21 / 34
第21話 守るものと疑うもの
しおりを挟む
「たっだいまぁタイチョー!!」
「初夏!ほんと勝手に行動しちゃダメでしょ!?」
「ほんとですよ!僕何度飛び出して行こうかって!!」
隊長と榊に怒られた
「アレは副会長のしんえーたいですかねぇ~?会計のもぉいた気がしますぅ」
へらへらと笑いながら報告する
「如月センパイに言っといてくださいねぇ?」
隊長の味方が少ない訳ではない。ただ、便乗する輩が多いだけで…
本当に任せていいのは榊と如月先輩くらいである
「如月に?わかったよ」
首を傾げながらも報告のメールを打つ隊長マジ天使
「さぁてとぉ~今からお茶会だからぁ…キミたちもぉおいでよぉ」
へらりへらりと笑うオレに首を傾げるレンレンとカナ
レンレンに至ってはオレに威嚇してきてる
「だってぇ柳クンはぁ巻き込まれただけでしょぉ?被害者の子を更にいぢめる趣味はぁ持ってないよぉ?
あ。代赭クンはオマケだよぉ?番犬なんでしょぉ?」
「ちょ!?副隊長!!」
また榊に怒られちゃった☆
「じゃあいこっかぁ☆」
「まって他の隊員たちが納得するかどうか…」
「やだなぁタイチョー☆今日はきませんよぉ~」
「え?」
「だからぁ、いつも着てるうるさぁいひとたちはぁ今日はきませんよぉ~」
「な、なんで?」
「さぁ?おやすみしたかったんじゃないですかねぇ」
へらりへらりと笑いながら歩き始める
隊室に行ったら…ケーキ食べたいわー…ケーキ…うぅん、ちょっとつらいけどルームサービスと言う名の宅配してもらうかな
オレは電話をかけながら考える
レンレンとカナがデジャヴを感じていて、榊と隊長が少し疑惑のある目をしているのには気づかなかった
「あ~届いてるぅ~」
隊室の会議室にはケーキが並んでいた
ほんとココ仕事早いわぁ
「みんなぁケーキ食べよぉ~?ボク、紅茶いれてくるねぇ」
へらりへらりと笑いながら給湯室と言う名のキッチンに行く
いやーすごいんだぞ!?システムキッチンなんだぜ!?
でも、オレが使えるのは給湯器だけだけどな!
「みんなぁできたよ☆」
あれ?なんかしんみりしてない?大丈夫??
「好きなぁケーキ選んでよぉ?先決めちゃうよぉ?
んー…じゃあボクいちごのケェキ♪」
先に取ってしまうオレにみんな呆れたような顔をする
だって譲り合いなんて似合わないしー?
みんなも取り出したので紅茶も配る
お好みのミルクと砂糖は真ん中に置く
「…本当にいないんだね」
「そぉですねぇ」
苺が落ちる!?こっちから食べるべきか?いや、先に苺食べるべきか!?
「副隊長は、なんで…」
「ん~?」
榊の可愛い声が聞こえた気がして榊を見る
すると、「なんでもないです」と悲しそうに緩く首を振って俯く
え!?苺が食べたかったのか!?
