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112 空中戦
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クローム王国に攻め込んできたエスタール帝国を迎え撃つべく、フロイデン領の領兵、近衛騎士団を引き連れ、戦地に向かうルリ達。
最後の休息……野営を終え、朝を迎えていた。
「おはよう、ルリ、どうしたの? 難しい顔して」
「メアリーおはよう、ううん、ちょっと思い出せなくてね……」
(中世の映画では、兵士が密集して戦ってたわね、……ファランクスって言ったかしら?
中国の大将軍を目指すアニメだと、陣形を斜めにしたり、騎馬隊がぐるぐる回ったりしてた……。
どんな意味があるんだろう……)
参戦を前に、日本で見た映画やアニメのシーンを思い出していたが、映像や雰囲気は分かっても、その戦術の意味がわからない。
「ふ~ん、横陣じゃなくて斜陣かぁ。ルリの戦闘力を生かせるかもしれないわね。ありがとう」
イメージを伝えただけであるが、メアリーには何かが伝わったようだ。
ルリの伝えた軍隊の動きを、少人数の自分たち用に、頭の中でアレンジしているのであろう。
周囲では、朝食の準備が整えられていた。
メイド三姉妹とセイラが食器とティーセットを並べている。
「さぁ、兵士の皆さんもたくさん食べてくださいね。これが最後の休憩になるかもしれないんですから、体力つけておかないとね」
街道沿いの野営地で繰り広げられる優雅な朝の時間に、領兵たちは目を丸くしていた。
『貴族様は、これから戦争だというのに呑気なもんだなぁ』
『しかも野営地だぜ、リフィーナ様御一行、どうなってんだよ』
領兵たちは子爵家令嬢とその護衛冒険者と言う情報で伝わっているので、ミリアとセイラが王族である事は知らない。
もちろん、立ち振る舞いから貴族である事くらいは想像つくであろうが、当然のように食後のティータイムを楽しむ様子に、驚きを隠せないようだ。
「それじゃ、行こうか。今日は恐らく戦闘になる。気合い入れていくわよ!」
「「「おー!!!」」」
十分な休息を取り、ルリ達は出発した。
街道をゼリスの街に向けて進む。
すれ違う人々、……逃げてきた人の数が、徐々に増えてくる。
「おい、この先はどうなってる?」
先頭を走る領兵がすれ違う商人風の男に声を掛けた。
必死の形相、命からがら逃げてきたと言う様子だ。
「貴族様とお見受けします。恐れながら、この先は危険です。帝国兵が待ち構えております……」
引き返すようにと進言する商人。
30人の騎馬隊を見て尚の進言である。この先にかなりの数の帝国兵が進軍してきているのであろう。
「セイラ、反応ある?」
「人影は多いけど、全部逃げてきている人っぽいなぁ。商人っぽく偽装してたりしたらわかんないけど」
「それは大丈夫。軍隊の進軍なら陣形を崩す事はないから。見つけたら教えてね」
セイラも、近衛騎士団を率いるべく教育を受けてきた身である。
探知の影だけでも、それが敵部隊か一般人かを見分ける事は可能だ。
「間もなく敵軍に会うはずよ。ここからは、こちらも陣形を整えて進みましょう。
とりあえずルリ、馬車は収納しておいて。戦闘で壊れても勿体ないし」
全員馬車から降りると、馬車をアイテムボックスに仕舞う。
突然馬車が消えて領兵たちが驚いているが、今更である。
「基本的には、街道いっぱいに広がって横並びで戦います。後ろに回り込まれると、少人数の私たちは一瞬で囲まれちゃいますから」
「誰も後ろに通さなきゃいい訳ね、分かりやすくていいわ」
「それで並び順。異なる環境で訓練を受けた部隊が連携を取るのは難しいわ。チームごとにまとまって行動するの」
メアリーが指示する並び順は、左から、『ノブレス・エンジェルズ』、メイド三姉妹、護衛騎士、領兵、魔物三姉妹の順。
馬車の馬は、ラミア達に預けた。
「この状態で前進します。
ただ、陣形としては、真横ではなく斜め。左端のルリが前に出て最前線、右端のラミア達が、最後方となるように、進行速度を合わせてください。
最大戦力のルリが敵を崩して、右側に流れてきた敵を各個撃破する作戦です」
「なっ!? 冒険者が、しかもご令嬢が先鋒だと? 敵は軍隊、先鋒は我々が!!」
「領兵の皆さん、お気持ちは分かりますが、先鋒はルリです。『盗賊500人単独撃破』の噂ぐらい聞いたことありますよね?」
実際は50人であり盛られた噂話ではあるものの、こういう時には説得力がある。メアリーが領兵を言いくるめ、陣形と戦い方が決定した。
左端に位置する『ノブレス・エンジェルズ』は、ルリとセイラを先頭に置き、ミリアとメアリーは後方に下がる配置だ。
ちょうどカタカナの「ン」の字を逆さまにしたように並び、万が一左の森から敵が抜けて来ようとしても、回り込まれないようにする。
右端の魔物三姉妹は、基本的には戦いに参加せず、領兵の騎馬隊の陰に隠れるように位置した。
「見つけた! 20人の小隊、あれが先行部隊ね。5分位で目視できるわ」
しばらく進んだ所で、セイラが気配を察知する。
「後ろに本隊がいるはずだから注意して」
なぜ分かる? という表情の領兵たちを後目に、戦闘態勢をとるルリ達。
斜陣に歩調を合わせての行軍。
朝伝えたばかりの作戦ではあるが、意外と様になっている。
「後ろ!! ……まだ遠くて見え切れていないけど、街道が兵で埋まってる。
100、200、いや、千はいるわよ!」
「本軍ね、でも数が多いわね、どうする、今なら逃げる事も出来るけど」
セイラが敵の本軍を探知。少数なら正面突破、敵が多くずっと戦闘が続くような状態ならば森に離脱する作戦だったはずだ。
「戦おう! あの軍を放って置けば、いずれディフトの街が戦闘になるわ」
(それに、その先にはアメイズ領がある……)
ルリとしては、敵を放置して逃げる事は容認できなかった。
その言葉に、ミリア達も頷く。
「じゃ、遠慮なく暴れましょうか!」
「「「おー!!!」」」
最初に出会った敵小隊との戦闘は、あっけない程あっさりと終了した。
左端から、ルリが敵に突撃する。
剣舞のみで敵兵を圧倒、端から敵を削り始める。
突撃したルリを囲い込もうと敵軍が動くところに、メイド三姉妹が突入。
敵の動きを止め、ルリは背後まで回り込んだ。
側面と背後に回られて陣形が崩れた敵軍に、護衛騎士と領兵の騎馬隊が相次いで突撃。
敵小隊は、一瞬のうちに沈黙した。
『強ぇ、何だあの嬢ちゃん』
『たった一人で敵陣突破しちまった』
『それに、何だあのメイド!? あれがアメイズ流か』
左から突撃するという布陣に不満げだった領兵たちも、実際に動きを見れば納得のようだ。
「次、来るわよ。ここからが本番!!」
先行する小隊を抜けると、本隊が待ち構えているのが見える。
狭い街道を埋め尽くすように並ぶ帝国軍。
一度飛び込めば、全てを倒すまで終わる事のない戦いが続く。
「いいのね、いくわよ!」
「大丈夫、私たちは強い!!」
昨日たてた作戦など完全無視だが、少女たちに迷いは無い。
気合を入れた、その時だった。
「ヤバい、弓がくる!!」
言うが早いか、上空が黒い影で覆いつくされた。
距離はあるが、無数の弓を受ければ、全員が無事という訳にはいかない。
「なんのぉぉぉぉ、全部撃ち落とすぅぅぅ!!!」
空中から放たれたのは、こちらも無数の氷槍。
コントロールされた氷槍が、敵の弓矢を次々と撃ち落していく。
街道には、数百本の弓矢が転がった。
最初の空中戦の軍配は、ルリに上がったようだ。
『無詠唱、一瞬であの数の魔法を放つとは……』
『空中で弓矢に当てるとは……』
『あれが『白銀の女神』リフィーナ様……』
何度も戦闘を目にしている『ノブレス・エンジェルズ』やメイド三姉妹、護衛騎士には珍しくない光景だが、領兵の目には驚きとして映ったようだ。
「第二射、来るわよ!」
「了解」
「氷槍、空中に待機!!」
「火の鳥!!」
空中戦に備え、迎撃準備を整える。
そしてミリアは、得意の遠距離戦で戦闘が始まった事、美味しい所を全部ルリに持っていかれた事に、密かに闘志を燃やしていた。
最後の休息……野営を終え、朝を迎えていた。
「おはよう、ルリ、どうしたの? 難しい顔して」
「メアリーおはよう、ううん、ちょっと思い出せなくてね……」
(中世の映画では、兵士が密集して戦ってたわね、……ファランクスって言ったかしら?
中国の大将軍を目指すアニメだと、陣形を斜めにしたり、騎馬隊がぐるぐる回ったりしてた……。
どんな意味があるんだろう……)
参戦を前に、日本で見た映画やアニメのシーンを思い出していたが、映像や雰囲気は分かっても、その戦術の意味がわからない。
「ふ~ん、横陣じゃなくて斜陣かぁ。ルリの戦闘力を生かせるかもしれないわね。ありがとう」
イメージを伝えただけであるが、メアリーには何かが伝わったようだ。
ルリの伝えた軍隊の動きを、少人数の自分たち用に、頭の中でアレンジしているのであろう。
周囲では、朝食の準備が整えられていた。
メイド三姉妹とセイラが食器とティーセットを並べている。
「さぁ、兵士の皆さんもたくさん食べてくださいね。これが最後の休憩になるかもしれないんですから、体力つけておかないとね」
街道沿いの野営地で繰り広げられる優雅な朝の時間に、領兵たちは目を丸くしていた。
『貴族様は、これから戦争だというのに呑気なもんだなぁ』
『しかも野営地だぜ、リフィーナ様御一行、どうなってんだよ』
領兵たちは子爵家令嬢とその護衛冒険者と言う情報で伝わっているので、ミリアとセイラが王族である事は知らない。
もちろん、立ち振る舞いから貴族である事くらいは想像つくであろうが、当然のように食後のティータイムを楽しむ様子に、驚きを隠せないようだ。
「それじゃ、行こうか。今日は恐らく戦闘になる。気合い入れていくわよ!」
「「「おー!!!」」」
十分な休息を取り、ルリ達は出発した。
街道をゼリスの街に向けて進む。
すれ違う人々、……逃げてきた人の数が、徐々に増えてくる。
「おい、この先はどうなってる?」
先頭を走る領兵がすれ違う商人風の男に声を掛けた。
必死の形相、命からがら逃げてきたと言う様子だ。
「貴族様とお見受けします。恐れながら、この先は危険です。帝国兵が待ち構えております……」
引き返すようにと進言する商人。
30人の騎馬隊を見て尚の進言である。この先にかなりの数の帝国兵が進軍してきているのであろう。
「セイラ、反応ある?」
「人影は多いけど、全部逃げてきている人っぽいなぁ。商人っぽく偽装してたりしたらわかんないけど」
「それは大丈夫。軍隊の進軍なら陣形を崩す事はないから。見つけたら教えてね」
セイラも、近衛騎士団を率いるべく教育を受けてきた身である。
探知の影だけでも、それが敵部隊か一般人かを見分ける事は可能だ。
「間もなく敵軍に会うはずよ。ここからは、こちらも陣形を整えて進みましょう。
とりあえずルリ、馬車は収納しておいて。戦闘で壊れても勿体ないし」
全員馬車から降りると、馬車をアイテムボックスに仕舞う。
突然馬車が消えて領兵たちが驚いているが、今更である。
「基本的には、街道いっぱいに広がって横並びで戦います。後ろに回り込まれると、少人数の私たちは一瞬で囲まれちゃいますから」
「誰も後ろに通さなきゃいい訳ね、分かりやすくていいわ」
「それで並び順。異なる環境で訓練を受けた部隊が連携を取るのは難しいわ。チームごとにまとまって行動するの」
メアリーが指示する並び順は、左から、『ノブレス・エンジェルズ』、メイド三姉妹、護衛騎士、領兵、魔物三姉妹の順。
馬車の馬は、ラミア達に預けた。
「この状態で前進します。
ただ、陣形としては、真横ではなく斜め。左端のルリが前に出て最前線、右端のラミア達が、最後方となるように、進行速度を合わせてください。
最大戦力のルリが敵を崩して、右側に流れてきた敵を各個撃破する作戦です」
「なっ!? 冒険者が、しかもご令嬢が先鋒だと? 敵は軍隊、先鋒は我々が!!」
「領兵の皆さん、お気持ちは分かりますが、先鋒はルリです。『盗賊500人単独撃破』の噂ぐらい聞いたことありますよね?」
実際は50人であり盛られた噂話ではあるものの、こういう時には説得力がある。メアリーが領兵を言いくるめ、陣形と戦い方が決定した。
左端に位置する『ノブレス・エンジェルズ』は、ルリとセイラを先頭に置き、ミリアとメアリーは後方に下がる配置だ。
ちょうどカタカナの「ン」の字を逆さまにしたように並び、万が一左の森から敵が抜けて来ようとしても、回り込まれないようにする。
右端の魔物三姉妹は、基本的には戦いに参加せず、領兵の騎馬隊の陰に隠れるように位置した。
「見つけた! 20人の小隊、あれが先行部隊ね。5分位で目視できるわ」
しばらく進んだ所で、セイラが気配を察知する。
「後ろに本隊がいるはずだから注意して」
なぜ分かる? という表情の領兵たちを後目に、戦闘態勢をとるルリ達。
斜陣に歩調を合わせての行軍。
朝伝えたばかりの作戦ではあるが、意外と様になっている。
「後ろ!! ……まだ遠くて見え切れていないけど、街道が兵で埋まってる。
100、200、いや、千はいるわよ!」
「本軍ね、でも数が多いわね、どうする、今なら逃げる事も出来るけど」
セイラが敵の本軍を探知。少数なら正面突破、敵が多くずっと戦闘が続くような状態ならば森に離脱する作戦だったはずだ。
「戦おう! あの軍を放って置けば、いずれディフトの街が戦闘になるわ」
(それに、その先にはアメイズ領がある……)
ルリとしては、敵を放置して逃げる事は容認できなかった。
その言葉に、ミリア達も頷く。
「じゃ、遠慮なく暴れましょうか!」
「「「おー!!!」」」
最初に出会った敵小隊との戦闘は、あっけない程あっさりと終了した。
左端から、ルリが敵に突撃する。
剣舞のみで敵兵を圧倒、端から敵を削り始める。
突撃したルリを囲い込もうと敵軍が動くところに、メイド三姉妹が突入。
敵の動きを止め、ルリは背後まで回り込んだ。
側面と背後に回られて陣形が崩れた敵軍に、護衛騎士と領兵の騎馬隊が相次いで突撃。
敵小隊は、一瞬のうちに沈黙した。
『強ぇ、何だあの嬢ちゃん』
『たった一人で敵陣突破しちまった』
『それに、何だあのメイド!? あれがアメイズ流か』
左から突撃するという布陣に不満げだった領兵たちも、実際に動きを見れば納得のようだ。
「次、来るわよ。ここからが本番!!」
先行する小隊を抜けると、本隊が待ち構えているのが見える。
狭い街道を埋め尽くすように並ぶ帝国軍。
一度飛び込めば、全てを倒すまで終わる事のない戦いが続く。
「いいのね、いくわよ!」
「大丈夫、私たちは強い!!」
昨日たてた作戦など完全無視だが、少女たちに迷いは無い。
気合を入れた、その時だった。
「ヤバい、弓がくる!!」
言うが早いか、上空が黒い影で覆いつくされた。
距離はあるが、無数の弓を受ければ、全員が無事という訳にはいかない。
「なんのぉぉぉぉ、全部撃ち落とすぅぅぅ!!!」
空中から放たれたのは、こちらも無数の氷槍。
コントロールされた氷槍が、敵の弓矢を次々と撃ち落していく。
街道には、数百本の弓矢が転がった。
最初の空中戦の軍配は、ルリに上がったようだ。
『無詠唱、一瞬であの数の魔法を放つとは……』
『空中で弓矢に当てるとは……』
『あれが『白銀の女神』リフィーナ様……』
何度も戦闘を目にしている『ノブレス・エンジェルズ』やメイド三姉妹、護衛騎士には珍しくない光景だが、領兵の目には驚きとして映ったようだ。
「第二射、来るわよ!」
「了解」
「氷槍、空中に待機!!」
「火の鳥!!」
空中戦に備え、迎撃準備を整える。
そしてミリアは、得意の遠距離戦で戦闘が始まった事、美味しい所を全部ルリに持っていかれた事に、密かに闘志を燃やしていた。
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