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第40話 【BLACK EDGE 其の40 殴りと握手】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第40話
【BLACK EDGE 其の40 殴りと握手】
王都ガルデニアに到着したブラッドとフェアは王都を探索していた。予定よりも早く着くことができた。
ここで必要なものを購入してさらに先に進む。
今から出ても次の村までは日が出ている間にはつかないので、今回は王都に泊まる。そのための宿も探していた。
「ねー、ねー、あそこなんでどう?」
フェアは初めての王都に興奮気味だ。走り回って王都をキョロキョロしているフェアはちょっとお高そうな宿を指差した。
ブラッドはその宿を見るが、少し悩んだ後、
「そこはちょっと高いな。もう少し安いところで頼む」
ブラッドがそう言うとフェアはまたキョロキョロした後、今度はボロボロな宿を指差した。王都の中でも特にボロい宿だ。今にも崩れそうな見た目をしている。
「そこまで安くなくて良い……。金はそこそこあるから……」
「えー、面白そうなのにー」
何が面白いのだろうか。極端すぎるフェアだが、楽しんでいるのだからとブラッドはやれやれと様子を見守る。
その後もいろんな宿をくるくると周り、良い宿を見つけることができた。
「ここは?」
「ま、ここなら良いか。早速部屋を取ってくる。その後は買い出しに行くぞ」
部屋を借りるために宿の中に入り、店主にお金を払う。部屋を二つ借りて、ブラッドとフェアが荷物を置いて外に出ようとすると……。
入口から大柄な男が入ってきた。ツンツン頭の背中に大剣を背負っている男。
その男とブラッドは顔を合わせると、
「「あ……」」
と二人して腑抜けた声を出した。
しばらく二人は何も言わずに睨み合う。それを見ていたフェアはおどおどしだす。
この男が何者なのか知らない。ブラッドの知り合いなのだろうか。
何か因縁のある相手なのだろうか。
二人は睨み合った後、二人とも右手でお互いの顔を殴った。
何も分からないフェアは悲鳴をあげる。
ブラッドは店の中に吹っ飛び、男は店の外まで吹っ飛んだ。
倒れていた二人だが、二人同時に笑い出した。
二人とも顔を抑えて爆笑する。その様子を見てキョトンとしているフェア。
笑い合った後、男は立ち上がった。
「久しぶりだな。ブラッド。元気そうだな」
ブラッドも立ち上がる。
「ああ、お前もな。ヒューグ」
二人は立ち上がった後、近づいて熱い握手をする。
二人の握手は凄い力が入っているようで、にこにこしているが握りつぶそうとしているのがわかる。
「また会うことがあるとはな。王都になんのようだ?」
「立ち寄っただけだ」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第40話
【BLACK EDGE 其の40 殴りと握手】
王都ガルデニアに到着したブラッドとフェアは王都を探索していた。予定よりも早く着くことができた。
ここで必要なものを購入してさらに先に進む。
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「ねー、ねー、あそこなんでどう?」
フェアは初めての王都に興奮気味だ。走り回って王都をキョロキョロしているフェアはちょっとお高そうな宿を指差した。
ブラッドはその宿を見るが、少し悩んだ後、
「そこはちょっと高いな。もう少し安いところで頼む」
ブラッドがそう言うとフェアはまたキョロキョロした後、今度はボロボロな宿を指差した。王都の中でも特にボロい宿だ。今にも崩れそうな見た目をしている。
「そこまで安くなくて良い……。金はそこそこあるから……」
「えー、面白そうなのにー」
何が面白いのだろうか。極端すぎるフェアだが、楽しんでいるのだからとブラッドはやれやれと様子を見守る。
その後もいろんな宿をくるくると周り、良い宿を見つけることができた。
「ここは?」
「ま、ここなら良いか。早速部屋を取ってくる。その後は買い出しに行くぞ」
部屋を借りるために宿の中に入り、店主にお金を払う。部屋を二つ借りて、ブラッドとフェアが荷物を置いて外に出ようとすると……。
入口から大柄な男が入ってきた。ツンツン頭の背中に大剣を背負っている男。
その男とブラッドは顔を合わせると、
「「あ……」」
と二人して腑抜けた声を出した。
しばらく二人は何も言わずに睨み合う。それを見ていたフェアはおどおどしだす。
この男が何者なのか知らない。ブラッドの知り合いなのだろうか。
何か因縁のある相手なのだろうか。
二人は睨み合った後、二人とも右手でお互いの顔を殴った。
何も分からないフェアは悲鳴をあげる。
ブラッドは店の中に吹っ飛び、男は店の外まで吹っ飛んだ。
倒れていた二人だが、二人同時に笑い出した。
二人とも顔を抑えて爆笑する。その様子を見てキョトンとしているフェア。
笑い合った後、男は立ち上がった。
「久しぶりだな。ブラッド。元気そうだな」
ブラッドも立ち上がる。
「ああ、お前もな。ヒューグ」
二人は立ち上がった後、近づいて熱い握手をする。
二人の握手は凄い力が入っているようで、にこにこしているが握りつぶそうとしているのがわかる。
「また会うことがあるとはな。王都になんのようだ?」
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