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第1話

公爵令嬢(元聖女)は婚約破棄と追放させられた

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カタンッ、キャアアア
「ローズマリー様!!」
「ローズマリー嬢!!大丈夫ですか!?」



「…ここは医務室?」

「起きたか。まだ寝ていればいい今馬車の手配をしているからな」

「え?…ダニエル様わたくし」

「君が倒れるなんて初めてだな、
カナールばかり構っていたからそんなに僕の気を引きたいのか
ああ、そうだ明日の卒業パーティー、
君とは一緒に行けない」

「…分かりました」

「素直なのだな。
てっきり怒るのかと思っていた」

「いえ、わたくしには
そういう資格はありませんから」

「そうか、ではそういうことで、じゃあな。」

そして、わたくしは公爵家に戻った
                           ―次の日―

今日は卒業パーティーをする日
「はあ~、気が引く。ダニエル様が婚約者の
わたくしではなく、カナール様をエスコートするなんて皆がきっと驚くわ!
ああ~、どうしよう。よし!きっと大丈夫!!
行きましょう。」

ギー

「あれ?ローズマリー様おひとりですわ。
どうしたのかしら」

「はあ~、やっぱりそうなるか。
そうだよね婚約者がいるのにひとりだなんて」

「ローズマリー!!
いきなりだが、婚約破棄をする!!」

「ダニエル様!?どうしてですの?」

「」しらばっくれるな!全部知っているぞ、
カナールを虐めて俺に近づかないように言ったんだろう」

「ち、違いますわ」

「嘘をつくな!!
これらをもって、婚約破棄と追放をする!!
さっさと、この国から出て行け!!」

「分かりました」


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みんなの感想(1件)

スパークノークス

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