「ふぅー。ケェキも食べたのでぇオハナシしましょっかぁ」
へらりへらりといつも通りに笑う
「まずぅ柳クンは巻き込まれてるだけなのでぇ、セーサイは許しませーん!これは隊員に報告しますぅ~まぁ、番犬がいるんでぇ大丈夫だとはぁ思いますけどねぇ?」
「おい。何でお前がそんな…「でぇ~今はぁ柳クンはぁてんにゅーせークンとどーしつじゃなぁい?」聞けよ!?」
レンレンの話なんて聞くはずないじゃーん
「だからぁその辺はぁ…ホントはすっごく嫌だけどぉふーきいいんの人たちに任せるよぉ…榊ちゃぁん連絡しといてぇ」
「え!?は、はい!!」
榊は隊室についてる電話で話し出した
「ボクにぃできるのはぁここまでかなぁ?」
ケーキの二個目を食べ始める
「初夏…今はどうなってるの?」
「ん~?会長親衛隊以外が動きまわってますねぇ~とばっちりもいいとこですよぉ」
ぷんぷんっと告げる
「…うちは、動いてない?」
「ん~そぉですねぇ~わかんないですぅ」
あいつら尻尾出さないんだもんなぁ
裏の裏で操ってる可能性はなきにしもあらず
それにはもう少し調査が必要だから一概には言えない
「…ねぇ、初夏。何を隠してるの?」
「何もぉ?隠してることなんてぇないですよぉ?」
隊長の言葉に普通に返す
流石隊長だな
「…いい加減にしてよ…初夏は加担するの?」
…そうくるか…
「…さぁ。どうでしょう?」
あぁ。信じてもらえないことがこんなに辛いなんて
オレら年長者の仕事だから
あぁ…無性に桜に会いたい
「やめておけ馨。そいつは口を割らない」
「あ~如月センパイだぁ」
へらりへらりと笑う
如月は隊長と同い年の3年
どっちかというと綺麗系の美人さん
隊長はほんわり系美人だけど如月は大和撫子風だな!
護身術はかなりの腕前で手段は選ばないタイプ
隊長の親衛隊をまとめる手伝いをしてもらってる
ちなみに会長に惚れてはないみたいなんだけど、隊長に惚れてる訳でもないのでなぜこの親衛隊に入ってるのかは謎の人物である
しかし、発言力が大きい人だからみんな言うことを聞く
もちろん如月の親衛隊もあったりはする
「如月センパイ~後は任せて大丈夫ですかぁ?」
「あぁ、任せておけ」
その言葉を聞いてオレは笑う
「初夏!!まだ終わってない!」
「ゴメンねタイチョー。ボクもう行かなきゃぁ~
タイチョー、それにみんなぁ…無理しちゃダメだよぉ?」
ふわりふわりと笑う
オレも隊長みたいにまっすぐ生きたい…なーんてな!!
「初夏!ほんと勝手に行動しちゃダメでしょ!?」
「ほんとですよ!僕何度飛び出して行こうかって!!」
隊長と榊に怒られた
「アレは副会長のしんえーたいですかねぇ~?会計のもぉいた気がしますぅ」
へらへらと笑いながら報告する
「如月センパイに言っといてくださいねぇ?」
隊長の味方が少ない訳ではない。ただ、便乗する輩が多いだけで…
本当に任せていいのは榊と如月先輩くらいである
「如月に?わかったよ」
首を傾げながらも報告のメールを打つ隊長マジ天使
「さぁてとぉ~今からお茶会だからぁ…キミたちもぉおいでよぉ」
へらりへらりと笑うオレに首を傾げるレンレンとカナ
レンレンに至ってはオレに威嚇してきてる
「だってぇ柳クンはぁ巻き込まれただけでしょぉ?被害者の子を更にいぢめる趣味はぁ持ってないよぉ?
あ。代赭クンはオマケだよぉ?番犬なんでしょぉ?」
「ちょ!?副隊長!!」
また榊に怒られちゃった☆
「じゃあいこっかぁ☆」
「まって他の隊員たちが納得するかどうか…」
「やだなぁタイチョー☆今日はきませんよぉ~」
「え?」
「だからぁ、いつも着てるうるさぁいひとたちはぁ今日はきませんよぉ~」
「な、なんで?」
「さぁ?おやすみしたかったんじゃないですかねぇ」
へらりへらりと笑いながら歩き始める
隊室に行ったら…ケーキ食べたいわー…ケーキ…うぅん、ちょっとつらいけどルームサービスと言う名の宅配してもらうかな
オレは電話をかけながら考える
レンレンとカナがデジャヴを感じていて、榊と隊長が少し疑惑のある目をしているのには気づかなかった
「あ~届いてるぅ~」
隊室の会議室にはケーキが並んでいた
ほんとココ仕事早いわぁ
「みんなぁケーキ食べよぉ~?ボク、紅茶いれてくるねぇ」
へらりへらりと笑いながら給湯室と言う名のキッチンに行く
いやーすごいんだぞ!?システムキッチンなんだぜ!?
でも、オレが使えるのは給湯器だけだけどな!
「みんなぁできたよ☆」
あれ?なんかしんみりしてない?大丈夫??
「好きなぁケーキ選んでよぉ?先決めちゃうよぉ?
んー…じゃあボクいちごのケェキ♪」
先に取ってしまうオレにみんな呆れたような顔をする
だって譲り合いなんて似合わないしー?
みんなも取り出したので紅茶も配る
お好みのミルクと砂糖は真ん中に置く
「…本当にいないんだね」
「そぉですねぇ」
苺が落ちる!?こっちから食べるべきか?いや、先に苺食べるべきか!?
「副隊長は、なんで…」
「ん~?」
榊の可愛い声が聞こえた気がして榊を見る
すると、「なんでもないです」と悲しそうに緩く首を振って俯く
え!?苺が食べたかったのか!?
「ふぅー。ケェキも食べたのでぇオハナシしましょっかぁ」
へらりへらりといつも通りに笑う
「まずぅ柳クンは巻き込まれてるだけなのでぇ、セーサイは許しませーん!これは隊員に報告しますぅ~まぁ、番犬がいるんでぇ大丈夫だとはぁ思いますけどねぇ?」
「おい。何でお前がそんな…「でぇ~今はぁ柳クンはぁてんにゅーせークンとどーしつじゃなぁい?」聞けよ!?」
レンレンの話なんて聞くはずないじゃーん
「だからぁその辺はぁ…ホントはすっごく嫌だけどぉふーきいいんの人たちに任せるよぉ…榊ちゃぁん連絡しといてぇ」
「え!?は、はい!!」
榊は隊室についてる電話で話し出した
「ボクにぃできるのはぁここまでかなぁ?」
ケーキの二個目を食べ始める
「初夏…今はどうなってるの?」
「ん~?会長親衛隊以外が動きまわってますねぇ~とばっちりもいいとこですよぉ」
ぷんぷんっと告げる
「…うちは、動いてない?」
「ん~そぉですねぇ~わかんないですぅ」
あいつら尻尾出さないんだもんなぁ
裏の裏で操ってる可能性はなきにしもあらず
それにはもう少し調査が必要だから一概には言えない
「…ねぇ、初夏。何を隠してるの?」
「何もぉ?隠してることなんてぇないですよぉ?」
隊長の言葉に普通に返す
流石隊長だな
「…いい加減にしてよ…初夏は加担するの?」
…そうくるか…
「…さぁ。どうでしょう?」
あぁ。信じてもらえないことがこんなに辛いなんて
オレら年長者の仕事だから
あぁ…無性に桜に会いたい
「やめておけ馨。そいつは口を割らない」
「あ~如月センパイだぁ」
へらりへらりと笑う
如月は隊長と同い年の3年
どっちかというと綺麗系の美人さん
隊長はほんわり系美人だけど如月は大和撫子風だな!
護身術はかなりの腕前で手段は選ばないタイプ
隊長の親衛隊をまとめる手伝いをしてもらってる
ちなみに会長に惚れてはないみたいなんだけど、隊長に惚れてる訳でもないのでなぜこの親衛隊に入ってるのかは謎の人物である
しかし、発言力が大きい人だからみんな言うことを聞く
もちろん如月の親衛隊もあったりはする
「如月センパイ~後は任せて大丈夫ですかぁ?」
「あぁ、任せておけ」
その言葉を聞いてオレは笑う
「初夏!!まだ終わってない!」
「ゴメンねタイチョー。ボクもう行かなきゃぁ~
タイチョー、それにみんなぁ…無理しちゃダメだよぉ?」
ふわりふわりと笑う
オレも隊長みたいにまっすぐ生きたい…なーんてな!!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる