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記憶喪失……?
2-10 荒波を越えて(セルフ※)
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「おうっ! 来たか」
料理長が用意してくれた夕飯はサイコロ状にカットしてスープに浸したパンと具材がスープボウルに入ったもの、ハリーが釣った20cmくらいの小魚を3枚に下ろして揚げ焼きっぽくしたもの、野菜の浅漬け。あと希望者には焼いた一夜干しの肉。
多少の揺れでは溢れない!!
「ねぇ、料理長。金属か陶器のカップってある?」
「陶器は割れるからないな。金属のカップは……、これか?」
「人数分ある?」
「何をするんだ?」
パイシチューをスープで作ったら溢れなくていいかと考え、説明してみた。
「めんどくせぇ」
ダメか!!
まぁ、暖かいというより暑いくらいの船の上で冷めにくいパイシチューは喜ばれないか。手間もかかるしね。
利点は溢れにくい、ってだけになってしまう。
ちぇー!
オレだって壊血病の予防とか水飴の作り方とか知ってるのに! 何か役に立ちたいと思ったのに!!
ちなみに麦は塩害に弱いらしいから船の上で水飴作りをやろうとは思わないよ。脱穀済みの麦しか積んでないし。
「わっ!」
「気ぃつけろ!」
そんなこと言われても激しく揺れるから、少し油断しただけでお皿が滑っていく。なんとか掴んで取り戻し、急いで食べる。魚は手掴みだけど許して!!
悪戦苦闘していたらマッチョおっさんその2のモンスが来た。おお、肉が山のようだ。さすがだなぁ。
「食べられたか?」
「うん、なんとか……」
「朝には波も穏やかになるから、後は寝とけ」
「そうなの? ありがとう」
お言葉に甘えて食器も下げてもらい、部屋に戻る。船長は流れの速い海域を抜けるまでは戻ってこないそうだ。
……恋人の出番?
いやいやいや!
万が一のとき、そんなことしてたなんてバレたら恥ずかしすぎる!!
ダメだ!
……普通にヌこう。
*******
さすがに恋人でもない他人のベッドで抜くのは気が引けるので、床にクッションを敷いてベッドによりかかる。このくらいは勘弁してね。
寝間着用の膝丈のシャツ1枚になり、お腹から下のボタンを外す。
そして取りい出したりまするはハンカチとこの包み! 時代劇に出てきたような紙に包まれた粉薬は掌の上で魔法で出した水と混ぜるとあら不思議! ぬるぬるのローションになります。どんどんぱふぱふ~!
そう、オレが今日も釣り上げてしまった桃色ぬめり昆布のぬめりを乾燥させた潤滑粉だ。じーちゃん先生にもらっていいか聞いたら10包ほど分けてくれたのだ。
……バレてる?
まぁ、ちっちゃいことは気にせず、セルフローションプレイのスタートです!!
「んんっ……」
ローションを陰茎に塗り、右手は指先だけにローションをつけてボタンの隙間から手を差し込み、胸の頂きを摘まむ。ぬるぬるの指先はかなり気持ちいい。左手の中の象徴が即座に立ち上がった。両方をゆるゆると刺激しながら妄想開始。
太くてゴツい指が優しく胸を摘まみ、擦る。
《ここが撫でてほしいと立ち上がってるぞ》
《もっと激しいのが好きだろう? 胸だけでイけるか?》
「やぁ……、胸だけじゃ無理ぃ……!」
《ならこっちも可愛がってやろうな》
「ひゃあんっ!」
ローションを陰茎全体に塗り広げ、リズミカルに擦る。ちょうどいい強さで圧迫しながら亀頭部分を刺激すると思わず声が出た。
同時に後孔の奥がキュンとする。
《後ろはまだお預けだぞ》
「やだぁ……、後ろも、触ってぇ……」
《ダメだ。一度上手にイけてからな》
「あぁっ! イく! も……っ、イくぅぅぅっ!! ぅわぁっ!!」
爆ぜた瞬間、大きな横波がきたらしく船体が揺れる。汚れないようはだけていたのに、結局シャツにローションとモニョモニョがついてしまった。浄化しなくちゃだな。
それにしても具体的な相手を妄想するとやっぱり速い。ウィシェールさん、かっこよかったもんなぁ。上手そうだし大きそうだし。あの大きな手で撫で回されたい。はぁ……。
「お前は何をしてるんだ」
「ふぇぇぇぇっ! え、えっと……、ナニかなぁ? ははは……」
先ほどの大きな揺れの後、難所を抜けたそうで船長はやっと休憩に入ったらしい。船長の部屋は操舵室の隣だからすぐに入って来られるんだった……。
まぁ、最中に入って来られるよりはマシだけど、テラテラ光る身体に脱ぎかけのシャツ1枚……、って何をしてたか簡単に想像がつくよね。
「船長が頑張ってる時にごめんなさい……」
「それはいいんだけどよ。万が一、船が沈んだらどうするんだ? 素っ裸で泳ぐのか?」
「ふっ、服着たまま泳ぐのは難しいって聞いたから!」
着衣水泳は危険でしょ?
「それで全裸待機か」
「いやぁ、そういうわけでは……。えへへへへ……」
もう笑って誤魔化すしかない!
「まぁ、スッキリしたなら浄化部屋で物理的にもスッキリしてこい」
「はぁい……」
ノンケの船長なら構わないだろうと素っ裸になり、着ていたシャツで手早く身体を拭く。そしてシーツを羽織って浄化部屋へ向かった。
服を浄化するにはかなりの魔力を必要とする、って言ってたけどどのくらいなんだろう? 試してみたいけど魔力枯渇したら辛そうだよね。パンツはそれほどでもなかったし、今度少しずつ大きなものにして調べてみよう。
さっぱりして部屋から出ると、また大きなうねりがきてよろけた。
うわぁ、歩きにくい……!
「しょうがねぇな」
「あ、船長。もう食べ終わったの?」
「あぁ」
手摺に掴まりながらよろよろ歩いていたら船長が腰を支えてくれた。なんという安定感!!
スタスタと部屋まで連れて行ってもらって一緒に横になった。
「あ! 寝間着じゃない……」
「寝苦しいか?」
「うん、まぁ。でもわざわざ着替えなくてもいいかな」
寝間着は膝下丈のワンピースのようなシャツだ。今着ているシャツも股下まであるし、ズボンを脱げば大丈夫だろう。
「船長は脱がないの?」
「ここは外洋だから何があるか分からんしな」
いつもは上半身裸で寝てるのに。
でもそうか、今までは内海みたいな所を航行していたのか。地図を見てないから地形とか全然分からないけど、波の感じが違うのはそういう理由だったんだな。
納得して身体を横たえると、しばらくして眠りに落ちた。昼寝もしたのによく眠るな、オレ。
*******
「起きろ。着いたぞ」
「……んん、ついた……?」
船は相変わらず大きく上下していて、ブランコにでも乗ってるみたいだ。
あぁっ!
船長が朝立ちしてる!!
ご、ご立派……。ごくり。
「メシ食ったら荷下ろしして水と食料の補給だ。潮の流れによるが数日は泊まることになるだろう」
「そっ、そう。分かった!」
「どこ見て返事してやがる」
いやぁ、眼福です!
船長の股間をガン見しながら返事をしたら頭を軽く叩かれた。
朝からイチャイチャしてるみたいで幸せ~!
呆れて部屋を出て行ってしまう船長を目で追い、諦めてズボンを履く。あ、洗濯物まとめておかないと。
船のマークと番号が入った麻袋に洗濯物を入れる。アレの汚れは魔法で出した水で濯いであるので、人に洗濯してもらうのも恥ずかしくない。
さて!
ご飯を食べたらあのヒトデがどう使われているのか、見に行くぞー!!
「うわっ、また……」
船長が先に行ってしまったので1人で歩いていると、また波が来て船が揺れ、よろける。こんなに海がうねるのに接岸できるのかなぁ、と考えながら甲板に出たら島が遠い……。
船の左の方に島があるのでそちら側へ近づくと、ヒトデが入った木箱をロープで下ろしていた。覗き込むとカヌーを2つ並べてつなげた双胴船が浮かんでいて、その間に木箱を乗せている。あれで人も荷物も行き来するのか。
運んできた品はヒトデ2箱と酒が12樽、根菜類と塩漬け肉と干し肉だ。あ、装飾品も少しあるみたい。全部合わせてもそれほど多くないので、5回も往復すれば荷下ろしは終わりとなった。
でも、島の人がなんかおかしい。
料理長が用意してくれた夕飯はサイコロ状にカットしてスープに浸したパンと具材がスープボウルに入ったもの、ハリーが釣った20cmくらいの小魚を3枚に下ろして揚げ焼きっぽくしたもの、野菜の浅漬け。あと希望者には焼いた一夜干しの肉。
多少の揺れでは溢れない!!
