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▽ 三章 ▽ 其々のカルネアDeath
3-34 アップアップTO〔P2〕
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side九鬼
。。。機内
「あの、ありがとうございましたっ」
「ありがとうございますっっ」「アンタ凄い
よ、本っ当ぉにありがとうっ」
俺を見るなり立ち上がり、血や泥で汚れたまま顔を綻ばせる面々が一斉に駆け寄ってくる。
「ありがとうございましたっ」「ありがとうございますっ」
「あぁ~イイイイ、もうイイから。ついでだついで」
そう言って狭くなった通路を通り過ぎようする目の前に、スッと差し出されるタオルとコップ。
「これ、どうぞっ。さっきはすみませんでしたっ」
「~…いや、俺こそ悪かったな。急に引っ叩いて」
「~っ~っ」
危急の事とはいえややバツの悪い俺に対し、女は取れそうな勢いでブルブルと首を振った後
「ってお前服血塗れだぞ」
「ぁ、これは私のじゃなくて… 」
俺の指摘に対し哀しげに目を伏せた。
ダダダダッ
「テメェェェーーーーッ『ドンっ』っく~」
その時突然叫び出し、俺の横を走り抜けようとした男の胸を軽く小突き止める。
~ドサっ
「ーゴホっ、ゴホっゴホっ~なん、で… 」
それにより尻餅をつく男は、驚きに目を見開きながら咳き込んだ。
「あれぇ?もしか俺ぇ?…ってことは囮のかぁ。じゃ~怒るんじゃなくて褒めてあげなよ。お友達の活躍で無事だった人が居るんだからね~」
「か、活や……く?あ、アイツはお前のせいで死んだんだぞっ」
「えー~、あのままならどっちみち死んでたのに?俺のせい?」
「ッ、けどお前がアイツを押さなきゃ助かってたかもだろっ」
「あぁーハイハイもういいよ、気持ちは分かったか~らさ。んで?それを俺に言ってどうすんの?」
「どうって… 」
「はぁ…、てかアンタそれだけ文句言えるならさぁ、あの兵士共にも言ってやったら良かったじゃん?お前らやめろ、犯罪だぞ、って万歳でもしながらさぁ。ブぷぷっ」
「そ、そん……く、クソっ、クソぉ」
少しも悪びれない新美は嗜虐満面の笑みで答えると、男は周囲の人間と俺を見たのち、悔しさを嚙み殺し床に爪を立てた。
「ゴクゴクゴクっ、アンタらも今の内に休んでおいた方が良い。残念ながら先行きはまだ、まだ、暗いままだからな」
コップの水を一息に飲み込んで返し、集まった人間らにそう言って奥へと進む。
「新美」
「へ?なに?」
「一般人相手にいちいち構えるな。大人げないぞ」
"あれぇ?もしか俺ぇ?" などとトボけていたが、さっき咄嗟にあの男を止めていなければ、コイツは容赦の無い反撃をしていた。
「えぇ~知らないよぉ、俺は大人じゃないし一般人だし。そもこれだけ人が死んでんのにさぁ、現実見えない能ナシなんて要らないって」
「はぁ… 」
確かにコイツが居なければ被害はもっと増えていたし、あの状況での囮も効果的な手段だった。
「…ー~ッンっ、ぃ痛い、痛いぃ… 」
面倒な空気に嫌気がさしたそこへ割り込んだのは、切迫した苦悶の声と息遣い。
見ると真っ赤な血が滲み出る上腕を針と糸が往復し、傷を負ったCAが、ギュッと瞑る目尻から滴が溢れ出る。
負傷箇所を麻酔無しに縫合する。
一般人では当然の反応。
「ゴメン景織子、あともう少し、だから……頑張って」
だが手先を赤く染めるこのCAは、血の感触にも、独特のニオイにも、一切臆すことなく手を動かし続ける。
「日比谷、来月の海、絶対行こうね」
「…ンっ~、っ緑川…先輩、私、行けますか?」
痛みを堪えるCAは傷口を不安げに見、青褪めた唇でたどたどしく答える。
「大丈夫大丈夫、私泳ぐの苦手だからさ…一緒にビーチでゆっくりしよ?ね」
「はい」
この出血量…結構深傷だな。
「あとは糸をコッチから回して、そう、うんオッケー」
「フゥーー~」
「お疲れ様。後は包帯を巻いて終わりね」
看護師(負傷)の指示があるとはいえあの女、大将が褒めるだけはあるな。
「頑張ったね、景織子」
「…看護師さん、チーフ、ありがとうございました。あっあの、さっきは、ありがとうございました」
新美に気が付いた景織子と言うCAが、慌てて身体を起こしつつ礼をいうと、他のCAも揃って頭を下げた。
「おい新美」
「へ?あぁ、イイイイついでついで…なぁんて?ニャハハ」
新美はワザとらしく俺を真似ると、小バカにするようふざけて笑った。
「緋芦花、ねぇ緋芦花」
心配する母の呼び掛けにも目を覚まさない娘。
「あの娘、負傷してるのか?」
「あの子はないよ。俺が助けた時もケガをしてたのはCAだけ」
となるとあれは極度の疲労、あるいは爆発による心因性の昏睡か。
「おい、泉水さん」
「は、はい、あっありがとうございました」
「それより心配なのは分かるが外傷はないんだろ?脈も呼吸も問題ないのなら、今は静かに休ませてやった方が良い。アンタ自身も」
「そう、ですね」
泉水は疲れた顔で頷くと、何かを抱き締めるようにしている娘に手を重ね、自身も目を閉じた。
「…っ、ーー~…クっぅ~嘘だ… 」
「~んな、なん、であんなっ… 」「うぐっ、ゥゥ~…お父さぁぁぁん~」
そして声を押し殺し咽び泣いているのは、今回新たに親しい者を喪った者達。
はぁ…久々のこの感覚。
こんな形で戦場に戻されるとはな。
「んじゃ俺、自分の席に戻るからね~バイっ」
そんな機内において唯一、旅行始めのような陽気さの新美は、両手を頭の上に乗せこの場を後にする。
カシャっ、カシャっ
「良い横顔頂きっ、お疲れ様っ」
「お前もこの雰囲気で相変わらずだな」
「今の所私にやれるのは撮影だけ。他に出来る事もない私が沈んでちゃダメでしょ」
そう言って笑うカメラ小僧も年頃の女。
平静を装ってていても、内心は不安や恐怖と闘っているんだろう。
「ねぇ、さっきのあの人は知り合いなの?」
「そう見えるか?」
「だよね」
「気になるなら話し掛けて来たらどうだ?アイツも凄かったろ?」
「ヘラヘラして見えるけどさ、目付きが…物凄く冷たいし……。なーんかちょっとね」
「ほぅ。ただの図々しい見境無しかと思っていたら、少し見直したぞ」
「バカ、当たり前の遠慮をしてちゃ私の仕事は成り立たないんだよっ」
そう言って鼻筋にシワを寄せるカメラ小僧。
「フ、それでご自慢のそのカメラはあの爆発を捉えられたのか?」
「九鬼さんを追ってたから撮り逃した」
「そうか」
俺は小僧の頭を軽く撫で、自分の座席へ向かう。
「任務、完了したぜ大将」
「御苦労。良くやった」
「あぁ、まぁ見ての通り運にも助けられた形になったがな。それであの爆発、あれは一体何だったんだ?」
「あの水面にあった青白い光だ」
「青白い光?」
「そうだ。それが渦巻くよう宙空に吸い寄せられていき、一箇所に凝縮。やがて弾けた」
何だそれは。
戦いに集中していたとは言え、俺にはそんなモノ少しも見えなかった。
「それで九鬼、お前はアレをなんだと思う?」
この人はこの洞察力を超える優れた感性で、過去起きた様々な危機を幾度も救ってきた。
「俺にはサッパリだよ。だが無視して良いものじゃないとだけは思う」
「…………… 」
「…なぁ、大将にそんな顔されたら不安になるぜ?」
だが今回は旅客機ごと起きた神隠し。
こんな奇異な厄禍なんてのは、人知を超え過ぎていて対応なんて出来るはずもない。
「私に、何か変わりはないか?」
「変わり?まさか体調でも悪いのか?」
「いや違う。渇き、疼き、震え、悪寒、潜む不慮の調べ、その一切が消えてしまったのだ」
「それは状況がクリアになっただけだろ?それともこの極限状態で細胞が活性化して、超絶健康体になったとか?」
それでも俺は、俺達は、下を向きはしない。
「九鬼、今回お前を強引に現場に連れ戻しておいてなんだがな、もしかすると私も役目を終えたのかも知れん」
「やめてくれ、作戦途中にらしくない物言いは。それにさっき使えそうなのが1人増えたんだ。御役御免の話しなら、お互い無事に戻ってからゆっくりすれば良い」
人生を懸け生き方を教えてくれた大将。
「そうか、そうだなすまん。では引き続き…いや、これまで以上に油断をせず気を引き締めろ」
「あぁ分かってる、了解だ」
貴方を無事に帰すまではな。
そうして再度準備を整えた俺は、もう行くのかと面倒がる新美を連れ、アレの調査のため機を後にした。
。。。機内
「あの、ありがとうございましたっ」
「ありがとうございますっっ」「アンタ凄い
よ、本っ当ぉにありがとうっ」
俺を見るなり立ち上がり、血や泥で汚れたまま顔を綻ばせる面々が一斉に駆け寄ってくる。
「ありがとうございましたっ」「ありがとうございますっ」
「あぁ~イイイイ、もうイイから。ついでだついで」
そう言って狭くなった通路を通り過ぎようする目の前に、スッと差し出されるタオルとコップ。
「これ、どうぞっ。さっきはすみませんでしたっ」
「~…いや、俺こそ悪かったな。急に引っ叩いて」
「~っ~っ」
危急の事とはいえややバツの悪い俺に対し、女は取れそうな勢いでブルブルと首を振った後
「ってお前服血塗れだぞ」
「ぁ、これは私のじゃなくて… 」
俺の指摘に対し哀しげに目を伏せた。
ダダダダッ
「テメェェェーーーーッ『ドンっ』っく~」
その時突然叫び出し、俺の横を走り抜けようとした男の胸を軽く小突き止める。
~ドサっ
「ーゴホっ、ゴホっゴホっ~なん、で… 」
それにより尻餅をつく男は、驚きに目を見開きながら咳き込んだ。
「あれぇ?もしか俺ぇ?…ってことは囮のかぁ。じゃ~怒るんじゃなくて褒めてあげなよ。お友達の活躍で無事だった人が居るんだからね~」
「か、活や……く?あ、アイツはお前のせいで死んだんだぞっ」
「えー~、あのままならどっちみち死んでたのに?俺のせい?」
「ッ、けどお前がアイツを押さなきゃ助かってたかもだろっ」
「あぁーハイハイもういいよ、気持ちは分かったか~らさ。んで?それを俺に言ってどうすんの?」
「どうって… 」
「はぁ…、てかアンタそれだけ文句言えるならさぁ、あの兵士共にも言ってやったら良かったじゃん?お前らやめろ、犯罪だぞ、って万歳でもしながらさぁ。ブぷぷっ」
「そ、そん……く、クソっ、クソぉ」
少しも悪びれない新美は嗜虐満面の笑みで答えると、男は周囲の人間と俺を見たのち、悔しさを嚙み殺し床に爪を立てた。
「ゴクゴクゴクっ、アンタらも今の内に休んでおいた方が良い。残念ながら先行きはまだ、まだ、暗いままだからな」
コップの水を一息に飲み込んで返し、集まった人間らにそう言って奥へと進む。
「新美」
「へ?なに?」
「一般人相手にいちいち構えるな。大人げないぞ」
"あれぇ?もしか俺ぇ?" などとトボけていたが、さっき咄嗟にあの男を止めていなければ、コイツは容赦の無い反撃をしていた。
「えぇ~知らないよぉ、俺は大人じゃないし一般人だし。そもこれだけ人が死んでんのにさぁ、現実見えない能ナシなんて要らないって」
「はぁ… 」
確かにコイツが居なければ被害はもっと増えていたし、あの状況での囮も効果的な手段だった。
「…ー~ッンっ、ぃ痛い、痛いぃ… 」
面倒な空気に嫌気がさしたそこへ割り込んだのは、切迫した苦悶の声と息遣い。
見ると真っ赤な血が滲み出る上腕を針と糸が往復し、傷を負ったCAが、ギュッと瞑る目尻から滴が溢れ出る。
負傷箇所を麻酔無しに縫合する。
一般人では当然の反応。
「ゴメン景織子、あともう少し、だから……頑張って」
だが手先を赤く染めるこのCAは、血の感触にも、独特のニオイにも、一切臆すことなく手を動かし続ける。
「日比谷、来月の海、絶対行こうね」
「…ンっ~、っ緑川…先輩、私、行けますか?」
痛みを堪えるCAは傷口を不安げに見、青褪めた唇でたどたどしく答える。
「大丈夫大丈夫、私泳ぐの苦手だからさ…一緒にビーチでゆっくりしよ?ね」
「はい」
この出血量…結構深傷だな。
「あとは糸をコッチから回して、そう、うんオッケー」
「フゥーー~」
「お疲れ様。後は包帯を巻いて終わりね」
看護師(負傷)の指示があるとはいえあの女、大将が褒めるだけはあるな。
「頑張ったね、景織子」
「…看護師さん、チーフ、ありがとうございました。あっあの、さっきは、ありがとうございました」
新美に気が付いた景織子と言うCAが、慌てて身体を起こしつつ礼をいうと、他のCAも揃って頭を下げた。
「おい新美」
「へ?あぁ、イイイイついでついで…なぁんて?ニャハハ」
新美はワザとらしく俺を真似ると、小バカにするようふざけて笑った。
「緋芦花、ねぇ緋芦花」
心配する母の呼び掛けにも目を覚まさない娘。
「あの娘、負傷してるのか?」
「あの子はないよ。俺が助けた時もケガをしてたのはCAだけ」
となるとあれは極度の疲労、あるいは爆発による心因性の昏睡か。
「おい、泉水さん」
「は、はい、あっありがとうございました」
「それより心配なのは分かるが外傷はないんだろ?脈も呼吸も問題ないのなら、今は静かに休ませてやった方が良い。アンタ自身も」
「そう、ですね」
泉水は疲れた顔で頷くと、何かを抱き締めるようにしている娘に手を重ね、自身も目を閉じた。
「…っ、ーー~…クっぅ~嘘だ… 」
「~んな、なん、であんなっ… 」「うぐっ、ゥゥ~…お父さぁぁぁん~」
そして声を押し殺し咽び泣いているのは、今回新たに親しい者を喪った者達。
はぁ…久々のこの感覚。
こんな形で戦場に戻されるとはな。
「んじゃ俺、自分の席に戻るからね~バイっ」
そんな機内において唯一、旅行始めのような陽気さの新美は、両手を頭の上に乗せこの場を後にする。
カシャっ、カシャっ
「良い横顔頂きっ、お疲れ様っ」
「お前もこの雰囲気で相変わらずだな」
「今の所私にやれるのは撮影だけ。他に出来る事もない私が沈んでちゃダメでしょ」
そう言って笑うカメラ小僧も年頃の女。
平静を装ってていても、内心は不安や恐怖と闘っているんだろう。
「ねぇ、さっきのあの人は知り合いなの?」
「そう見えるか?」
「だよね」
「気になるなら話し掛けて来たらどうだ?アイツも凄かったろ?」
「ヘラヘラして見えるけどさ、目付きが…物凄く冷たいし……。なーんかちょっとね」
「ほぅ。ただの図々しい見境無しかと思っていたら、少し見直したぞ」
「バカ、当たり前の遠慮をしてちゃ私の仕事は成り立たないんだよっ」
そう言って鼻筋にシワを寄せるカメラ小僧。
「フ、それでご自慢のそのカメラはあの爆発を捉えられたのか?」
「九鬼さんを追ってたから撮り逃した」
「そうか」
俺は小僧の頭を軽く撫で、自分の座席へ向かう。
「任務、完了したぜ大将」
「御苦労。良くやった」
「あぁ、まぁ見ての通り運にも助けられた形になったがな。それであの爆発、あれは一体何だったんだ?」
「あの水面にあった青白い光だ」
「青白い光?」
「そうだ。それが渦巻くよう宙空に吸い寄せられていき、一箇所に凝縮。やがて弾けた」
何だそれは。
戦いに集中していたとは言え、俺にはそんなモノ少しも見えなかった。
「それで九鬼、お前はアレをなんだと思う?」
この人はこの洞察力を超える優れた感性で、過去起きた様々な危機を幾度も救ってきた。
「俺にはサッパリだよ。だが無視して良いものじゃないとだけは思う」
「…………… 」
「…なぁ、大将にそんな顔されたら不安になるぜ?」
だが今回は旅客機ごと起きた神隠し。
こんな奇異な厄禍なんてのは、人知を超え過ぎていて対応なんて出来るはずもない。
「私に、何か変わりはないか?」
「変わり?まさか体調でも悪いのか?」
「いや違う。渇き、疼き、震え、悪寒、潜む不慮の調べ、その一切が消えてしまったのだ」
「それは状況がクリアになっただけだろ?それともこの極限状態で細胞が活性化して、超絶健康体になったとか?」
それでも俺は、俺達は、下を向きはしない。
「九鬼、今回お前を強引に現場に連れ戻しておいてなんだがな、もしかすると私も役目を終えたのかも知れん」
「やめてくれ、作戦途中にらしくない物言いは。それにさっき使えそうなのが1人増えたんだ。御役御免の話しなら、お互い無事に戻ってからゆっくりすれば良い」
人生を懸け生き方を教えてくれた大将。
「そうか、そうだなすまん。では引き続き…いや、これまで以上に油断をせず気を引き締めろ」
「あぁ分かってる、了解だ」
貴方を無事に帰すまではな。
そうして再度準備を整えた俺は、もう行くのかと面倒がる新美を連れ、アレの調査のため機を後にした。
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