アースルーリンドの騎士達 妖女ゼフィスの陰謀

あーす。

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4 毒に侵されたギュンターの不幸とその波紋

弱っていながらもアイリスと対決するギュンター を見守る一同

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 その後、ギュンターは寝台に運ばれ、ローフィスが処方してくれた薬を飲んで、ぶっ倒れていた。
ので、ローランデの元を訪れるのは、到底不可能。

「どうしてローフィスで、俺じゃない」
枕元で腕組みして唸る、近衛一凶暴だと言われてる悪友、ディンダーデンの声を聞いても。
ギュンターは吐いた上、丸一日食べられなくてげっそりし。
掠れた声で、つぶやくだけ。
「…一番安心だから」
「…だからどーーーして、俺だと安心出来ない!」



が、返答はディンダーデンの背後から聞こえた。
「あんたの持ってる薬の量は半端じゃないが、その殆どが毒薬だからじゃ無いのか?」

両手にタオルのぶら下がった陶器の洗面器を持ち、部屋に入ってくるローフィスを、寝台に横たわるギュンターも見たが、その横に突っ立つディンダーデンも見た。



濃い栗色巻き毛を背まで伸ばし、長身でガタイ良く、近衛一の美男と評判だが、半端なく獰猛で俺様で、皆が恐れるディンダーデンを。

彼よりも15センチ程背の低い、明るい栗毛の爽やかな好青年、ローフィスは、恐れる様子も無い。

さっさと洗面器を寝台横の小テーブルの上に乗せ、浸したタオルを絞ってる。

気づいたギュンターは、ディンダーデンに呻く。
「…どーして病人の俺には文句垂れて、ローフィスには垂れない」
「…この男は人を怒らせない、何かを持っている」

ローフィスはディンダーデンの横に来ると、タオルを手にギュンターの顔を拭き始めながら言い返す。
「俺はディンダーデンに敵意持ってないからな」

ギュンターは顔を拭かれながら呟く。
「…俺達の宿舎の近衛騎士、殆どがディンダーデンに敵意持ってないぞ?
なのに毎度ディンダーデンに、怒突かれてる。
…そんな説明で納得出来るか」

ローフィスはギュンターの首筋を拭きながら、肩をすくめた。
「…そりゃ…俺はデカくもゴツくもないし、ディンダーデンが敵と認める程強そうじゃ無いから。
…なんじゃないのか」

「…そういう理由か?」
ギュンターに尋ねられ、今だせっせと世話するローフィスの横で、ただ突っ立ってるだけのディンダーデンは、顎に手をやり考え込む。

「この男は色々知恵があって役立つし、俺が掠り傷負った時。
唯一、怖じけず手当てしてくれた」

ギュンターはやっと、納得のため息を吐く。
「…手負いの獣には皆怖がって、誰も近寄らなかったもんな」
「誰が手負いの獣だ…。
女将が使ったのはジギタリスだ。
問い詰めて誰に命じられたのかと、手荒に尋ねたら…。
使いの子供が大金と薬を置いて行き
“金髪で長身の近衛騎士で、見たことの無いほど美男の、食事にこれを”
と言ったらしい。
幸いだったのは、女将がぐーたら亭主に半分使おうと残して置き、半分しか混ぜられてなかった事だ。
渡された分量、全部混ざってたら…。
今頃ローフィスの元にも辿り付けず、あの世行きだ。
ったく、運の強い男だな。
その前も、何度か襲われてたろう?」

「…酒場で闇討ちされた時は…お前が駆けつけてくれたしな」
ギュンターのつぶやきに、ディンダーデンは大いに頷く。
「闇討ちする卑怯者は、ぶった斬ってもどこからも文句が出ない。
好きなだけ暴れられる、絶好の機会だ」

ローフィスが絶句しそうになりつつも、尋ねる。
「………街道でも確か、盗賊に囲まれてただろう?
ディングレーは凄い宝石付けまくってるから、しょっ中だが。
お前は大して、高い宝石も付けてなかったのに」

「あの時は木陰からあんたが、短剣投げて助けてくれてたな」

ディンダーデンはそれを聞いて、ローフィスを指さす。
「こいつにも、助けて貰ってたのか?
…短剣使いか。
俺の時も、頼む」

ローフィスはそれを聞いて、ため息漏らす。
「…必要無いだろう?
いつも帷子、服の下に付けてるし。
顔や頭は…察して俊敏に避けるじゃないか。
一度、試しに顔と頭に離れた場所から殺気送ったら。
直ぐに気づかれて、睨み返された」

「…………木陰で隠れて殺気送ったの、お前だったのか?
お陰で俺は連れに、木を睨んでる変なヤツと思われたぞ?」

「………………………………」
皆、その言葉に言葉が出ず、ただ俯いて押し黙った。

その時、扉が開いて、赤毛の大男。
左将軍補佐のオーガスタスが姿を見せる。



「…揃い踏みだな」

ローフィスが、ぼそっと口開く。
「ディングレーがいない」
「俺はいるぞ!
オーガスタスの巨体で見えないだけで!」

オーガスタスの背から、顔だけ横に出して、ディングレーが吠える。



「…御大のお出ましか」
ディンダーデンが皮肉につぶやき、オーガスタスに敵意たっぷりの、青い瞳の流し目を向ける。

が、ギュンターはオーガスタス登場の意図を直ぐ察し、尋ねる。
「…大事か?」

オーガスタスはディンダーデンの、喧嘩する気満々の態度に一つ、ため息を吐いたものの、寝台で横たわるギュンターに視線を向け、尋ねる。
「お前、銀髪の一族の隠れ頭領、敵に回すようなコトしたのか?」

ディンダーデンがそれを聞き、思い返す。
「…闇討ちに来たのって確か、そこらの刺客にしちゃ、やけに強い銀髪だったな…。
手応えあって、大変楽しめたが」

ローフィスも、ため息交じりに告げる。
「…街道でお前襲ってた盗賊も…。
銀髪一族の、隠れ派閥が財産増やす目的で雇ってる、地元の訓練受けたごろつきだったぞ。
…そこらの農民には目もくれない。
腕自慢の大物金持ちだけを狙い、殺さず金品だけを奪い取る。
…大抵、腕自慢の金持ちは盗られても、恥になるから護衛連隊に報告も入れない」

言って、皆の視線全部、自分に集まるのを感じ、ローフィスは言葉を足した。
「…だから…殺す気満々で、金持ってないギュンターが襲われるトコ見た時、滅茶苦茶びっくりした」

ギュンターが唸る。
「宿屋の女将に毒盛るよう仕向けたのも、その頭領なのか?」

ディングレーがようやくオーガスタスの背後から出て、尊大に告げる。
「お前をしつこく宿屋に誘った近衛の男。
金に困ってて、無心してやるからギュンターを誘い出せと言われたそうだ。
無心してやると言った男が、その頭領の手の者だった」

ギュンターが、げっそりして呻く。
「…………………隠れ派閥の頭領?
どうしてそんな、隠匿したようなヤツが俺と関わり合う?」

その直後、若者の声が室内に響いた時。
皆、扉がとっくに開いてアイリスが室内に入って来た事に、ようやく気づく。



「ちょうど良いタイミングでしたね。
ギュンター、あなた、ゼフィスを怒らせたでしょう?
よっぽど酷い振り方をしたんですね。
ローランデの元まで嫌がらせにやって来て、彼を怒らせてましたよ」

それまで、蒼白の顔で寝台に横になってたギュンターが飛び起きて、アイリスに向かい、怒鳴る。

「ローランデを怒らせた?
なんで!どうやって!
怒ってたのか?
本当にローランデが?!」

ローフィスが、混乱しきって慌てふためくギュンターの声を聞き、俯いて呻く。
「…そこじゃない…」

ディングレーが意味を察し、ギュンターに言い諭す。
「銀髪の頭領の話してたんだ。
ゼフィスとは無関係だろう?

…どこが、いいタイミングなんだ?」
最後の疑問を、振り向いてアイリスをジロリ。と睨み付けて尋ねる。

ローフィスとオーガスタスのため息が、同時に聞こえた途端。
ディングレーは怖じけ、二人の物の分かった年上の男らに、交互に疑問の視線を送った。

が、アイリスは怯まず…にこやかな笑顔で答える。
「ところが、関係があるんですね。
ゼフィスは銀髪の隠れ頭領を、垂らし込んで自分の言いなりにしてるから。
ゼフィスの命令で、銀髪の頭領はギュンターの命を狙ってる」

一同が絶句してるさ中。
オーガスタスが横に並ぶ、ディングレーを見た。
「…果敢に奴(アイリス)に突っかかったな。
結果は、目に見えていたが」

ディングレーは歯をむいて、赤毛の大男を睨み付ける。
「…俺が言い返されて、嬉しいのか?!」

が、オーガスタスは、噛みつきそうな狼に動じないライオンのように、静かにディングレーに言い諭す。
「あいつ(アイリス)が、いきなり会話に割って入って来て。
意味無い事なんて、言った試しあったか?
いくら馬鹿っぽい笑顔でも。
頭の中身は馬鹿じゃない。
あいつは策士だって事忘れてると、エライ目に遭うぞ?」

御大オーガスタスの言葉に、アイリスは俯き、自分のブーツの先を見つつ、小声で尋ねる。
「……………私の笑顔って、馬鹿っぽいですか?」

アイリスの疑問に、ディンダーデンが声を発した。
「明らかに年少で邪気の無い笑顔。
…金髪の一族の男だったら、幾ら馬鹿に見えようが馬鹿に出来ない。
が、こいつもそうなのか?」

アイリスはその発言に、微かに頷いて、俯く。
「…馬鹿っぽいんですね…。
ご婦人方には、“チャーミング”って、好評なのに」

ローフィスは俯き加減で告げる。
「ご婦人の“チャーミング”ってのは…。
……つまり、男から見たら…」
「馬鹿っぽい」
ぼそり。
とその後の言葉を付け足す、寝台に背をもたせかけ、横たわるギュンターに。
アイリスはきっ!と顔を上げていきり立つ。

「わざわざ助言に来てあげたのに!
せめて、“ちょっと無邪気”ぐらいは、言ってくれても良いんじゃ無いですか?!」

ローフィスはムキになるアイリスから目を背けたまま、声かける。
「アイリス…。
ギュンターは毒を盛られて、丸一日食ってない」

ディングレーも頷く。
「この大食らいが、丸一日だぞ?
衰弱しきった病人に世辞を求めても、虚しいだけだ」

ディンダーデンは寝台の、半身起こし今だ空きっ腹を抱え、大層弱々しく見える、ギュンターを見た。
「…元気な時でも、世辞はヘタだ。こいつ」

ディングレーも頷く。
「土台、アイリスにはこいつも好意持ってないから。
持ち上げるなんて不可能だ」

ギュンターが、二人を睨みつつ呻く。
「…俺の事が良く分かってて、流石悪友だ。
アイリス、ローランデはまだ、怒ってるのか?」

オーガスタスが、ため息交じりに腕組みする。
「命狙われてるってのに、心配事はそこか?」

ディンダーデンも、ため息交じりに言い返す。
「…ローランデに嫌われたら。
幾ら命があっても、終わってるから。
こいつ」

皆、一斉にため息吐く中。
アイリスだけが、怒鳴った。

「ゼフィスをどんな振り方して怒らせたんです?
彼女だってこれだけ刺客を差し向け、今だ死んでないあなたの事を知ったら。
唯一あなたの弱味のローランデに、今度は標的が移りますよ。
ローランデは今より、もっともっともっともっと!
怒るでしょうね!!!」

言われた途端、ギュンターは真っ青になって固まった。

「…病人を痛めつけて、楽しいのか!」
ディングレーがやはり、果敢に言い返す。
が、アイリスは年上の王族をジロリ。と濃紺の瞳で睨めつけ、突っ返す。

「…だからそうならない為にも!
今、手立てを講じないと!
どんな振り方をして彼女を怒らせたのか、とっとと吐いてくれませんか?!」

優しげな馬鹿っぽい笑顔の美青年。
の筈のアイリスの、きっつーーーい言い様に、ディンダーデンはローフィスを見た後、オーガスタスを見た。

オーガスタスは
“言った通りだろ?”
と頷いていた。

今度、ディンダーデンは悪友ギュンターを見たが、ギュンターは背もたれに背を乗せ、しおれきっていた。

「…どんな…って…。
ロコツに露出した胸元チラつかせ、その上太ももまで見えるスリット入りのドレスで。
チラチラさせながら、誘って来るから。
一目で“危ない女だな”って気づくし。
横に居たローフィスも、俺の方を見ず余所向いたまま、周囲に聞こえない小声で
“あの女にたぶらかされ、言いなりになって一文無しになった金持ちがいる”
と告げ口するし。
俺は金が無いから、もしかして女を垂らし込んで、罠に嵌める手伝いとかされそうだと思ったので。
丁重に、断った」

「なんて言って?!」

アイリスの詰問に、ディングレーはこそっ…とオーガスタスに告げる。
「厳しい尋問だな」
オーガスタスは頷いて、感想を述べた。
「…俺じゃ無くて、良かった」

「…確か…“間に合ってる”」

ギュンターの返答に、室内中にため息が漏れた。

「それが丁重?!」
ディングレーが思わず、ギュンターを庇いきれず、問い返す。

が、ギュンターは反論せず、項垂れたまま言葉を続ける。
「…“悪いが、間に合ってる。
寝台のテク持ちは他にもっといるから、そっちを当たってくれると嬉しい。
俺は…ただ遊ぶ相手でも楽しむだけで無く、情を交わせる相手を望んでるから…。
あんたには、俺は不向きだ”

…ええと…。
それで丁度良く、金持ちで気前も良くて、見目の割にあっちが凄く良くて、チビデブだが女にモテモテな。
エッツィ侯爵が、通りかかったから。
“彼に紹介しようか?”
と尋ねたら、凄く怖い顔して、ツン!と顔を背け、俺の目の前から消えた。
なぜかその時、拍手が聞こえたから振り向くと。
貴婦人から若いご婦人までもが揃って、俺に拍手していた」

「言葉で侮辱しただけで無く、衆人環視の中、恥をかかせた。
…まあプライドを傷つけられたとあっちゃ、ゼフィスのような女は当然、刺客くらい差し向けるでしょうね。
問題は、刺客が銀髪の一族の隠れ派閥だと言う事。
とても手強いし、狙われたら最後、必ず絶命すると言われています」

「…ローランデに怒られる位なら…絶命した方が、彼に泣いてもらえて俺的には嬉しいかも…」

ギュンターの弱気な言葉に、オーガスタス始め、皆が呆れ返る。

「泣きませんよ。ローランデは。
私があなたの葬式中ずっと、ローランデに吹き込みますから。
“ギュンターは垂らしまくって亡くなったんですから、垂らした女性の数を考えれば、もっと早くにとっくに死んでて、おかしくありません。
それを考えれば、死を望んだのは彼の本懐ですから。
泣くより天国に旅だったことを、喜んであげなくては”」

「絶対!
止めろ!!!」

ローフィスが、立ち上がりかける勢いでそう怒鳴った後、思い切りフラつくギュンターを支えながら、アイリスに忠告する。
「病人を、挑発するな」

が、アイリスはすまし返って肩をすくめる。
「あんまり馬鹿な事を言うから。
儚い望みに残りの人生賭ける意味があるのかを、教えてあげたんですよ」

ディンダーデンはギュンターを寝台に横にする手伝いしながら、ローフィスに囁く。
「俺よりきついぞ。
あいつ、言葉が」
「…あんたは態度が、きっついけどな」
「言葉は、殴られるより深く心に、突き刺さる」
ローフィスは
「(あんたにも、心ってあったんだな)」
と言いたかったが、無理矢理、ぐっ…。
と喉の奥に押し込んだ。
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