「ねぇ、料理長。金属か陶器のカップってある?」
「陶器は割れるからないな。金属のカップは……、これか?」
「人数分ある?」
「何をするんだ?」
パイシチューをスープで作ったら溢れなくていいかと考え、説明してみた。
「めんどくせぇ」
ダメか!!
まぁ、暖かいというより暑いくらいの船の上で冷めにくいパイシチューは喜ばれないか。手間もかかるしね。
利点は溢れにくい、ってだけになってしまう。
ちぇー!
オレだって壊血病の予防とか水飴の作り方とか知ってるのに! 何か役に立ちたいと思ったのに!!
ちなみに麦は塩害に弱いらしいから船の上で水飴作りをやろうとは思わないよ。脱穀済みの麦しか積んでないし。
「わっ!」
「気ぃつけろ!」
そんなこと言われても激しく揺れるから、少し油断しただけでお皿が滑っていく。なんとか掴んで取り戻し、急いで食べる。魚は手掴みだけど許して!!
悪戦苦闘していたらマッチョおっさんその2のモンスが来た。おお、肉が山のようだ。さすがだなぁ。
「食べられたか?」
「うん、なんとか……」
「朝には波も穏やかになるから、後は寝とけ」
「そうなの? ありがとう」
お言葉に甘えて食器も下げてもらい、部屋に戻る。船長は流れの速い海域を抜けるまでは戻ってこないそうだ。
……恋人の出番?
いやいやいや!
万が一のとき、そんなことしてたなんてバレたら恥ずかしすぎる!!
ダメだ!
……普通にヌこう。
*******
さすがに恋人でもない他人のベッドで抜くのは気が引けるので、床にクッションを敷いてベッドによりかかる。このくらいは勘弁してね。
寝間着用の膝丈のシャツ1枚になり、お腹から下のボタンを外す。
そして取りい出したりまするはハンカチとこの包み! 時代劇に出てきたような紙に包まれた粉薬は掌の上で魔法で出した水と混ぜるとあら不思議! ぬるぬるのローションになります。どんどんぱふぱふ~!
そう、オレが今日も釣り上げてしまった桃色ぬめり昆布のぬめりを乾燥させた潤滑粉だ。じーちゃん先生にもらっていいか聞いたら10包ほど分けてくれたのだ。
……バレてる?
まぁ、ちっちゃいことは気にせず、セルフローションプレイのスタートです!!
「んんっ……」
ローションを陰茎に塗り、右手は指先だけにローションをつけてボタンの隙間から手を差し込み、胸の頂きを摘まむ。ぬるぬるの指先はかなり気持ちいい。左手の中の象徴が即座に立ち上がった。両方をゆるゆると刺激しながら妄想開始。
太くてゴツい指が優しく胸を摘まみ、擦る。
《ここが撫でてほしいと立ち上がってるぞ》
《もっと激しいのが好きだろう? 胸だけでイけるか?》
「やぁ……、胸だけじゃ無理ぃ……!」
《ならこっちも可愛がってやろうな》
「ひゃあんっ!」
ローションを陰茎全体に塗り広げ、リズミカルに擦る。ちょうどいい強さで圧迫しながら亀頭部分を刺激すると思わず声が出た。
同時に後孔の奥がキュンとする。
《後ろはまだお預けだぞ》
「やだぁ……、後ろも、触ってぇ……」
《ダメだ。一度上手にイけてからな》
「あぁっ! イく! も……っ、イくぅぅぅっ!! ぅわぁっ!!」
爆ぜた瞬間、大きな横波がきたらしく船体が揺れる。汚れないようはだけていたのに、結局シャツにローションとモニョモニョがついてしまった。浄化しなくちゃだな。
それにしても具体的な相手を妄想するとやっぱり速い。ウィシェールさん、かっこよかったもんなぁ。上手そうだし大きそうだし。あの大きな手で撫で回されたい。はぁ……。
「お前は何をしてるんだ」
「ふぇぇぇぇっ! え、えっと……、ナニかなぁ? ははは……」
先ほどの大きな揺れの後、難所を抜けたそうで船長はやっと休憩に入ったらしい。船長の部屋は操舵室の隣だからすぐに入って来られるんだった……。
まぁ、最中に入って来られるよりはマシだけど、テラテラ光る身体に脱ぎかけのシャツ1枚……、って何をしてたか簡単に想像がつくよね。
「船長が頑張ってる時にごめんなさい……」
「それはいいんだけどよ。万が一、船が沈んだらどうするんだ? 素っ裸で泳ぐのか?」
「ふっ、服着たまま泳ぐのは難しいって聞いたから!」
着衣水泳は危険でしょ?
