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掃除する!
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朝礼が終了すると園長とリンさんは園長室の方へ向かい、社員もパラパラと事務室を出て行く。
わたしと久慈さんは清掃のため担当動物コーナーへ歩いて向かった。
「ちょっと気になったんですけど、飼育員の作業服は誰が洗ってくれてるんでしょうか?帰り際に『使用した作業服はこちらへ』とあったので、そこにあった大きなボックスに入れたんですけど」
「あ、ごめん!使った作業服をどうするのか教えて無かったね。でもそのボックスに入れて正解だったよ。それを小豆洗いのアズキさんが回収して洗ってるんだ」
「まさか河原で手洗いしてるとか?」
残念ながらその程度のイメージしか湧かない。
久慈さんが苦笑して返答する。
「どうしてるのかまでは知らないけれど、流石にそれは無いんじゃないかな。全社員の分を洗ってるから、手洗いなんかしてたら一日では終わらないと思うよ」
「あはは、それはそうですよね」
たぶんコインランドリー並みの施設が園内のどこかにあるのだろう。
他にもやしあか動物園について質問しながら歩き、担当の動物コーナーに着いた。
最初に馬小屋から手をつけ、フンの片付けや寝床の藁の交換、飲み水の補給などをする。
動物の棲家だけに匂いが独特で、慣れるまでは時間が掛かりそう。
でもそんな事を言っていては仕事にならない。我慢して仕事に取り組んだ。
魔法でちゃちゃっと済ませるのも可能だけれど、それでは自分の成長のために良くない。重い物を持つ作業以外は極力身体を使って仕事をしようと思う。
仕事で汗をかいた分だけ自分の力となり身につく筈だ。
黙々と作業をしていると、旅人馬のシーバさんに後ろから話し掛けられる。
「あんた若いのにしっかり掃除してくれるんだな。ありがとよ」
話し掛けられて一瞬ビクッとなり、振り返ってシーバさんの姿を見てまたビクッと驚いてしまった。
馬の身体に人間の顔がついているその姿には、わたしの脳がまだ慣れていないらしい。
「仕事だから当然ですけど、シーバさんにそう言ってもらえると嬉しいし、やり甲斐を感じちゃいます!」
「そうかい、それは良かった。ところで、今夜の歓迎会はオレも出席するからよろしく頼むよ」
「えっ!?シーバさんここから出られるんですか?」
シーバさんが笑って返す。
「当たり前だろ。動物と一緒のスペースにいる妖怪は自分達の仕事として居るんだ。仕事が終われば、動物達と違って園内を自由に歩き回ってるんだぜ」
そうか、という事はこの動物園は夜になると、妖怪達がウヨウヨ歩き回る世界に変わるのか...
わたしと久慈さんは清掃のため担当動物コーナーへ歩いて向かった。
「ちょっと気になったんですけど、飼育員の作業服は誰が洗ってくれてるんでしょうか?帰り際に『使用した作業服はこちらへ』とあったので、そこにあった大きなボックスに入れたんですけど」
「あ、ごめん!使った作業服をどうするのか教えて無かったね。でもそのボックスに入れて正解だったよ。それを小豆洗いのアズキさんが回収して洗ってるんだ」
「まさか河原で手洗いしてるとか?」
残念ながらその程度のイメージしか湧かない。
久慈さんが苦笑して返答する。
「どうしてるのかまでは知らないけれど、流石にそれは無いんじゃないかな。全社員の分を洗ってるから、手洗いなんかしてたら一日では終わらないと思うよ」
「あはは、それはそうですよね」
たぶんコインランドリー並みの施設が園内のどこかにあるのだろう。
他にもやしあか動物園について質問しながら歩き、担当の動物コーナーに着いた。
最初に馬小屋から手をつけ、フンの片付けや寝床の藁の交換、飲み水の補給などをする。
動物の棲家だけに匂いが独特で、慣れるまでは時間が掛かりそう。
でもそんな事を言っていては仕事にならない。我慢して仕事に取り組んだ。
魔法でちゃちゃっと済ませるのも可能だけれど、それでは自分の成長のために良くない。重い物を持つ作業以外は極力身体を使って仕事をしようと思う。
仕事で汗をかいた分だけ自分の力となり身につく筈だ。
黙々と作業をしていると、旅人馬のシーバさんに後ろから話し掛けられる。
「あんた若いのにしっかり掃除してくれるんだな。ありがとよ」
話し掛けられて一瞬ビクッとなり、振り返ってシーバさんの姿を見てまたビクッと驚いてしまった。
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「仕事だから当然ですけど、シーバさんにそう言ってもらえると嬉しいし、やり甲斐を感じちゃいます!」
「そうかい、それは良かった。ところで、今夜の歓迎会はオレも出席するからよろしく頼むよ」
「えっ!?シーバさんここから出られるんですか?」
シーバさんが笑って返す。
「当たり前だろ。動物と一緒のスペースにいる妖怪は自分達の仕事として居るんだ。仕事が終われば、動物達と違って園内を自由に歩き回ってるんだぜ」
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