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第五章:“星”の欠片
62:“カガミ”
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“スイート・トリック”の稽古場に着くと、以前話した警備員さんがいた。私たちの前に立ち塞がるが、なにかに気付いたような顔をする。
「リオ様、ですね」
「はぇ? どうして私の名前を……」
「ミランダ様から伺っております。ご用件は?」
いい女が過ぎる。私が男なら求婚していた。いやでもあの人、男を尻に敷きそうだ。いやそれもいいかぁ……疲れてるのかな、私。
「えっと、オルフェさんとお話がしたくてですね」
「オルフェ様ですね、かしこまりました。ただいまお呼び致しますので少々お待ちください」
警備員さんが稽古場の方へ向かっていく。その背中を見送るアレンくんは恐る恐る口を開いた。
「リオ、本当になにがあったの……?」
「うーん……いろいろ、かな……」
説明すれば長くなってしまうから濁してしまったが、良くなかったみたい。なおのこと言葉を失っている。曖昧に笑ってごまかしておこう……ごめんね、怖がらせて。
「すげぇじゃん。“スイート・トリック”に口利きできるなんてさ。持ってるねぇ」
自身の腕をまくって叩くギルさん。拳骨でもしてやろうか、こちとら魂はアラサーだぞ。わざとらしい笑顔を見せて威嚇してみる。もっとこう、凛々しい顔ならよかったんだけどなぁ。肉体の発注ミスがこんなところで響くとは思わなかった。
「おや、随分賑やかだね」
見守るような声がした。稽古場の奥の方から、オルフェさんが現れた。微笑ましそうな顔をしている。見慣れてはいるけど破壊力がなくなったかと言われるとそうでもない。油断するな、私。対物ライフルの銃口が向いているようなものだ。
アレンくんが驚いたように私とオルフェさんを見る。そりゃそうだよね、たぶん普通に生きてたら出会うことのない美形だもんね。
「こ、この人? っていうか、エルフ?」
「そうだよ。初めまして、僕はオルフェ。綺麗な髪をしているね、名前を教えてくれるかな?」
「あ、え? 俺? アレン・ケネットです。髪、褒めてくれてありがとう」
はにかむアレンくん。オルフェさん、同性相手でもこれか。どれだけ罪を重ねれば気が済むのか。心配になってくる。ギルさんを見れば、同じような顔。見境ないねぇ、と笑っていた。
「それで、僕になにか用?」
「はい。アレンくんとは初対面だと思っていたので、ご挨拶の場を設けさせていただきました」
「そういうことか。気を遣ってくれてありがとう。改めて、これからよろしくね、アレン」
「うん。うん? はい? よろしく、お願い、しま、す?」
さてはこの子、敬語使うべきかどうか悩んでるな? 確かにオルフェさん、見た目だけはアレンくんとそう変わらなさそうだもんね。還暦迎えたご年配なんだけどね。
オルフェさんもそれを察しただろう、柔らかな笑みを見せる。なんとなくアレンくんを見れば、緊張しているのか妙に姿勢がいい。純情って男相手にも発揮されるものなの? っていうか私相手にそんな固くなったことないよね? なんでだろう?
「話しやすいように話して構わないよ。ギルなんて僕に対してひどい口の利き方をするから」
「そいつは失礼、素直になれないお年頃でね」
「ふふ、そういうところも人間らしくて愛でようがあるね」
「うるせぇよ、人たらし」
そっぽを向くギルさん。この二人、仲が良い……ようには見えないけど、別に険悪そうにも思えない。なんだこの微妙な関係性。不安もあるけど、それ以上になんか……形容しがたい感情が私の胸を叩いてる。エイトビート刻んでる。なんて言うの、この感情?
アレンくんが置いてけぼりになっている。これは良くない。どうにかして二人の世界を破らなければ。二人の世界って言っちゃった。違うの、言葉のあやなの。
迂闊な思考に戸惑っていると、アレンくんは「そっか」と納得した様子。
「ギルがそうしてるなら、オレも砕けて話そうかな。よろしくね、オルフェ」
「うん、よろしく。アレンは素直で可愛いね」
「それ、リオも言うんだ。可愛いってなに? オレ、男なのに」
「アレンくんはわからなくていいよ……これはほら……人生経験から湧いてくる感情だから……」
「オルフェはともかくリオはそんなに変わらないじゃん」
肉体と精神の乖離がとんでもなく不都合に思える。私だって語れるなら語りたいんだよ、でも十六歳の肉体である以上それが叶わないの……私も苦労してるんだよ……。
「さて、用件は終わりかな? あまり待たせるとミランダがうるさくてね」
「すみません。挨拶はできたみたいですし、この辺りで解散しましょうか」
「そーすっかね。俺もあんまり長居はしたくねーし……」
「オルフェ! お前いつまで抜けてんだ……ん?」
オルフェさんが耳を塞ぐ。こういうことってあるものだ。稽古場の奥からミランダさんが姿を見せた。
彼女は私の顔を見るなり、歪んだ表情が爽やかなものになる。あれもファンサの一環なのかな、みんなの先生になってほしい。
「なるほどね、あんたか。悪いね、でかい声出して」
「いえ、すみません。オルフェさんお借りして」
「気にすんなよ。応援してるから」
「ミ、ミランダ・キャピュレットだ……!」
アレンくんの声が上ずっている。やっぱり“スイート・トリック”の花形は知名度が段違いだな。それに加えて公演用の衣装なのだろう、肌の露出が多い格好をしているものだから、アレンくんには刺激が強いはずだ。
ミランダさんは彼に気付いて笑顔を見せる。ファンの前で自然と笑顔を見せられるのは、エンターテイナーとしての質やプライドの高さが為せるものなんだろうなぁ。
「なに、あたしのファン?」
「あ、いえ! いえじゃない! はい!」
「はははっ! 緊張しすぎだって少年! 春暮の公演は来れんの?」
「いえ! チケットがないので!」
「そっかそっか! まあ公演は生放送されるからさ、ちゃんと見惚れていってくれよ?」
「は……はい……」
俯くアレンくんの声はあっという間に萎んでいく。こういうところに年頃の男の子を感じるなぁ。可愛い。っていうかミランダさんが男前過ぎて、私まできゅんきゅんしてしまった。カッコいい女性ってすごい。同性までときめかせるものなんだ。
ギルさんはどうだろう、軟派な振る舞いをすることもあるけど……ちらりと見れば、居た堪れなさそうに視線を逸らしていた。なに、やっぱり恥ずかしいのかな? ミランダさんも気付いているようで、からかうように笑った。
「そっちの兄ちゃん、目も合わせてくれねぇじゃん? 恥ずかしがり屋?」
「……そういうんじゃないっすよ。んじゃ、お先に」
私たちにも目線をくれず、足早に去っていくギルさん。そういえば以前、“スイート・トリック”の話をしたときにも陰りを見せていた。なにか思うところがあるのかな……? とりあえずフォローするべきだ。
「すみません、彼、素直になれない人で……」
「ああ、大丈夫だよ。つーかあの兄ちゃん、どっかで……」
「え?」
「……いや、なんでも。それじゃああたしらは稽古に戻るから、またな。ほら行くぞオルフェ」
「はいはい、仰せのままに。それじゃあね、二人とも」
ミランダさんに引きずられるように戻るオルフェさん。アレンくんはまだぽーっとしている。そんな中で、私の中ではギルさんへの疑問や不安が湧いていた。
二人目、って言っていたけど……まだ、生きてるんだ。一人目のギルさんが。
物騒な言い方だけど、完全に引導を渡してあげないと。オルフェさんには任せたくない。私がプロデュースするのだから、私がなんとかしてあげたい。どうすればいいのかは、まだわからないけれど。
「リオ様、ですね」
「はぇ? どうして私の名前を……」
「ミランダ様から伺っております。ご用件は?」
いい女が過ぎる。私が男なら求婚していた。いやでもあの人、男を尻に敷きそうだ。いやそれもいいかぁ……疲れてるのかな、私。
「えっと、オルフェさんとお話がしたくてですね」
「オルフェ様ですね、かしこまりました。ただいまお呼び致しますので少々お待ちください」
警備員さんが稽古場の方へ向かっていく。その背中を見送るアレンくんは恐る恐る口を開いた。
「リオ、本当になにがあったの……?」
「うーん……いろいろ、かな……」
説明すれば長くなってしまうから濁してしまったが、良くなかったみたい。なおのこと言葉を失っている。曖昧に笑ってごまかしておこう……ごめんね、怖がらせて。
「すげぇじゃん。“スイート・トリック”に口利きできるなんてさ。持ってるねぇ」
自身の腕をまくって叩くギルさん。拳骨でもしてやろうか、こちとら魂はアラサーだぞ。わざとらしい笑顔を見せて威嚇してみる。もっとこう、凛々しい顔ならよかったんだけどなぁ。肉体の発注ミスがこんなところで響くとは思わなかった。
「おや、随分賑やかだね」
見守るような声がした。稽古場の奥の方から、オルフェさんが現れた。微笑ましそうな顔をしている。見慣れてはいるけど破壊力がなくなったかと言われるとそうでもない。油断するな、私。対物ライフルの銃口が向いているようなものだ。
アレンくんが驚いたように私とオルフェさんを見る。そりゃそうだよね、たぶん普通に生きてたら出会うことのない美形だもんね。
「こ、この人? っていうか、エルフ?」
「そうだよ。初めまして、僕はオルフェ。綺麗な髪をしているね、名前を教えてくれるかな?」
「あ、え? 俺? アレン・ケネットです。髪、褒めてくれてありがとう」
はにかむアレンくん。オルフェさん、同性相手でもこれか。どれだけ罪を重ねれば気が済むのか。心配になってくる。ギルさんを見れば、同じような顔。見境ないねぇ、と笑っていた。
「それで、僕になにか用?」
「はい。アレンくんとは初対面だと思っていたので、ご挨拶の場を設けさせていただきました」
「そういうことか。気を遣ってくれてありがとう。改めて、これからよろしくね、アレン」
「うん。うん? はい? よろしく、お願い、しま、す?」
さてはこの子、敬語使うべきかどうか悩んでるな? 確かにオルフェさん、見た目だけはアレンくんとそう変わらなさそうだもんね。還暦迎えたご年配なんだけどね。
オルフェさんもそれを察しただろう、柔らかな笑みを見せる。なんとなくアレンくんを見れば、緊張しているのか妙に姿勢がいい。純情って男相手にも発揮されるものなの? っていうか私相手にそんな固くなったことないよね? なんでだろう?
「話しやすいように話して構わないよ。ギルなんて僕に対してひどい口の利き方をするから」
「そいつは失礼、素直になれないお年頃でね」
「ふふ、そういうところも人間らしくて愛でようがあるね」
「うるせぇよ、人たらし」
そっぽを向くギルさん。この二人、仲が良い……ようには見えないけど、別に険悪そうにも思えない。なんだこの微妙な関係性。不安もあるけど、それ以上になんか……形容しがたい感情が私の胸を叩いてる。エイトビート刻んでる。なんて言うの、この感情?
アレンくんが置いてけぼりになっている。これは良くない。どうにかして二人の世界を破らなければ。二人の世界って言っちゃった。違うの、言葉のあやなの。
迂闊な思考に戸惑っていると、アレンくんは「そっか」と納得した様子。
「ギルがそうしてるなら、オレも砕けて話そうかな。よろしくね、オルフェ」
「うん、よろしく。アレンは素直で可愛いね」
「それ、リオも言うんだ。可愛いってなに? オレ、男なのに」
「アレンくんはわからなくていいよ……これはほら……人生経験から湧いてくる感情だから……」
「オルフェはともかくリオはそんなに変わらないじゃん」
肉体と精神の乖離がとんでもなく不都合に思える。私だって語れるなら語りたいんだよ、でも十六歳の肉体である以上それが叶わないの……私も苦労してるんだよ……。
「さて、用件は終わりかな? あまり待たせるとミランダがうるさくてね」
「すみません。挨拶はできたみたいですし、この辺りで解散しましょうか」
「そーすっかね。俺もあんまり長居はしたくねーし……」
「オルフェ! お前いつまで抜けてんだ……ん?」
オルフェさんが耳を塞ぐ。こういうことってあるものだ。稽古場の奥からミランダさんが姿を見せた。
彼女は私の顔を見るなり、歪んだ表情が爽やかなものになる。あれもファンサの一環なのかな、みんなの先生になってほしい。
「なるほどね、あんたか。悪いね、でかい声出して」
「いえ、すみません。オルフェさんお借りして」
「気にすんなよ。応援してるから」
「ミ、ミランダ・キャピュレットだ……!」
アレンくんの声が上ずっている。やっぱり“スイート・トリック”の花形は知名度が段違いだな。それに加えて公演用の衣装なのだろう、肌の露出が多い格好をしているものだから、アレンくんには刺激が強いはずだ。
ミランダさんは彼に気付いて笑顔を見せる。ファンの前で自然と笑顔を見せられるのは、エンターテイナーとしての質やプライドの高さが為せるものなんだろうなぁ。
「なに、あたしのファン?」
「あ、いえ! いえじゃない! はい!」
「はははっ! 緊張しすぎだって少年! 春暮の公演は来れんの?」
「いえ! チケットがないので!」
「そっかそっか! まあ公演は生放送されるからさ、ちゃんと見惚れていってくれよ?」
「は……はい……」
俯くアレンくんの声はあっという間に萎んでいく。こういうところに年頃の男の子を感じるなぁ。可愛い。っていうかミランダさんが男前過ぎて、私まできゅんきゅんしてしまった。カッコいい女性ってすごい。同性までときめかせるものなんだ。
ギルさんはどうだろう、軟派な振る舞いをすることもあるけど……ちらりと見れば、居た堪れなさそうに視線を逸らしていた。なに、やっぱり恥ずかしいのかな? ミランダさんも気付いているようで、からかうように笑った。
「そっちの兄ちゃん、目も合わせてくれねぇじゃん? 恥ずかしがり屋?」
「……そういうんじゃないっすよ。んじゃ、お先に」
私たちにも目線をくれず、足早に去っていくギルさん。そういえば以前、“スイート・トリック”の話をしたときにも陰りを見せていた。なにか思うところがあるのかな……? とりあえずフォローするべきだ。
「すみません、彼、素直になれない人で……」
「ああ、大丈夫だよ。つーかあの兄ちゃん、どっかで……」
「え?」
「……いや、なんでも。それじゃああたしらは稽古に戻るから、またな。ほら行くぞオルフェ」
「はいはい、仰せのままに。それじゃあね、二人とも」
ミランダさんに引きずられるように戻るオルフェさん。アレンくんはまだぽーっとしている。そんな中で、私の中ではギルさんへの疑問や不安が湧いていた。
二人目、って言っていたけど……まだ、生きてるんだ。一人目のギルさんが。
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