「それで全裸待機か」
「いやぁ、そういうわけでは……。えへへへへ……」
もう笑って誤魔化すしかない!
「まぁ、スッキリしたなら浄化部屋で物理的にもスッキリしてこい」
「はぁい……」
ノンケの船長なら構わないだろうと素っ裸になり、着ていたシャツで手早く身体を拭く。そしてシーツを羽織って浄化部屋へ向かった。
服を浄化するにはかなりの魔力を必要とする、って言ってたけどどのくらいなんだろう? 試してみたいけど魔力枯渇したら辛そうだよね。パンツはそれほどでもなかったし、今度少しずつ大きなものにして調べてみよう。
さっぱりして部屋から出ると、また大きなうねりがきてよろけた。
うわぁ、歩きにくい……!
「しょうがねぇな」
「あ、船長。もう食べ終わったの?」
「あぁ」
手摺に掴まりながらよろよろ歩いていたら船長が腰を支えてくれた。なんという安定感!!
スタスタと部屋まで連れて行ってもらって一緒に横になった。
「あ! 寝間着じゃない……」
「寝苦しいか?」
「うん、まぁ。でもわざわざ着替えなくてもいいかな」
寝間着は膝下丈のワンピースのようなシャツだ。今着ているシャツも股下まであるし、ズボンを脱げば大丈夫だろう。
「船長は脱がないの?」
「ここは外洋だから何があるか分からんしな」
いつもは上半身裸で寝てるのに。
でもそうか、今までは内海みたいな所を航行していたのか。地図を見てないから地形とか全然分からないけど、波の感じが違うのはそういう理由だったんだな。
納得して身体を横たえると、しばらくして眠りに落ちた。昼寝もしたのによく眠るな、オレ。
*******
「起きろ。着いたぞ」
「……んん、ついた……?」
船は相変わらず大きく上下していて、ブランコにでも乗ってるみたいだ。
あぁっ!
船長が朝立ちしてる!!
ご、ご立派……。ごくり。
「メシ食ったら荷下ろしして水と食料の補給だ。潮の流れによるが数日は泊まることになるだろう」
「そっ、そう。分かった!」
「どこ見て返事してやがる」
いやぁ、眼福です!
船長の股間をガン見しながら返事をしたら頭を軽く叩かれた。
朝からイチャイチャしてるみたいで幸せ~!
呆れて部屋を出て行ってしまう船長を目で追い、諦めてズボンを履く。あ、洗濯物まとめておかないと。
船のマークと番号が入った麻袋に洗濯物を入れる。アレの汚れは魔法で出した水で濯いであるので、人に洗濯してもらうのも恥ずかしくない。
さて!
ご飯を食べたらあのヒトデがどう使われているのか、見に行くぞー!!
「うわっ、また……」
船長が先に行ってしまったので1人で歩いていると、また波が来て船が揺れ、よろける。こんなに海がうねるのに接岸できるのかなぁ、と考えながら甲板に出たら島が遠い……。
船の左の方に島があるのでそちら側へ近づくと、ヒトデが入った木箱をロープで下ろしていた。覗き込むとカヌーを2つ並べてつなげた双胴船が浮かんでいて、その間に木箱を乗せている。あれで人も荷物も行き来するのか。
運んできた品はヒトデ2箱と酒が12樽、根菜類と塩漬け肉と干し肉だ。あ、装飾品も少しあるみたい。全部合わせてもそれほど多くないので、5回も往復すれば荷下ろしは終わりとなった。
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