スケルトンになりました

白野シャチ

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6話①

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 ふと元神様のことを思い出す。
「いい加減認めたら。あっちが今の現実だと。」
 この世界が現実だと認めたくない。否定したい。しかし、否定する要因もないのは事実だがそれで否定したい。
 認めてしまったら何があっても死ぬことが出来ない俺は、永遠に大切なものを失い続けるのは、つらいずきる。たった大切な人を一人失うだけでも辛いというのに。
 ・・・そうだ。元神様の願いを叶えてたら、俺の願いを聞いて貰うか。「この呪いを解いてくれ死なせてくれ」という願いを。そのためには、元神様の親友を殺し助けますか。
 視界に誰かの手が見える。目線を上にあげると二人が俺を心配そうに見ていた。いつの間に起きたんだ?
「マスター?大丈夫でしょうか?」
「ねぇー。マスター。生きてるわよねぇ?」
 どうやら俺は、考え事に時間を費やしてたみたいだ。
「あー大丈夫だ。お前らこそボロボロだけど大丈夫か?」
 二人の服は。すでにボロボロだ。
「はい。平気です。この程度の傷はすぐに治りますから」
「うち。・・・。」
「ユキナ、生きてるのですから大丈夫では、ないのですか?」
 ユキナは、恥ずかしいそうに身体を丸める。しかし、ゴブゾは、何故、ユキナが恥ずかしいそうにしているのがわからないみたいだ。
「ちょっとうち。代わりになりそうなの探してくるから少し待ってて」
 彼女は、森へと代わりの服を探しに行った。
「マスター。ユキナが言っていた代わりになるものとは何ですか?武器ではないですよね?」
「・・・ゴブゾ。服だよ。」
「服ですか。・・・全裸でも平気では?」
 やべ。ゴブゾは、マジか。変態か。・・・それとも単に羞恥心がないのか?。俺は、ちょとんとするゴブゾを改めて残念イケメンと認識した。
「マスター。聞きたいことがマスターは、し・・・」
「マスター!ただいま!!」
 ゴブゾの話を遮るように森から戻ってきた、!ゴブゾは、ユキナを軽く睨むがすぐに仕方ないなぁという顔をした。ユキナは嬉しそうにはしゃいでいる。
「マスター見てこの服のいいよねぇ?」
 ユキナはその場でくるっと1回転。新しい服を自慢する。
 白いスニーカー。黒いタイツ。チェック柄のミニスカート。黒いパーカー。赤いTシャツ。腰にさしてある白銀のナイフ。何処で手に入れたんだとツッコミしたくはなるが可愛いし良しとしよう。
「・・・ユキナ。似合っているよ」
 そう誉めると照れるユキナ。ゴブゾは、不思議そうな顔をしていた。
「ユキナ。似合ってますよ?」
 ゴブゾのお世辞にユキナはむくれ、ゴブゾのケツに蹴る。
「ゴブゾ。心にもないこと言うな!!」
「・・・すいません。正直、わかりません」
 何故怒られているゴブゾは、わからない様子だ。
「よろしい。」
 ユキナは、何処か嬉しそうに見える。
「そろそろ、次の階層。行きますか?」
「はい。マスター。」
「分かったわ。マスター。行きましょう」
 俺たちは、次の階層に向かった。

 『名も無きリッチは、種族【エルダーリッチ】に進化し、スキル【魂狩り】の権能に、豁サ逾�が追加されました。スキル【不死】の権能、熱源感知と魔力感知が統合し完全感知となりました。』

 俺たちのことを改めて鑑定する。
 
 種族【エルダーリッチ】
 名前【 】
 Lv .50
 スキル
 【魂狩り Lv .??】
 ・鑑定・剣術・豁サ逾�
 【不死】
 ・強制復活・完全感知・眷属召喚・眷属作成・覇気・死の魔術(死を告げる大鎌デスサイズ
 
 種族【吸血鬼】
 名前【ゴブゾ】
 Lv .20
 スキル
 【魔物喰らいモンスターイーター
 ・不屈の精神

 種族【ゾンビ(兎人族)】
 名前【ユキナ】
 Lv .15
 スキル
 【暗殺者】
 ・瞬光
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