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第263話 【BLACK EDGE 其の263 二人のフェア?】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第263話
【BLACK EDGE 其の263 二人のフェア?】
公園でクッキーを食べていると、フェアの隣にフェアと同じ顔の女の子が座っていた。
ブラッドはそれを見て驚いて立ち上がる。
「お、おい、フェア……」
ブラッドは二人になったフェアを見て驚く。
「え、なに?」
「なんですか?」
二人のフェアはお互いを見ると、見つめ合ったまま固まった。そして、二人とも自分のほっぺたをつねる。
「私…………私!?」
二人はお互いを見合って驚く。
さっきまで一緒に行動していたフェアは、ケイスから貰ったドレスを着ている。
逆にさっきクッキーを貰っていたフェアは、白いワンピースを着ており、頭には髪飾りをつけている。
「もしかして、リナリアか?」
ブラッドは増えた方のフェアに聞く。しかし、それを聞いたフェアは首を傾げた。
リナリアはプロタゴニストの森に行った時に出会った人物だ。特殊な森の力なのか、人の姿を真似ることができて、ブラッドやフェアの姿によく変身していた。
だが、ここはプロタゴニストからかなり離れた場所にある。
首を振ったフェアは立ち上がると、腰に手を当てて胸を張った。
「私は……」
そこまで言いかけたところで、
「ルルシア様~!!」
公園の入り口から白髪の女性が走ってきた。
ルルシア様……? その名前にはどこかで聞き覚えがある気がする。
女性はルルシアと呼ばれた少女の元に駆け寄ると、
「突然いなくならないでくださいよ。びっくりします」
「ははは~、すみません」
ルルシアは笑って誤魔化す。
ルルシアという名前に聞き覚えがあったブラッドが少し考えていると、ルルシアという名前について思い出した。
ここ、マルグリットには王族がおり、今の王様には娘がいる。
その娘の名前はルルシア。そう、このマルグリットの王女様、ルルシアだったのである。
「王女様!?」
ブラッドが言うと、それを聞いたフェアも驚く。
そしてブラッドの言葉を聞いた白髪の女性は、
「しまった!?」
と言って自分の手で口を塞ぐ。
今更口を塞いでも遅い。
しかし、それ以上に、
「王女様が私とそっくり…………」
フェアはルルシアの姿を見て驚く。だが、ルルシアもフェアの姿を見て驚いていた。
そんな状態でお互いに驚いていると、公園の外から声が聞こえてきた。
「おい、今王女様がどうとか聞こえなかったか?」
そして数人の住民達が公園に入ってくる。その姿を見た白髪の女性は、フェアの手を掴むと、
「行きますよ、ルルシア様!!」
と言ってフェアを連れて走り出してしまう。
「お、おい、そっちは王女じゃねー!!」
ブラッドはそう言うと、二人を追う。
「ま、待ってくださーい!!」
ルルシアもその三人を追って走り出した。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第263話
【BLACK EDGE 其の263 二人のフェア?】
公園でクッキーを食べていると、フェアの隣にフェアと同じ顔の女の子が座っていた。
ブラッドはそれを見て驚いて立ち上がる。
「お、おい、フェア……」
ブラッドは二人になったフェアを見て驚く。
「え、なに?」
「なんですか?」
二人のフェアはお互いを見ると、見つめ合ったまま固まった。そして、二人とも自分のほっぺたをつねる。
「私…………私!?」
二人はお互いを見合って驚く。
さっきまで一緒に行動していたフェアは、ケイスから貰ったドレスを着ている。
逆にさっきクッキーを貰っていたフェアは、白いワンピースを着ており、頭には髪飾りをつけている。
「もしかして、リナリアか?」
ブラッドは増えた方のフェアに聞く。しかし、それを聞いたフェアは首を傾げた。
リナリアはプロタゴニストの森に行った時に出会った人物だ。特殊な森の力なのか、人の姿を真似ることができて、ブラッドやフェアの姿によく変身していた。
だが、ここはプロタゴニストからかなり離れた場所にある。
首を振ったフェアは立ち上がると、腰に手を当てて胸を張った。
「私は……」
そこまで言いかけたところで、
「ルルシア様~!!」
公園の入り口から白髪の女性が走ってきた。
ルルシア様……? その名前にはどこかで聞き覚えがある気がする。
女性はルルシアと呼ばれた少女の元に駆け寄ると、
「突然いなくならないでくださいよ。びっくりします」
「ははは~、すみません」
ルルシアは笑って誤魔化す。
ルルシアという名前に聞き覚えがあったブラッドが少し考えていると、ルルシアという名前について思い出した。
ここ、マルグリットには王族がおり、今の王様には娘がいる。
その娘の名前はルルシア。そう、このマルグリットの王女様、ルルシアだったのである。
「王女様!?」
ブラッドが言うと、それを聞いたフェアも驚く。
そしてブラッドの言葉を聞いた白髪の女性は、
「しまった!?」
と言って自分の手で口を塞ぐ。
今更口を塞いでも遅い。
しかし、それ以上に、
「王女様が私とそっくり…………」
フェアはルルシアの姿を見て驚く。だが、ルルシアもフェアの姿を見て驚いていた。
そんな状態でお互いに驚いていると、公園の外から声が聞こえてきた。
「おい、今王女様がどうとか聞こえなかったか?」
そして数人の住民達が公園に入ってくる。その姿を見た白髪の女性は、フェアの手を掴むと、
「行きますよ、ルルシア様!!」
と言ってフェアを連れて走り出してしまう。
「お、おい、そっちは王女じゃねー!!」
ブラッドはそう言うと、二人を追う。
「ま、待ってくださーい!!」
ルルシアもその三人を追って走り出した。
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