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6.妊娠発覚
夜会の日からルドルフはほとんど自室に閉じこもって誰とも会おうとしなかった。食事運搬など、最低限のことだけ恋人の侍女アンネが世話を焼いていた。
父アルベルトはアンネをルドルフと接触禁止にしたかったが、自室に閉じこもったルドルフが食事をアンネからしか受け取らないので、仕方なく世話係に任じた。だが、アンネが部屋の中に入る時はドアを開けっぱなしにし、ドアの外側に他の使用人が最低2人待機することが条件だった。
ルドルフとゾフィーの両親達は、通常いつ月のものが来るのか、今月はまだ来ていないのか、ゾフィーに幾度となく配慮も遠慮もなく問いかけた。そうしてあの夜会から1ヶ月と少し経った頃、ゾフィーの妊娠が明らかになった。
彼女の妊娠がわかってすぐにアルベルトはルドルフの部屋に行って扉をノックしたが、思っていた通りに返事はなく、鍵が内側からかかっていた。
「ルドルフ、開けてくれ。開けないのなら、合鍵を使うぞ!」
アルベルトがドンドンと何度も扉を叩くので、仕方なくルドルフは扉越しに答えた。
「何度来られても私は彼女と結婚しませんよ。あんなやり口は卑怯です!」
「そんなことを言っていられないんだ! ゾフィー嬢が妊娠した。お前たちは早急に結婚しなければならない!」
アルベルトは遠慮なく――むしろアンネに聞かせるために――わざと大声で話したので、廊下で控えていた彼女にもその話が聞こえてしまった。アンネはルドルフの世話をする時以外、普段は彼の部屋から引き離されていたが、アルベルトはわざとこの時廊下に彼女を控えさせていた。
ルドルフが渋々とした様子で扉をほんの少し開けて顔を覗かせると、アルベルトはすかさず足を差し込んで扉を大きく開けて部屋の中に飛び込んだ。
するとまず淀んだ空気がアルベルトの鼻をついた。カーテンは閉じられたままで部屋は薄暗い。それでもルドルフの異様な様は、アルベルトの目に入ってきた。
ルドルフは、元来、輝くような金髪にサファイアのような青い目、陶磁器のように滑らかな白い肌を持つ美しい太陽のような貴公子だった。だが、今や目の周りは落ち窪み、肌の色は白を通り越して青白い。かつて輝いていた青い目は失望のために光を失って淀んでいる。
「なんだ、このざまは! お前はコーブルク公爵家の跡取りなんだぞ。情けない姿を晒すのではない!」
「誰のせいだと思っているのですか! 私は夜会でゾフィーの両親と話してから翌日起きるまで記憶がありません。ゾフィーの両親と共謀して私に媚薬を盛ったのでしょう? そうじゃなきゃおとなしいゾフィーがこんなことをできるわけない! 汚いやり方をっ……!」
ルドルフの頭の中は怒りでいっぱいになってアルベルトを思いきり罵り、彼のシャツの襟をつかんだ。
「まあまあ、待て、待て。そう怒るものじゃない。ゾフィー嬢との結婚は、お前にとっても悪くない話だぞ。腹の子が男児だったら、彼女ともう二度と関係を持たずに済むじゃないか。そうしたらあの女を愛人にすればよい」
「アンネは愛人になんかしません! アンネ以外の妻なんていりません! 私は父上とは違います!」
「お前は誤解しているぞ。私はアンゲリカを妻として尊重している。女を抱くのは男の性《さが》だから、たまにはよその女と同衾しているが、のめりこんだりしていない。もちろんアンゲリカもそれは理解している」
「私はそういう腐った夫婦関係は嫌なのです! 母上だって我慢しているに違いないのに、どうしてそんなことを言えるのですか!」
「何、綺麗ごとを言っているんだ。血を残すのは由緒正しい家の女が相手と決まっている。遊びたければよその女とすればいいんだ」
今まで父と息子の考えは、いくら話し合っても平行線だった。それはその日も変わらなかった。
「平民の侍女風情と結婚したら、お前も平民になるんだぞ! それを避けようにもあの女を養女にする家などあるわけがない」
「それは父上が手を回しているからでしょう? 父上が認めれば、アンネを養女にしてくれる家だって見つかるはずです」
心当たりのあるアルベルトは苦虫を噛み潰したような顰《しか》め面になった。
「駄目だ! あのような下賤な血を我が公爵家に入れるわけにはいかない」
「彼女を侮辱しないでください。どうしても彼女を私の配偶者として受け入れられないのなら、公爵の地位は継ぎません」
アルベルトは、焦燥や怒りがない交ぜの複雑な心境を抑えて息子を説得にかかった。
「そんなわけにいかないことは、お前だってわかっているだろう? 我が妹の息子に爵位が行ったら、妹夫婦がコーブルク公爵家をあっという間につぶすに決まっている! 分家のクリストフが継いだとしても同じようなもんだ。あのラムベルク男爵家は一家そろってクズだからな。今、我が国の政情はまだ不安定だから、三大公爵家がしっかりと王家を支えなくてはならないのはお前だって分かっているだろう?」
