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置き去りと女子高生と中華丼と
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「あの…………璃亜さん…………良かったんですか…………?」
「詩織さんには申し訳ないと思いますがやはりここから先の事を考えると…………」
花柄ビキニの女子高生が誰もいない砂浜で雄たけびを上げる、その少し前。
それぞれ腰まで伸びる黒いポニーテール、青白ツインテール、つやのある黒髪おかっぱヘアを揺らしながら人のいない浜辺を走っていた。
「ま、しょうがないでしょ。戦う術のある相一や半吸血鬼のあんたと違ってあの子は、詩織は正真正銘根っからの人間なんだし。あんまり危ない事に巻き込みたくない気持ちも分かるしね」
「しかし、こうして飛び出してきたのはいいものの結局『濡れ女』に対する有効策は出ませんでしたね」
「それは…………今の内にみんなで…………考えましょう…………」
「そうは言ってもねー基本的に物理攻撃が無効で氷漬けにしてもすり抜けてくる、そんな奴どうやってぶっ殺――――ぶっ倒せばいいのか見当もつかないのよね」
貧しい雪女による巨乳への怨嗟は留まる所を知らないらしい。
隣を並走する璃亜を、より正確には黒いビキニに包まれたある一部分を苦い表情でにらみつけながら不満げに漏らす。
「所長の言葉を借りるなら、『まあ、なんとかなるだろ』といったところでしょうか」
「やっぱり…………璃亜さんも所長さんも…………似たもの同士です…………」
「結局いつもの行き当たりばったりになるわけね」
「臨機応変…………という言い方も…………」
「何でもいいけど、そろそろ詩織がさっきの場所に戻ってくる頃じゃない? あたし達がいないのに気付いて軽く落ち込んだりしてないかしら」
実際には落ち込むどころか周囲に響き渡る程の悲痛な叫びを上げていたのだが、さすがにここまでの距離を超えて聞こえてくる事はなかった。
「仕方ないでしょう、あまり危険な事に巻き込むわけにはいきませんし」
「璃亜さん、氷柱ちゃん…………そろそろ例の洞窟が…………見えてきます…………」
「あの海まで突き出したごつごつした岩山がそれね。確かにあれはボートでも持ってくるか――――、『こう』でもしなきゃ入れないわね」
僅かに足を速め先頭に出た氷柱が波打ち際からさらに一歩、大きく踏み出す。
水色のビーチサンダルを履いたその足が海面に触れた瞬間、ほんの一瞬前まで波打っていた水面は急速に凍てつき人一人が上で走ろうが暴れようがビクともしないであろう厚みのある足場に変貌した。
氷柱に続き璃亜、千里の二人も即席で造り上げられた足場の上に飛び出していった。そこに躊躇や逡巡といったものは一切見受けられない。遠目から見れば海面上を走っている様にも見える三人は大きく迂回する形で海岸から突き出す洞窟に向かう。
「近づいてきました。――――お二人共、油断の無いよう」
「こっちのセリフよ。そっちこそまだ日が沈み切って無いんだからあまりムチャするんじゃないわよ」
「もしもの時は…………私が璃亜さんを…………守りますから…………」
「言うじゃないちびっ子、戦闘能力皆無のくせに。なんなら二人共外で待ってても構わないけど」
「頼りにしてますよ、お二人共――――」
三人の少女が洞窟の入り口にたどり着く。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「――――って訳なんですよ! どう思いますか、というか酷くないですか!? 熱っ、…………わたしだって一応事務所の一員、って私は勝手思ってるんですけど――――、熱ちち」
秘書さんに頼まれ彼女の携帯で警察の人への現状報告を済ませ急ぎ足で元の場所まで戻ってきたわたしを待っていたのは…………、いや正確には誰も待っていなかったから困ってるんだけどね。
むくむくと湧き出る不満を口から零しながらそれと入れ替えるように熱々の中華丼をレンゲに乗せ口元へ運ぶ。
ここで一応言っておきたいのは別に一人で壁に向かって恨み言を垂れ流しているわけではないということで。
場所は海の家。昼間、皆で昼食をとりそして今回の間接的な依頼者であり断波観光協会会長でもある前橋さんが営む海の家の一つである。
そして目の前には当の本人がいるものの、わたしの話を聞いてくれているのかいないのか…………はあ、だの、…………そうですか、だのと声を漏らすばかりでその声には覇気が一切感じられない。
「もー聞いてますか!? 拗ねた女子高生の相手が面倒くさいのは分かりますけど、みんなに置いてけぼりにされさらにはここでも相手にされなくなったらわたし本当に泣きますよ」
「…………そうですねえ。勿論、お嬢さんの気持ちもよくわかります。ですが『濡れ女』でしたか、そのような妖怪が現れさらには人が攫われたりもした…………それだけ今この海水浴場は危険だということでしょう。ましてや、これからその『濡れ女』の元に向かうということなら、尚更に危険が待ち受けておるんでしょう。そこにお嬢さんを巻き込みたくない、という気持ちぐらいは理解してあげてもいいんじゃないですかね」
…………もちろん、わたしだってそれぐらいは分かっている。氷柱ちゃんや秘書さんが正面から挑んで敵わなかった様な妖怪相手に唯の女子高生ができることなんか何も無いって事ぐらい分かっている。秘書さん達がわたしを危険な目に合わせたくないと思って置いていったのも勿論分かっている。
…………でも。
「だからと言って納得できるかどうかはまた別の問題なんですよー!!」
他に客もいない海の家の座敷で足をばたつかせながら中華丼を口に運ぶ。少し時間が経過したこともあり、熱さに気をつかわずともかき込める温度なったそれを口内で味わう。
うん、この濃いめの味付けの餡と豚肉の絡み合いが絶妙だ。そしてこの白菜もしっかりと味がしみ込んでいる上で白菜の持つ瑞々しさを最大限に生かしている。
特筆すべきはこの餡、通常の中華丼のそれと比べ片栗粉を多めに使用しているのかとろみ、を通り越してどろりとした食感を生み出している。
しかしその濃厚過ぎる舌ざわりが苦になる事は決してなく、そこにはやはり中華丼の具材として欠かすことの出来ない白菜の存在が大きいのだろう。
白菜の新鮮な野菜特有のしゃきしゃきとした食感がどろりとした餡の中で一服の清涼剤として役目を果して居るのが伺える――――って、誰に対して食レポしてんのよわたし。
「それでもこうやってここにいるという事はちゃんとあの人達の気持ちを分かってあげられている、という事なんじゃないですか」
そんな事を言う前橋さんは穏やかな表情を浮かべ、空になっていたグラスにお冷を注いでくれた。
思えばこの人も今のわたしと同じような心境なのかもしれない。
観光協会の会長なんてやっているぐらいだ。この場所にはわたしには想像できないほどの思い入れがあるに違いない。今回の問題もできる事なら自分達の手で解決したいに決まっている。
でも相手は超常の存在、わたし達みたいに特別な力を持たない人間がどうこうできる問題じゃない、だからこそ警察に…………あるいはその先にいる探偵さん達みたいな『専門家』に頼むしかなかったんだ。そしてその探偵さん達が自分達の頼みで危険な目にあっているとして、そこに何の手助けも出来ない自分に歯がゆい思いをしているんだと思う。
「それにしても結局どんな方法で『濡れ女』をやっつけるつもりなんだろう。きっとわたしじゃ考え付かないような方法で…………。いや、あの人達の事だ、結局なにも思いつかなかったけどいきあたりばったりで何とかしてしまいそうな気もするけど」
身体を液状に変えられる相手を倒す方法かぁ。そりゃあ唯の水を叩いても殆どなんの抵抗も無くすり抜けちゃうんだから直接殴ろうとしても効果ないのは当然だよね。
せめてもう少し手ごたえのあるというか…………そう、例えばこの中華丼の餡みたいに――――――っ??
「これだ――――――っ!!」
ガタッ、とどんぶりを片手に乗せたまま勢い良く立ち上がったわたしを見上げながら前橋さんは目を白黒させる。
「ど、どうかしましたか?」
動揺する前橋さんの肩を空いている方の手で掴む。
「思いついたんですよ! 『濡れ女』への対抗策を!!」
わたしの言葉に驚いた表情を浮かべる前橋さん。そんな彼の目の前に食べかけのどんぶりを突き出し
「これですよこれ!」
「と、言われましても…………」
何が何だかわからないといった様子を浮かべる。まあ確かにいきなり食べかけの中華丼を目の前に突き出されても何の事やら分からないとは思うし、ちゃんと説明しないとね。
「前橋さん、今から言うものをありったけ用意してもらえませんか?」
『これ』があれば『濡れ女』を倒せるかもしれない。そんな淡い希望を持ったわたしは前橋さんを急かしながら目的のものがあるはずの場所へ案内してもらう。
「あの…………璃亜さん…………良かったんですか…………?」
「詩織さんには申し訳ないと思いますがやはりここから先の事を考えると…………」
花柄ビキニの女子高生が誰もいない砂浜で雄たけびを上げる、その少し前。
それぞれ腰まで伸びる黒いポニーテール、青白ツインテール、つやのある黒髪おかっぱヘアを揺らしながら人のいない浜辺を走っていた。
「ま、しょうがないでしょ。戦う術のある相一や半吸血鬼のあんたと違ってあの子は、詩織は正真正銘根っからの人間なんだし。あんまり危ない事に巻き込みたくない気持ちも分かるしね」
「しかし、こうして飛び出してきたのはいいものの結局『濡れ女』に対する有効策は出ませんでしたね」
「それは…………今の内にみんなで…………考えましょう…………」
「そうは言ってもねー基本的に物理攻撃が無効で氷漬けにしてもすり抜けてくる、そんな奴どうやってぶっ殺――――ぶっ倒せばいいのか見当もつかないのよね」
貧しい雪女による巨乳への怨嗟は留まる所を知らないらしい。
隣を並走する璃亜を、より正確には黒いビキニに包まれたある一部分を苦い表情でにらみつけながら不満げに漏らす。
「所長の言葉を借りるなら、『まあ、なんとかなるだろ』といったところでしょうか」
「やっぱり…………璃亜さんも所長さんも…………似たもの同士です…………」
「結局いつもの行き当たりばったりになるわけね」
「臨機応変…………という言い方も…………」
「何でもいいけど、そろそろ詩織がさっきの場所に戻ってくる頃じゃない? あたし達がいないのに気付いて軽く落ち込んだりしてないかしら」
実際には落ち込むどころか周囲に響き渡る程の悲痛な叫びを上げていたのだが、さすがにここまでの距離を超えて聞こえてくる事はなかった。
「仕方ないでしょう、あまり危険な事に巻き込むわけにはいきませんし」
「璃亜さん、氷柱ちゃん…………そろそろ例の洞窟が…………見えてきます…………」
「あの海まで突き出したごつごつした岩山がそれね。確かにあれはボートでも持ってくるか――――、『こう』でもしなきゃ入れないわね」
僅かに足を速め先頭に出た氷柱が波打ち際からさらに一歩、大きく踏み出す。
水色のビーチサンダルを履いたその足が海面に触れた瞬間、ほんの一瞬前まで波打っていた水面は急速に凍てつき人一人が上で走ろうが暴れようがビクともしないであろう厚みのある足場に変貌した。
氷柱に続き璃亜、千里の二人も即席で造り上げられた足場の上に飛び出していった。そこに躊躇や逡巡といったものは一切見受けられない。遠目から見れば海面上を走っている様にも見える三人は大きく迂回する形で海岸から突き出す洞窟に向かう。
「近づいてきました。――――お二人共、油断の無いよう」
「こっちのセリフよ。そっちこそまだ日が沈み切って無いんだからあまりムチャするんじゃないわよ」
「もしもの時は…………私が璃亜さんを…………守りますから…………」
「言うじゃないちびっ子、戦闘能力皆無のくせに。なんなら二人共外で待ってても構わないけど」
「頼りにしてますよ、お二人共――――」
三人の少女が洞窟の入り口にたどり着く。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「――――って訳なんですよ! どう思いますか、というか酷くないですか!? 熱っ、…………わたしだって一応事務所の一員、って私は勝手思ってるんですけど――――、熱ちち」
秘書さんに頼まれ彼女の携帯で警察の人への現状報告を済ませ急ぎ足で元の場所まで戻ってきたわたしを待っていたのは…………、いや正確には誰も待っていなかったから困ってるんだけどね。
むくむくと湧き出る不満を口から零しながらそれと入れ替えるように熱々の中華丼をレンゲに乗せ口元へ運ぶ。
ここで一応言っておきたいのは別に一人で壁に向かって恨み言を垂れ流しているわけではないということで。
場所は海の家。昼間、皆で昼食をとりそして今回の間接的な依頼者であり断波観光協会会長でもある前橋さんが営む海の家の一つである。
そして目の前には当の本人がいるものの、わたしの話を聞いてくれているのかいないのか…………はあ、だの、…………そうですか、だのと声を漏らすばかりでその声には覇気が一切感じられない。
「もー聞いてますか!? 拗ねた女子高生の相手が面倒くさいのは分かりますけど、みんなに置いてけぼりにされさらにはここでも相手にされなくなったらわたし本当に泣きますよ」
「…………そうですねえ。勿論、お嬢さんの気持ちもよくわかります。ですが『濡れ女』でしたか、そのような妖怪が現れさらには人が攫われたりもした…………それだけ今この海水浴場は危険だということでしょう。ましてや、これからその『濡れ女』の元に向かうということなら、尚更に危険が待ち受けておるんでしょう。そこにお嬢さんを巻き込みたくない、という気持ちぐらいは理解してあげてもいいんじゃないですかね」
…………もちろん、わたしだってそれぐらいは分かっている。氷柱ちゃんや秘書さんが正面から挑んで敵わなかった様な妖怪相手に唯の女子高生ができることなんか何も無いって事ぐらい分かっている。秘書さん達がわたしを危険な目に合わせたくないと思って置いていったのも勿論分かっている。
…………でも。
「だからと言って納得できるかどうかはまた別の問題なんですよー!!」
他に客もいない海の家の座敷で足をばたつかせながら中華丼を口に運ぶ。少し時間が経過したこともあり、熱さに気をつかわずともかき込める温度なったそれを口内で味わう。
うん、この濃いめの味付けの餡と豚肉の絡み合いが絶妙だ。そしてこの白菜もしっかりと味がしみ込んでいる上で白菜の持つ瑞々しさを最大限に生かしている。
特筆すべきはこの餡、通常の中華丼のそれと比べ片栗粉を多めに使用しているのかとろみ、を通り越してどろりとした食感を生み出している。
しかしその濃厚過ぎる舌ざわりが苦になる事は決してなく、そこにはやはり中華丼の具材として欠かすことの出来ない白菜の存在が大きいのだろう。
白菜の新鮮な野菜特有のしゃきしゃきとした食感がどろりとした餡の中で一服の清涼剤として役目を果して居るのが伺える――――って、誰に対して食レポしてんのよわたし。
「それでもこうやってここにいるという事はちゃんとあの人達の気持ちを分かってあげられている、という事なんじゃないですか」
そんな事を言う前橋さんは穏やかな表情を浮かべ、空になっていたグラスにお冷を注いでくれた。
思えばこの人も今のわたしと同じような心境なのかもしれない。
観光協会の会長なんてやっているぐらいだ。この場所にはわたしには想像できないほどの思い入れがあるに違いない。今回の問題もできる事なら自分達の手で解決したいに決まっている。
でも相手は超常の存在、わたし達みたいに特別な力を持たない人間がどうこうできる問題じゃない、だからこそ警察に…………あるいはその先にいる探偵さん達みたいな『専門家』に頼むしかなかったんだ。そしてその探偵さん達が自分達の頼みで危険な目にあっているとして、そこに何の手助けも出来ない自分に歯がゆい思いをしているんだと思う。
「それにしても結局どんな方法で『濡れ女』をやっつけるつもりなんだろう。きっとわたしじゃ考え付かないような方法で…………。いや、あの人達の事だ、結局なにも思いつかなかったけどいきあたりばったりで何とかしてしまいそうな気もするけど」
身体を液状に変えられる相手を倒す方法かぁ。そりゃあ唯の水を叩いても殆どなんの抵抗も無くすり抜けちゃうんだから直接殴ろうとしても効果ないのは当然だよね。
せめてもう少し手ごたえのあるというか…………そう、例えばこの中華丼の餡みたいに――――――っ??
「これだ――――――っ!!」
ガタッ、とどんぶりを片手に乗せたまま勢い良く立ち上がったわたしを見上げながら前橋さんは目を白黒させる。
「ど、どうかしましたか?」
動揺する前橋さんの肩を空いている方の手で掴む。
「思いついたんですよ! 『濡れ女』への対抗策を!!」
わたしの言葉に驚いた表情を浮かべる前橋さん。そんな彼の目の前に食べかけのどんぶりを突き出し
「これですよこれ!」
「と、言われましても…………」
何が何だかわからないといった様子を浮かべる。まあ確かにいきなり食べかけの中華丼を目の前に突き出されても何の事やら分からないとは思うし、ちゃんと説明しないとね。
「前橋さん、今から言うものをありったけ用意してもらえませんか?」
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