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第18話 一触即発?
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「さくらー!一応風紀室まで送るわ」
「はぁーい!おねがいー!」
すでに身だしなみを整えた桜が素直に返事をした
手櫛でまだ乱れていた髪を整えてやる
「あ。ありがとー」
「いえいえーどいた「桜っ!!」
んー?この声はー?
「あら?副委員長?」
キリッといつもの氷の女王の表情に戻る桜に感心してパチパチと手を叩く
「そいつは…?」
「オレ?ショウ!桜の彼氏!」
「馬鹿なこと言わないで」
桜の腰に手を回すと、ぺしっと外された
そんな連れないとこも好き!
「え?彼氏?彼氏じゃない?」
おお!オカン副委員長がオロオロしてる
「うーん。腐れ縁?悪友?」
「適当なこと言わないで。そういえば、湿布貰いに行ったのよね?…風紀室いらっしゃい。私の所為だし、少しあげるわ。いいですよね?副委員長?」
「あ、あぁ…」
「ほら。行くわよ」
少しやっぱ気にしてたのかー申し訳ないなぁ
「じゃあお邪魔するー☆」
へらりと笑って歩き始めた桜の半歩後ろを歩く
すごくキツイ視線を背中に浴びてるけど気にしない!
「たのもー☆」
「やめなさい」
ベシッと後頭部を桜にたたかれた
やっぱやりたくなるじゃんー
男のロマンってやつ?
「ほら、そこ座って」
「うぃーっす!」
桜がため息ついて救急箱を取りに行ったのを見て、ぐるっと風紀室を見渡す
何人かしか居ないが、やはり仕事が回らないんだろう
「おい。」
「あ?」
あ。急に話しかけられたからめっちゃ態度悪いなオレ!
「お前、桜とどんな関係だ?」
「さっきも言ったじゃん!彼氏☆」
「いや、嘘なんだろそれ?」
「幼馴染?腐れ縁?うーん…親友?」
彼氏ってのも冗談ではよく言うんだけどさー
「それは置いといて。なぁ、桜に保険医の注意させに行かせたの、誰?」
ニッコリ笑うオレに空気がピリッとした
おぉー!流石風紀!オレの殺気に気付くとはー!
「保険医、だと?」
「あ、う、俺…です」
副委員長は事の重大さがわかってるみたいだったが、戸惑ったように2年が手を挙げた
「桜1人で行かせたのか…?」
「え、あ、はい…」
何でダメだったのか理解していない2年に眉を寄せる副委員長
「あれあれー?そこの子は知らないのかなァ??保険医はバイだよォ?」
「え!?」
「桜が襲われかけてたのをオレが助けたの。…風紀委員会ってもそんなもんなんだね?」
「…やめなさいショウ」
ハァと呆れたようにため息をつく桜
いやいやーこれでもオレ、怒ってんだぞ?
ブツブツと文句言いながらも湿布を替えてくれる桜
終わったわよ。の声でスッと立ち上がり、副委員長に近寄る
「守れもしねぇくせにナイトぶんな。」
グィッと胸倉を掴んで忠告をしたあと離す
「じゃ!桜ー!オレ行くわ!また終わったら連絡ちょ☆」
「…わかったわ」
ぴらぴらと手を振って立ち去る
パタン と閉じられた音と共に静寂が戻る室内
「ハァ。気にしないで。ショウはいつもあんな感じだから」
桜が自分の机に向かうため歩き出した
パシッ
「え?」
「あいつとは仲良いのか?」
「…そうね。仲は良いわよ。すぐに助けにくるレベルには」
(((((それってストーカーでは…??)))))
風紀委員の心の声を無視して話は進む
「…俺じゃ、頼りないか?」
「朔弥が頼りないかどうかの問題ではないのよ?ショウは別格。幼馴染だし。でも、確かに今はまだかしら」
そう言って朔弥の手を外し、桜は自分の席に座った
「仕事、溜まってるんでしょう?早く終わらせるわよ」
そういって仕事を始める桜に何とも言えない顔をした朔弥だった
「はぁーい!おねがいー!」
すでに身だしなみを整えた桜が素直に返事をした
手櫛でまだ乱れていた髪を整えてやる
「あ。ありがとー」
「いえいえーどいた「桜っ!!」
んー?この声はー?
