83 / 190
83 休日
しおりを挟む
街の散策を行い、時間がかかったものの、やっと到着した冒険者ギルド。
噂の4人組の到着にざわつくギルド内をまっすぐ進み、受付嬢のララに挨拶する。
「ようこそ。『ノブレス・エンジェルズ』の皆さん。ご依頼の件ですね」
「はい。依頼の受注手続きに来ました。
もちろん、3つとも受けますわ。
それで、村への護衛については、3日後の出発にしていただけると助かります。調整していただけますか?」
「はい、依頼主に相談しておきますね。
依頼の出発は、このギルドの前になりますので、3日後の朝、いらしてください」
街の有力者と話し合いを持つ予定があるので、すぐには依頼に出られない。
依頼の魔物討伐……肉の調達くらいはいつでもできるが、村への護衛のついでに行った方が効率がいい。
さらに、領都から出るのだからと、村への護衛を受け、そのまま領内の他の街や村を見に行こうと予定を立てたルリ達。
護衛側の都合で依頼の日程を調整するのは本来有り得ないのではあるが、待遇の良さを利用してわがままを通す。
「では、3日後に参りますね。よろしくお願いします」
依頼の受注処理だけ行い、冒険者ギルドを後にする。
白銀装備の調査については、兜を除いて報告も可能であるが、もう少し兜の情報を集めてから報告する事にした。
「まだ、少し時間はあるけど、屋敷に戻るという予定でいいかなぁ?」
「うん、明日も一応、予定空いてるのよね」
「まあ、たまには休息日でもいいんじゃない? ルリも、屋敷の人と話してないでしょ」
セイラの言う通り。アメイズ領に帰ってきたとはいえ、ほとんどの時間を外出か打ち合わせで過ごしている。
それに、王都を出てからまともな休息をとっていなかった。
「じゃぁ、今日は屋敷に戻る。明日も休息日、決定!」
「「「おー!」」」
そう決定したルリ達。
だが、それぞれ休息日を利用してやりたいことがあった。
ミリアは、魔法に関する書物の閲覧。
セイラも、文献を調べて、アメイズ領の歴史など調べたいと思っていた。
メアリーも、父であり商会長であるメルヴィンに商売の提案できるように、街の様子をもっと庶民視点で見て回りたいと考えていた。
久しぶりの、別行動。
ルリは、屋敷の中を、使用人に声を掛けながら歩いて回る。
王宮のような巨大な建物では無いのでそんなに時間がかかる訳ではないが、古くから子爵家に仕えてくれている使用人は、リフィーナの元気な様子に大喜びだ。
白銀装備の話を聞きながら、懐かしい面々との交流を深めた。
メアリーは、翌日、朝から街に出かけていた。
念の為、護衛兼雑用としてメイド三姉妹が同行している。
街に出て、行ったのは、いわゆる市場調査、マーケティングだ。
庶民がどんな服装をしているのか、どんな食べ物が人気で、店舗はどの位あるのか。
また、メルヴィン商会の扱う商品で、領都で販売されていない物は何か。
観察力に優れるメアリーが見ていたのは、ルリ達の戦闘だけではない。
普段の生活の中での一言一言を胸に刻み、自分の知識として取り入れていた。
ニーズとウォンツ……って言ってたわね。
欲しい商品そのものを考えるより前に、人々が何をしたいのか考えるのか……。
ルリの言葉を思い出しながら、街の様子を眺めてみる。
王都やマリーナル領と比べて、人が多い割には、店舗が少ないように感じた。
幼少の頃からお店の手伝いをしてきたメアリーにとっては、商品の品質の善し悪しを判断する事も簡単だ。
「アルナさん、王都の父宛に手紙を出したいのですが、お手伝いいただけますでしょうか……」
店舗に良さそうな場所や物件の情報、販売すべき商品のリストを記し、メルヴィン宛に手紙を書く。
子爵家の扱いとして届ける事で、無事に届く確率が格段に上がるので、アルナに依頼を行う事にしたのだった。
ルリが言ってた、何でもそろう大きなお店。
個人店が多くて必需品が行き渡っていないこの街なら……。
デパート? スーパー? ホームセンター?
違いは結局わからなかったけど、そういうお店、つくれそうね。
1日街を回り、状況を把握したメアリー。
ほくそ笑みながら、屋敷に戻るのであった。
ミリアとセイラは、1日を読書で過ごしていた。
貴族家ともなれば、屋敷に伝わる書物が多数あり、それぞれ1点物の書物である事も多い。
特に、武闘派のアメイズ子爵家には、王宮にはない内容の本もたくさんあった。
「ふふふ、この魔法、今度試してみましょう。古代魔法というのも興味深いですわ!」
魔法の中には、既に失われた魔法も多数ある。
伝説として存在はしているものの、詠唱方法が不明で、使い手がいなくなってしまった魔法だ。
しかし、事象のイメージで魔法を発動できるミリアであれば、理屈や結果さえ分かれば再現できる可能性もある。
「セイラ、聞いてください! 大地を爆発させる魔法があるらしいですわ」
「大地が爆発!? すごいわね。それで、どうやるの?」
「……まったく分かりませんわ。後でルリに聞いてみましょう……」
化学的に考えれば、可燃性の鉱物などが爆発する魔法なのであろうが、そんな解説はされていない。
たぶん、ルリが見ても分からないであろうが、ミリアは楽しそうだ。
ルリは、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごしていた。
母に病状など聞いてみる。
(何か栄養が足りないのかなぁ。青汁みたいなの作ってみようかしら)
厨房を借りて、野菜をゴリゴリと磨り潰す。
味は、正直美味しくない……。
「お母様、これ、グリーンスムージーと言うのですが、カラダにとても良いのです。
毎日コップ1杯で構いませんので、飲んでいただけませんか」
一口飲んで、嫌そうな顔をする母サーシャ。
「不味いわね……」
「野菜を磨り潰した飲み物ですので……」
何とか飲んでもらい、味付けを工夫する事を約束する。
蜂蜜など混ぜれば、多少は良くなる。
(五大栄養素……何だったかなぁ……)
授業で見た事のある栄養素の表を思い出そうとするものの、ハッキリと覚えている訳ではない。
(炭水化物は、パンがある。
ビタミンは野菜で摂れる。
たんぱく質や脂質は、オーク肉とかそれっぽいわ。
あとはミネラル、海藻はここでは無理だし、何だろう……?)
母の虚弱の原因は分からないものの、とりあえず食生活を整えるだけでも違うはずである。
使用人にも食事のバランスの事を伝え、栄養の指導をした。
「食事は、少しずつでもいいので、数多くの食材を食べる事。1日30品目が目標です。
それを簡単にするのが、このスムージーですので、必ず飲んでください。
あと、元気がない時や寒い時は生姜のスープを作ってください。身体が温まります」
貴族家の食卓は、見た目重視で栄養バランスが考えられていない。
精進料理のようなメニューを教えてみた。
「体質がどうすれば治るのか、原因はわかりません。でも、バランスの良い食事で、少しは良くなると思いますので、頑張ってくださいね」
最近は結婚話などで責められてばかりだったので、母に一矢報いたと喜ぶルリ。
本気で心配しての事ではあるが、間近に母を感じた事で、何とか治したいと、改めて心に誓うのであった。
その頃、ラミアとセイレンは、浴室でのんびりお湯に浸かっていた。
「一日中風呂に入っていては、我はふやけそうだぞ」
「ラミア、私は水の中が好きなのよ。何百年もほっとかれたのですから、もう少し付き合いなさいよ」
ヒトとは時間の感覚すら異なる2人。
いつまで経っても風呂から出てこない客人の様子に焦る使用人の気持ちなど知らず、どこか甘い雰囲気を醸し出し続けるのであった。
明日は、街の有力者が屋敷に集まる日だ。
今後の領政の行方を左右する重要な会議になるはずだ。
そわそわとする大臣のマティアス。
何も考えていなそうなルリ。
大一番に向けて、夜は更けていくのであった。
噂の4人組の到着にざわつくギルド内をまっすぐ進み、受付嬢のララに挨拶する。
「ようこそ。『ノブレス・エンジェルズ』の皆さん。ご依頼の件ですね」
「はい。依頼の受注手続きに来ました。
もちろん、3つとも受けますわ。
それで、村への護衛については、3日後の出発にしていただけると助かります。調整していただけますか?」
「はい、依頼主に相談しておきますね。
依頼の出発は、このギルドの前になりますので、3日後の朝、いらしてください」
街の有力者と話し合いを持つ予定があるので、すぐには依頼に出られない。
依頼の魔物討伐……肉の調達くらいはいつでもできるが、村への護衛のついでに行った方が効率がいい。
さらに、領都から出るのだからと、村への護衛を受け、そのまま領内の他の街や村を見に行こうと予定を立てたルリ達。
護衛側の都合で依頼の日程を調整するのは本来有り得ないのではあるが、待遇の良さを利用してわがままを通す。
「では、3日後に参りますね。よろしくお願いします」
依頼の受注処理だけ行い、冒険者ギルドを後にする。
白銀装備の調査については、兜を除いて報告も可能であるが、もう少し兜の情報を集めてから報告する事にした。
「まだ、少し時間はあるけど、屋敷に戻るという予定でいいかなぁ?」
「うん、明日も一応、予定空いてるのよね」
「まあ、たまには休息日でもいいんじゃない? ルリも、屋敷の人と話してないでしょ」
セイラの言う通り。アメイズ領に帰ってきたとはいえ、ほとんどの時間を外出か打ち合わせで過ごしている。
それに、王都を出てからまともな休息をとっていなかった。
「じゃぁ、今日は屋敷に戻る。明日も休息日、決定!」
「「「おー!」」」
そう決定したルリ達。
だが、それぞれ休息日を利用してやりたいことがあった。
ミリアは、魔法に関する書物の閲覧。
セイラも、文献を調べて、アメイズ領の歴史など調べたいと思っていた。
メアリーも、父であり商会長であるメルヴィンに商売の提案できるように、街の様子をもっと庶民視点で見て回りたいと考えていた。
久しぶりの、別行動。
ルリは、屋敷の中を、使用人に声を掛けながら歩いて回る。
王宮のような巨大な建物では無いのでそんなに時間がかかる訳ではないが、古くから子爵家に仕えてくれている使用人は、リフィーナの元気な様子に大喜びだ。
白銀装備の話を聞きながら、懐かしい面々との交流を深めた。
メアリーは、翌日、朝から街に出かけていた。
念の為、護衛兼雑用としてメイド三姉妹が同行している。
街に出て、行ったのは、いわゆる市場調査、マーケティングだ。
庶民がどんな服装をしているのか、どんな食べ物が人気で、店舗はどの位あるのか。
また、メルヴィン商会の扱う商品で、領都で販売されていない物は何か。
観察力に優れるメアリーが見ていたのは、ルリ達の戦闘だけではない。
普段の生活の中での一言一言を胸に刻み、自分の知識として取り入れていた。
ニーズとウォンツ……って言ってたわね。
欲しい商品そのものを考えるより前に、人々が何をしたいのか考えるのか……。
ルリの言葉を思い出しながら、街の様子を眺めてみる。
王都やマリーナル領と比べて、人が多い割には、店舗が少ないように感じた。
幼少の頃からお店の手伝いをしてきたメアリーにとっては、商品の品質の善し悪しを判断する事も簡単だ。
「アルナさん、王都の父宛に手紙を出したいのですが、お手伝いいただけますでしょうか……」
店舗に良さそうな場所や物件の情報、販売すべき商品のリストを記し、メルヴィン宛に手紙を書く。
子爵家の扱いとして届ける事で、無事に届く確率が格段に上がるので、アルナに依頼を行う事にしたのだった。
ルリが言ってた、何でもそろう大きなお店。
個人店が多くて必需品が行き渡っていないこの街なら……。
デパート? スーパー? ホームセンター?
