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第161話 【BLACK EDGE 其の161 隠し通路】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第161話
【BLACK EDGE 其の161 隠し通路】
ブラッドとフェアは侵入者が暴れたことによって露わになった隠し通路を進んでいた。
通路には明かりはついておらず、暗闇を進んでいく。
暗くて前が見えない中を進んでいると、前方から足音が聞こえて来た。
真っ暗闇の中、前に白い何かが見え出す。それは真っ白な仮面だ。
最初は画面が浮いているのかと思ったが、全身を黒い服で覆っているので仮面しか見えていないだけだ。ということは……。
「……グリモワールか」
ブラッドが言うとその足音の人物は足を止めた。
「その声は…………ブラッドか……」
聞き覚えのある男の声……。
「お前はシャドー」
「久しぶりだな。……白龍の適応者もいるようだな……」
ブラッドはフェアを守るような体制をとる。
「……プロタゴニストでは世話になったな」
前にシャドーと出会ったのは雪山へと向かう途中のプロタゴニストの森だ。そこでは戦いになったが途中でブルーバードとの戦闘になり、共闘することになった。
「次に会ったらお前をやる。そう俺は言ったな」
「今やるつもりか?」
赤崎の言っていた侵入者とはシャドーのことだったのだろうか。
シャドーはフードの中から短剣を取り出す。そしてそれをブラッドに向けた。
「次こそはお前を殺す。確実にな!!」
ブラッドは拳を握り構える。この狭い通路でどこまで戦闘できるだろうか。
ここはブラッドが足止めをしてフェアに先に行かせるべきだろうか。
そうやって考えていると、足元に違和感を感じる。
「っ!?」
フェアとブラッドの足が地面に埋まっていく。これは…………。
「しまった!! シャドーの術か!?」
シャドーの能力はプロタゴニストの森で知っていた。影を利用して、影の世界へと移動する能力だ。
ここで戦闘を挑んできたのは、シャドーが有利だったからか……。
暗闇であれば、シャドーの能力はどこでも発動できる。この隠し通路には光はなく、影しかないのだ。そのためシャドーはこの隠し通路全体が能力の使用範囲ということだ。
「さぁ、一緒に来てもらうぜ!! 影の世界に!!」
ブラッドとフェアは影に全身を飲み込まれる。そして気がつくと真っ暗な空間に放り出された。
遅れてシャドーも影の世界にやってくる。ここで決着をつけるつもりなのか。
ブラッドが構えると、シャドーは短剣をしまった。
「どうした?」
「今回はお預けだ。次こそはお前と決着をつける。だから今回だけは見逃してやる」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第161話
【BLACK EDGE 其の161 隠し通路】
ブラッドとフェアは侵入者が暴れたことによって露わになった隠し通路を進んでいた。
通路には明かりはついておらず、暗闇を進んでいく。
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最初は画面が浮いているのかと思ったが、全身を黒い服で覆っているので仮面しか見えていないだけだ。ということは……。
「……グリモワールか」
ブラッドが言うとその足音の人物は足を止めた。
「その声は…………ブラッドか……」
聞き覚えのある男の声……。
「お前はシャドー」
「久しぶりだな。……白龍の適応者もいるようだな……」
ブラッドはフェアを守るような体制をとる。
「……プロタゴニストでは世話になったな」
前にシャドーと出会ったのは雪山へと向かう途中のプロタゴニストの森だ。そこでは戦いになったが途中でブルーバードとの戦闘になり、共闘することになった。
「次に会ったらお前をやる。そう俺は言ったな」
「今やるつもりか?」
赤崎の言っていた侵入者とはシャドーのことだったのだろうか。
シャドーはフードの中から短剣を取り出す。そしてそれをブラッドに向けた。
「次こそはお前を殺す。確実にな!!」
ブラッドは拳を握り構える。この狭い通路でどこまで戦闘できるだろうか。
ここはブラッドが足止めをしてフェアに先に行かせるべきだろうか。
そうやって考えていると、足元に違和感を感じる。
「っ!?」
フェアとブラッドの足が地面に埋まっていく。これは…………。
「しまった!! シャドーの術か!?」
シャドーの能力はプロタゴニストの森で知っていた。影を利用して、影の世界へと移動する能力だ。
ここで戦闘を挑んできたのは、シャドーが有利だったからか……。
暗闇であれば、シャドーの能力はどこでも発動できる。この隠し通路には光はなく、影しかないのだ。そのためシャドーはこの隠し通路全体が能力の使用範囲ということだ。
「さぁ、一緒に来てもらうぜ!! 影の世界に!!」
ブラッドとフェアは影に全身を飲み込まれる。そして気がつくと真っ暗な空間に放り出された。
遅れてシャドーも影の世界にやってくる。ここで決着をつけるつもりなのか。
ブラッドが構えると、シャドーは短剣をしまった。
「どうした?」
「今回はお預けだ。次こそはお前と決着をつける。だから今回だけは見逃してやる」
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