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1.0歳編
26.力の使い方
マリアベルSide
どういうことなのかしら?
魔法は使った方がいいの?
精霊達の負担にならないのかしら?
『風:言っただろう?魔法は使った方が良いと。理由としては、一つが精霊としての望み。嫌ならば断るから使えばよい。二つめが、力を体に慣れさせるため。急に使っても最大限の力は出せぬ。三つめが、浄化じゃ』
精霊が魔法を使うことを望んでいる?
初耳だわ。
(マリア:どういうことなの?ウィーネ)
(ウィーネ:原初の精霊様の言った通りよ)
相変わらず言葉の少ない。
知らないことが多くても仕方ないわ。
私も気になることはなんでも聞き出そう!ということはしてこなかったし、習った歴史のこともある。
遠慮があったことは否定できない。
『水:精霊はある程度は、頼ってもらえることを望んでいるわ。流石に、殺戮や国を滅ぼせ、復讐のために力を貸せなんてことは手を貸さないし、頼られても応じないわ』
『光:だが、風のが言ったように普段から力を使わないと精霊も契約者もちゃんとした力が使えない。正しく精霊と力を使うことを学ばなければならない』
『闇:最後にこれが一番精霊にとって大事なんじゃが、環境じゃ。風のが言った浄化された空気、魔素が妾達には心地よい。特に姫様の周りは、魔法を使っておらずとも存在そのもので、周りを浄化させることができる。それをお主達にも契約精霊と共にやってほしい』
精霊様が言うには、魔法や精霊の力を正しく、しっかり使えるように日々使う練習をする必要があるらしい。
それに精霊が居やすい環境づくりも必要。
それには、私たちが適切に魔法を使い、気や魔素が浄化され、居心地のいい環境が整うのだとか。
浄化されると何がいいかというと、たとえば日照りが続かず、適宜雨が降り、作物が豊作になる。
実りが増え、食物連鎖がうまくいき、結果として人種族は美味しいご飯が食べられる。
そうすれば、世界は循環するし、健康と幸せを手にできるそう。
気とは神聖なもの。
目には見えないが、空気中に漂っていて、生命活動において大きなエネルギーとして体に取り込まれ、生きていく上で大切なもの。
魔素とは、空気中に漂う微粒な魔法の粒子を指し、魔素が体を循環することで、体の調子を整えたり、精霊に渡し魔法に変え発動する糧となるもの。
それを綺麗に浄化することは、私たちにとっても精霊達にとっても大切なことで、過ごしやすくなると言われれば、妙に腑に落ちたわ。
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