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第254話 【BLACK EDGE 其の254 ガルデニアの思い出】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第254話
【BLACK EDGE 其の254 ガルデニアの思い出】
王都ガルデニア。ブラッドが賞金稼ぎをしていた時の話だ。
ヒューグとブラッドが賞金稼ぎとして名前が王都でも知られ始めた頃。ギルドでブラッドが手配書を見ていると、一人の男が扉を勢いよく開けた。
「たのもーう!!」
青い髪に腰には立派な剣を下げた。細身の身体の男。その男は大声を出すと、自信満々の顔で堂々とギルド内に入ってくる。
周りの人たちはその男に注目し、ヒソヒソと話している。
そんな中、その男はカウンターに行くと店員に話しかけた。
「ギルドカードを作ってくれ」
男のその言葉を聞いた人達は大笑いする。
立派な剣を持っているが身体は貧弱そうで、そんな人がギルドカードを作ろうとしたため笑ったのだ。
ギルドの仕事は基本的に力仕事が多い。そして危険な仕事も多いことから、やる人は犯罪者ではないが、それと張り合えるような人物達だ。
店員はその男のカードを作るために、名前などを聞く。そんなカードを作っている最中に、キースの後ろに大男が立った。
その男は後ろに大剣を持っており、王都ではそこそこ名前を知られている人物だ。
「へぇ~、キースって言うのか。お前、そんな貧弱そうな身体でここで働けるのか?」
どうやらその男は酔っているようだ。顔も赤いし、フラフラしている。
その男はヒューグ。ブラッドも前に何度か絡まれたことがある。
キースは振り向くとヒューグのことを睨む。
「なんだ、貴様……」
予想以上に怖い表情をされたヒューグは一瞬たじろぐが喧嘩腰になる。
そんなヒューグを見てキースは腰にある剣に手を置いた。
「…………あの~、カードの手続きの続きをしたいのですが…………」
店員は睨み合っているキースにそう言う。
「ああ、すまない……」
キースは手続きの続きをしようとするが、ヒューグがキースの肩を掴んで止めた。
「待てよ。逃げるのか?」
「逃げてはない。お前などに構う必要はないということだ」
「表に出ろ。この世界の辛さを俺が教えてやる」
ヒューグはキースを連れて行こうとする。それを店員が止めようとするが、ヒューグが店員を脅してそのまま連れていってしまった。
二人はギルドの裏にある空き地に行く。
ヒューグはよく新人に絡むとこの空き地に連れてきて新人を脅す。確かに簡単にできる仕事ではない。だが、ここまでする必要はあるのだろうか。
空き地には騒ぎを聞きつけたギルド会員や住民が見学に来ている。そんな中、キースとヒューグは向かい合った。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第254話
【BLACK EDGE 其の254 ガルデニアの思い出】
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「たのもーう!!」
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そんな中、その男はカウンターに行くと店員に話しかけた。
「ギルドカードを作ってくれ」
男のその言葉を聞いた人達は大笑いする。
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ギルドの仕事は基本的に力仕事が多い。そして危険な仕事も多いことから、やる人は犯罪者ではないが、それと張り合えるような人物達だ。
店員はその男のカードを作るために、名前などを聞く。そんなカードを作っている最中に、キースの後ろに大男が立った。
その男は後ろに大剣を持っており、王都ではそこそこ名前を知られている人物だ。
「へぇ~、キースって言うのか。お前、そんな貧弱そうな身体でここで働けるのか?」
どうやらその男は酔っているようだ。顔も赤いし、フラフラしている。
その男はヒューグ。ブラッドも前に何度か絡まれたことがある。
キースは振り向くとヒューグのことを睨む。
「なんだ、貴様……」
予想以上に怖い表情をされたヒューグは一瞬たじろぐが喧嘩腰になる。
そんなヒューグを見てキースは腰にある剣に手を置いた。
「…………あの~、カードの手続きの続きをしたいのですが…………」
店員は睨み合っているキースにそう言う。
「ああ、すまない……」
キースは手続きの続きをしようとするが、ヒューグがキースの肩を掴んで止めた。
「待てよ。逃げるのか?」
「逃げてはない。お前などに構う必要はないということだ」
「表に出ろ。この世界の辛さを俺が教えてやる」
ヒューグはキースを連れて行こうとする。それを店員が止めようとするが、ヒューグが店員を脅してそのまま連れていってしまった。
二人はギルドの裏にある空き地に行く。
ヒューグはよく新人に絡むとこの空き地に連れてきて新人を脅す。確かに簡単にできる仕事ではない。だが、ここまでする必要はあるのだろうか。
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