違いは結局わからなかったけど、そういうお店、つくれそうね。
1日街を回り、状況を把握したメアリー。
ほくそ笑みながら、屋敷に戻るのであった。
ミリアとセイラは、1日を読書で過ごしていた。
貴族家ともなれば、屋敷に伝わる書物が多数あり、それぞれ1点物の書物である事も多い。
特に、武闘派のアメイズ子爵家には、王宮にはない内容の本もたくさんあった。
「ふふふ、この魔法、今度試してみましょう。古代魔法というのも興味深いですわ!」
魔法の中には、既に失われた魔法も多数ある。
伝説として存在はしているものの、詠唱方法が不明で、使い手がいなくなってしまった魔法だ。
しかし、事象のイメージで魔法を発動できるミリアであれば、理屈や結果さえ分かれば再現できる可能性もある。
「セイラ、聞いてください! 大地を爆発させる魔法があるらしいですわ」
「大地が爆発!? すごいわね。それで、どうやるの?」
「……まったく分かりませんわ。後でルリに聞いてみましょう……」
化学的に考えれば、可燃性の鉱物などが爆発する魔法なのであろうが、そんな解説はされていない。
たぶん、ルリが見ても分からないであろうが、ミリアは楽しそうだ。
ルリは、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごしていた。
母に病状など聞いてみる。
(何か栄養が足りないのかなぁ。青汁みたいなの作ってみようかしら)
厨房を借りて、野菜をゴリゴリと磨り潰す。
味は、正直美味しくない……。
「お母様、これ、グリーンスムージーと言うのですが、カラダにとても良いのです。
毎日コップ1杯で構いませんので、飲んでいただけませんか」
一口飲んで、嫌そうな顔をする母サーシャ。
「不味いわね……」
「野菜を磨り潰した飲み物ですので……」
何とか飲んでもらい、味付けを工夫する事を約束する。
蜂蜜など混ぜれば、多少は良くなる。
(五大栄養素……何だったかなぁ……)
授業で見た事のある栄養素の表を思い出そうとするものの、ハッキリと覚えている訳ではない。
(炭水化物は、パンがある。
ビタミンは野菜で摂れる。
たんぱく質や脂質は、オーク肉とかそれっぽいわ。
あとはミネラル、海藻はここでは無理だし、何だろう……?)
母の虚弱の原因は分からないものの、とりあえず食生活を整えるだけでも違うはずである。
使用人にも食事のバランスの事を伝え、栄養の指導をした。
「食事は、少しずつでもいいので、数多くの食材を食べる事。1日30品目が目標です。
それを簡単にするのが、このスムージーですので、必ず飲んでください。
あと、元気がない時や寒い時は生姜のスープを作ってください。身体が温まります」
貴族家の食卓は、見た目重視で栄養バランスが考えられていない。
精進料理のようなメニューを教えてみた。
「体質がどうすれば治るのか、原因はわかりません。でも、バランスの良い食事で、少しは良くなると思いますので、頑張ってくださいね」
最近は結婚話などで責められてばかりだったので、母に一矢報いたと喜ぶルリ。
本気で心配しての事ではあるが、間近に母を感じた事で、何とか治したいと、改めて心に誓うのであった。
その頃、ラミアとセイレンは、浴室でのんびりお湯に浸かっていた。
「一日中風呂に入っていては、我はふやけそうだぞ」
「ラミア、私は水の中が好きなのよ。何百年もほっとかれたのですから、もう少し付き合いなさいよ」
ヒトとは時間の感覚すら異なる2人。
いつまで経っても風呂から出てこない客人の様子に焦る使用人の気持ちなど知らず、どこか甘い雰囲気を醸し出し続けるのであった。
明日は、街の有力者が屋敷に集まる日だ。
今後の領政の行方を左右する重要な会議になるはずだ。
そわそわとする大臣のマティアス。
何も考えていなそうなルリ。
大一番に向けて、夜は更けていくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる