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第五章:“星”の欠片
幕間26:叶えてもらうものじゃない
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春ももうすぐ暮れる。僕は昨日の視察で得た情報をまとめていた。ミカエリアにはいまだ猜疑心が漂っている。こればかりは仕方がないとも思った。カイン陛下の即位はあまりにも急すぎる。
ランドルフ家は変わらず民のために動かなければーーその矢先、扉が叩かれた。案の定、父上だ。僕を睨み付けているが、生憎いまは机に向かっている。僕への感情をぶつけられないもどかしさから、この顔なのだろう。
「どうされましたか?」
「いや、いい。勤勉さを損なわぬよう精進しろ」
「無論です。ご用件はそれだけですか?」
昔ならば、こんな言葉を足さなかった。年相応の子供が噛みついているのだ、頼りない歯で、報いることすらできない非力さで必死に抵抗している。
恥ずかしさもある。けれど、僕は“アーサー”でいたい。伯爵子息としても、僕自身としても存在していたい。そう思ってしまう。貴族の息子にあるまじき態度だとは思っている。人生を選べない、無力な子供の精一杯の抵抗だ。
父上は一層目を細め、やがてため息を吐く。
「今日は好きにしろ」
「は……?」
「休暇をやると言った。好きにしろ」
それだけ言い残し、部屋を去る父上。僕に対して諦めが生じている……? であれば、つけ入る隙はいまか? 実の親になにをしようというのか。自分の狡猾さに辟易する。
だが、今日を逃せばリオに打診する機会はいつになるか。そう考えれば、動くときが来たと捉えるべきだろう。立場上、自由を貰えることはそう多くない。後悔するにしたって、手を尽くした上でしたい。
僕は部屋を出て、真っ直ぐに城へ向かう。ランドルフ邸から城はそう遠くない。名前と用件を伝えれば門前払いは受けないだろう。ランドルフ家は貴族だからというだけでなく、レッドフォード帝国発展への貢献に尽力している。父上に連れられ、陛下に謁見したこともある。
当時はアベル陛下だったが……カイン陛下も不自然なほど急な即位だったのだ、ランドルフ家の人間として、なにかしら力になりたいとは思う。ただ、それは僕がアイドルになれば叶わないことなのではないか?
ふと、立ち止まる。僕のやりたいことは、なにかを犠牲にすることなのではないか? 本当にアイドルになってしまったら……僕が犠牲にしたものはどうなる?
例えば、ランドルフ家。僕が跡を継がず、得体の知れない仕事に現を抜かせば? 父上は怒るだろう。そうして、養子を取って僕の代わりにするかもしれない。そうなったら? 僕の人生は、養子の人生を犠牲にすることになる。
我儘を通すということは、その皺寄せを誰かに押し付けること。そんなことを、伯爵子息である僕がしていいのか? 自然と、項垂れる。そのとき、僕の目の前に誰かが立ちはだかった。
何者だ? 顔を上げれば、いつかの騎士が立っていた。鋭く冷たい印象の面立ち――確か名前は、ネイト・イザードだ。彼はぎこちない微笑みを見せる。予想だにしていない顔に、つい言葉を失った。
「アーサー様、こんにちは」
「は……あ、ああ……ネイトさん、でしたか……あなたの笑顔を初めて見ました……」
「表情筋の鍛錬です。いかがでしょうか?」
「いかがでしょうか……? そ、そうですね……目鼻立ちが整っているから、綺麗だと、思います……」
「お褒めに与り光栄です。アーサー様はどちらへ?」
「ああ……城に用がありまして……」
妙な感覚を覚えた。以前感じた冷たさが和らいでいる気がする。彼の中でなにかが変わった……とすると、宰相閣下か、エリオット、リオくらいか?
面食らって沈黙していると、ネイトさんは手を差し出した。手を取れ、とでも言うのだろうか。
「ご案内致します。私は騎士です、道中の安全は保証します」
「……頼みます」
なんとなく差し出された手を取ってみる。するとどうしたことだ、ネイトさんは僕の手を引いて走り出した。そんな無邪気な子供のような動きができるのかこの人!?
驚いても足は止められない。ネイトさんについていくのに必死だった。
=====
そうして城に到着する。ネイトさんはやはり顔色一つ変えない。僕はというと、くたくただ。肩で息をしているし、鼓動は大きくて早い。僕、体力がなかったんだな……悔しい。
「大丈夫ですか、アーサー様」
「はあ、はい……大丈夫です……」
「それはそうと、城にご用件とは?」
そうか、それを伝えていなかったか。リオに会いに来たこと、アイドルに加入したいこと。そう伝えればいい。ただ、ここに来て迷いが生じている。
僕がやりたいことに素直になれば、きっと誰かに迷惑がかかる。ある種の犠牲を払ってまで、我儘を通していいのだろうか。また俯く。
「……僕は、やりたいことがあって、ここに来ました」
「やりたいこと?」
「はい。ですが、迷っています。やりたいことをやって、やるべきことを放棄して……その結果、誰かが僕の夢の犠牲になったら? そう考えると、怖くなってしまって……」
拳を握る。爪が食い込むほど、強く。僕は選べないし、捨てられない。以前、閣下が言っていた。僕は流されるだけの中途半端な男だと。彼と話したのはそれが初めてだったのに、僕の人生を見透かされた気がした。
ネイトさんはどう思うだろう。中途半端な男を笑うだろうか。そんな感情すらなさそうだが……恐る恐る顔を上げると、彼は微笑んでいた。今度は素直に、美しいと思ってしまった。
「どちらかを選ぶ必要はないのでは?」
「……どちらも、諦めろと?」
「逆です。どちらも選べばよろしいかと」
この人はなにを言っているんだ? 貴族の僕も、僕自身も尊重しろと言っている? それができたら、どれだけ気が楽か。他人事だからそんなことが言えるんだ。純粋に、腹が立ってしまう。
「……簡単に、言ってくれますね」
「言うだけなら易いものです。これは請け売りですので」
請け売り。つまり、彼も誰かに言われたということか。それを実践している……のだろう。だから笑顔を見せるのだ、この人は。どちらも選ぶ覚悟があったのだと思う。
羨ましい――その感情すら子供染みていて、大人になれない自分が恥ずかしく思えた。ネイトさんは続ける。
「私は、騎士としての務めと、騎士でない私自身を知ること。両方を選びました。鍛錬と自分探しの両立は苦しくもありますが、我儘を通した結果ですので。誰かに文句を言うこともなければ、文句を言われる筋合いもありません」
さっぱりとしていて、割り切ったような声音。自分の選択は自分の責任。我を通すなら、責任は自分で負うということ。
ーーああ、そうか。ようやくわかった、僕が選べない原因が。
僕はやはり中途半端だったんだ。責任から逃れ、現状に甘んじて、ぬるま湯に文句を言っていた。そんな甘ったれた奴が、いったいなにを選べるというのか。
アレンは夢を叶える覚悟を決めたはずだ。あいつを応援すると決めた僕が、どうして半端な気持ちでいられる?
イメージする。退路のない、断崖絶壁を。退けばどこまでも落ちていく。やるしかない、立ち向かうしかない。そんな自分を鮮明に思い浮かべる。深く息を吐き、覚悟を決める。
あいつの隣に立つのに、退路なんて要らない。前だけ見ていればいい。
「……リオのところへ、連れて行ってください」
「かしこまりました」
ネイトさんが先行する。リオと話したい。理想ならアレンとも、ちゃんと話したい。僕のやりたいことを、僕の夢を明かしたい。
星に願っても、雲に阻まれて届きはしない。ならば僕の手で叶えてやる。僕の夢は、願いは――誰かに叶えられるものじゃないから。
ランドルフ家は変わらず民のために動かなければーーその矢先、扉が叩かれた。案の定、父上だ。僕を睨み付けているが、生憎いまは机に向かっている。僕への感情をぶつけられないもどかしさから、この顔なのだろう。
「どうされましたか?」
「いや、いい。勤勉さを損なわぬよう精進しろ」
「無論です。ご用件はそれだけですか?」
昔ならば、こんな言葉を足さなかった。年相応の子供が噛みついているのだ、頼りない歯で、報いることすらできない非力さで必死に抵抗している。
恥ずかしさもある。けれど、僕は“アーサー”でいたい。伯爵子息としても、僕自身としても存在していたい。そう思ってしまう。貴族の息子にあるまじき態度だとは思っている。人生を選べない、無力な子供の精一杯の抵抗だ。
父上は一層目を細め、やがてため息を吐く。
「今日は好きにしろ」
「は……?」
「休暇をやると言った。好きにしろ」
それだけ言い残し、部屋を去る父上。僕に対して諦めが生じている……? であれば、つけ入る隙はいまか? 実の親になにをしようというのか。自分の狡猾さに辟易する。
だが、今日を逃せばリオに打診する機会はいつになるか。そう考えれば、動くときが来たと捉えるべきだろう。立場上、自由を貰えることはそう多くない。後悔するにしたって、手を尽くした上でしたい。
僕は部屋を出て、真っ直ぐに城へ向かう。ランドルフ邸から城はそう遠くない。名前と用件を伝えれば門前払いは受けないだろう。ランドルフ家は貴族だからというだけでなく、レッドフォード帝国発展への貢献に尽力している。父上に連れられ、陛下に謁見したこともある。
当時はアベル陛下だったが……カイン陛下も不自然なほど急な即位だったのだ、ランドルフ家の人間として、なにかしら力になりたいとは思う。ただ、それは僕がアイドルになれば叶わないことなのではないか?
ふと、立ち止まる。僕のやりたいことは、なにかを犠牲にすることなのではないか? 本当にアイドルになってしまったら……僕が犠牲にしたものはどうなる?
