森と花の国の王子

あーす。

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エルデリオンの辛い毎日

デルデとエウロペの調教

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 が、デルデは顔を下げ、呟く。
「…少し休んだら、続きをしよう」

エルデリオンが、顔を上げる。
デルデは妖艶な微笑を浮かべ、エルデリオンを真っ直ぐ見て告げる。
「…さっきはやっと、馬車で貴方がした事を体験したに過ぎない。
レジィ殿が、奴らに掴まってされた感覚を味わうのは、これからですから」

エウロペは短いため息を吐く。
本心は、デルデに言いたかった。
“言いたい事を全部。
エルデリオンにぶつけたらどうだ?”

…が。
ここまでしてようやくエルデリオンは、なぜデルデが昔、必死に護ったかが理解出来た。

って事は、更にしない事には…エルデリオンはデルデロッテが言いたいことを、理解出来ない。
…のかも知れない。

そう思うと、エウロペには制止出来なかった。

無言で立ち上がると、腹を括る。
エルデリオンの手を引いて立ち上がらせ、不安げな色白のその顔を見つめながら、鏡の前。
枷のある場所に連れ出した。

エルデリオンは腕を引かれてぞくり…と身が戦慄くのを感じた。
エウロペは…レジィといる時の彼とはまるで違い…今では本来の彼…。
男らしくて他を圧倒する迫力を隠しもせずに、見せていたから…。

エルデリオンの腕を引き、膝を付かせると、腕を掴んで背後で手首を束ね、縛り始める。

エルデリオンは素直にされるがまま…。
従うつもりは無かった。
けど、もし逆らえば…簡単にねじ伏せられ、彼のしたいがままにされる…!
と気配でびんびん、感じていたから。

膝を付かされ、頭を下げられ…顎を掴まれて告げられる。
「…口を開けろ」

エルデリオンは震えながら…言われるがまま、口を開けた。
エウロペがボタンを外し、股間から一物を取り出す。
エルデリオンは突然口の中に押し込まれ、一瞬息が詰まった。

「…さっきお前の蕾を犯したものだ…。
丁寧に舐め上げろ」

エルデリオンは必死に舌で押し返そうとしたけど。
遠慮を取っ払ったエウロペに、ぐいぐい押され、抜き差しされて口を犯され始める。

突き出したお尻にデルデロッテの熱い手が触れる。
掴まれ…蕾に指が挿入され、掻き回されて仰け反る。

「…いいでしょう…。
今度は枯れるまでイきなさい」

乱暴に膝で、床に着いた膝を蹴られて足を開かされ…エルデリオンは恐怖すら、感じ始めた。

今更ながらに大人しく、腕を背後で拘束された事を、後悔する。
彼らは今、真剣に強姦者へと成り代わり…容赦無く自分を犯そうとしていた。

「…っぅんっ!」
「…歯を立てるな…。
そんな事したら…」
エウロペの声の後、デルデロッテの指が、敏感な蕾の奥を、激しく擦り上げる。
「んんっ!!!」

エルデリオンは口を使われ、エウロペの一物がどんどん…固く、太くなるのを感じた。
これで後腔を犯されると分かると、身が震えまくる。

「ぅ…んっ!!!」

先端から汁が滴り始めると…エウロペは口の中から抜く。
髪を強引に掴まれ、引き出された時…自分の舌先に粘り着いた液が、糸を引くのが見えた。

エウロペに髪を放され、がくんと顔が下がると、エルデリオンは激しく咳き込み始めた。

けれど直ぐ…今度は目前に、デルデが膝を付く。
再び髪を掴まれ、顔を上げさせられ…容赦無く口にデルデの一物を突っ込まれる。

「…ん…ぐっ!」

が、腰を掴むエウロペが背後に腰を密着させる気配に、エルデリオンはぎょっ!とする。
あの巨砲を…。

覚悟を決めるその前に。
強引に蕾に押し当て、一気に貫かれると。
四肢が硬直し、その後激しく痙攣した。

「ぅんっ!!!」

激しい声を上げて仰け反る。
が、デルデの手はそれを許さず、髪を掴んで喉の奥まで挿入された。
「…ぐぅっ!!!」
直ぐ、エウロペが軽く引き、一気に奥まで刺し貫いて犯す。

「ぅうんっ!!!」

一気にびりびりと身が痺れ…気づくと、放ってた。

デルデのからかい声が聞こえる。
「おや…。
たった、それだけてイってしまわれるんですか?
じゃあエウロペ殿が突いてる間、何度放つんです?」

言いながら引き抜き、また一気に喉の奥まで突き刺す。
「ぅ…ぐっ!!!」

口の中と蕾の奥を…遠慮無くガンガン突かれると…エルデリオンですら頭がおかしくなりかけた。

エウロペに一気に奥まで挿入される度、手足の先まで痺れが駆け抜け、意識が一瞬飛ぶ。
けれど喉の奥までデルデの一物を突き刺されると。
苦しさも確かに在ったけど…。
さっきの甘い記憶が蘇り、引かれると追いかけて口の奥に挿入れようとしてしまう。

エウロペに腰を掴まれ、また貫かれると。
再び一気に勃ち上がり、全身が痺れるほどの快感に、腰が戦慄いた。

デルデが口の中でどんどん固くなると、なぜか興奮してきて…。
もっとゆっくり…彼のものをしゃぶりたいのに、髪を掴まれ出し入れされる…。

「んっ…!ぅ…んっ!!!」

エウロペにまた奥深く抉られる。
つい思いっきり…彼を中に引き留めようと、きつく締め付けてしまう…。

エルデリオンは幾度も意識が飛びかけながら、自分が一体どうしてしまったのか…自問し続けた。

エウロペが次に奥まで擦り上げた時。
背筋が戦慄いて、また…放ってた。

あまりの激しい快感に、脳が蕩けてる…。

エルデリオンが顔を下げてると、ずるり…と後腔からエウロペの一物が引き抜かれる。
自分でも…蕾が彼のものを追いかけ、ひくついてるのが感じられた。

いつの間にか口の中からもデルデはいなくなり…。
腰にデルデの手を添えられた時、身がビクン!と大きく跳ねた。

蕾にデルデの…自分の口の中で育てた、固くなった一物が当てられると…。
期待と甘い感情が押し寄せ、つい自分からお尻を押しつけてしまった。

ぐい!
また髪を掴まれ、口の中に…放ったばかりのエウロペのものが挿入される…。

素早く拭いたのか…汚れて無くて、ハーブの香りがした。
つい舌先で先端を舐め上げてしまう。

デルデが引き、突き始めると。
歓喜で身が戦慄いた。

「…っん…っ……ぅんっ…」

なぜだろう…?
エウロペの一物は…とても美味しく感じる。
それに口の中で育てた後、挿入されるんだと予感した途端。
ついまったりと口の中に含み、舌をくねらせて愛撫してしまった。

けどデルデが突き始める。
エウロペの、内壁いっぱい刺激される凄まじい快感とは違い…。
デルデは挿入はいって来た後、奥のいい場所を、一気に抉り上げる。

途端、たまらない快感が身体を襲い、身の戦慄きが止まらなくなった。

エウロペは、抜き差ししなくても。
勝手にエルデリオンが夢中で…しゃぶりつき、口を使って抜き差しする様子に、目を見開く。

「…真っ最中で悪いんだけど。
君、媚薬彼に、盛った?」

デルデは突こうとし…問われてエウロペを見る。
「酒を注いだのは君だろう?
忘れた?」

「…いや塗り薬とか…?」

デルデは首を横に振る。

会話がまるで聞こえてないようで、エルデリオンは夢中でエウロペの一物をしゃぶり続けてる。

「…ぅ…んっ!」

デルデは突きかけて、エルデリオンの様子に気づく。

「………………………」

動きを止めてると、エルデリオンがお尻を押しつけて来て、自身で蕾の奥深くまで、一物を咥え込んだ。

そして痙攣し、身を甘やかにくねらせている………。

「…快感に弱いとは知ってたけど…」

デルデが呟くと、エウロペもため息吐く。
「…君、怖がらせてないだろう?」
エウロペの言葉に、デルデも言い返した。
「それ、君の事じゃ無いの?!」

二人は互いを見、仕方無いのでそのまま犯す事を続ける。

デルデは出来るだけ乱暴に、挿入した一物を抜き差しする。
が、突く度エルデリオンは快感に身を震わせていた。

エウロペが思いっきり、エルデリオンの口の中に一物を押しつけ、中で放つ。

口の中から引き出すと…エルデリオンは口の端から液を滴らせ、うっとりした表情を見せた。
その瞬間、デルデも中で放つ。

エルデリオンは甘やかに首を振り、堪能するように全身を戦慄かせてる。

デルデも蕾から一物を引き出すと、エルデリオンの蕾は真っ赤で、ひくついていた。

白濁した液を蕾から滴らせ、腿に伝う様子を見て、デルデは内心呟いた。

「(たまらなく…エロい)」
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