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第5話 『ライバル点を潰すのじゃァァァ』
しおりを挟む駅前にある大型デパート。とも子はそこに潜入捜査にやってきていた。
「なんで俺まで……」
そして一緒に連れてこられたのは、看板娘のジョナサンと、犬神組の頭であるアキラであった。
「バババババ!! まぁそう言うんじゃない。デートじゃ、デート!!」
「こんなばばあとデートしたくねーよ!!」
アキラがとも子の発言にツッコミを入れると、その声に反応した血に飢えた店員達が反応する。
「静かにするんじゃ!!」
「え! なに!? どういうこと!?」
とも子はアキラの口を防ぐと小声で説明する。
「このデパートヤマネはブラック企業として有名なんじゃァァァ!! 社員からアルバイトに至るまで時間外労働は当然、保険や手当はもちろんでない」
ババアはすぐそばにいる店員を指差す。その店員の肌は爛れ、歯は全て抜けて目は垂れ落ちている。
「そんな会社で働いてしまった人間は、ゾンビになってしまうんじゃァァァァァァァァァ!!」
「なんじゃそりゃァァァァァァァァァ!!」
アキラが衝撃の事実に驚きの声を上げると、とも子はいつの間にかジョナサンの姿がなくなっていることに気づく。
二人が辺りを見渡すと、ジョナサンは美人ゾンビ達に捕まっていた。
「しまった!? ジョナサンが捕まったぞ!!」
「た、大変だ!!」
しかし、様子がおかしい。ジョナサンは襲われていると言うよりも、親しげに美人ゾンビと話している。
「おい、あれ、襲われてるって言うよりも逆ナンされてるんじゃ?」
アキラが呆れた様子で言うと、ババアは真剣な表情で返す。
「違う。ジョナサンはワシらのために囮になってくれたんじゃ!!」
ジョナサンの周りには続々と美人ゾンビが集まっていく。
美人ゾンビに囲まれて、ジョナサンは困った様子でこちらに助けを求める顔を向ける。
「先に行けじゃそうじゃ!!」
「いや、あれ明らかに助け求めてるよ! 涙目だよ! 困っちゃってるよ!!」
「ジョナサンが時間を稼いでるうちに、ワシらはこのデパートの店長を倒し、デパートを占拠するんじゃァァァァァァァァァァァァ!!」
【後書き】
ジョナサンはモテモテ?
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