじゃないのか。
――俺はこの世界でも、誰からも必要とされないのか。
そう思うと、悲しいのか悔しいのか、よくわからない感情が湧き上がってきて、ぐっと拳を握って俯いた。
11
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる