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第3話 芥藻屑との戦 ノ69
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「ガシィッ!!」
「なにっ!!??」
あろうことか蓮左衛門は強烈な六角金棒の攻撃を両手で掴み止めてしまった!
予想外の展開に鷲尾雷角が動揺する。
「俺様の金棒を素手で止めるなんて...あり得ねぇ...」
鷲尾雷角渾身の一撃の破壊力は計り知れない。或いは分厚い鉄板も蒟蒻のように曲げてしまうほどの威力であった筈である。
生身の人間がそれを止めるとなれば凄まじい衝撃を受け、身体がただでは済まないことになるのは間違い無かったのだが...
「う、腕がジンジンと痺れるでござる」
とんでもないことをやってのけた蓮左衛門の感想はたったそれだけであった。
鷲尾雷角が「信じられない」といった表情で彼を見るが、蓮左衛門の身体に腕が痺れた以外の被害は全く感じられない。
「こんの野郎ーーーっ!!力でねじ伏せてやるぜーーーっ!!!」
憤慨した鷲尾雷角が攻撃を防がれ掴まれた六角金棒に力を込め、蓮左衛門の身体側へ押し込もうとする。
「...おもしろい。力比べでござるな」
力比べとくれば負けるわけにはいかぬと蓮左衛門が応じ、両腕に「グッ!」と力を込めた。
傍目から見れば両者には圧倒的体格差があり、まともに力比べの勝負をするなら鷲尾雷角に分があるように見える。
だがまたもや予想は外れ、如実に現れたのは体格差で圧倒的優位な筈の鷲尾雷角が、己より一回りは小さい蓮左衛門に押し戻される姿であった。
「こんの野郎!なな、なんちゅう馬鹿力だ!?」
「...先日、拙者は酒豪勝負で女に負けたばかり。だからと言ってはなんだが、この力勝負だけは負けるわけにはいかぬでござるよっ!」
「っ!!??」
蓮左衛門が一瞬弾けるように力を入れて六角金棒を鷲尾雷角から奪い取った!
そして間を置かずに奪った六角金棒を両手で持ち振り下ろそうと頭上に構える。
「では、自分の武器の威力をとくとご賞味あれ。でござる」
「!?」
「ゴッ!!!オォン!!」
鷲尾雷角の頭を完璧に捉えた六角金棒は派手な音を立て、彼は白目を向いて気絶し地面へ突っ伏し倒れた。
「一撃で気絶してしまったか...ううむ、やはりコイツの威力は凄まじいでござるなぁ。おっと!こうしちゃおれん。仙花様のところへ急がねば!」
見事、芥藻屑五人衆の最後の一人を討ち破った蓮左衛門は、これといって勝利の余韻に浸ることもなく、韋駄地源蔵と戦う仙花のいる中央社の屋根上へと急ぎ向かった。
この勝負を眺めていた芥藻屑の残党は蛇腹を捨て方々へ逃げた。百五十人近くいた芥藻屑の賊はいよいよもって頭領の鬼武者、韋駄地源蔵を残すのみとなったのである。
「なにっ!!??」
あろうことか蓮左衛門は強烈な六角金棒の攻撃を両手で掴み止めてしまった!
予想外の展開に鷲尾雷角が動揺する。
「俺様の金棒を素手で止めるなんて...あり得ねぇ...」
鷲尾雷角渾身の一撃の破壊力は計り知れない。或いは分厚い鉄板も蒟蒻のように曲げてしまうほどの威力であった筈である。
生身の人間がそれを止めるとなれば凄まじい衝撃を受け、身体がただでは済まないことになるのは間違い無かったのだが...
「う、腕がジンジンと痺れるでござる」
とんでもないことをやってのけた蓮左衛門の感想はたったそれだけであった。
鷲尾雷角が「信じられない」といった表情で彼を見るが、蓮左衛門の身体に腕が痺れた以外の被害は全く感じられない。
「こんの野郎ーーーっ!!力でねじ伏せてやるぜーーーっ!!!」
憤慨した鷲尾雷角が攻撃を防がれ掴まれた六角金棒に力を込め、蓮左衛門の身体側へ押し込もうとする。
「...おもしろい。力比べでござるな」
力比べとくれば負けるわけにはいかぬと蓮左衛門が応じ、両腕に「グッ!」と力を込めた。
傍目から見れば両者には圧倒的体格差があり、まともに力比べの勝負をするなら鷲尾雷角に分があるように見える。
だがまたもや予想は外れ、如実に現れたのは体格差で圧倒的優位な筈の鷲尾雷角が、己より一回りは小さい蓮左衛門に押し戻される姿であった。
「こんの野郎!なな、なんちゅう馬鹿力だ!?」
「...先日、拙者は酒豪勝負で女に負けたばかり。だからと言ってはなんだが、この力勝負だけは負けるわけにはいかぬでござるよっ!」
「っ!!??」
蓮左衛門が一瞬弾けるように力を入れて六角金棒を鷲尾雷角から奪い取った!
そして間を置かずに奪った六角金棒を両手で持ち振り下ろそうと頭上に構える。
「では、自分の武器の威力をとくとご賞味あれ。でござる」
「!?」
「ゴッ!!!オォン!!」
鷲尾雷角の頭を完璧に捉えた六角金棒は派手な音を立て、彼は白目を向いて気絶し地面へ突っ伏し倒れた。
「一撃で気絶してしまったか...ううむ、やはりコイツの威力は凄まじいでござるなぁ。おっと!こうしちゃおれん。仙花様のところへ急がねば!」
見事、芥藻屑五人衆の最後の一人を討ち破った蓮左衛門は、これといって勝利の余韻に浸ることもなく、韋駄地源蔵と戦う仙花のいる中央社の屋根上へと急ぎ向かった。
この勝負を眺めていた芥藻屑の残党は蛇腹を捨て方々へ逃げた。百五十人近くいた芥藻屑の賊はいよいよもって頭領の鬼武者、韋駄地源蔵を残すのみとなったのである。
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