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第1話 【村の三人の少年 其の1】
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せかへい 外伝12
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第1話
【村の三人の少年 其の1】
サージュ村。そこにある一軒の家に二人の人物が集まっていた。
「おーい、パト、いるか?」
エスとルンバである。呼ばれたパトは扉を開けて出てくる。
「どうしたんだ? 今日は仕事じゃなかったのか?」
パトがそう言うと、エスは首を振る。
「いやな、それがマティルさんが仕事の配分を間違えてたみたいで、俺たち今日休みになったんだ」
エスとルンバは門番の仕事をしている。しかし、今回は急遽休みになってしまったようだ。だが、やることもないので今日は休日だったはずのパトのところに遊びに来たのだ。
「っで、お前も休みだろ。せっかくだから訓練一緒にやらないか?」
エスはそう言って、槍を持ち上げる。
訓練とは槍などの武器の特訓だ。二人は門番として村の防衛の仕事をしている。そのため時間がある時にはこうして戦闘の練習をしているのだ。
パトもガオに体術から武器の使用まで様々なことを教わっており、戦闘能力では二人と互角くらいの力はある。
そのため練習相手として誘いに来たのだ。
「おう良いぜ!!」
こうして三人は特訓を行うことになった。
特訓に使うのは村の東側にある草原だ。
村の防壁の外ではあるが、結界もすぐに近くにあるためモンスターは寄ってこない。それに結界にびびらないモンスターであったとしても、村まで逃げればどうにかなる。
まぁ、こちらには武器もあるし、三人がかりで戦えばある程度のモンスターには対応できる。
まずは基礎的な運動から始める。三人は掛け声を出しながら、草原を走る。
「よし、誰が早く十周できるか勝負しようぜ」
走っている途中でエスがそんな提案をしてくる。
「お、たのしそうだな。やるか!」
パトはそう答える。
「俺も良いぜ」
ルンバも賛同した。
「よし、じゃあスタートだ!!」
エスがスピードを上げる。最初から二人との差を開く作戦のようだ。
「ははは~! これでどうだぁぁ、はぁはぁ」
エスが自信満々に後ろを振り向く。
しかし、
「負けるかー!!」
パトが踏ん張ってついてきていた。
「なにぃ!?」
二人は負けまいと全力で走る。しかし、五周したところで体力に限界が来てしまい、二人はヘトヘトになってしまう。
そんな二人をルンバはあっさりと抜かした。
「「な!?」」
二人はルンバを抜かし返そうとするが、ルンバはペースを乱さず走り続ける。
そしてこの勝負に勝ったのはルンバだった。
「負けたー」
「勝った」
ルンバはドヤ顔していた。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第1話
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パトがそう言うと、エスは首を振る。
「いやな、それがマティルさんが仕事の配分を間違えてたみたいで、俺たち今日休みになったんだ」
エスとルンバは門番の仕事をしている。しかし、今回は急遽休みになってしまったようだ。だが、やることもないので今日は休日だったはずのパトのところに遊びに来たのだ。
「っで、お前も休みだろ。せっかくだから訓練一緒にやらないか?」
エスはそう言って、槍を持ち上げる。
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そのため練習相手として誘いに来たのだ。
「おう良いぜ!!」
こうして三人は特訓を行うことになった。
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村の防壁の外ではあるが、結界もすぐに近くにあるためモンスターは寄ってこない。それに結界にびびらないモンスターであったとしても、村まで逃げればどうにかなる。
まぁ、こちらには武器もあるし、三人がかりで戦えばある程度のモンスターには対応できる。
まずは基礎的な運動から始める。三人は掛け声を出しながら、草原を走る。
「よし、誰が早く十周できるか勝負しようぜ」
走っている途中でエスがそんな提案をしてくる。
「お、たのしそうだな。やるか!」
パトはそう答える。
「俺も良いぜ」
ルンバも賛同した。
「よし、じゃあスタートだ!!」
エスがスピードを上げる。最初から二人との差を開く作戦のようだ。
「ははは~! これでどうだぁぁ、はぁはぁ」
エスが自信満々に後ろを振り向く。
しかし、
「負けるかー!!」
パトが踏ん張ってついてきていた。
「なにぃ!?」
二人は負けまいと全力で走る。しかし、五周したところで体力に限界が来てしまい、二人はヘトヘトになってしまう。
そんな二人をルンバはあっさりと抜かした。
「「な!?」」
二人はルンバを抜かし返そうとするが、ルンバはペースを乱さず走り続ける。
そしてこの勝負に勝ったのはルンバだった。
「負けたー」
「勝った」
ルンバはドヤ顔していた。
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