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2.令和6年

大丈夫かな、定額減税。

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今年は定額減税なんかもありますねー。
これ、給与支払者泣かせだし、大混乱ではないかとわたしは思ってます。

国は、国が決めたルール通りに国民みんなが動くと思ってて、それを前提にしているようですが、国民はね、そんなに国の決めたルールをわかっていないですよ。
ダブルワークしてるひととか、年金を受給しながら働いている給与所得者を見ていてもそう思う。
基本、労働者は働いて、その対価である給与がもらえればそれでよくて、恐らく大半の方がそういう制度上のあれこれって知らないんです。
かくいうわたしも以前はそうでした。
年末調整?なんですかそれ?え!お金が戻ってくるの?ラッキー!くらいの感じです。

これは一例ですが、ダブルワークしているひととか、年金を受給しながら働いている給与所得者全員が、きちんと確定申告しているかというと、恐らくそうではない。
実際周囲で「大丈夫?」っていうひと、います。

話は逸れましたが、この定額減税、給与所得者よりも、支払者泣かせだな…と思ってます。
今出ている情報で、一番驚いたのが、先程も話に出た、年金を受給しながら働いている給与所得者。

「給与からも減税するし、年金からも減税するから、あとで確定申告で戻してね!」
って国は言ってるみたいです。
…えっ?それ本当に大丈夫?
(だめだと思います。)

しかも、職場の担当者、3月末も末の頃、税務署の説明会に行って、色々と質問してきたらしいんですけど、「まだ詳細が決まっておりませんので」との回答。
…大丈夫~~~!!??

当職場の担当者は、「何のためのマイナンバーカード?一律給付にすればよくない?」的なことを言っておりました。
ですよね~~~!!!としか言えませんでした。
だって実際そうなんだもの。

給与から減税する意味って何なんですかね?
よく、国が言うのは「国からお金が払われているということを受け取っている本人に理解してほしい」ということなので、今回もそういう感じなのでしょうか。

でも、先にも述べましたが、国民て、制度上のあれこれってあんまり気にしてないんですよ。
あくまでわたし個人がそうだったのと、周囲を見ての個人的見解ですが。
その種別が「減税」だろうか「給付」だろうがあまり関係ないんです。
「減税」であれば、「なんかよくわからないけど、税金減った!」だし、「給付」であれば、「なんかよくわからないけど、お金もらえた!」だと思うんです。
国がいかに考えて頑張っているかを国民に理解してもらうための手間として、今回の定額減税は見合っているんでしょうか…。
まあ、決まってしまったことなので、それに従うまでなのですが。
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