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第一章 日輪の夢幻花 〜業火の鬼〜
業火
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▽▽▽
ひまわりが群生する場所で、
手に握られた、子供の抜け殻。
赤髪の青年は、泣きながらそれを抱える。
「恨めしいか、不条理であろう。ならば燃やせ。何もかも灰にしてしまえ。さすれば彼のものは救われよう」
どこからか降る、闇の声───。
彼にとっては到底受け入れることはできない、この現実。
白昼夢の幻と思ってしまいたいが、かつて愛したものは幻覚では言い表せるものでない。
故に────幻ではない。
赤く強かに燃える体に宿るは憎悪の影。
白百合のような白炎が、立ち昇る。
真面目の瞳に映った、鬼の姿は美しく儚げに笑う。
左手には握られた荊の紋様が掘られた一振りの刀。
その切先に、己が心に誓った使命がある。
「お前を────斬る」
▲▲▲
ひまわりが群生する場所で、
手に握られた、子供の抜け殻。
赤髪の青年は、泣きながらそれを抱える。
「恨めしいか、不条理であろう。ならば燃やせ。何もかも灰にしてしまえ。さすれば彼のものは救われよう」
どこからか降る、闇の声───。
彼にとっては到底受け入れることはできない、この現実。
白昼夢の幻と思ってしまいたいが、かつて愛したものは幻覚では言い表せるものでない。
故に────幻ではない。
赤く強かに燃える体に宿るは憎悪の影。
白百合のような白炎が、立ち昇る。
真面目の瞳に映った、鬼の姿は美しく儚げに笑う。
左手には握られた荊の紋様が掘られた一振りの刀。
その切先に、己が心に誓った使命がある。
「お前を────斬る」
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