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第78話 『ダイナミックボム』
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怪盗イタッチ大作戦!!
著者:ピラフドリア
第78話
『ダイナミックボム』
サイレンの音が響く。
「お前が怪盗イタッチだな」
「お前は何者だ」
仮面をつけたニワトリは両方の羽でダイナマイトを握りしめる。
「俺はボム。お前に決闘を申し込む」
お宝を盗み、あとは施設から逃げ出すだけだったイタッチの前に現れたニワトリ。
ニワトリは突然、決闘を申し込んできた。
「今じゃないといけないか? もうすぐ警備員が来るぞ」
「構わない。すぐに終わるからな」
ニワトリはイタッチに向けてダイナマイトを投げてきた。イタッチは走って爆発するダイナマイトを避ける。
「なんなんだ……。前に会ったことでもあったか?」
「恨みがあるわけではない。ただお前を倒せば有名になれる!!」
ニワトリは次々と爆弾を投げてきて、イタッチはどうにか爆弾を回避する。
「知名度目的の奴かよ」
イタッチが爆弾を回避していると、耳につけている無線からアンと声が聞こえ出した。
「イタッチさん。大丈夫ですか?」
「ちょっと厄介な相手に絡まれた」
「はい。防犯カメラにハッキングして見てます。……ダッチさんが助けに行くか聞いてますけど、必要ですか?」
「いや、お前達はそこで待ってろ。俺一人で解決する」
施設内を爆破しまくり、建物の中を火が包む。
「有名になりたいのはわかるが、お前がやられたら意味ないだろ」
「それでも良いさ。黄泉にも届くほど、名が売れればな!!」
説得は無理だと判断したイタッチは折り紙を折り、剣を作った。
「それが有名な折り紙マジックか」
ニワトリがダイナマイトを投げるが、イタッチはダイナマイトを剣で切り捨てる。
切られたダイナマイトは爆発することはなく、そのまま地面に落ちる。
そして近づいたイタッチは、ニワトリをみねうちで切り倒した。
「ぐっ!?」
やられたニワトリはその場に倒れそうになる。イタッチは倒れたニワトリが怪我をしないように折り紙でクッションを作り、下に置いた。
足音が近づいてきて、警官達が部屋に近づいてくる。イタッチは折り紙で大きなうちわを作る。
その大きさはイタッチよりも大きく、イタッチがうちわを一振りすると、風が起こって建物内の日が消えた。
「ま、日は消したが建物が脆くなってるからな。警官に連れていってもらうんだな」
イタッチはそう言い残して、グライダーで飛び出していった。
警官達がたどり着くと、そこには倒れたニワトリが寝ており、イタッチの姿はそこにはなかった。
「なんだこいつは……」
「ライオン警部、このニワトリ、ボムです。指名手配犯の」
「あの爆弾魔ボムか……しかし、なぜこんなところに……」
著者:ピラフドリア
第78話
『ダイナミックボム』
サイレンの音が響く。
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「お前は何者だ」
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お宝を盗み、あとは施設から逃げ出すだけだったイタッチの前に現れたニワトリ。
ニワトリは突然、決闘を申し込んできた。
「今じゃないといけないか? もうすぐ警備員が来るぞ」
「構わない。すぐに終わるからな」
ニワトリはイタッチに向けてダイナマイトを投げてきた。イタッチは走って爆発するダイナマイトを避ける。
「なんなんだ……。前に会ったことでもあったか?」
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ニワトリは次々と爆弾を投げてきて、イタッチはどうにか爆弾を回避する。
「知名度目的の奴かよ」
イタッチが爆弾を回避していると、耳につけている無線からアンと声が聞こえ出した。
「イタッチさん。大丈夫ですか?」
「ちょっと厄介な相手に絡まれた」
「はい。防犯カメラにハッキングして見てます。……ダッチさんが助けに行くか聞いてますけど、必要ですか?」
「いや、お前達はそこで待ってろ。俺一人で解決する」
施設内を爆破しまくり、建物の中を火が包む。
「有名になりたいのはわかるが、お前がやられたら意味ないだろ」
「それでも良いさ。黄泉にも届くほど、名が売れればな!!」
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「それが有名な折り紙マジックか」
ニワトリがダイナマイトを投げるが、イタッチはダイナマイトを剣で切り捨てる。
切られたダイナマイトは爆発することはなく、そのまま地面に落ちる。
そして近づいたイタッチは、ニワトリをみねうちで切り倒した。
「ぐっ!?」
やられたニワトリはその場に倒れそうになる。イタッチは倒れたニワトリが怪我をしないように折り紙でクッションを作り、下に置いた。
足音が近づいてきて、警官達が部屋に近づいてくる。イタッチは折り紙で大きなうちわを作る。
その大きさはイタッチよりも大きく、イタッチがうちわを一振りすると、風が起こって建物内の日が消えた。
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警官達がたどり着くと、そこには倒れたニワトリが寝ており、イタッチの姿はそこにはなかった。
「なんだこいつは……」
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「あの爆弾魔ボムか……しかし、なぜこんなところに……」
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