アースルーリンドの騎士達 妖女ゼフィスの陰謀

あーす。

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1 タニアの切ない片思い

恋に落ちて直ぐ失恋に陥ったタニア姫

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けどいきなり静かになったので。
タニアが視線を向けると…。
ディングレーは横の、ローフィスを抱き寄せてキスしていた。

あんまりびっくりし過ぎて、表情が強ばる。
それで…ギュンターがいつも無表情なのは、びっくりし過ぎて逆に表情が無くなるのかしら?
と彼を見上げた。

けどギュンターは、ため息を吐いていた…。

ディングレーがローフィスの顔から唇を離した時。
ローフィスの拳は握り込まれて、ぶるぶると震ってた。

「…どうして俺にする!
ギュンターじゃないと、効果無いと言ったろう?!」

けどタニアは、ディングレーに熱い視線を送っていた女性全員が、青ざめて肩を落とすのを見た。

“好ましい殿方ってどうして一瞬で、女性の恋心を瞬殺してしまうのかしら…”

ディングレーはローフィスの言葉をもう聞く気が無いのか。
突然ギュンターの横にいたタニアの腕を取って、広間中央へと足を運ぶ。
握りかたはやんわりなんだけど、結構強引にタニアは引っ張られ、ディングレーと共に踊りの輪へと向かって行く。

背後でギュンターの
「説明が必要か?
あいつがシラフで熱烈に口づけられる演技が出来るのが唯一、あんただけだから。
…それに俺に万が一襲われでもしたら。
幾ら俺の方が顔が軟弱でも。
数センチだけだが、俺の方が背も高いし。
あいつの方が、もしかして女役やってんのか。
って余計な勘ぐりされて、王族の威信に傷がついてもマズいと思ったからじゃ無いのか?」
…と、だんだん小さくなる声で、タニアの耳に聞こえた。

「ローフィス様が、お好きなの?」
そうタニアが訪ねると、ディングレーはぶすっ!として、手を取り踊り出す。
とても自然で…男らしくリードされてタニアはやっぱり
“彼って格好いいわ”
とは思ったけれど…。

ディングレーが視線を周囲に振るので見回して見ると、アレッサンナが切なげにディングレーを、喰い入るように見つめてるのに気づく。
“ローフィス様とキスされた後、私と踊ってる姿なんて…。
ダブル・パンチよね…”

けどディングレーを見ると
“そっちじゃない”と首を振られ…。
さっきギュンターを睨んでた男達全員が、今度は切なげに、ディングレーと踊る自分に、視線を向けてるのに気づく。

「…馬の骨の軟弱な背が高いだけの色男じゃなく、王族の俺と踊ると、周囲の反応はああなる」

ディングレーは始終、むすっ!とした表情で、扱いは丁寧だけど、不機嫌そうだった。

「…本当に、ご機嫌が悪いの?」
「いや?演技だ。
君と楽しそうに踊ると、お互い不本意な結婚になだれ込むからな」

と、チラ…と威厳あふれる黒髪の彼の父親や…タニアの美しい母が成り行きを喰い入るように見つめてる様に視線を振る。

「…そうよね…。
あなただったら私、結婚してもいいけど…。
それで、お互い愛人を持つのはどう?」

ディングレーはその提案に目を見開いた。
が即答した。

「却下だ。
正直君みたいな美人で気ままな妻を持ったら、振り回されて愛人囲ってる暇も余裕も無くなる」

「…じゃもっと…楽な相手がいいの?」

ディングレーは少し考えた後、言った。
「…儚げで…俺が側で守ってないと、死んでしまいそうなくらいの子なら…。
べったり側に居て、浮気もしない。

…多分」

タニアは最後の言葉を聞いて…ちょっとがっくりして囁いた。
「…自信無いのね。
そうよね。
もっと遊びたい人だものね」

イヤミだったのに、ディングレーは真顔で頷く。
「王族やってるとやたら肩がこるし体面保つのに苦労する。
だから下品な女達と思い切り身分忘れて遊びたい」

タニアはその正直な感想に、目を見開いた。
「素直におっしゃるのね」
「ギュンターが…」

タニアはその名前が出て、一気に彼の言葉に耳を傾けた。
「…あいつ、何でも…良いも悪いもひっくるめて、全て正直に話す。
自分の感情を誤魔化さず。
つまり俺相手にも、それをするから…。
一緒に居ると、俺の全てをバラされる。
それは…困る事も多いが、腹の内がもやもやしたりせず…。
なかなか、爽快だ」

