BLACK EDGE

ピラフドリア

文字の大きさ
277 / 354

 第275話  【BLACK EDGE 其の275 予選】

しおりを挟む
 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第275話
 【BLACK EDGE 其の275 予選】




 選手達に番号が配られる。ブラッドとフェアもそれを番号を受け取る。



「ブラッドさんは何番ですか?」



「俺は169だな。お前はなんだ?」



「私は211です」



 二人が番号を確認し合っていると、掲示板に予選表が貼られる。



 予選はA~Hブロックまであり、A、B、C、D、E、F、G、Hブロックで勝ち上がったものが、予選を突破することができる。



 掲示板に貼られた予選表を見るために選手達が掲示板へと駆け寄っていく。ブラッド達もその中に紛れて予選表を見た。



 見終わったブラッドとスカイは掲示板から離れる。人がどんどん来るため、出るのがなかなか大変だ。



「何ブロックでしたか?」



 フェアが聞くとブラッドは答える。



「俺はDブロックだ。スカイはどうだったんだ? 被ってなければ良いが」



「私はEブロックでした。良かった。ブラッドさんと同じじゃなくて……」



「まぁ、本戦で当たることになるだろうがな」



「そうですね。そしたら本気で倒しに行きますよ!!」



 そんな話をしていると、ブラッドとフェアの元に老人が歩いてきた。槍を持った白髪の老人だ。



 その老人を見た時、ブラッドは感じる。その老人から龍の気配を……。



「っ!」



 近づいてきた老人をブラッドが警戒すると、老人は笑顔で敵意がないことを表してきた。



「そう警戒するでない。同じ龍の適応者ではないか」



「……同じ龍の適応者が他にも参加しているとはな。何の用だ」



「なぁーんも用はないぞ。ただ同じ龍の適応者がこんなに集まっているとはと驚いていたんじゃよ」



 老人はそう言って笑う。



「こんなにも……集まっている? 他にもいるのか?」



「さぁな。お主も本戦まで勝ち上がればわかるじゃろ。わしは挨拶しにきただけじゃよ」



 そう言うと老人は手を振って去って行った。



 老人の言い方からすると、他にも龍の適応者がいるのだろうか。



 会場には300人の選手がいる。それらを全て確認することはできない。そうなるとやはり老人が言っていた通り、本戦まで勝ち上がり、そこにいたものが龍の適応者ということだ。



「結局は勝つしかないってことだな」



 そしてついに予選が始まるのであった。



 300人の実力者の集まった闘技大会。そこで勝ち上がるものは誰なのか。
 優勝者に渡されるのは大金だ。その大金を手にするものは誰なのか!!



 闘技場にアナウンスが流れる。



「これより予選を開始します。Aブロックの選手は集まってください」







しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

廃城の泣き虫アデリー

今野綾
ファンタジー
領主の娘だったアデリーはある日家族を殺され育った領地から命からがら逃げ出した。辿り着いた先は廃城。ひとり、ふたりと住人が増える中、問題が次々とおこって… 表紙はフリー素材です

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

老聖女の政略結婚

那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。 六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。 しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。 相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。 子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。 穏やかな余生か、嵐の老後か―― 四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。

竜皇女と呼ばれた娘

Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ 国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……

捨てられた王妃は情熱王子に攫われて

きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。 貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?  猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。  疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り―― ざまあ系の物語です。

異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』

チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。 日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。 両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日―― 「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」 女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。 目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。 作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。 けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。 ――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。 誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。 そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。 ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。 癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

処理中です...