先の第一王子廃嫡問題でコーブルク公爵家は政治的打撃を受け、ゾフィーの実家ロプコヴィッツ侯爵家と婚姻関係を結んでその打撃から這い上がろうとしていた。だから、ルドルフの結婚問題は単に世間体や家督継承問題だけでなく、政治問題もはらんでいた。
「私が爵位を継ぐのなら、アンネをどこかの貴族の養女にして私と彼女が結婚するのが条件です」
「教養のない平民風情に公爵夫人は無理だ!」
「私が彼女を支えます。彼女は勤勉ですから、必要な教養は身に付けられるはずです。養女先は、父上が許せばいくらでも見つかるはずです」
「そんな一朝一夕で教養は身に付かないぞ。私はあの女を養女にする家を探すつもりもない。そんなことをしたら、社交界で言い笑い種になるだけだ! それにゾフィー嬢と腹の子はどうするんだ? お前が彼女と結婚しないのなら、子供は我が家で引き取ってもやってもいいが、彼女自身は修道院行きだぞ」
「子供から母親を引き話すのですか?! なんて残酷なことを!」
「お前のせいだぞ。ゾフィー嬢は、お前をひたすら慕っているのにかわいそうに……」
ルドルフは顔を歪めた。小さな頃からかわいがってきた従妹が自分を慕っているのも、婚約した時には大喜びしていたのもルドルフは知っているだけに良心が痛んだ。
「それでも私は愛のない結婚はできません!」
「どうしてだ? お前だってゾフィー嬢を嫌いなわけじゃないだろう?」
「それはそうでしたけど、あんなことをされてはもう許しがたいですよ」
「そうか。かわいそうになぁ……父親のロプコヴィッツ侯爵にやれと言われて断れなかっただけだろうに……」
アルブレヒトは、今回のことでゾフィーの父親のマティアスと共謀していた癖に、白を切ってルドルフを揺さぶった。
「ロプコヴィッツ侯爵は、子供が生まれた時に彼女が未婚なら修道院に送ると言っているぞ。なぁ、ゾフィー嬢はお前も小さい頃から知っていてかわいがっていただろう? かわいい従妹をそんな目に合わせていいのか?」
ルドルフだって小さい頃から妹のようにかわいがったゾフィーを子供と引き離して修道院行きにさせたいわけがない。だからと言って愛しいアンネを愛人にするのも嫌だった。ルドルフの苦悩は深まった。
------
『第一王子廃嫡問題』は、『公爵令嬢はダメンズ王子をあきらめられない』で起きた出来事です:
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/295708266
父アルベルトはアンネをルドルフと接触禁止にしたかったが、自室に閉じこもったルドルフが食事をアンネからしか受け取らないので、仕方なく世話係に任じた。だが、アンネが部屋の中に入る時はドアを開けっぱなしにし、ドアの外側に他の使用人が最低2人待機することが条件だった。
ルドルフとゾフィーの両親達は、通常いつ月のものが来るのか、今月はまだ来ていないのか、ゾフィーに幾度となく配慮も遠慮もなく問いかけた。そうしてあの夜会から1ヶ月と少し経った頃、ゾフィーの妊娠が明らかになった。
彼女の妊娠がわかってすぐにアルベルトはルドルフの部屋に行って扉をノックしたが、思っていた通りに返事はなく、鍵が内側からかかっていた。
「ルドルフ、開けてくれ。開けないのなら、合鍵を使うぞ!」
アルベルトがドンドンと何度も扉を叩くので、仕方なくルドルフは扉越しに答えた。
「何度来られても私は彼女と結婚しませんよ。あんなやり口は卑怯です!」
「そんなことを言っていられないんだ! ゾフィー嬢が妊娠した。お前たちは早急に結婚しなければならない!」
アルベルトは遠慮なく――むしろアンネに聞かせるために――わざと大声で話したので、廊下で控えていた彼女にもその話が聞こえてしまった。アンネはルドルフの世話をする時以外、普段は彼の部屋から引き離されていたが、アルベルトはわざとこの時廊下に彼女を控えさせていた。
ルドルフが渋々とした様子で扉をほんの少し開けて顔を覗かせると、アルベルトはすかさず足を差し込んで扉を大きく開けて部屋の中に飛び込んだ。
するとまず淀んだ空気がアルベルトの鼻をついた。カーテンは閉じられたままで部屋は薄暗い。それでもルドルフの異様な様は、アルベルトの目に入ってきた。
ルドルフは、元来、輝くような金髪にサファイアのような青い目、陶磁器のように滑らかな白い肌を持つ美しい太陽のような貴公子だった。だが、今や目の周りは落ち窪み、肌の色は白を通り越して青白い。かつて輝いていた青い目は失望のために光を失って淀んでいる。
「なんだ、このざまは! お前はコーブルク公爵家の跡取りなんだぞ。情けない姿を晒すのではない!」
「誰のせいだと思っているのですか! 私は夜会でゾフィーの両親と話してから翌日起きるまで記憶がありません。ゾフィーの両親と共謀して私に媚薬を盛ったのでしょう? そうじゃなきゃおとなしいゾフィーがこんなことをできるわけない! 汚いやり方をっ……!」