ディングレーはその時、少し、微笑んだ。
それでタニアにも…ディングレーがギュンターの事を、好きなんだと分かった。

さっきの拒絶反応で分かりすぎる位分かったから、勿論、友人として。

けどタニアは踊ってる間中、立て続けにギュンターについての質問をディングレーに投げかけた。

それで…分かった。

ギュンターには片思いの相手が居て…。
その人だけには忠実で。
けど振り向いてくれないから…他のたくさんの女性に誘われても、断らないんだと。

けれど必ず、誘われた女性達に告げる。
“真剣な恋愛は出来ないから、遊びでいいなら”
そして大抵の女性は自分の思いをきっと飲み込んで、一時、彼欲しさに告げる。
“それでも、いいわ…”

タニアには、そう答えるしか無い女性達の気持ちが嫌と言う程、分かった。

タニアがディングレーと踊り終えて、ローフィスとギュンターの元に戻ってきた時。
タニアのその表情はとても沈んでいて、ギュンターに視線を送らず。
それで気づいたギュンターは、少し微笑んで問う。

「俺なんかより、ディングレーの方がよほど、いいだろう?」

けどディングレーは憤慨して言い返す。
「焚きつけるな!
第一ずっと話してたのは、お前のことだ」

ギュンターが直ぐ、真顔になるのを、横のローフィスは見守った。
「…どこまでバラした?」

「お前が西領地(シュテインザイン)の地方の貧乏領主の三男坊で…。
ええと、真剣に惚れてる相手は身分の高い、いっぱしの剣士の、男で…。
お情け程度しか付き合ってもらえず、それでつまり“相手しきれないから他と寝ろ”
と惚れた相手に言われて、女性に誘われても断らない事と。
あ、ちゃんと相手には誠実に
“惚れないから、遊びなら寝てもいい”
と毎度告げてると、付け足しておいたから」

ローフィスはチラ…と、焦りながらそう説明するディングレーを、呆れ混じりに見つめた。

「…つまりそれで…?」
と、ギュンターは俯くタニアに視線を促すと、ディングレーは頷く。

ローフィスはいたたまれず、タニアの横に来ると優しく囁く。
「…惚れたくない。
と思っても、惚れてしまうのが恋だと、俺だって分かってる。
けどあなたの幸せを思うなら、ギュンターとディングレーだけは、絶対止めた方がいい」

タニアは顔を上げる。
「…あなたなら、いいの?」
けどローフィスは少し苦笑いして囁く。
「俺にはもう、相手がいるから無理だ」

タニアは落ち着いた雰囲気の…よく知るとギュンターやディングレーより年上らしいローフィスを、改めて見つめた。

「けど愛人なら…お付き合いしてくれるって。
ギュンターが」
「けど…条件付きだろう?
君はそれで辛くならない?」

ぽろっと。
いきなり涙が滴って、タニアもびっくりしたけど、ディングレーとギュンターが揃って慌てふためいてるのが、視界に入った。

「きっと、とても辛いわ…」

その言葉に、ディングレーも慌てて言う。
「…それにこいつと、迂闊に寝るのも良くない。
それは…床上手で忘れられないと。
こいつと寝た全ての女が言うぐらいだから。
惚れてると最悪に思い切れず、辛いぞ?」

