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第117話 【BLACK EDGE 其の117 雪崩】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第117話
【BLACK EDGE 其の117 雪崩】
「フェア、捕まれ!!」
雪が滑る音が聞こえたブラッドはそれが雪崩だと気づいた。
ブラッドはフェアに捕まるように言うと、ソリを動かして雪崩から逃げようとする。
しかし、雪崩のスピードは速くソリのスピードでは逃げきれない。
「ブラッド!!」
フェアが後ろを見ると雪崩がすぐそばまで来ていた。
ブラッドはソリを全力で動かすが、間に合わず。
「クソォォォ!! フェアァァァ!!」
「ブラッドォォォ!!」
ブラッド達の乗るソリは雪崩に飲み込まれてしまった。
視界が真っ白になる。ぐるぐると回転し、身体の自由が効かない。全身を冷たい雪が包み込んだ。
ブラッドはフェアに手を伸ばす。雪に飲まれる中、フェアも手を伸ばし、二人の手は届く。
「ブラッド……」
ブラッドはフェアを引っ張り引き寄せるとフェアは少し安心した表情を見せる。
だが、このままでは二人とも雪に埋もれてしまう。せめてフェアだけでも……。
ブラッドは雪で回転する中、方向を確認する。
そして雪崩の中でどうにか上の方を見つけると、ブラッドはフェアのことを抱きしめた。
「……あとは任せたぞ」
「………………え」
ブラッドの言葉を聞いたフェアは不安な顔をする。
ブラッドはフェアを投げ飛ばすと、フェアは雪崩の外へと飛んでいき、ブラッドはさらに奥へと沈んでいった。
「………………ここは……」
意識を取り戻すと、ブラッドは逆さだった。辺りは白く何も見えない。
全身が冷たく、雪の中にいるみたいだ。
ブラッドは体を動かして雪の中から抜け出そうとする。しかし、ブラッドの身体は雪の中から抜け出すことができない。
フェアは無事だろうか。しかし、それを確認するためにも早くここから抜け出さないと。
足は動くのだが、腰から下が雪に浸かっているようで全然自由が効かない。
「……どうしたら良いんだ」
その時だった。雪の上に足音が聞こえ、何者かがいる気配を感じた。
フェアか? と思ったが人間ではない。
「おい、誰でも良い、俺を引っ張り上げてくれ!!」
ブラッドは雪の中から外にいる何者かに呼びかける。
すると、………………ガブッ! と左足に激痛が走る。何かが左足に刺さった。いや、噛み付いたのか。
「痛ーーー!!」
ブラッドが暴れると、その噛み付いた何かはゆっくりと離れる。しかし、どこかにいくわけではなく、周りをうろうろしている。
「もしかしてホワイトウルフか……」
ブラッドがそう言うと返事をするように吠えた。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第117話
【BLACK EDGE 其の117 雪崩】
「フェア、捕まれ!!」
雪が滑る音が聞こえたブラッドはそれが雪崩だと気づいた。
ブラッドはフェアに捕まるように言うと、ソリを動かして雪崩から逃げようとする。
しかし、雪崩のスピードは速くソリのスピードでは逃げきれない。
「ブラッド!!」
フェアが後ろを見ると雪崩がすぐそばまで来ていた。
ブラッドはソリを全力で動かすが、間に合わず。
「クソォォォ!! フェアァァァ!!」
「ブラッドォォォ!!」
ブラッド達の乗るソリは雪崩に飲み込まれてしまった。
視界が真っ白になる。ぐるぐると回転し、身体の自由が効かない。全身を冷たい雪が包み込んだ。
ブラッドはフェアに手を伸ばす。雪に飲まれる中、フェアも手を伸ばし、二人の手は届く。
「ブラッド……」
ブラッドはフェアを引っ張り引き寄せるとフェアは少し安心した表情を見せる。
だが、このままでは二人とも雪に埋もれてしまう。せめてフェアだけでも……。
ブラッドは雪で回転する中、方向を確認する。
そして雪崩の中でどうにか上の方を見つけると、ブラッドはフェアのことを抱きしめた。
「……あとは任せたぞ」
「………………え」
ブラッドの言葉を聞いたフェアは不安な顔をする。
ブラッドはフェアを投げ飛ばすと、フェアは雪崩の外へと飛んでいき、ブラッドはさらに奥へと沈んでいった。
「………………ここは……」
意識を取り戻すと、ブラッドは逆さだった。辺りは白く何も見えない。
全身が冷たく、雪の中にいるみたいだ。
ブラッドは体を動かして雪の中から抜け出そうとする。しかし、ブラッドの身体は雪の中から抜け出すことができない。
フェアは無事だろうか。しかし、それを確認するためにも早くここから抜け出さないと。
足は動くのだが、腰から下が雪に浸かっているようで全然自由が効かない。
「……どうしたら良いんだ」
その時だった。雪の上に足音が聞こえ、何者かがいる気配を感じた。
フェアか? と思ったが人間ではない。
「おい、誰でも良い、俺を引っ張り上げてくれ!!」
ブラッドは雪の中から外にいる何者かに呼びかける。
すると、………………ガブッ! と左足に激痛が走る。何かが左足に刺さった。いや、噛み付いたのか。
「痛ーーー!!」
ブラッドが暴れると、その噛み付いた何かはゆっくりと離れる。しかし、どこかにいくわけではなく、周りをうろうろしている。
「もしかしてホワイトウルフか……」
ブラッドがそう言うと返事をするように吠えた。
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