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2.1歳編
22.やらかした精霊様からの贈り物③
エリアーナSide
この世界を守護し、管理する精霊という存在ーーー。
人々と共に生活し、人々を助けてくれている存在。
そして、私の守護精霊で、未来の契約精霊。
そんな精霊や妖精は、大精霊と原初の精霊を除き、皆大精霊から生まれた。
大精霊より下位の存在の精霊や妖精には属性があり、属性には色がある。
そして、象徴となる宝石が存在する。
火属性の精霊・妖精は、ルビー。
水属性の精霊・妖精は、サファイヤ。
土属性の精霊・妖精は、アンバー。
風属性の精霊・妖精は、エメラルド。
雷属性の精霊・妖精は、シトリン。
氷属性の精霊・妖精は、アクアマリン。
光属性の精霊・妖精は、パール。
闇属性の精霊・妖精は、オニキス。
時属性の精霊・妖精は、アメジスト。
無属性の精霊・妖精は、モルガナイト。
これは前世の地球にもあった宝石で、名前も同じだった。
しかし違うところもあって、たとえば土の精霊様にもらった“イエローアンバー”。
これは、ただのアンバーとは違い、大精霊様と原初の精霊様の象徴となる宝石。
価値も爆発的に高くなり、希少価値もとても高い。
原初の精霊様たちの髪色は、その宝石色だ。
しかも、濃い宝石色。
これは、力の強さを表すと言われている。
そんな髪色と同じ色合いの宝石の数々ーーー。
くらっと眩暈がした。
火が、ルビーレッド。
水が、ブルーサファイヤ。
土が、イエローシトリン。
風が、エメラルドグリーン。
雷が、イエローシトリン。
氷が、アクアマリンブルー。
光が、パールホワイト。
闇が、ブラックオニキス。
時が、アメジストパープル。
無が、ピンクモルガナイト。
箱に入っているのは、間違いなくその宝石たちだ。
怖いが、鑑定をしても結果は同じで、見たくもない1粒あたりの金額、1属性の宝石全ての金額まで見えてしまった。
性能がいいのも今日は恨めしい……。
これはまたお話をしなければ……。
(「リア:精霊様たち!そこにお座りくださいませ!何をやってるんですか!!」)
胃がキリキリ痛む思いをしながらお説教タイムだ。
全く、1粒白金貸1枚(1億円相当)の宝石なんて……。
小さな粒なのに、純度が最上級で、傷もないために1粒で白金貸1枚。
しかもそれが、宝石1種類につき10粒ーーー10億円。
10種類10個あるから100億円……。
誰か、助けて……。
1歳児になんて価値のものを差し出すんだ。
しかも、精霊石まである。
そちらは鑑定しなかったので、価格はわからないが、きっと鑑定した時には私の寿命が終わりを迎えるだろう……。
家族に使用人、王家や4公家の全員を道連れにして……。
それを懇切丁寧に涙目で伝える。
流石にまずいと思ったのか、オロオロし出す精霊様たち。
金額は伏せているが、概ねいくら以上するだろうということが分かっている大人たちは、落ち着きがなく、使用人たちでも顔面蒼白で、いつもの冷静さがない。
(「リア:元あった所に返してきなさーい!!!」)
その様子に私の焦りも最高潮に達し、叫び声のような声をあげ、精霊様たちに箱を手渡し、部屋から追い出す。
部屋に遮断結界を張り、その中に家族と使用人、外に精霊様たちを追いやる。
結界の外で、結界をバンバン叩いているが、今私はそれどころではない。
床に突っ伏し、汗だくだ。
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★ベリーズカフェ(別タイトル)・小説家になろう(同タイトル)掲載した作品を加筆修正したものになります。
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※9/28 誤字修正