異世界で最強執事をしていたら転生しても執事でした、、、

蒼葉縁

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3:決意する

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あの日
もう何年前だろう
私はもう十五歳になる
父はあの後母を追う様に亡くなった
私は絶望を身に染みてわかる
「炎舞ちゃん」
「…」
不意に掛けられた声に私は振り返った
涙を流したままでいると彼は私を抱き締める
愛しい家族を失った

哀れんでいるのか
私はそれでもこの温もりに触れていたくて何もしなかった
「私の屋敷の執事にならないか?」
「え?」
私の前世を知っているかの様な言い方
私は顔を上げると彼は笑って
「君は執事に向いているから」

言った
私は頷き荷物を抱えてこの家を出た
そして
その家の前で一礼する
愛している家族との思い出は全て持った
この家を手放すのは惜しいが私は決意した
だから
私は執事になります
彼の名前は柳沢蘭,柳沢財閥の御曹司で日本の数える中に居る
私はその柳沢家の執事として私は執事育成学校へと入った
二十四時間立ちっぱなし
勉強
戦闘訓練
マナー
全てにおいて私は慣れた様にこなす
「十五歳で!?」
「まさか」
私は女でありながらS級を超えSK級つまり一人しかいない位になった
私は証明書を持ち執事育成学校を出る
「柳沢様!」
「お帰り,さぁこの子の執事にお願いしたい」
「………綺麗な人…」
柳沢様の後ろからひょこっと顔を出す前髪の長い男の子が私を見つめていた
私は彼の所へ行きそっとしゃがみ込む
「私は皇炎舞と申します」
ぺこりと一礼してずっと微笑む
「あ,僕は紫苑,です」
ぎこちなくどこか緊張している声で自己紹介をしてくれた
「紫苑様,ぜひ私を執事にしてはくれませんか?」
私の言葉に紫苑様はキラキラと笑顔になり頷く
そして
私に抱き着いた
「僕この人がいい!お父様!」
私は紫苑様を抱き上げると紫苑様は柳沢様の方に振り向く
「そうかそうか!」
柳沢様の安心した顔に私も嬉しくなる
「ありがとうございます」

言うと
「こちらこそだよ,宜しく頼む」
「御意」
「炎舞!炎舞は何か能力とかあるの?!」
柳沢様に私の人生を全て伝えた
前世ではなく
今世の
力のことも勿論伝えた
そのことを紫苑様も知っているのだろう
「私の力は自然です」
「自然?」
紫苑様は不思議そうに首を傾げた
「はい,例えば」
私は立ち上がり紫苑様を抱き上げさしてもらいました
そして
私と紫苑様の周りに風を起こす
紫苑様はキラキラと笑い私を見た
「凄い!」
「ふふ,ありがとうございます」
私はそっと紫苑様を降ろし
「私は貴方の剣となり盾となる」
紫苑様は私の手を握り頷く
「僕は炎舞を信じるよ!」
「はい」
紫苑様は私の欲しい言葉をくれる
「だから僕と契約して」
その真剣は瞳に私は頷いた
「…御意」
そっと紫苑様の片手に触れそっと印を付ける
チリっとした痛みに紫苑様は顔をしかめたがすぐ微笑んだ
私は吃驚する
微笑んだことに対して
「終わりましたよ」
「わぁ!綺麗な月!」
紫苑様の片手には月の印
私の片手には七つの色の宝石が埋め込まれている
「綺麗だね」
「ありがたきお言葉」
こうして
私と紫苑様の契約は終わり
新たな主従関係となった
そして
私の決意の物語
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