ルドルフの頭の中は怒りでいっぱいになってアルベルトを思いきり罵り、彼のシャツの襟をつかんだ。
「まあまあ、待て、待て。そう怒るものじゃない。ゾフィー嬢との結婚は、お前にとっても悪くない話だぞ。腹の子が男児だったら、彼女ともう二度と関係を持たずに済むじゃないか。そうしたらあの女を愛人にすればよい」
「アンネは愛人になんかしません! アンネ以外の妻なんていりません! 私は父上とは違います!」
「お前は誤解しているぞ。私はアンゲリカを妻として尊重している。女を抱くのは男の性《さが》だから、たまにはよその女と同衾しているが、のめりこんだりしていない。もちろんアンゲリカもそれは理解している」
「私はそういう腐った夫婦関係は嫌なのです! 母上だって我慢しているに違いないのに、どうしてそんなことを言えるのですか!」
「何、綺麗ごとを言っているんだ。血を残すのは由緒正しい家の女が相手と決まっている。遊びたければよその女とすればいいんだ」
今まで父と息子の考えは、いくら話し合っても平行線だった。それはその日も変わらなかった。
「平民の侍女風情と結婚したら、お前も平民になるんだぞ! それを避けようにもあの女を養女にする家などあるわけがない」
「それは父上が手を回しているからでしょう? 父上が認めれば、アンネを養女にしてくれる家だって見つかるはずです」
心当たりのあるアルベルトは苦虫を噛み潰したような顰《しか》め面になった。
「駄目だ! あのような下賤な血を我が公爵家に入れるわけにはいかない」
「彼女を侮辱しないでください。どうしても彼女を私の配偶者として受け入れられないのなら、公爵の地位は継ぎません」
アルベルトは、焦燥や怒りがない交ぜの複雑な心境を抑えて息子を説得にかかった。
「そんなわけにいかないことは、お前だってわかっているだろう? 我が妹の息子に爵位が行ったら、妹夫婦がコーブルク公爵家をあっという間につぶすに決まっている! 分家のクリストフが継いだとしても同じようなもんだ。あのラムベルク男爵家は一家そろってクズだからな。今、我が国の政情はまだ不安定だから、三大公爵家がしっかりと王家を支えなくてはならないのはお前だって分かっているだろう?」
先の第一王子廃嫡問題でコーブルク公爵家は政治的打撃を受け、ゾフィーの実家ロプコヴィッツ侯爵家と婚姻関係を結んでその打撃から這い上がろうとしていた。だから、ルドルフの結婚問題は単に世間体や家督継承問題だけでなく、政治問題もはらんでいた。
「私が爵位を継ぐのなら、アンネをどこかの貴族の養女にして私と彼女が結婚するのが条件です」
「教養のない平民風情に公爵夫人は無理だ!」
「私が彼女を支えます。彼女は勤勉ですから、必要な教養は身に付けられるはずです。養女先は、父上が許せばいくらでも見つかるはずです」
「そんな一朝一夕で教養は身に付かないぞ。私はあの女を養女にする家を探すつもりもない。そんなことをしたら、社交界で言い笑い種になるだけだ! それにゾフィー嬢と腹の子はどうするんだ? お前が彼女と結婚しないのなら、子供は我が家で引き取ってもやってもいいが、彼女自身は修道院行きだぞ」
「子供から母親を引き話すのですか?! なんて残酷なことを!」
「お前のせいだぞ。ゾフィー嬢は、お前をひたすら慕っているのにかわいそうに……」
ルドルフは顔を歪めた。小さな頃からかわいがってきた従妹が自分を慕っているのも、婚約した時には大喜びしていたのもルドルフは知っているだけに良心が痛んだ。
「それでも私は愛のない結婚はできません!」
「どうしてだ? お前だってゾフィー嬢を嫌いなわけじゃないだろう?」
「それはそうでしたけど、あんなことをされてはもう許しがたいですよ」
「そうか。かわいそうになぁ……父親のロプコヴィッツ侯爵にやれと言われて断れなかっただけだろうに……」
アルブレヒトは、今回のことでゾフィーの父親のマティアスと共謀していた癖に、白を切ってルドルフを揺さぶった。
「ロプコヴィッツ侯爵は、子供が生まれた時に彼女が未婚なら修道院に送ると言っているぞ。なぁ、ゾフィー嬢はお前も小さい頃から知っていてかわいがっていただろう? かわいい従妹をそんな目に合わせていいのか?」
ルドルフだって小さい頃から妹のようにかわいがったゾフィーを子供と引き離して修道院行きにさせたいわけがない。だからと言って愛しいアンネを愛人にするのも嫌だった。ルドルフの苦悩は深まった。
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『第一王子廃嫡問題』は、『公爵令嬢はダメンズ王子をあきらめられない』で起きた出来事です:
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