「あら?副委員長?」
キリッといつもの氷の女王の表情に戻る桜に感心してパチパチと手を叩く
「そいつは…?」
「オレ?ショウ!桜の彼氏!」
「馬鹿なこと言わないで」
桜の腰に手を回すと、ぺしっと外された
そんな連れないとこも好き!
「え?彼氏?彼氏じゃない?」
おお!オカン副委員長がオロオロしてる
「うーん。腐れ縁?悪友?」
「適当なこと言わないで。そういえば、湿布貰いに行ったのよね?…風紀室いらっしゃい。私の所為だし、少しあげるわ。いいですよね?副委員長?」
「あ、あぁ…」
「ほら。行くわよ」
少しやっぱ気にしてたのかー申し訳ないなぁ
「じゃあお邪魔するー☆」
へらりと笑って歩き始めた桜の半歩後ろを歩く
すごくキツイ視線を背中に浴びてるけど気にしない!
「たのもー☆」
「やめなさい」
ベシッと後頭部を桜にたたかれた
やっぱやりたくなるじゃんー
男のロマンってやつ?
「ほら、そこ座って」
「うぃーっす!」
桜がため息ついて救急箱を取りに行ったのを見て、ぐるっと風紀室を見渡す
何人かしか居ないが、やはり仕事が回らないんだろう
「おい。」
「あ?」
あ。急に話しかけられたからめっちゃ態度悪いなオレ!
「お前、桜とどんな関係だ?」
「さっきも言ったじゃん!彼氏☆」
「いや、嘘なんだろそれ?」
「幼馴染?腐れ縁?うーん…親友?」
彼氏ってのも冗談ではよく言うんだけどさー
「それは置いといて。なぁ、桜に保険医の注意させに行かせたの、誰?」
ニッコリ笑うオレに空気がピリッとした
おぉー!流石風紀!オレの殺気に気付くとはー!
「保険医、だと?」
「あ、う、俺…です」
副委員長は事の重大さがわかってるみたいだったが、戸惑ったように2年が手を挙げた
「桜1人で行かせたのか…?」
「え、あ、はい…」
何でダメだったのか理解していない2年に眉を寄せる副委員長
「あれあれー?そこの子は知らないのかなァ??保険医はバイだよォ?」
「え!?」
「桜が襲われかけてたのをオレが助けたの。…風紀委員会ってもそんなもんなんだね?」
「…やめなさいショウ」
ハァと呆れたようにため息をつく桜
いやいやーこれでもオレ、怒ってんだぞ?
ブツブツと文句言いながらも湿布を替えてくれる桜
終わったわよ。の声でスッと立ち上がり、副委員長に近寄る
「守れもしねぇくせにナイトぶんな。」
グィッと胸倉を掴んで忠告をしたあと離す
「じゃ!桜ー!オレ行くわ!また終わったら連絡ちょ☆」
「…わかったわ」
ぴらぴらと手を振って立ち去る
パタン と閉じられた音と共に静寂が戻る室内
「ハァ。気にしないで。ショウはいつもあんな感じだから」
桜が自分の机に向かうため歩き出した
パシッ
「え?」
「あいつとは仲良いのか?」
「…そうね。仲は良いわよ。すぐに助けにくるレベルには」
(((((それってストーカーでは…??)))))
風紀委員の心の声を無視して話は進む
「…俺じゃ、頼りないか?」
「朔弥が頼りないかどうかの問題ではないのよ?ショウは別格。幼馴染だし。でも、確かに今はまだかしら」
そう言って朔弥の手を外し、桜は自分の席に座った
「仕事、溜まってるんでしょう?早く終わらせるわよ」
そういって仕事を始める桜に何とも言えない顔をした朔弥だった
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