若き騎士達の危険な日常

あーす。

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怒るグーデンの腹いせ

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 ラナーンはやっと両手の戒めが解かれ、リングが外された途端、自分の性器に手を触れてやっとの事解放され、そして気絶した。

が、グーデンの凄まじい怒鳴り声に、ぼんやりした意識がはっきりし出す。

「シェイルはどうした?!
あれだけの金を払ってるんだ!
連れてくるぐらいどうして出来ない?!!!!」

見ると扉は開いたまま。
隣室でグーデンは喚き散らしていた。

暫くはグーデンの、ののしりり言葉の羅列られつが聞こえ、ラナーンはほっとした。

シェイルは来ない…。

すうっ…と意識を失いそうになった時。
自分をなぶってた四年の声に再び、意識をつなぎ止められる。

「…ディアヴォロス?!
…あいつが出て来たのか?!!!!」

その後、長い沈黙…。

ラナーンは“ディアヴォロス”の名を意識に刻んだ。

“ディアヴォロス”が居れば…ここにシェイルはやって来ない…”

辛い、いたぶりだったけど…でも覚えた。
無理矢理感じさせられて悶えるのが、グーデンの好み…。

あれ程嬲られた蕾の奥は、嘘のように痛みも無く静まっていた。
体を拭かれ、薬を塗ってくれた召使いの言葉を、ぼんやり覚えてる。

「心配らんよ。
これを塗ればあらびっくり!
痛みが嘘のように消えるし、広がった穴も一気に狭まる。
グーデン様は初物のようにお前さんをまた、堪能たんのうできるって寸法すんぽうさ!」

無遠慮に指を突っ込まれて塗られてた時は痛かったから
“嘘つけ”
内心そう思ってた。

けれど今、痛みは無い…。

チラと視線を送って、両手首や足首を見る。
僅かに赤いだけ…。

けれどシェイルがここに来ない今。
どれだけ休ませて貰えるのか…。

そう思った時。
再び扉が開いて、グーデンが姿を現した。

けれどその背後から四年の男達が、入って来る。
そして…ぐったりと寝台に横たわるラナーンの腕を引き、そして…強引に抱き起こし、背後からまた、さっきの凶暴な銀髪の男…アルシャノンに抱かれ、ラナーンは焦る。

両手首を揃えて握られ、上に引き上げられ…右横に付く一人が、足を持ち上げて胸元に顔を倒し込み、乳首を一気に歯を立てられて噛みつかれ、ラナーンは激しく髪を散らして仰け反った。

「…っ!!!」

唯一捕らえられていず、振った左足は左横に付いた男に捕まえられ、その男はもう片手で股間をまさぐり、性器のその下。
蕾へと指を乱暴に突っ込む。

背後の男に左乳首をきつくつねられ、ラナーンはその乱暴な刺激に激しく首を横に振る。

「あ…あっ!!!
あっ…!!!」

「…うんと、泣かせてやれ…」

寝台横の、暗い紅色の豪華な一人掛けソファにグーデンは座り、横のグラスを傾けながら、ラナーンの痴態ちたいに喜ぶ。

途端、蕾の奥に突っ込まれた指の動きはゆっくりになり、ラナーンはかっ!と身が火照って身をくねらせた。

「ああっ…んっ…あんっ…」

グーデンはそれを見て、くくくくくっ。
と笑う。

「もう少し…覚えたら今度は
“ちょうだい”と言う程、ジラして楽しむかな…。
だが今はまだ、覚える時だ。
気が狂うまで、感じさせろ!」

乳首を激しく抓られ、吸われ…蕾を指で突き上げられて、ラナーンは男達に囚われたまま、激しく仰け反って喘いだ。

「やぁっ!
ああんっ!あんっ!あああああっ…っ!!!」

股間が勃ち上がってくる。
リングは嵌められてなかったけど…他の感じる場所は痛い程の激しい刺激を与えられ、なのに一番欲しい性器には与えられず、切なげにラナーンは感じ狂った。

「ぃやああああああっ!!!」

「口は…分かってるな?
私が使う」

ラナーンは自分の乱れきる姿で興奮を増す、この場の支配者グーデンの姿を、潤む涙の向こうに…辛そうに見た。

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