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第3章 学園潜入作戦
第7話 鳩でメイドな転校生
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ラノベ学園潜入1日目――担任の先生が教室でわたしを転校生として紹介してくれた。
「鳩川メイです。よろしくお願いします」
偽名の名前は、メイドのメイ。苗字は何でもいいから鳩を入れたかった。
わたしの自己紹介の時、一瞬静かになったけど、すぐにザワザワとうるさくなった。誰もわたしのことを気にかけていない。
そんなのおかしいじゃん! わたしは妙齢の美鳩だゾ! ギルドでもモテモテの受付嬢なんだ!
「鳩川、後ろのほうに空いている席があるから、そこに座ってくれ。隣は戸坂だ……おい、鳩川?」
「あ、は、はい!」
先生が不思議そうにわたしを呼ぶので、我に返った。
「トサカ君の隣?」
先生の視線の先を見ると、教室の後ろのほうの空席の隣で鶏冠みたいにツンツンさせた赤い髪の毛の生徒が机に突っ伏している。
「おい、戸坂、寝ているんじゃないぞ!」
ふわぁと大あくびをしながらトサカ君が顔を上げた。なかなかのイケメンだ。
わたしは彼の横に座って『よろしく!』と言ったけど、『ん』しか言わない。んもぅ~、ツンデレなんだから!
わたしは隣の彼の肘にツンツンして聞いてみた。
「ねぇ、トサカ君のトサカって雄鶏の鶏冠なの?」
「バッカじゃねぇか。鳩はすっこんでろ!」
トサカ君はわたしをキッと睨んでののしった。おお、こわこわ!
周りの生徒もザワザワと何か話しているけど、実はまだホームルームは終わっていなかった。先生が静かにするようにみんなに注意した。
「おーい、ホームルームはまだ終わってないぞ! 今日は、学園祭の出し物とミスコン出場者を決めてもらうからな。学園祭係、前へ出てきてくれ」
先生がそう呼びかけると、真面目そうな男女の生徒2人が前へ出てきた。
彼らはクラスの出し物を決めようと頑張って皆に話しかけているけど、誰も聞いていない。先生はイライラして壁掛け時計の時間をしきりに見ている。
「今日は時間がないので、明日のホームルームで1人1案ずつ出してもらいます」
学園祭係がそう結論を出すと、えーっという声が教室のそこらじゅうから聞こえた。
「お前達! 学園祭の準備に協力しない生徒は学園祭を欠席扱いにするぞ。準備が1番重要なんだからな」
先生は、伝家の宝刀を出すことにしたみたいだ。学園祭の準備と当日の参加は、内申に反映する。
あちこちから『ひどい』『横暴だ』と色々な声があがった。でも先生も学園祭係も生徒の抗議を歯牙にもかけていない。
「えーと、次はミスコンのクラス代表を決めます。ミスコンと言っても、今年から男女混合で行われるので、男子でも女子でもとにかくクラスから1人代表者さえ出ればOKです。誰かなりたい人いますか?」
シーンと教室の中が静まりかえった。立候補するなら今だ!
転校1日目でミスコン代表に立候補するのは、本当は気が引ける。でも実行委員はもう決まっているそうなので、ミスコンの現場に潜入するにはそれしかない。
「はい! わたし、出場したいです!」
「え? 鳩川さん?!」
学園祭係も面食らっている。そりゃそうだ。だけど、押し通すしかない。わたしはもうひとつメリットを提供することにした。
「出し物にもいいアイディア、あるんですよ」
わたしが箱の中に入って箱を開けたら、鳩が飛び立つというマジックショーみたいなものを提案した。もちろん、わたしが鳩の獣人だということは学園でもみんな知っているので、本当はマジックでもなんでもない。
「両方とも賛成!」
「わたしも!」
「俺も!」
一気に決められてみんなは肩の荷が下りると思ったみたいで、意外にも誰も反対することなく賛成してくれた。
「鳩川メイです。よろしくお願いします」
偽名の名前は、メイドのメイ。苗字は何でもいいから鳩を入れたかった。
わたしの自己紹介の時、一瞬静かになったけど、すぐにザワザワとうるさくなった。誰もわたしのことを気にかけていない。
そんなのおかしいじゃん! わたしは妙齢の美鳩だゾ! ギルドでもモテモテの受付嬢なんだ!
「鳩川、後ろのほうに空いている席があるから、そこに座ってくれ。隣は戸坂だ……おい、鳩川?」
「あ、は、はい!」
先生が不思議そうにわたしを呼ぶので、我に返った。
「トサカ君の隣?」
先生の視線の先を見ると、教室の後ろのほうの空席の隣で鶏冠みたいにツンツンさせた赤い髪の毛の生徒が机に突っ伏している。
「おい、戸坂、寝ているんじゃないぞ!」
ふわぁと大あくびをしながらトサカ君が顔を上げた。なかなかのイケメンだ。
わたしは彼の横に座って『よろしく!』と言ったけど、『ん』しか言わない。んもぅ~、ツンデレなんだから!
わたしは隣の彼の肘にツンツンして聞いてみた。
「ねぇ、トサカ君のトサカって雄鶏の鶏冠なの?」
「バッカじゃねぇか。鳩はすっこんでろ!」
トサカ君はわたしをキッと睨んでののしった。おお、こわこわ!
周りの生徒もザワザワと何か話しているけど、実はまだホームルームは終わっていなかった。先生が静かにするようにみんなに注意した。
「おーい、ホームルームはまだ終わってないぞ! 今日は、学園祭の出し物とミスコン出場者を決めてもらうからな。学園祭係、前へ出てきてくれ」
先生がそう呼びかけると、真面目そうな男女の生徒2人が前へ出てきた。
彼らはクラスの出し物を決めようと頑張って皆に話しかけているけど、誰も聞いていない。先生はイライラして壁掛け時計の時間をしきりに見ている。
「今日は時間がないので、明日のホームルームで1人1案ずつ出してもらいます」
学園祭係がそう結論を出すと、えーっという声が教室のそこらじゅうから聞こえた。
「お前達! 学園祭の準備に協力しない生徒は学園祭を欠席扱いにするぞ。準備が1番重要なんだからな」
先生は、伝家の宝刀を出すことにしたみたいだ。学園祭の準備と当日の参加は、内申に反映する。
あちこちから『ひどい』『横暴だ』と色々な声があがった。でも先生も学園祭係も生徒の抗議を歯牙にもかけていない。
「えーと、次はミスコンのクラス代表を決めます。ミスコンと言っても、今年から男女混合で行われるので、男子でも女子でもとにかくクラスから1人代表者さえ出ればOKです。誰かなりたい人いますか?」
シーンと教室の中が静まりかえった。立候補するなら今だ!
転校1日目でミスコン代表に立候補するのは、本当は気が引ける。でも実行委員はもう決まっているそうなので、ミスコンの現場に潜入するにはそれしかない。
「はい! わたし、出場したいです!」
「え? 鳩川さん?!」
学園祭係も面食らっている。そりゃそうだ。だけど、押し通すしかない。わたしはもうひとつメリットを提供することにした。
「出し物にもいいアイディア、あるんですよ」
わたしが箱の中に入って箱を開けたら、鳩が飛び立つというマジックショーみたいなものを提案した。もちろん、わたしが鳩の獣人だということは学園でもみんな知っているので、本当はマジックでもなんでもない。
「両方とも賛成!」
「わたしも!」
「俺も!」
一気に決められてみんなは肩の荷が下りると思ったみたいで、意外にも誰も反対することなく賛成してくれた。
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