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休み明けの出勤
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今朝もいつものように目覚まし時計の音で目を覚ます。
すぐさまベッド横のクーファンに目を向けると案の定ラズの姿が無い。
昨日の件もあったので慌てずにベッドから起きてダイニングキッチンへ向かった。
「おはよう」
「「おはよう」」
両親と挨拶を交わす。弟はまだ寝ているようだ。
わたしの思っていた通り、父が新聞を読みながらラズを抱いてミルクを飲ませてくれている。
「お母さん、やっぱりラズはわたしの部屋で鳴いてたの?」
「そうよう。わたしが起きて部屋を出たら、ラズの小さな鳴き声が聴こえたから連れて来たの」
小さな鳴き声とはいえ、それに気付かないわたしの睡眠の深さって…
「なんだか申し訳ないなぁ」
「ラズに手が掛かるのは暫くのあいだだけよ。猫の成長は早いから直ぐに手も掛からなくなるわ。それより早く食べて出ないと遅刻するわよ」
おっと、そうだ早く食べないと!
ミルクを飲む可愛いラズの姿を見ながら朝食を口に掻き込んだ。
朝食を食べ終わりバタバタと支度を済ませ玄関で靴を履く。
すると母がラズを抱いて玄関まで見送りに来てくれた。
「ラズ~、また夜に会いましょうね。じゃあお母さん、申し訳無いけどお願いします」
ラズがもう少し成長するまでは、誰も居ない家に放置しておく訳にも行かない。だからそういう場合は動物病院で預かってもらうことになっていた。
昨晩の家族会議で母から聞いて知ったのだけれど、わたしが昨日行った[田中動物病院]の経営者は母の昔からの友人で融通が効くらしい。
「オッケー、あとはわたしに任せて。行ってらっしゃい」
「うん、ありがとうお母さん!じゃあ行ってきま~す!」
休日明けのブルーマンデー的な憂鬱さは全く無い。わたしは元気よく家を出発して、職場のやしあか動物園へと向かう。
駅から動物園に続く坂道を歩いていると、担当を任されている動物達のことが頭に浮かび、「早く会いたいなぁ」という気持ちが湧き上がって来た。
もしかすると、担当を任されている動物達にも愛着を持てるようになったかも知れない。
会えない時間が愛を育てるように...なんつって~。
などと考えているあいだに事務所に着いた。何故だろう、たった一日空いただけなのに久しぶりに来た感覚がする。
ドアを開けると相変わらず飼育員の人達が早々と仕事を始めていた。
妖怪って元々は自由奔放に過ごして来たはずなのに、ルールや労働という縛りのある世界に自ら飛び込んで来ている。
しかも結構まじめに働いているから驚かされるのだ。
すぐさまベッド横のクーファンに目を向けると案の定ラズの姿が無い。
昨日の件もあったので慌てずにベッドから起きてダイニングキッチンへ向かった。
「おはよう」
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両親と挨拶を交わす。弟はまだ寝ているようだ。
わたしの思っていた通り、父が新聞を読みながらラズを抱いてミルクを飲ませてくれている。
「お母さん、やっぱりラズはわたしの部屋で鳴いてたの?」
「そうよう。わたしが起きて部屋を出たら、ラズの小さな鳴き声が聴こえたから連れて来たの」
小さな鳴き声とはいえ、それに気付かないわたしの睡眠の深さって…
「なんだか申し訳ないなぁ」
「ラズに手が掛かるのは暫くのあいだだけよ。猫の成長は早いから直ぐに手も掛からなくなるわ。それより早く食べて出ないと遅刻するわよ」
おっと、そうだ早く食べないと!
ミルクを飲む可愛いラズの姿を見ながら朝食を口に掻き込んだ。
朝食を食べ終わりバタバタと支度を済ませ玄関で靴を履く。
すると母がラズを抱いて玄関まで見送りに来てくれた。
「ラズ~、また夜に会いましょうね。じゃあお母さん、申し訳無いけどお願いします」
ラズがもう少し成長するまでは、誰も居ない家に放置しておく訳にも行かない。だからそういう場合は動物病院で預かってもらうことになっていた。
昨晩の家族会議で母から聞いて知ったのだけれど、わたしが昨日行った[田中動物病院]の経営者は母の昔からの友人で融通が効くらしい。
「オッケー、あとはわたしに任せて。行ってらっしゃい」
「うん、ありがとうお母さん!じゃあ行ってきま~す!」
休日明けのブルーマンデー的な憂鬱さは全く無い。わたしは元気よく家を出発して、職場のやしあか動物園へと向かう。
駅から動物園に続く坂道を歩いていると、担当を任されている動物達のことが頭に浮かび、「早く会いたいなぁ」という気持ちが湧き上がって来た。
もしかすると、担当を任されている動物達にも愛着を持てるようになったかも知れない。
会えない時間が愛を育てるように...なんつって~。
などと考えているあいだに事務所に着いた。何故だろう、たった一日空いただけなのに久しぶりに来た感覚がする。
ドアを開けると相変わらず飼育員の人達が早々と仕事を始めていた。
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