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第1話 『筋肉が震える』
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筋肉が世界を救う。地上最強のマッチョマンによるファンタジーワールド無双!!魔王を倒して姫様を救い出せ!!
著者:ピラフドリア
第1話
『筋肉が震える』
俺の名前はキン・ニクニク。この世で一番美しい筋肉を持つ男だ。そんな俺の特徴はなんて言ったて筋肉だ。そしてこの筋肉こそが俺であり、俺の全てなのだ。
だが、そんな筋肉しか興味がない俺に事件が起きた。
そしてそれは初恋となる。
仕事終わりにジムに行き、その帰り道のことだった。
道を歩いていると、目の前を女子高生が歩いていた。スマホを見ながらイヤホンで音楽を聴いている。
車通りの多い道ではないが危険だ。俺はそう思いながらも家に帰宅するため、道を進む。
しばらく道のりが同じだったのか、俺と同じ道を進んでいく女子高生。
同じ道で後ろを歩いているせいか、チラチラと俺の方を見てくる。
俺の筋肉に惚れてしまったのだろうか。だが、そんなことは許されない。俺の筋肉は俺のためだけにあるのだ。誰にもあげない。
そんな感じでしばらく歩いていると、ある交差点に差し掛かった。
その時である。車が高速で走ってきた。女子高生が渡っているというのに車は止まる様子はない。
俺が運転手の方を見ると、運転手は酔っている感じだった。女子高生も気づいている様子はない。これは危険だ!!
俺は走った。それは女子高生を守るためだ。だが、俺が走って近づいてきたことで女子高生はビビったのか、女子高生は俺から逃げるように走り出す。
これで車に轢かれることはなくなった。だが!!
「俺が轢かれる!!」
俺から逃げたことで女子高生は車に轢かれることはなくなった。しかし、俺は道路に飛び出してしまったのである。
このままでは轢かれてしまう。
だが!!
俺の筋肉はそんな弱くない!!
車が俺にぶつかると、俺は何もなく車がぺっちゃんこに潰れてしまった。
これが俺の筋肉の力。なんて恐ろしい力なんだ。
中にいた運転手は車が潰れる前に俺が車をパンチして穴を開けてそこから引っ張り出して助けた。運転手は何が起きたのか分からなくてキョトンとしている。
「ふー、危なかったぜ」
とりあえず俺の筋肉で死人は出ていない。俺が一安心した時であった。
俺の足元を何かが走る。
「ん、なんだ?」
俺は気になって下を見てみる。すると、下にいたのはネズミだった。
「ね、ネズミーーー!!」
俺はそのまま気を失った。
俺はネズミが苦手なのだ。そして俺にぶつかった車の持ち主ネズミマニアであり、大量のネズミとドライブ中だったらしい。
そして俺が目を覚ますと……そこは…………。
著者:ピラフドリア
第1話
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俺の名前はキン・ニクニク。この世で一番美しい筋肉を持つ男だ。そんな俺の特徴はなんて言ったて筋肉だ。そしてこの筋肉こそが俺であり、俺の全てなのだ。
だが、そんな筋肉しか興味がない俺に事件が起きた。
そしてそれは初恋となる。
仕事終わりにジムに行き、その帰り道のことだった。
道を歩いていると、目の前を女子高生が歩いていた。スマホを見ながらイヤホンで音楽を聴いている。
車通りの多い道ではないが危険だ。俺はそう思いながらも家に帰宅するため、道を進む。
しばらく道のりが同じだったのか、俺と同じ道を進んでいく女子高生。
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俺の筋肉に惚れてしまったのだろうか。だが、そんなことは許されない。俺の筋肉は俺のためだけにあるのだ。誰にもあげない。
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その時である。車が高速で走ってきた。女子高生が渡っているというのに車は止まる様子はない。
俺が運転手の方を見ると、運転手は酔っている感じだった。女子高生も気づいている様子はない。これは危険だ!!
俺は走った。それは女子高生を守るためだ。だが、俺が走って近づいてきたことで女子高生はビビったのか、女子高生は俺から逃げるように走り出す。
これで車に轢かれることはなくなった。だが!!
「俺が轢かれる!!」
俺から逃げたことで女子高生は車に轢かれることはなくなった。しかし、俺は道路に飛び出してしまったのである。
このままでは轢かれてしまう。
だが!!
俺の筋肉はそんな弱くない!!
車が俺にぶつかると、俺は何もなく車がぺっちゃんこに潰れてしまった。
これが俺の筋肉の力。なんて恐ろしい力なんだ。
中にいた運転手は車が潰れる前に俺が車をパンチして穴を開けてそこから引っ張り出して助けた。運転手は何が起きたのか分からなくてキョトンとしている。
「ふー、危なかったぜ」
とりあえず俺の筋肉で死人は出ていない。俺が一安心した時であった。
俺の足元を何かが走る。
「ん、なんだ?」
俺は気になって下を見てみる。すると、下にいたのはネズミだった。
「ね、ネズミーーー!!」
俺はそのまま気を失った。
俺はネズミが苦手なのだ。そして俺にぶつかった車の持ち主ネズミマニアであり、大量のネズミとドライブ中だったらしい。
そして俺が目を覚ますと……そこは…………。
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