92 / 354
第90話 【BLACK EDGE 其の90 白衣の少女】
しおりを挟む
BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第90話
【BLACK EDGE 其の90 白衣の少女】
「やぁ、久しぶりだね、君たち!」
シャドー達が施設に入ると、奥から不思議な機会に乗った白衣の少女が現れた。
二つのタイヤがついており、Tの字のハンドルがその上にある。白衣の少女が身体を前に倒したり、後ろに倒したりすることで前や後ろに移動ができている。
「相変わらず変なもんに乗ってんなァ」
シャドーが少女が乗っているものを見て、呆れた様子で言う。それを言われた少女は頬を膨らました。
「この中村3号を馬鹿にするとは、良い度胸をしているな!!」
少女はそう言って乗り物に乗ったままシャドーに近づき、シャドーの凄い近くで睨みつける。
シャドーも姿勢を低くして同じ目線で睨み返した。
「なんだやるのかァ?」
「ああ、やってやるともこの伊藤5号がな!」
「いや、さっきと名前変わってるんだが……」
そうやって二人が睨み合っている中、ヒートが少女に訪ねた。
「博士はどこなの?」
施設の中は真っ白い壁に囲まれた広い空間だ。奥には通路があり、右に行けば生活スペース、左に行けば開発スペースがある。
「あー、父さんならまだ帰ってきてないよ」
少女はシャドーに乗り物を渡して、白衣を伸ばしてシワをなくす。
黒髪に黒目の少女。身長はシャドーの半分くらいであり、白衣の裾は地面に擦れるギリギルのところだ。
「まだ帰ってないの……。一体何をしてるのよ」
「まぁ、あの人研究好きだから、よくあることだよ」
ヒートが前に来た時からその人物は帰ってきていない。組織では重要人物なのだが、ちょくちょく行方がわからなくなる。
「おーい、アルファ!! これ意外と楽しいな!」
シャドーはさっきまで少女が乗っていた乗り物に乗って遊んでいる。
それを見て楽しいと言われた少女は嬉しそうに返す。
「そうだろ、そうだろ。その宮崎2号はなかなか凄いだろ!!」
「いや、また名前変わってる!!」
彼女の名前はアルファ。この施設の管理をしている。組織で武器を開発している赤崎博士の子供の一人であり、博士がいない間は彼女が武器を開発してグリモワールに渡している。
組織の重要人である彼女は組織では幹部扱いだ。黒フードの三人と違い、アルファは白のフードを任務では着る。
シャドー達とは任務の関係でよく顔を合わせることも多く、上司と部下という関係のはずなのだが、今ではこうしてかなり仲が良い。
「それで君たち、今回はなんのようかな?」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第90話
【BLACK EDGE 其の90 白衣の少女】
「やぁ、久しぶりだね、君たち!」
シャドー達が施設に入ると、奥から不思議な機会に乗った白衣の少女が現れた。
二つのタイヤがついており、Tの字のハンドルがその上にある。白衣の少女が身体を前に倒したり、後ろに倒したりすることで前や後ろに移動ができている。
「相変わらず変なもんに乗ってんなァ」
シャドーが少女が乗っているものを見て、呆れた様子で言う。それを言われた少女は頬を膨らました。
「この中村3号を馬鹿にするとは、良い度胸をしているな!!」
少女はそう言って乗り物に乗ったままシャドーに近づき、シャドーの凄い近くで睨みつける。
シャドーも姿勢を低くして同じ目線で睨み返した。
「なんだやるのかァ?」
「ああ、やってやるともこの伊藤5号がな!」
「いや、さっきと名前変わってるんだが……」
そうやって二人が睨み合っている中、ヒートが少女に訪ねた。
「博士はどこなの?」
施設の中は真っ白い壁に囲まれた広い空間だ。奥には通路があり、右に行けば生活スペース、左に行けば開発スペースがある。
「あー、父さんならまだ帰ってきてないよ」
少女はシャドーに乗り物を渡して、白衣を伸ばしてシワをなくす。
黒髪に黒目の少女。身長はシャドーの半分くらいであり、白衣の裾は地面に擦れるギリギルのところだ。
「まだ帰ってないの……。一体何をしてるのよ」
「まぁ、あの人研究好きだから、よくあることだよ」
ヒートが前に来た時からその人物は帰ってきていない。組織では重要人物なのだが、ちょくちょく行方がわからなくなる。
「おーい、アルファ!! これ意外と楽しいな!」
シャドーはさっきまで少女が乗っていた乗り物に乗って遊んでいる。
それを見て楽しいと言われた少女は嬉しそうに返す。
「そうだろ、そうだろ。その宮崎2号はなかなか凄いだろ!!」
「いや、また名前変わってる!!」
彼女の名前はアルファ。この施設の管理をしている。組織で武器を開発している赤崎博士の子供の一人であり、博士がいない間は彼女が武器を開発してグリモワールに渡している。
組織の重要人である彼女は組織では幹部扱いだ。黒フードの三人と違い、アルファは白のフードを任務では着る。
シャドー達とは任務の関係でよく顔を合わせることも多く、上司と部下という関係のはずなのだが、今ではこうしてかなり仲が良い。
「それで君たち、今回はなんのようかな?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
竜皇女と呼ばれた娘
Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた
ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる
その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ
国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……
捨てられた王妃は情熱王子に攫われて
きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。
貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?
猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。
疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り――
ざまあ系の物語です。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる