若き騎士達の危険な日常

あーす。

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引き裂かれる小鳥

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 シェイルは逃れようともがき、でも布を口に当てられて意識が薄れ始め…そしてとうとう、気絶した。

…気づいた時、とても豪華な寝室にいるのを、ぼんやりと感じる。
人が…いる。
また鼻に何かツンとする匂いを嗅がせられ…意識がだんだん、はっきりし出す。

それにつれて、腕が上に両手揃えて枷で縛られ、吊り上げられて下げられない事に気づき…必死で腕を、引き下げようともがいた。

「…美しい裸体だ」

シェイルは一瞬で、ぞっとする。
横の…椅子に、グーデンが居るのに気づいて。

「…い…嫌っ!
手…外して!」
「ダメだ。
お前を私の物に…するんだからな」

背後にアルシャノンが付くと、尻を鷲掴まれ、双丘の間に指を捻り込ませて来る。

シェイルは必死で腰を揺すった。
けれどアルシャノンは腰を押さえつけ、ぐいぐい指を入れて来る。
「やっ…止めてっ!
あ…あ…っ…!!!」

太い指が、無遠慮に狭い後腔を押し広げていく。

「いやっ…ああ…っ!!!」

のけぞり…泣き濡れるシェイルの美しさに、グーデンは目を見開く。
「…やはり…最高の獲物だ…。
楽しみだ。
お前が私の物になれば…ディングレーももう、文句はつけられない。
『くれ』とねだるまで…尻を振らせてやる」

「やっ…あ………っ!!!」

ぐりぐりと指で内壁をかき回され…けれど何か、どろりとしたものを塗りつけられ、シェイルは奥の…感じる場所を抉られた時、かっ!!!と体が火照るのを感じた。

「あ…ぅんっ!!!」
「…ここか…」

アルシャノンが、獲物の弱点を見つけたように、笑う。
そして立て続けに…感じる場所を擦り上げる。

「や…っ!!!
嫌っ!!!嫌っっ!!!止めて…っ!!!
ああっ!!!あ……っ」

腕を上に吊り上げられ、寝台に膝を付けて、逃れようも無く身をくねらせる、白く華奢な裸体。

「ああっ!!!
あ…ぅんっ…」

「感じてきたか?
お前の感度は、とてもいいな…」

グーデンの、嬉しそうな顔。

横に別の男が寝台に乗り上げ…シェイルの、ピンクの乳首にやはり、どろりとしたものを指に付けて塗る。
そしてきつく摘まんで引っ張った。

「ああ…っん…っ!!!
あ…っ!!!」

アルシャノンの後腔を犯す指はますます激しく擦り上げ、横に来た金髪のシャンクは、両乳首をきつく捻り上げる。

「ああっ!!!や…あっ!!!…あっ…止めてっ!!!嫌………っ!!!」

ピンクだった乳首が、真っ赤に染まる。
アルシャノンの指が引き抜かれた時、シェイルは顔を下げて銀の髪に顔を埋め、肩で荒い息をしていた。

が、休む間もろくに与えず、アルシャノンの指がシェイルの…ほんの僅か、勃ち上がった小さな性器に触れて金のリングを、根元にはめ込んだ。

シェイルは顔を、上げなかった。

昔の…幼児の頃目の前で見せられた、父の犯された姿が蘇る。
やっぱりこんなリングをはめ込まれ…後ろから挿入されて、首を振ってもがいてた。
凄く…辛そうに。

シェイルははっきり脳裏に蘇る、あの恐怖の時を思い返し…自分が今、同じ事をされてると感じた。

“助け出せなかったから…あの人とうさんを…。
ぼくのせいで、死なせてしまったから!
…だからこれは…僕に与えられた、罰なの?”

シェイルは俯いたまま、唇を噛む。

今度は何か…太いものが蕾に捻り入れられ、シェイルは首を振ってもがいた。

「嫌!!!いやっ!!!」

ぐりぐり乱暴に挿入れられる。
棒…?
人の物じゃ無くて…指よりは太くて固い…?

涙ながらに振り向くと、背後には優美な飾りの大きな鏡が。

自分の…真っ白なお尻に、布の巻かれた棒が、深々と突き刺されていた。

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