BLACK EDGE

ピラフドリア

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 第39話  【BLACK EDGE 其の39 到着王都ガルデニア】

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 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第39話
 【BLACK EDGE 其の39 到着王都ガルデニア】




 そしてついに馬車は王都ガルデニアに着いた。



 王都の周りは大きな壁で囲まれており、中に入るためには門を潜る必要がある。門では見張りがおり、犯罪者などの侵入を防ぐために身分証明を行う。



 門で確認をしてもらうためにブラッドが並んでいると、フェアが焦ります。



「え、え!! 大丈夫なの?」



 何を焦っているのだろうか。ブラッドは無言でポケットからカードを取り出す。それは写真付きの証明写真。



「ぎ、ギルドカード?」



「そうだ。俺はギルドで賞金首なんかを捕まえて生活してるからな。俺は公認の賞金稼ぎなんだ」



 フェアはちょっと驚いた様子だ。俺のことを犯罪者だと思っていたのだろうか。



 そりゃ、グリモワールの中だと有名な人物だ。しかし、グリモワールは裏組織。犯罪組織だ。それを懲らしめることは職業的に許される。



「でも、私はどうするの? 私何も証明するものなんてないよ」



 今度は自分のことでソワソワし出す。



「大丈夫だ。俺の付き添いってことで通れる。そこまで厳しいものじゃないし、俺たちは悪いやつじゃない」



 ブラッドがそういうとフェアは安心する。



「そ、そうよね。私達は悪じゃない!! どっちかっていうと正義よね!!」



 なんだか、それも間違っていなくもないが……何か違う気もする。子供達を救いたいというのはあるが、それはグリモワールに関係しているからだ。
 正義っていうのはもっと自分に無関係な人でも助ける奴のことを言う。ちょっとそこからは外れている気もする。



 そしてブラッドはギルドカードを門番に見せる。すると、門番の人は、



「あ、あなたですか、お久しぶりです」



 顔見知りだったようだ。しかし、ブラッドは覚えていない。



「あー、覚えてないですか~。私特徴ないですしね……」



 そう言うとその門番は落ち込む。



「い、いや、そんなことないですよ……」



「じゃあ、思い出しました?」



「…………」



 門番は肩を落とす。



「あなたが昔、超巨大の賞金首を捕らえてきたことあるでしょ。その時門から先、運ぶの手伝った門番です」



 それを説明したブラッドは思い出した。確かにそんなこともあった。



「あー、あの時は助かった」



「やっと思い出しましたか……。あ、そういえば…………」



 そう言うと門番はフェアを見て言う。



「いつの間に結婚して子供できてたんですか?」



「違うわ!!」



 まぁ、そんな感じで門を超えると、その先は大きな道がずっと続く大きな街。王都ガルデニアに着いた。





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