5 / 35
第一章 出会いと旅立ちの序曲
出会いと旅立ちの序曲 その4
しおりを挟む
「そんでもって、結果がこれだ……」
崖っぷちに寝転がる様にして、少年は空を見上げていた。
暮れていく夕暮れの空を見上げると、暖かい光がゆっくりと照らしてくれる。それは、彼が忘れてしまいたい時間をゆっくりと消し去ってくれる様だった。
この世界は、地球にいた頃には考えられないほど美しい景色が広がっていた。地球では、緑が減っただの、空気が汚いだの、空が見えないだの、色々と話題になっていたことを思い出した。しかし、この世界は地球の環境問題など想像できないような空間だった。空はどこまでも蒼く、緑は果てしなく続いていた。
「綺麗だな」
寝転がっていた体を起こすと、目の前には壮大な自然の姿が広がっている。そして、夕日がその自然を紅に染め上げていく。空も、森も、そして眼下に見えるあの小さな街の姿も。
もしも、これがガイヤではなかったら、彼はどれくらい感動できただろう? もっと素直に、もっと純粋に、この壮大な景色に感動できたかもしれない。けれど、もう感動することはできない。
「シャレになんねぇ」
先ほどから、いくら歩いても、この崖っぷちに出てきてしまう。しかも、どこを歩いて戻ってきてるのかサッパリわからない。簡単に言えば、道に迷ってしまったということだろうが、登山の経験が無い少年には、まさかこれほどまでわからなくなるものだとは思ってもいなかった。
「だいたい、この世界はどうなってるんだよ。魔獣はウヨウヨしてるし、変な動物には追っかけ回されるし」
初めは、初めて見る景色や動物達に、少しだけ気持ちが高ぶることもあった。しかし、実際には、草食動物だろうと草食魔獣だろうと、近くを通れば寄ってきたり追いかけてくるし、威嚇して襲ってくるものもいた。挙げ句の果てには、人間よりも大きなカブトムシが突進してきた時は、泣きそうになった。そんな中、どうにかここまでやってきたのだ。
そもそも、何故、死んでまで苦労しなければならないのか? 異世界とやらにやってきたなら、せめて生きていけるように考慮などしてくれないものなのか? 自分は、そんなに悪いことをしたか? テストの点数はお世辞でも良いとは言えなかったが、それでも、こんな目に遭うほど悪いことはしてないはずだ。少年は自分へ意味の無い問いかけを何度も何度も行いながら、この森を彷徨い続けたこれまでのことを思い返していた。
「まぁ、今更そんなこと考えてもしょうがないか」
そう、今更なのである。
辺りの景色が、紅色から深い蒼色へと変わっていこうとしている。もうすぐ、この世界にも夜が来る。夜になれば、夜行性の獣や魔獣も出てくるだろう。こういう場合の夜行性生物は凶暴なのが一般的だ。そうすれば、対処する術のない自分は間違いなく喰い殺されるだろうと考えていた。
「1回死んでるんだから、もう死なないとかないのかね」
ため息をこぼしながら、かなり空想的な希望を口にしながら、少年は先ほどのことを思い返していた。
それは、この崖の近くで木に躓いてこけた時のことだ。自分でもドジだな、とは思ったが、それ以上に足に響いた痛みと僅かにすりむけた膝から流れていた血の色を見て、自分は生きている、そして、下手すれば間違いなくもう一度死ねると実感した。
「最悪だ……俺の人生」
少年は、もうどうでも良くなっていた。
夕日も、いつの間にか地平線の向こう側に沈みはじめ、辺りは蒼の世界に包まれつつあった。十数分、いや数分で世界は蒼に塗り潰されることだろう。
そして、自身は獣や魔獣に襲われ……そう考えると、なんともあっけない人生である、1日のうちに、車にはねられて死亡し、魔獣に喰われて死亡するという、2回も死ぬ偉業を達成しつつも、いとも簡単に、あっさりと終わるのである。
「ここに居ったのか?」
「えっ!?」
突然声をかけられて、少年は慌てて振り向いた。
その先には……
「ばーさん、何でこんな所に」
メルキドが立っていた。少年に、この世界のことや街への道筋を話してくれた老婆だ。
「おぬし、街に行って何かあてでもあるのか?」
「はぁ? いや、別にないけど」
突然の問いに、少年は間抜けな声を上げながら、そう答えた。すると、メルキドは、ゆっくりと少年の横に立つと、並んで崖から見下ろす景色を見つめた。
「そうじゃろうな、この世界に来たばかりの様子じゃったからな」
まさか、そんな事を聞くためにわざわざここまで追っかけてきたのだろうか。
そんな事を考えながら、少年は、横に立ったメルキドを少し呆れ顔で見上げていた。
「まだ、ここに居ったという事は、道にでも迷っておったんじゃろう?」
言い返してやりたい所だが、本当にそうなので、言い返せずに視線をそらしてしまう。
「ここからの夕日、見たのか?」
そんな少年を気にとめることなく、彼女は話し続けた。そして、その言葉を聞いた時、改めて気づいた。いつの間にか太陽が沈み、辺りが夜の闇に飲み込まれ、蒼い絵の具をこぼしたかの様な闇の世界と化していたことに。
「ああ、見た……凄く綺麗だった」
「そうか……」
最後に沈み消える夕日を見られなかったことが、少しだけ悔やまれたが、それでもなんとなく彼は満足げな表情をしていた。だからこそ、2人は沈んでしまった太陽を惜しむ様に地平線を見つめ続けていたのだろう。
そして、僅かな沈黙の後……
「……来るか?」
「えっ?」
メルキドの言葉を上手く聞き取れず、少年は尋ね返した。
「一緒に来るか?」
メルキドは、少年の方を見ることなく、そう尋ねた。
「おぬし、剣も使えんのじゃろう? それでは、この森を抜けるなど至難の業じゃな」
「そのくせに、俺を森に放したのかよ?」
続けて出た彼女の言葉に、少年はすかさず言い返した。
「悪かったと思っておる。じゃから、こうして迎えに来たじゃろう」
そう言いながら、メルキドはチラリと少年の方をのぞき見た。そして、そんな仕草に、少年は気づいた。彼女が、少年と別れた後、ずっと探していたであろうことを。
「一緒に来るか?」
「………」
壮大な景色を見つめたまま、自分にそう尋ねてくる彼女を見上げながら、僅かに笑みをこぼした。
「わしにできる事など、それほどない。剣術とこの世界のことくらいしか、お前に教えてやれることはないが……それでも、一緒に来るか?」
それくらいと、彼女は言った。けれど、少年には、それほどのことがと聞こえたのだ。
だから……
「ああ、ばーさん」
少年はそう答えたのだった。
それが、異世界から来た少年ヒロと老騎士メルキドとの出会いだった。
忘れられない、新しい世界での新しい日々の始まり……そう、少年にとって、生まれ変わった日の出会いだった。
To be Continued...
崖っぷちに寝転がる様にして、少年は空を見上げていた。
暮れていく夕暮れの空を見上げると、暖かい光がゆっくりと照らしてくれる。それは、彼が忘れてしまいたい時間をゆっくりと消し去ってくれる様だった。
この世界は、地球にいた頃には考えられないほど美しい景色が広がっていた。地球では、緑が減っただの、空気が汚いだの、空が見えないだの、色々と話題になっていたことを思い出した。しかし、この世界は地球の環境問題など想像できないような空間だった。空はどこまでも蒼く、緑は果てしなく続いていた。
「綺麗だな」
寝転がっていた体を起こすと、目の前には壮大な自然の姿が広がっている。そして、夕日がその自然を紅に染め上げていく。空も、森も、そして眼下に見えるあの小さな街の姿も。
もしも、これがガイヤではなかったら、彼はどれくらい感動できただろう? もっと素直に、もっと純粋に、この壮大な景色に感動できたかもしれない。けれど、もう感動することはできない。
「シャレになんねぇ」
先ほどから、いくら歩いても、この崖っぷちに出てきてしまう。しかも、どこを歩いて戻ってきてるのかサッパリわからない。簡単に言えば、道に迷ってしまったということだろうが、登山の経験が無い少年には、まさかこれほどまでわからなくなるものだとは思ってもいなかった。
「だいたい、この世界はどうなってるんだよ。魔獣はウヨウヨしてるし、変な動物には追っかけ回されるし」
初めは、初めて見る景色や動物達に、少しだけ気持ちが高ぶることもあった。しかし、実際には、草食動物だろうと草食魔獣だろうと、近くを通れば寄ってきたり追いかけてくるし、威嚇して襲ってくるものもいた。挙げ句の果てには、人間よりも大きなカブトムシが突進してきた時は、泣きそうになった。そんな中、どうにかここまでやってきたのだ。
そもそも、何故、死んでまで苦労しなければならないのか? 異世界とやらにやってきたなら、せめて生きていけるように考慮などしてくれないものなのか? 自分は、そんなに悪いことをしたか? テストの点数はお世辞でも良いとは言えなかったが、それでも、こんな目に遭うほど悪いことはしてないはずだ。少年は自分へ意味の無い問いかけを何度も何度も行いながら、この森を彷徨い続けたこれまでのことを思い返していた。
「まぁ、今更そんなこと考えてもしょうがないか」
そう、今更なのである。
辺りの景色が、紅色から深い蒼色へと変わっていこうとしている。もうすぐ、この世界にも夜が来る。夜になれば、夜行性の獣や魔獣も出てくるだろう。こういう場合の夜行性生物は凶暴なのが一般的だ。そうすれば、対処する術のない自分は間違いなく喰い殺されるだろうと考えていた。
「1回死んでるんだから、もう死なないとかないのかね」
ため息をこぼしながら、かなり空想的な希望を口にしながら、少年は先ほどのことを思い返していた。
それは、この崖の近くで木に躓いてこけた時のことだ。自分でもドジだな、とは思ったが、それ以上に足に響いた痛みと僅かにすりむけた膝から流れていた血の色を見て、自分は生きている、そして、下手すれば間違いなくもう一度死ねると実感した。
「最悪だ……俺の人生」
少年は、もうどうでも良くなっていた。
夕日も、いつの間にか地平線の向こう側に沈みはじめ、辺りは蒼の世界に包まれつつあった。十数分、いや数分で世界は蒼に塗り潰されることだろう。
そして、自身は獣や魔獣に襲われ……そう考えると、なんともあっけない人生である、1日のうちに、車にはねられて死亡し、魔獣に喰われて死亡するという、2回も死ぬ偉業を達成しつつも、いとも簡単に、あっさりと終わるのである。
「ここに居ったのか?」
「えっ!?」
突然声をかけられて、少年は慌てて振り向いた。
その先には……
「ばーさん、何でこんな所に」
メルキドが立っていた。少年に、この世界のことや街への道筋を話してくれた老婆だ。
「おぬし、街に行って何かあてでもあるのか?」
「はぁ? いや、別にないけど」
突然の問いに、少年は間抜けな声を上げながら、そう答えた。すると、メルキドは、ゆっくりと少年の横に立つと、並んで崖から見下ろす景色を見つめた。
「そうじゃろうな、この世界に来たばかりの様子じゃったからな」
まさか、そんな事を聞くためにわざわざここまで追っかけてきたのだろうか。
そんな事を考えながら、少年は、横に立ったメルキドを少し呆れ顔で見上げていた。
「まだ、ここに居ったという事は、道にでも迷っておったんじゃろう?」
言い返してやりたい所だが、本当にそうなので、言い返せずに視線をそらしてしまう。
「ここからの夕日、見たのか?」
そんな少年を気にとめることなく、彼女は話し続けた。そして、その言葉を聞いた時、改めて気づいた。いつの間にか太陽が沈み、辺りが夜の闇に飲み込まれ、蒼い絵の具をこぼしたかの様な闇の世界と化していたことに。
「ああ、見た……凄く綺麗だった」
「そうか……」
最後に沈み消える夕日を見られなかったことが、少しだけ悔やまれたが、それでもなんとなく彼は満足げな表情をしていた。だからこそ、2人は沈んでしまった太陽を惜しむ様に地平線を見つめ続けていたのだろう。
そして、僅かな沈黙の後……
「……来るか?」
「えっ?」
メルキドの言葉を上手く聞き取れず、少年は尋ね返した。
「一緒に来るか?」
メルキドは、少年の方を見ることなく、そう尋ねた。
「おぬし、剣も使えんのじゃろう? それでは、この森を抜けるなど至難の業じゃな」
「そのくせに、俺を森に放したのかよ?」
続けて出た彼女の言葉に、少年はすかさず言い返した。
「悪かったと思っておる。じゃから、こうして迎えに来たじゃろう」
そう言いながら、メルキドはチラリと少年の方をのぞき見た。そして、そんな仕草に、少年は気づいた。彼女が、少年と別れた後、ずっと探していたであろうことを。
「一緒に来るか?」
「………」
壮大な景色を見つめたまま、自分にそう尋ねてくる彼女を見上げながら、僅かに笑みをこぼした。
「わしにできる事など、それほどない。剣術とこの世界のことくらいしか、お前に教えてやれることはないが……それでも、一緒に来るか?」
それくらいと、彼女は言った。けれど、少年には、それほどのことがと聞こえたのだ。
だから……
「ああ、ばーさん」
少年はそう答えたのだった。
それが、異世界から来た少年ヒロと老騎士メルキドとの出会いだった。
忘れられない、新しい世界での新しい日々の始まり……そう、少年にとって、生まれ変わった日の出会いだった。
To be Continued...
0
あなたにおすすめの小説
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
最強すぎて無職になりましたが、隣国の姫が勝手に嫁入りしてきました
eringi
ファンタジー
平凡なサラリーマン・佐藤亮は、満員電車で謎の光に包まれ異世界へ転移する。神様から「世界最強の力」を授かったはずが、本人はただの無職ニートとしか思っていない。冒険者ギルドで雑用を請け負う日々。そんな亮の周囲に、冷徹な騎士姫、天才魔導士、元盗賊の少女、竜人族の戦士など個性豊かな美少女たちが自然と集まってくる。一方、彼を「ただの運のいい凡人」と侮る貴族や悪徳商人たちは次々と痛快なざまぁ展開に。亮は「俺なんて大したことないのに」と呟きながら、気づけば国を揺るがす陰謀を解決し、世界を救うことに――。無自覚最強主人公による、爽快ハーレムファンタジー開幕!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる