149 / 190
149 餅つき
しおりを挟む
「ラミア、セイレン、アルラネ。それに、アルナ、イルナ、ウルナ!
あけましておめでとうございます!!」
クローム王国のアメイズ子爵家屋敷で新年を迎えたルリは、全員に挨拶を行う。
元気に新年を迎える事が出来たと喜びを隠せないルリ。
聞きなれない挨拶に戸惑いながらも笑顔を返す仲間の顔を、まじまじと見回す。
魔物三姉妹にとっては、新年など何百回も経験している事であり興味は無さそうだ。
単に、朝食が豪華だと聞いて集まっているだけかもしれない。
それでも、新年早々に全員が揃えるという事は、とてもありがたい。
「リフィーナ様、あけましておめでとうございます。今日はお早いお目覚めですね!」
「そりゃそうよ。新年の餅つき大会するのだから!!」
律儀に挨拶を真似してくれるメイド達と会話しながら、朝の支度を整えるルリ。
さっと入浴して身体を清めると、空を見上げる。
(昨年は盗賊団の騒ぎで新年なんて祝う暇なかったからね。私にとっては初めてのお正月かぁ……)
「お正月には~餅食べて~、……ん? 正しい歌詞は何?」
お正月の歌を口ずさみながら、替え歌しか知らない事を理解し笑い出すルリであった。
食卓に戻ると、おせち料理が並んでいる。
急きょ作った重箱……木箱に詰めた華やかな食事は、見た目にも鮮やかだ。
昨夜も、年越しの蟹天うどんをたらふく食べたのに、なぜかもう、お腹が空いている。
グルメクラブや野菜の天ぷらを大量に食べて、少しくらい胃がもたれそうであるが、そこは若さだろうか。
「今年一年が、私たちにとって幸あるものでありますように。
それでは、いただきましょう!!」
ひと通りおせち料理の説明をすると、箸をつけ始めた。
ちなみに、スプーンとフォークが主流のこの世界でも、ルリは枝を削った箸を主に使っており、子爵家のメンバーも、基本的に箸が使える。
「全ての種類を少しずつ食べるのよ。ちゃんと願いを込めてね」
「変わった味付けよのう」
「……。甘いわ」
「でも、美味しい~」
味付けが濃いので心配もあったが、魔物三姉妹にも概ね好評のようだ。
重箱を囲んで箸を伸ばす懐かしい風景に、少し昔を思い出すルリであった。
(お父さんにお母さん、元気かなぁ。何より、日本の私はどうなったのだろう……?)
「リフィーナ様? どうかなさいました?」
余程ぼーっとしていたのだろうか? アルナが心配して声を掛けてくれる。
大丈夫と、少し涙ぐみながら答えると、周囲を見渡す。
(こんなに素敵な仲間がいるのだもの。今の私も、十分幸せだわ……)
「みんな、ありがとうね。今年もよろしくね!!」
「あはは? 何泣いてるの?」
改めて礼を言い、これからも一緒に頑張ろうと伝える。
幸せな一時を感じ思わず泣いてしまうルリと、慌てる仲間たち。アルラネのツッコミも、今なら心地よい。
子爵家の正月は、しんみりと、そして楽しく始まるのであった。
「ルリ~、来たよ~」
「メアリー、ありがとう。来てくれたんだねぇ!」
「「「ルリさん、今年もよろしくお願いします」」」
昼頃に、メアリーが訪ねてくる。父であるメルヴィンやメルン亭からも数人来てくれたようだ。
「もうすぐお米が炊けるからね。お餅つきましょう!!」
屋敷の庭に集まるルリ達。
臼を囲んで、餅のつき方を教える。
「一人が杵で、もう一人がこねる役か。分かったわ」
「まずはメアリーがついてみようか。思いっきりやっていいわよ。あっ! 魔力は込めないでね、壊れちゃうから!!」
メアリーが杵をつき、ルリがこねる。
実は、ルリも餅つきは初めてだ。見様見真似だが、それらしく出来ているように見える。
「どう? お餅、出来た?」
「まだまだよ! 腰を入れてしっかりついて!!」
「はぁ、お父さん、交代~」
メアリーが疲れてしまったので、メルヴィンと役を交代。
その後も、順番に、みんなで餅つきを行った。
もち米ではないので、粘り気は少ない団子のようなお餅。
それでも、だんだんモチモチ感が増してくる。
「じゃぁ、軽く焼きましょう」
そろそろいいかと、一口大に分けると、炭火で焼き目を入れる。
さらに、出汁を強めにした豚汁のようなスープに投入すれば、雑煮の完成だ。
「あぁ、モチモチ~」
「あったまるわ~」
外で食べるお雑煮は格別だ。
みんなでお餅を食べて、ほっこりする。
「リフィーナ様、お客様が到着のようです。出迎えお願いします」
「わかった、みんなは食べてていいよ~」
新年の挨拶などで、貴族の屋敷に訪問客が訪れるのは珍しくない。
大概、応接で軽くお茶を出し、会話をするだけなので、メイドとルリだけで対応を行う。
また誰か来たかと入り口に行くと、馬車が1台止まっていた。
「ルリ~、来たわよ~」
顔を出したのは、ミリアだった。セイラも一緒にいるようだ。
「ミリアにセイラ、ありがとう。来てくれたんだねぇ!」
「遅くなってごめんね。もう始まっちゃってる?」
「大丈夫。まだこれからだよ。忙しいとこ、本当にありがとうね。メアリーも来てるわよ」
お忍び想定なのか、少し地味な馬車で到着したミリアとセイラ。
従者や騎士の数から只者ではない事がバレバレではあるが、とにかく、忙しい中来てくれた事に感謝する。
「ささ、中入って。一緒に食べよう!!」
ミリア達を屋敷に招き入れようとすると、馬車から他にも人が降りてきた。
「「「えぇぇぇぇ???」」」
「こここ、国王様!? それに、王妃様も???」
「リフィーナ、そんなに驚くでない」
「そうよ、私たちもお忍びだから、騒がないでね!」
「ミリアーヌがどうしてもと言うのでな、公務の最中で1時間ほどしか時間がとれぬのだが、よいか?」
「もっ、もちろんです。狭い屋敷ですが……」
ミリアの顔を見ると、してやったりという表情をしている。
そして、耳打ちで教えてくれた。
「案内をくれたでしょ。いかにも楽しそうなイベントなのに、すごく遠慮気味な、来なくてもいいからっていう案内。
もう、気になっちゃって!! 無理を言って来ちゃったのよ。そしたら両親もついて来るって面白がっちゃって……」
メイド三姉妹は、慌てて食卓を整えていた。
新しいおせち料理のお重を用意して、国王と王妃の前に並べる。
「ほう、珍しい料理だな。これは、リフィーナの発案か?」
「はい。新年を祝う、縁起のいい食事になります」
「あら素敵ね。いただいてもよろしくて?」
縁起の謂れを説明しながら、おせち料理を振舞うルリ。
海の幸をふんだんに使用した、王都では有り得ないような料理だが、今更隠す相手ではない。
美味しく食べてくれる様子に、ただただ安堵する。
「外が騒がしいようだが、何かしているのか?」
「はい、ご案内します。メアリー達が来ているのです」
庭に出ると、メルヴィン達が控え、畏まっていた。
メアリーはともかく、メルヴィンや商会の面々は、国王と直接会うなど、身に余る所の話ではない。
「はっはっは、面を上げい。今日は、娘の友人の元を訪れた、ただの父親だ。私たちも混ぜてもらうぞ」
気さくな国王の言葉……庶民に絶大な人気を誇るクローム王家を象徴するような言葉に、安心して顔を上げるメルヴィン達。
国王たちが餅つきをするというので、使用人かのように働き始める。
「米がこんな食感に変わるとは……」
「美味しいですわね、これは、メルン亭では販売しないのですか?」
王妃は相変わらずメルン亭に通っているらしい。
居合わせたメルン亭の従業員に話しかけている。……これは、販売決定だろう。
国王と王妃、それにミリアとセイラ。
王族の突然の訪問であったが、おせち料理とお餅を楽しんでくれたようだ。
あっという間に1時間は過ぎ、次の公務があるからと帰って行った。
もちろん、お土産は忘れずに……。
新年早々、アメイズ子爵家の屋敷では、騒がしい一日が過ぎるのであった。
あけましておめでとうございます!!」
クローム王国のアメイズ子爵家屋敷で新年を迎えたルリは、全員に挨拶を行う。
元気に新年を迎える事が出来たと喜びを隠せないルリ。
聞きなれない挨拶に戸惑いながらも笑顔を返す仲間の顔を、まじまじと見回す。
魔物三姉妹にとっては、新年など何百回も経験している事であり興味は無さそうだ。
単に、朝食が豪華だと聞いて集まっているだけかもしれない。
それでも、新年早々に全員が揃えるという事は、とてもありがたい。
「リフィーナ様、あけましておめでとうございます。今日はお早いお目覚めですね!」
「そりゃそうよ。新年の餅つき大会するのだから!!」
律儀に挨拶を真似してくれるメイド達と会話しながら、朝の支度を整えるルリ。
さっと入浴して身体を清めると、空を見上げる。
(昨年は盗賊団の騒ぎで新年なんて祝う暇なかったからね。私にとっては初めてのお正月かぁ……)
「お正月には~餅食べて~、……ん? 正しい歌詞は何?」
お正月の歌を口ずさみながら、替え歌しか知らない事を理解し笑い出すルリであった。
食卓に戻ると、おせち料理が並んでいる。
急きょ作った重箱……木箱に詰めた華やかな食事は、見た目にも鮮やかだ。
昨夜も、年越しの蟹天うどんをたらふく食べたのに、なぜかもう、お腹が空いている。
グルメクラブや野菜の天ぷらを大量に食べて、少しくらい胃がもたれそうであるが、そこは若さだろうか。
「今年一年が、私たちにとって幸あるものでありますように。
それでは、いただきましょう!!」
ひと通りおせち料理の説明をすると、箸をつけ始めた。
ちなみに、スプーンとフォークが主流のこの世界でも、ルリは枝を削った箸を主に使っており、子爵家のメンバーも、基本的に箸が使える。
「全ての種類を少しずつ食べるのよ。ちゃんと願いを込めてね」
「変わった味付けよのう」
「……。甘いわ」
「でも、美味しい~」
味付けが濃いので心配もあったが、魔物三姉妹にも概ね好評のようだ。
重箱を囲んで箸を伸ばす懐かしい風景に、少し昔を思い出すルリであった。
(お父さんにお母さん、元気かなぁ。何より、日本の私はどうなったのだろう……?)
「リフィーナ様? どうかなさいました?」
余程ぼーっとしていたのだろうか? アルナが心配して声を掛けてくれる。
大丈夫と、少し涙ぐみながら答えると、周囲を見渡す。
(こんなに素敵な仲間がいるのだもの。今の私も、十分幸せだわ……)
「みんな、ありがとうね。今年もよろしくね!!」
「あはは? 何泣いてるの?」
改めて礼を言い、これからも一緒に頑張ろうと伝える。
幸せな一時を感じ思わず泣いてしまうルリと、慌てる仲間たち。アルラネのツッコミも、今なら心地よい。
子爵家の正月は、しんみりと、そして楽しく始まるのであった。
「ルリ~、来たよ~」
「メアリー、ありがとう。来てくれたんだねぇ!」
「「「ルリさん、今年もよろしくお願いします」」」
昼頃に、メアリーが訪ねてくる。父であるメルヴィンやメルン亭からも数人来てくれたようだ。
「もうすぐお米が炊けるからね。お餅つきましょう!!」
屋敷の庭に集まるルリ達。
臼を囲んで、餅のつき方を教える。
「一人が杵で、もう一人がこねる役か。分かったわ」
「まずはメアリーがついてみようか。思いっきりやっていいわよ。あっ! 魔力は込めないでね、壊れちゃうから!!」
メアリーが杵をつき、ルリがこねる。
実は、ルリも餅つきは初めてだ。見様見真似だが、それらしく出来ているように見える。
「どう? お餅、出来た?」
「まだまだよ! 腰を入れてしっかりついて!!」
「はぁ、お父さん、交代~」
メアリーが疲れてしまったので、メルヴィンと役を交代。
その後も、順番に、みんなで餅つきを行った。
もち米ではないので、粘り気は少ない団子のようなお餅。
それでも、だんだんモチモチ感が増してくる。
「じゃぁ、軽く焼きましょう」
そろそろいいかと、一口大に分けると、炭火で焼き目を入れる。
さらに、出汁を強めにした豚汁のようなスープに投入すれば、雑煮の完成だ。
「あぁ、モチモチ~」
「あったまるわ~」
外で食べるお雑煮は格別だ。
みんなでお餅を食べて、ほっこりする。
「リフィーナ様、お客様が到着のようです。出迎えお願いします」
「わかった、みんなは食べてていいよ~」
新年の挨拶などで、貴族の屋敷に訪問客が訪れるのは珍しくない。
大概、応接で軽くお茶を出し、会話をするだけなので、メイドとルリだけで対応を行う。
また誰か来たかと入り口に行くと、馬車が1台止まっていた。
「ルリ~、来たわよ~」
顔を出したのは、ミリアだった。セイラも一緒にいるようだ。
「ミリアにセイラ、ありがとう。来てくれたんだねぇ!」
「遅くなってごめんね。もう始まっちゃってる?」
「大丈夫。まだこれからだよ。忙しいとこ、本当にありがとうね。メアリーも来てるわよ」
お忍び想定なのか、少し地味な馬車で到着したミリアとセイラ。
従者や騎士の数から只者ではない事がバレバレではあるが、とにかく、忙しい中来てくれた事に感謝する。
「ささ、中入って。一緒に食べよう!!」
ミリア達を屋敷に招き入れようとすると、馬車から他にも人が降りてきた。
「「「えぇぇぇぇ???」」」
「こここ、国王様!? それに、王妃様も???」
「リフィーナ、そんなに驚くでない」
「そうよ、私たちもお忍びだから、騒がないでね!」
「ミリアーヌがどうしてもと言うのでな、公務の最中で1時間ほどしか時間がとれぬのだが、よいか?」
「もっ、もちろんです。狭い屋敷ですが……」
ミリアの顔を見ると、してやったりという表情をしている。
そして、耳打ちで教えてくれた。
「案内をくれたでしょ。いかにも楽しそうなイベントなのに、すごく遠慮気味な、来なくてもいいからっていう案内。
もう、気になっちゃって!! 無理を言って来ちゃったのよ。そしたら両親もついて来るって面白がっちゃって……」
メイド三姉妹は、慌てて食卓を整えていた。
新しいおせち料理のお重を用意して、国王と王妃の前に並べる。
「ほう、珍しい料理だな。これは、リフィーナの発案か?」
「はい。新年を祝う、縁起のいい食事になります」
「あら素敵ね。いただいてもよろしくて?」
縁起の謂れを説明しながら、おせち料理を振舞うルリ。
海の幸をふんだんに使用した、王都では有り得ないような料理だが、今更隠す相手ではない。
美味しく食べてくれる様子に、ただただ安堵する。
「外が騒がしいようだが、何かしているのか?」
「はい、ご案内します。メアリー達が来ているのです」
庭に出ると、メルヴィン達が控え、畏まっていた。
メアリーはともかく、メルヴィンや商会の面々は、国王と直接会うなど、身に余る所の話ではない。
「はっはっは、面を上げい。今日は、娘の友人の元を訪れた、ただの父親だ。私たちも混ぜてもらうぞ」
気さくな国王の言葉……庶民に絶大な人気を誇るクローム王家を象徴するような言葉に、安心して顔を上げるメルヴィン達。
国王たちが餅つきをするというので、使用人かのように働き始める。
「米がこんな食感に変わるとは……」
「美味しいですわね、これは、メルン亭では販売しないのですか?」
王妃は相変わらずメルン亭に通っているらしい。
居合わせたメルン亭の従業員に話しかけている。……これは、販売決定だろう。
国王と王妃、それにミリアとセイラ。
王族の突然の訪問であったが、おせち料理とお餅を楽しんでくれたようだ。
あっという間に1時間は過ぎ、次の公務があるからと帰って行った。
もちろん、お土産は忘れずに……。
新年早々、アメイズ子爵家の屋敷では、騒がしい一日が過ぎるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる