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第333話 【BLACK EDGE 其の333 格闘家】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第333話
【BLACK EDGE 其の333 格闘家】
Fブロックから本戦へ勝ち上がったアサギは、サバトと話していた。
「師匠、対戦相手は前回優勝のキースの娘…………大丈夫ですか?」
サバトは心配そうにアサギを見る。
アサギはそんなサバトに胸を張って答えた。
「問題はないさ。……殴れないとしても、戦う方法はいくつかある」
そう言うとアサギは控え室を出ていった。
ブラッドは控え室に戻る途中、舞台へと向かうスカイと廊下で出会った。
「ブラッドさん、お疲れ様です」
「次はお前の試合か……」
「はい!!」
「お前の相手はある格闘家か。油断するなよ」
「はい! 絶対に勝ってきます!!」
会場の左右の出入り口から、同時にアサギとスカイが現れた。
そして二人は舞台に登ると、お互いを睨み合った。
スカイはアサギに言う。
「あなたの戦い方は予選で見てました。あなたの戦い方は理解できてます」
それを言われたアサギは
「それは俺も同じことだ」
二人がそんな会話をした後、ついにゴングが鳴らされた。
スカイは剣を抜き両手で構える。アサギは両拳を軽く握りしめると、それで構えた。
最初に動いたのはスカイだ。スカイはアサギに向けて剣を振る。
だが、スカイの剣をアサギはギリギリまで引き寄せてから、簡単に躱した。
それでもスカイはアサギに剣を当てようと何度も剣を振る。だが、スカイの剣はアサギに全て避けられてしまう。
そして焦って大振りになったところで、アサギはスカイに距離を詰める。
「っ!?」
スカイの手の付け根を掴み、剣を落とさせる。そして腕を掴んだままスカイの後ろに回り込むと、スカイの腕を後ろにさせて動きを封じ、さらにもう片方の手でスカイの首を拘束して完全に動きを止めた。
「さてと、勝負あったな……」
スカイを拘束したアサギは耳元でそう言った。
スカイはどうにか抜け出そうとするが、抜け出すことができない。
「…………こんなあっさりと」
動けないスカイはここまで簡単に捕まってしまったことを驚く。
動けずにいるスカイにアサギは降参を提案する。
「……さぁ、降参しな」
だが、そう簡単にスカイは降参する気はない。
「まだ、まだです。こんなところで負けたら、パパの名前に泥を塗ってしまいます!!」
スカイは無理にでも抜け出そうとする。
このまま抜け出せば、腕の骨が折れてしまう。だが、それでもスカイは負けたくはなかった。
せめて負けるのならば、力を出し切って負けたい。腕が壊れようと、足を失おうと。戦士として負けたい。
無理にでも抜け出そうとするスカイに、アサギは拘束を解く。
「っ!?」
拘束を解かれたスカイは、自由になった。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第333話
【BLACK EDGE 其の333 格闘家】
Fブロックから本戦へ勝ち上がったアサギは、サバトと話していた。
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サバトは心配そうにアサギを見る。
アサギはそんなサバトに胸を張って答えた。
「問題はないさ。……殴れないとしても、戦う方法はいくつかある」
そう言うとアサギは控え室を出ていった。
ブラッドは控え室に戻る途中、舞台へと向かうスカイと廊下で出会った。
「ブラッドさん、お疲れ様です」
「次はお前の試合か……」
「はい!!」
「お前の相手はある格闘家か。油断するなよ」
「はい! 絶対に勝ってきます!!」
会場の左右の出入り口から、同時にアサギとスカイが現れた。
そして二人は舞台に登ると、お互いを睨み合った。
スカイはアサギに言う。
「あなたの戦い方は予選で見てました。あなたの戦い方は理解できてます」
それを言われたアサギは
「それは俺も同じことだ」
二人がそんな会話をした後、ついにゴングが鳴らされた。
スカイは剣を抜き両手で構える。アサギは両拳を軽く握りしめると、それで構えた。
最初に動いたのはスカイだ。スカイはアサギに向けて剣を振る。
だが、スカイの剣をアサギはギリギリまで引き寄せてから、簡単に躱した。
それでもスカイはアサギに剣を当てようと何度も剣を振る。だが、スカイの剣はアサギに全て避けられてしまう。
そして焦って大振りになったところで、アサギはスカイに距離を詰める。
「っ!?」
スカイの手の付け根を掴み、剣を落とさせる。そして腕を掴んだままスカイの後ろに回り込むと、スカイの腕を後ろにさせて動きを封じ、さらにもう片方の手でスカイの首を拘束して完全に動きを止めた。
「さてと、勝負あったな……」
スカイを拘束したアサギは耳元でそう言った。
スカイはどうにか抜け出そうとするが、抜け出すことができない。
「…………こんなあっさりと」
動けないスカイはここまで簡単に捕まってしまったことを驚く。
動けずにいるスカイにアサギは降参を提案する。
「……さぁ、降参しな」
だが、そう簡単にスカイは降参する気はない。
「まだ、まだです。こんなところで負けたら、パパの名前に泥を塗ってしまいます!!」
スカイは無理にでも抜け出そうとする。
このまま抜け出せば、腕の骨が折れてしまう。だが、それでもスカイは負けたくはなかった。
せめて負けるのならば、力を出し切って負けたい。腕が壊れようと、足を失おうと。戦士として負けたい。
無理にでも抜け出そうとするスカイに、アサギは拘束を解く。
「っ!?」
拘束を解かれたスカイは、自由になった。
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