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第7話 『海底に』
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怪盗イタッチ大作戦!!
著者:ピラフドリア
第7話
『海底に』
俺はイタッチ。世界一の大泥棒だ。
今日狙うお宝は55年前に沈没したと言われる船に積まれていた名画、ヌトリア。
当時、名画を輸送中に船が荒らしに襲われ、波に飲まれて沈没してしまった。
船は海底に沈み、乗員も名画も海の底だ。
名画も塩水で消えてしまったと思われていた。だが、名画は生きていた。
名画が保管されていた船の一室には密封状態で水が入り込むことはなく、当時の状態で保管されている。
名画が当時の状態で保管されていることは、まだ一部のものにしか広まっていない。俺は裏社会のルートからその情報を手に入れた。
「……この辺りか」
俺はボートのエンジンを止める。乗ってきたのは一人乗りの小さなボートだ。
俺はボートに取り付けた機械に、縄を引っ掛ける。そしてその中のもう片方の端を俺の体に巻きつけた。
俺がこの機械のリモコンを持ち、何かあったらこれを回転させて縄を伸ばしたり縮めたりして、海の中を動く。
少し離れた海域にはクラーケンが出るという噂もある。何かに襲われたとしてもすぐにボートに戻ってこれるようにだ。
縄を巻きつけた後、マスクとボンベをつけて俺は海中に潜った。魚達が泳ぐ中、俺は海の底を目指す。
そして真っ暗な深海で沈んだ船を見つけた。
逆さになっている船。侵入口は逆さになった船の甲板から入るしか無い。
折り紙が使えれば、剣を作り船に穴を開けたい所だが、水中では折り紙の効力が弱まる。それに水を侵入させて、お宝を傷つけるわけにもいかない。
俺は甲板まで潜り、船の中に侵入しようとする。だが、入り口の付近で何かが襲ってきた。
水中でいつもよりも素早く動けなかった俺は、避けることができず腕を噛まれる。
腕に噛み付いてきたのはウツボだ。
どうやら沈んだ船を住処にしていたらしい。俺は噛みついてきたウツボを爪で引っ掻いて追い払った。
血は出ているが、これくらいなら問題ないだろう。
船の奥に行き、水の侵入していないフロアを発見。そして、
「こいつがヌトリアか」
ついに名画を見つけた。名画を真空になる袋に入れ、俺は海の中へと戻る。
そしてボートを目指して泳いでいたが……。
何かが近づいてくる。
俺が警戒しているとその状態に気づいた。やってきていたのはサメだ。ウツボに噛まれた腕から出ている血に反応してやってきたらしい。
俺は急いで泳ぐ。だが、水中でのスピードはサメの方が早い。あっという間に追いつかれた。
サメの鋭い牙が襲い掛かる。だが、ギリギリのところで俺はリモコンのスイッチを押し、縄が俺のことを引っ張る。
それによりサメから逃げることに成功し、ボートまで逃げ切ることができた。
著者:ピラフドリア
第7話
『海底に』
俺はイタッチ。世界一の大泥棒だ。
今日狙うお宝は55年前に沈没したと言われる船に積まれていた名画、ヌトリア。
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船は海底に沈み、乗員も名画も海の底だ。
名画も塩水で消えてしまったと思われていた。だが、名画は生きていた。
名画が保管されていた船の一室には密封状態で水が入り込むことはなく、当時の状態で保管されている。
名画が当時の状態で保管されていることは、まだ一部のものにしか広まっていない。俺は裏社会のルートからその情報を手に入れた。
「……この辺りか」
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俺はボートに取り付けた機械に、縄を引っ掛ける。そしてその中のもう片方の端を俺の体に巻きつけた。
俺がこの機械のリモコンを持ち、何かあったらこれを回転させて縄を伸ばしたり縮めたりして、海の中を動く。
少し離れた海域にはクラーケンが出るという噂もある。何かに襲われたとしてもすぐにボートに戻ってこれるようにだ。
縄を巻きつけた後、マスクとボンベをつけて俺は海中に潜った。魚達が泳ぐ中、俺は海の底を目指す。
そして真っ暗な深海で沈んだ船を見つけた。
逆さになっている船。侵入口は逆さになった船の甲板から入るしか無い。
折り紙が使えれば、剣を作り船に穴を開けたい所だが、水中では折り紙の効力が弱まる。それに水を侵入させて、お宝を傷つけるわけにもいかない。
俺は甲板まで潜り、船の中に侵入しようとする。だが、入り口の付近で何かが襲ってきた。
水中でいつもよりも素早く動けなかった俺は、避けることができず腕を噛まれる。
腕に噛み付いてきたのはウツボだ。
どうやら沈んだ船を住処にしていたらしい。俺は噛みついてきたウツボを爪で引っ掻いて追い払った。
血は出ているが、これくらいなら問題ないだろう。
船の奥に行き、水の侵入していないフロアを発見。そして、
「こいつがヌトリアか」
ついに名画を見つけた。名画を真空になる袋に入れ、俺は海の中へと戻る。
そしてボートを目指して泳いでいたが……。
何かが近づいてくる。
俺が警戒しているとその状態に気づいた。やってきていたのはサメだ。ウツボに噛まれた腕から出ている血に反応してやってきたらしい。
俺は急いで泳ぐ。だが、水中でのスピードはサメの方が早い。あっという間に追いつかれた。
サメの鋭い牙が襲い掛かる。だが、ギリギリのところで俺はリモコンのスイッチを押し、縄が俺のことを引っ張る。
それによりサメから逃げることに成功し、ボートまで逃げ切ることができた。
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