それを聞いて、タニアはまた、ぽろっ…と頬に、涙を滴らす。
ローフィスがすかさず
「傷口に塩塗ってどうする!」
と、ディングレーを叱ってくれたけど。

タニアはこんな短時間なのに、一気に恋して燃え上がって、何も無いのに失恋して大きな壁にブチ当たって、正直どうしていいのか、分からなくて泣き続けた。

「じゃ…じゃ、愛人もだめ?」

ローフィスが、目前でこっくり…と頷いてる。

それでちょっと、落ち着いたのか。
ついタニアは聞いてしまった。

「さっき…ディングレー様ってあなたとキスして、男好きをアピールしたかったみたいなんだけど…。
アレッサンナがディングレー様と寝て、最高に素敵だった。
ってそこら中でしゃべってるから。
もう「右の王家」で知らない人はいないわ」

タニアはローフィスの差し出すハンケチを受け取ったけど。
言われたディングレーは、真っ青になってタニアの正面に飛んで来て、屈み込んで訪ねる。

「どうしてそれを、踊ってる間に教えてくれないんだ!」

「…だって…そう言ったらあなた、ショックで固まって、踊りどころじゃなくなるじゃ無い?」

タニアが瞳をハンケチで拭って顔を上げた時。
ディングレーは確かに、真っ青になって固まっていた。

タニアはギュンターを、やっと見た。
やっぱり…やっぱりとても素敵で、彼を振り向かせられないかとまた、考え始めてしまう。

「…どうしてもその人が好きなの?」
ギュンターは無言で…頷く。
「…男の人が、好きなんじゃ無くて…彼だけが好きなの?」
「ディングレーとキス出来るとは言ったが…。
しなくて済むなら、したくないくらい、特に男が好きなわけじゃ無い」

「だからそれは!
もう忘れろ!
頭の中から拭い去れ!」

ディングレーが激しく拒絶して怒鳴っているけど、ギュンターは静かにタニアを見つめて囁く。
「泣かせて、すまない。
君が望むなら、君の前に今後一切、姿を見せない」

けど。
タニアはまた、ぽろっ。と涙を頬に零す。

「…好きに、なったばかりなのに…」
「俺をもっと見ると、辛いだろう?」

けどその時、肘に触れる柔らかい感触。
いとこのアナフラティシアが…そこにいて。
泣いてるタニアを、気遣う表情で見つめていた。



「…ギュンターが、好きなの?
けど彼は絶対、止めた方がいいわ…。
私、もっと少女の頃、ギュンターに踊って貰ったけど…。
今よりうんと軟弱な感じだったのに、舞踏会中の女性が彼を焦がれるように、見つめていたし…。
それに彼と踊っただけで、色々な女性に彼の事聞かれたわ…」
「あなたはその時…彼に、惹かれなかったの?」
「…ギュンターはてんで踊れなかったし。
私は踊りきる事に夢中で…でも頼もしい、お兄さんって感じは、したわ」

タニアは涙が止まって、年下の人形のように可愛らしいいとこを見つめた。
「…そうなの…」

「だがあの頃から男ぶりは、パワーアップしてるぞ?」
ディングレーの言葉に、アナフラティシアは改めて、ギュンターを見上げる。
けどタニアが見てると、ギュンターはアナフラティシアに見つめられ、たじろいでるように見えた。

「あれから、あの難しい踊りは踊れるようになった?」
アナフラティシアに問われ、ギュンターはたじろいだまま、ぼそりと答える。
「あんな踊りはなかなか踊る機会も少ない。
頼まれても断る。
だから…」
「踊れないのね」

ギュンターは、そう言われて顔を背けた。

「………ギュンターには強気なのね」
タニアがアナフラティシアに尋ねると、アナフラティシアは素っ気無く囁く。
「だって、彼がもっとひょろひょろで背が高いだけの少年の頃を知ってるもの。
ティリア婦人になんて
“どうしたら彼をツバメにして囲えるかしら”
って真剣に聞かれたわ。
けど外見の割に意外に男っぽいから、大人しく囲われたりしないと言ったら、諦めたけど」

ティリア婦人が、年若く人形のように綺麗で華奢な少年ばかりを相手にし、囲っているのを思い出すと、タニアはくすくす笑った。

アナフラティシアは笑ういとこに笑顔で答える。
「そうよ?
ティリア婦人の目に止まるような、てんでゴツくない、凄い美少年だったの。
タニアの、タイプなんかじゃないでしょう?
紳士的で機転が利いて。
軽やかなのに、強くて。
けれど、血なまぐさくない素敵なお方が、タイプだったじゃない。

ギュンターは、喧嘩をすると凄く血が飛び散るって。
それに女性に手が早くて、更に凄く上手だから、とろかされた女性はみんな、彼の虜になるのに。
振り向いてはくれない、超遊び人だって評判よ?」

「…アナフラティシア…それ、どこで出回ってる評判なんだ?」
ギュンターの低い声に、アナフラティシアは振り向く。

「あんまり、一度踊っただけなのに貴方の事聞かれるから。
使いを出して、あなたの評判を聞きまくって。
私に貴方の事を聞きに来る女性全部に、そう言ったわ。
けど、彼女たち誰も、信じないの。
あなたに気があって、ライバルになって欲しく無い女性に、彼女達、散々もっと悪口を上乗せして、あなたの事告げてると思う。
けどタニアみたいに、あなたに夢中で誰も信じないけど」

ギュンターも絶句していたけど、ローフィスとディングレーは互いを見合い、やれやれとため息を吐いていた。

タニアには、分かってた。
アナフラティシアの背後には、彼女の双子の兄達が控えていて。
護衛をしてくれるんだと。

だからもう…この場は退場………。

「あなたを呼んだのは…誰?」
「あのお方。
ええと…ローフィス様…でしたわよね?」

そして、こっそり耳打ちする。
「どうしてあの方にしないの?
機転が利いて軽やかで。
態度が柔らかで、凄く素敵で。
そして、ダンスもとてもお上手なのよ?
すっごく、あなたのタイプじゃない?」

「ローフィス様はもう、お相手がいらっしゃるのよ」
それに…タニアが視線を、再度切なげにギュンターに投げるのを、その場にいた全員が、見た。

「…もしまた会えるのなら…」
タニアが言いかけると、ギュンターは遮る。
「止めた方がいい。
あなたを思って真剣に言ってる皆の言葉を。
聞いた方が身の為だ」

ギュンターの言葉に、アナフラティシアが言い返す。
「それって凄い遊び人。って評判を、肯定するの?」

ギュンターは、ぐっ…と言葉を詰まらせ、アナフラティシアはつん。として、タニアに言った。

「…ほら。
私いると、結構ギュンターのみっともないとこ、見られて幻滅するわ?」

それで恋心が覚めたらいいのに…。
そんな、年下のアナフラティシアの気遣いが感じられて…タニアはアナフラティシアに促されるまま、その場を後にした。

けれどどうしても、振り返ってしまう。

背の高い…金の髪の…今では立派な体躯の、美貌の紫の瞳が切なげに注がれてるのを見つめ、タニアは胸が張り裂けそうに感じた。

けれどその視線の、意味を感じ取った時…。
“すまないと…思っていらっしゃる…”
そう分かると、今度は胸が潰れそうに感じた。

ギュンターから…それしか自分は引き出せないのかと。



アナフラティシアは一晩泣き続ける、タニアに付き合った。
あんまり目が腫れて、次の日タニアはどこにも出られず…。
それでも、アナフラティシアは付き合った。

ずっと二人でギュンターの話をし続け…タニアはとうとう、その虚しさに気づいた。

彼の心がここに無いのに。
どれだけ焦がれても、届きはしない人の、まるで幻のような人の事を思い続けるだなんて。

そして目の腫れが引いた時。
タニアは出かけた。
園遊会や舞踏会に。

華やかに踊る彼女に誰もが視線を惹き付けられ、多くの男性が彼女と踊る光栄を待ち望む、その場へと。

けれどいつも、視界の隅で探してしまう。
金の髪の背の高い…。
野生の豹のような、美貌の麗人の姿を……………。                                                                            
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