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第二章 恋
第六話 洗髪
「服も化粧も、足し算ではなく引き算が大事らしいわよ」
「どういう意味よ」
「全部を頑張りすぎちゃうと喧嘩しちゃうってこと」
「意味わかんない」
メイクを落としながらセレナに説明する。
セレナは不貞腐れつつも椅子に座り、目を閉じながら大人しくシアにされるがままになっていた。
「目も頬も口も全部主張しすぎたらどこを見たらいいかわからないでしょう? だから、全体的に際立たせたいところを意識しつつ、それを引き立たせるように周りを合わせていくんですって」
「ふぅん」
「まぁ、ビアンカの受け売りだけど。でも、実際そうじゃない? せっかくセレナは可愛いんだから、もっとその素のよさを大事にしないと」
「お世辞を言ったって何もないわよ」
「もう、素直じゃないんだから」
軽口を言い合いながらも、メイクを綺麗に落としていく。だいぶ濃く重ねて塗っていたせいでなかなかすぐには落ちなかったものの、ビアンカからもらったものだけあってかなり効能はいいらしく、あまり擦らずにするすると落ちていった。
「次はヘアメイクの方も元に戻すわよ。ヘアクリームも結構使ってる?」
「……まぁまぁ」
(この口ぶり的にがっつり使ってるわね)
短い付き合いとはいえ、セレナの性格はある程度把握している。そのため、セレナのまぁまぁはわりとかなり使ってることは想像に難くなかった。
「じゃあ、綺麗に洗い落としてしまいましょうか。今お湯を持ってくるから待っててね」
「そこまでしなくてもいいし」
「ダメよ。無理にブラシを使ったら髪が傷むもの。せっかく柔らかくて綺麗な髪なのだから、雑に扱ったらもったいないわ」
「……じゃあ早くして」
言葉は強いものの、口調に勢いはない。とりあえず反抗してるといった感じだ。
とはいえ、あまり長引かせるとこれまた嫌味が飛んできそうなので、シアは駆け足で湯を用意しに行き、すぐさま戻ってきた。
「熱くない?」
「平気」
「そう。ならよかった」
人肌くらいの温度に温めた湯を入れたボウルの中にセレナの髪を浸して丁寧に洗っていく。
シアとは違って柔らかく細い髪はとてもしなやかで、触り心地がよかった。
「……どうせ、本当は面倒だとか思ってるんじゃないの?」
ぽつりと呟くセレナ。
いつものような吐き捨てるように強く言うのではなく、どこか寂しげな弱々しい言葉だった。
「え、何で?」
「何でって……」
何か言いたげではあるが、言い淀むセレナ。
(何か思うところでもあるのかしら)
セレナなりの葛藤があるのかもしれない。
どういう意図でその言葉が言われたかは不明だが、シアはあえて気にせずにセレナの髪を洗いながらゆっくりと口を開いた。
「別に、面倒じゃないわよ。セレナの髪は柔らかくて触り心地がとてもいいわ。あと、こういう機会じゃないと人の髪に触れることないし、私は楽しいわ」
「ふぅん、あっそ。物好きね」
「よく言われる」
突っかかってきながらも、抵抗するわけでもなくされるがまま。言葉は強く反抗度はフィオナよりも高い気もするが、セレナは顔に出やすいぶんわかりやすかった。
(そもそも、まだ来て半年ちょっとだもの。すぐに溶け込めってほうが無理よね)
母親が亡くなったあとの後妻。しかも思春期のこの時期に突然ポッと出の女と愛のない結婚。もっと拒絶されてもおかしくない立場だ。
こうしてトゲがあるような物言いもあるが、会話ができているだけまだマシだとシアは思っていた。
(フィオナもセレナもだいぶ態度が軟化してきたけど、それでも普通の家族とは遠いものね)
あまり早く仲良くなろうなどとの焦りはないが、とはいえ仲良くなれるのであればそれに越したことはない。せっかく一緒にいるのなら少しでも居心地のいい関係性を築きたいというのがシアの性分だ。
(セレナと二人きりだからいい機会だし、もうちょっと仲良くなれるといいなぁ)
「ねぇ、まだ?」
「もう少しで終わるわよ」
シアは一旦思考をやめ、すぐさま髪を洗い終わらせると大きめのタオルでゆっくりと髪の水分を吸収するように拭う。
セレナの髪は細いぶん傷みやすそうなので、丁寧に乾かしながら、香油を塗って優しくブラシで梳くとみるみると艶やかで美しい髪になっていった。
「見て。ツヤツヤ」
「別に、大したことないじゃない」
「そんなことないわよ。触り心地も抜群によくなってる。これ結構いい香油なのよ。ビアンカにオススメしてもらったんだけど、ほら、香りもいいでしょう? カサブランカの上品な香りが素敵じゃない?」
「……まぁ」
カサブランカの芳醇な甘い香りに、うっとりする。あまりに芳しい香りだからか、悪態をつくわけでもなく、言い方に難はあるものの認めて頷く。
(セレナは素直じゃないけど、嘘はつけないのよね)
文句や嫌味などなんだかんだ言いつつも、正直であるという部分はセレナのいいところである。本音としてはもう少し口調を柔らかくしてくれたり素直になったりしてほしいところだが。
「これで普段通りになったわね」
「悪かったわね」
「別に責めてるわけじゃないから悪く捉えないの」
「どうだか」
羞恥心のせいかムスッとした表情のセレナ。
顔も髪もすっぴん状態に戻したので、本来であればあとは学校に行かせるだけだが……。
(こんな機会滅多にないし。せっかくだもの、もうちょっと親睦を深めておいてもいいわよね)
「ねぇ、セレナ」
「何よ」
「今日、学校サボっちゃおうか」
「はぁ!?」
「どういう意味よ」
「全部を頑張りすぎちゃうと喧嘩しちゃうってこと」
「意味わかんない」
メイクを落としながらセレナに説明する。
セレナは不貞腐れつつも椅子に座り、目を閉じながら大人しくシアにされるがままになっていた。
「目も頬も口も全部主張しすぎたらどこを見たらいいかわからないでしょう? だから、全体的に際立たせたいところを意識しつつ、それを引き立たせるように周りを合わせていくんですって」
「ふぅん」
「まぁ、ビアンカの受け売りだけど。でも、実際そうじゃない? せっかくセレナは可愛いんだから、もっとその素のよさを大事にしないと」
「お世辞を言ったって何もないわよ」
「もう、素直じゃないんだから」
軽口を言い合いながらも、メイクを綺麗に落としていく。だいぶ濃く重ねて塗っていたせいでなかなかすぐには落ちなかったものの、ビアンカからもらったものだけあってかなり効能はいいらしく、あまり擦らずにするすると落ちていった。
「次はヘアメイクの方も元に戻すわよ。ヘアクリームも結構使ってる?」
「……まぁまぁ」
(この口ぶり的にがっつり使ってるわね)
短い付き合いとはいえ、セレナの性格はある程度把握している。そのため、セレナのまぁまぁはわりとかなり使ってることは想像に難くなかった。
「じゃあ、綺麗に洗い落としてしまいましょうか。今お湯を持ってくるから待っててね」
「そこまでしなくてもいいし」
「ダメよ。無理にブラシを使ったら髪が傷むもの。せっかく柔らかくて綺麗な髪なのだから、雑に扱ったらもったいないわ」
「……じゃあ早くして」
言葉は強いものの、口調に勢いはない。とりあえず反抗してるといった感じだ。
とはいえ、あまり長引かせるとこれまた嫌味が飛んできそうなので、シアは駆け足で湯を用意しに行き、すぐさま戻ってきた。
「熱くない?」
「平気」
「そう。ならよかった」
人肌くらいの温度に温めた湯を入れたボウルの中にセレナの髪を浸して丁寧に洗っていく。
シアとは違って柔らかく細い髪はとてもしなやかで、触り心地がよかった。
「……どうせ、本当は面倒だとか思ってるんじゃないの?」
ぽつりと呟くセレナ。
いつものような吐き捨てるように強く言うのではなく、どこか寂しげな弱々しい言葉だった。
「え、何で?」
「何でって……」
何か言いたげではあるが、言い淀むセレナ。
(何か思うところでもあるのかしら)
セレナなりの葛藤があるのかもしれない。
どういう意図でその言葉が言われたかは不明だが、シアはあえて気にせずにセレナの髪を洗いながらゆっくりと口を開いた。
「別に、面倒じゃないわよ。セレナの髪は柔らかくて触り心地がとてもいいわ。あと、こういう機会じゃないと人の髪に触れることないし、私は楽しいわ」
「ふぅん、あっそ。物好きね」
「よく言われる」
突っかかってきながらも、抵抗するわけでもなくされるがまま。言葉は強く反抗度はフィオナよりも高い気もするが、セレナは顔に出やすいぶんわかりやすかった。
(そもそも、まだ来て半年ちょっとだもの。すぐに溶け込めってほうが無理よね)
母親が亡くなったあとの後妻。しかも思春期のこの時期に突然ポッと出の女と愛のない結婚。もっと拒絶されてもおかしくない立場だ。
こうしてトゲがあるような物言いもあるが、会話ができているだけまだマシだとシアは思っていた。
(フィオナもセレナもだいぶ態度が軟化してきたけど、それでも普通の家族とは遠いものね)
あまり早く仲良くなろうなどとの焦りはないが、とはいえ仲良くなれるのであればそれに越したことはない。せっかく一緒にいるのなら少しでも居心地のいい関係性を築きたいというのがシアの性分だ。
(セレナと二人きりだからいい機会だし、もうちょっと仲良くなれるといいなぁ)
「ねぇ、まだ?」
「もう少しで終わるわよ」
シアは一旦思考をやめ、すぐさま髪を洗い終わらせると大きめのタオルでゆっくりと髪の水分を吸収するように拭う。
セレナの髪は細いぶん傷みやすそうなので、丁寧に乾かしながら、香油を塗って優しくブラシで梳くとみるみると艶やかで美しい髪になっていった。
「見て。ツヤツヤ」
「別に、大したことないじゃない」
「そんなことないわよ。触り心地も抜群によくなってる。これ結構いい香油なのよ。ビアンカにオススメしてもらったんだけど、ほら、香りもいいでしょう? カサブランカの上品な香りが素敵じゃない?」
「……まぁ」
カサブランカの芳醇な甘い香りに、うっとりする。あまりに芳しい香りだからか、悪態をつくわけでもなく、言い方に難はあるものの認めて頷く。
(セレナは素直じゃないけど、嘘はつけないのよね)
文句や嫌味などなんだかんだ言いつつも、正直であるという部分はセレナのいいところである。本音としてはもう少し口調を柔らかくしてくれたり素直になったりしてほしいところだが。
「これで普段通りになったわね」
「悪かったわね」
「別に責めてるわけじゃないから悪く捉えないの」
「どうだか」
羞恥心のせいかムスッとした表情のセレナ。
顔も髪もすっぴん状態に戻したので、本来であればあとは学校に行かせるだけだが……。
(こんな機会滅多にないし。せっかくだもの、もうちょっと親睦を深めておいてもいいわよね)
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「今日、学校サボっちゃおうか」
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