例えば、ランドルフ家。僕が跡を継がず、得体の知れない仕事に現を抜かせば? 父上は怒るだろう。そうして、養子を取って僕の代わりにするかもしれない。そうなったら? 僕の人生は、養子の人生を犠牲にすることになる。
我儘を通すということは、その皺寄せを誰かに押し付けること。そんなことを、伯爵子息である僕がしていいのか? 自然と、項垂れる。そのとき、僕の目の前に誰かが立ちはだかった。
何者だ? 顔を上げれば、いつかの騎士が立っていた。鋭く冷たい印象の面立ち――確か名前は、ネイト・イザードだ。彼はぎこちない微笑みを見せる。予想だにしていない顔に、つい言葉を失った。
「アーサー様、こんにちは」
「は……あ、ああ……ネイトさん、でしたか……あなたの笑顔を初めて見ました……」
「表情筋の鍛錬です。いかがでしょうか?」
「いかがでしょうか……? そ、そうですね……目鼻立ちが整っているから、綺麗だと、思います……」
「お褒めに与り光栄です。アーサー様はどちらへ?」
「ああ……城に用がありまして……」
妙な感覚を覚えた。以前感じた冷たさが和らいでいる気がする。彼の中でなにかが変わった……とすると、宰相閣下か、エリオット、リオくらいか?
面食らって沈黙していると、ネイトさんは手を差し出した。手を取れ、とでも言うのだろうか。
「ご案内致します。私は騎士です、道中の安全は保証します」
「……頼みます」
なんとなく差し出された手を取ってみる。するとどうしたことだ、ネイトさんは僕の手を引いて走り出した。そんな無邪気な子供のような動きができるのかこの人!?
驚いても足は止められない。ネイトさんについていくのに必死だった。
=====
そうして城に到着する。ネイトさんはやはり顔色一つ変えない。僕はというと、くたくただ。肩で息をしているし、鼓動は大きくて早い。僕、体力がなかったんだな……悔しい。
「大丈夫ですか、アーサー様」
「はあ、はい……大丈夫です……」
「それはそうと、城にご用件とは?」
そうか、それを伝えていなかったか。リオに会いに来たこと、アイドルに加入したいこと。そう伝えればいい。ただ、ここに来て迷いが生じている。
僕がやりたいことに素直になれば、きっと誰かに迷惑がかかる。ある種の犠牲を払ってまで、我儘を通していいのだろうか。また俯く。
「……僕は、やりたいことがあって、ここに来ました」
「やりたいこと?」
「はい。ですが、迷っています。やりたいことをやって、やるべきことを放棄して……その結果、誰かが僕の夢の犠牲になったら? そう考えると、怖くなってしまって……」
拳を握る。爪が食い込むほど、強く。僕は選べないし、捨てられない。以前、閣下が言っていた。僕は流されるだけの中途半端な男だと。彼と話したのはそれが初めてだったのに、僕の人生を見透かされた気がした。
ネイトさんはどう思うだろう。中途半端な男を笑うだろうか。そんな感情すらなさそうだが……恐る恐る顔を上げると、彼は微笑んでいた。今度は素直に、美しいと思ってしまった。
「どちらかを選ぶ必要はないのでは?」
「……どちらも、諦めろと?」
「逆です。どちらも選べばよろしいかと」
この人はなにを言っているんだ? 貴族の僕も、僕自身も尊重しろと言っている? それができたら、どれだけ気が楽か。他人事だからそんなことが言えるんだ。純粋に、腹が立ってしまう。
「……簡単に、言ってくれますね」
「言うだけなら易いものです。これは請け売りですので」
請け売り。つまり、彼も誰かに言われたということか。それを実践している……のだろう。だから笑顔を見せるのだ、この人は。どちらも選ぶ覚悟があったのだと思う。
羨ましい――その感情すら子供染みていて、大人になれない自分が恥ずかしく思えた。ネイトさんは続ける。
「私は、騎士としての務めと、騎士でない私自身を知ること。両方を選びました。鍛錬と自分探しの両立は苦しくもありますが、我儘を通した結果ですので。誰かに文句を言うこともなければ、文句を言われる筋合いもありません」
さっぱりとしていて、割り切ったような声音。自分の選択は自分の責任。我を通すなら、責任は自分で負うということ。
ーーああ、そうか。ようやくわかった、僕が選べない原因が。
僕はやはり中途半端だったんだ。責任から逃れ、現状に甘んじて、ぬるま湯に文句を言っていた。そんな甘ったれた奴が、いったいなにを選べるというのか。
アレンは夢を叶える覚悟を決めたはずだ。あいつを応援すると決めた僕が、どうして半端な気持ちでいられる?
イメージする。退路のない、断崖絶壁を。退けばどこまでも落ちていく。やるしかない、立ち向かうしかない。そんな自分を鮮明に思い浮かべる。深く息を吐き、覚悟を決める。
あいつの隣に立つのに、退路なんて要らない。前だけ見ていればいい。
「……リオのところへ、連れて行ってください」
「かしこまりました」
ネイトさんが先行する。リオと話したい。理想ならアレンとも、ちゃんと話したい。僕のやりたいことを、僕の夢を明かしたい。
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