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第13話 バトルしようぜ☆
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「ハルーお待たせー!」
「いやーこんな時間からこの格好するとは思ってなかったなー」
ふわりと笑うハルこと桜が可愛い
美形だからな!桜美形だから!
たかちゃんに会うときのような変装をしている
「こっちだよ」
桜が誘導してくれる
あー…流石。情報収集も完璧なんだなー
「予想ではこっちの方に行くみたいなだけど…」
「あ。あれじゃね?」
オレが指さした先には地味そうな少年を囲む集団
屈強そうな奴らが少し離れた場所にいる
「あー…やべぇね?」
「ほんとだぁー」
2人でのんびり話しながら歩く
え?焦るほどの距離でもないし…見つけたならあとは周りのやつらが動き出すのを待つだけだし
オレたちは囲んでる周辺で聞き耳を立てる
「あんたが彩色を使って生徒会の皆様に近づこうとしてるのは知ってるんだからね!」
「遠慮を知らずに近づく彩色でも許せないのにそれを利用するあんたはもっと最悪!」
「この身の程知らず!」
「あんたみたいな地味な奴!」
「やっちゃって!」
木の影から出てきたのはガタイのいい男が5人
あっちゃー!本当もう救いようないよなー
「明日から学校に来れないようにしちゃって!」
彼らがゲスい笑みを浮かべた時
ピロリンッ♪
「はーい!犯行現場ー」
イェーイと片手で携帯をヒラヒラさせながらオレは物陰から出た
「アンタ誰!?」
可愛い系の男の1人が叫ぶ
確かこの声はリーダーだったな
「んー?オレはショウだよ。ってか1対多数って卑怯じゃね?」
ケラケラと笑いながらオレは告げる
「へぇ?お前の方がよっぽど綺麗じゃねぇか」
ニヤニヤとさっきの男達が声をかけてくる
わー…キモい☆
「そいつも…黙らせちゃって!」
あらら?オレも巻き込まれんの?
巻き込まれ主人公は桜だからな!?オレはそのオマケ!
「上玉じゃねぇか」
「…何かセリフ雑魚っぽいけどフラグ?フラグなの?」
ヘラヘラと苛立たせるような笑みを浮かべる
単純なこいつらだから乗せられてくれるはず
案の定殴りかかってきた
おや?チワワ集団は高みの見物か?
本当、悪趣味ぃー
歯を食いしばって1発殴られた
バキィッ
…あ。しまった。顔はまずかったか!
…明日初夏は風邪で休もうっと
「…これで、正当防衛だよな?」
ニィッと笑ってから自然に足元に置いてあった箒を足で上に上げて掴む
「さぁて?どっからでもかかってこいよ」
バトル開始だ!
「さぁて。大丈夫か?」
手を差し出すと一瞬ビクッとされた
まぁ…仕方ないかー
「さっすがショウ!超かっこいい!」
「るせ!ハルー殲滅完了?」
「おーう☆チワワの顔と名前は匿名で風紀の副委員長に送っておいたぜ☆」
「さっすがー!ハル!仕事早い!!」
2人でハイタッチする
それをぽかーんと見るもっさもさの少年
「まぁ安心してちょ☆オレらは不審者だけど害は及ばさないからー!」
「そうそう!見た目こんなのだけどね!」
オレと桜が交互に少年の頭を撫でる
そこでピクリと桜が反応し、チラリとオレを見て頷く
あーやっぱりか
「さぁて!ハル!」
「おけ!今日は多分あの人がいるはず!」
「え?え?」
キョロキョロオレと桜を交互に見る少年に笑う
桜は御構い無しに少年をお姫様抱っこした
少年より桜の方が少し背が高いからな
軽々だろ。タダでさえ桜は力持ちだからな!
おっと!心の中で桜自慢が炸裂しすぎてるわー
愛故な☆
「ショウ?置いてっちゃうよ?」
「うぃー!待って待ってー!」
桜の腕の中にいる少年はアワアワしているが無視して2人で歩く
「いやーこんな時間からこの格好するとは思ってなかったなー」
ふわりと笑うハルこと桜が可愛い
美形だからな!桜美形だから!
たかちゃんに会うときのような変装をしている
「こっちだよ」
桜が誘導してくれる
あー…流石。情報収集も完璧なんだなー
「予想ではこっちの方に行くみたいなだけど…」
「あ。あれじゃね?」
オレが指さした先には地味そうな少年を囲む集団
屈強そうな奴らが少し離れた場所にいる
「あー…やべぇね?」
「ほんとだぁー」
2人でのんびり話しながら歩く
え?焦るほどの距離でもないし…見つけたならあとは周りのやつらが動き出すのを待つだけだし
オレたちは囲んでる周辺で聞き耳を立てる
「あんたが彩色を使って生徒会の皆様に近づこうとしてるのは知ってるんだからね!」
「遠慮を知らずに近づく彩色でも許せないのにそれを利用するあんたはもっと最悪!」
「この身の程知らず!」
「あんたみたいな地味な奴!」
「やっちゃって!」
木の影から出てきたのはガタイのいい男が5人
あっちゃー!本当もう救いようないよなー
「明日から学校に来れないようにしちゃって!」
彼らがゲスい笑みを浮かべた時
ピロリンッ♪
「はーい!犯行現場ー」
イェーイと片手で携帯をヒラヒラさせながらオレは物陰から出た
「アンタ誰!?」
可愛い系の男の1人が叫ぶ
確かこの声はリーダーだったな
「んー?オレはショウだよ。ってか1対多数って卑怯じゃね?」
ケラケラと笑いながらオレは告げる
「へぇ?お前の方がよっぽど綺麗じゃねぇか」
ニヤニヤとさっきの男達が声をかけてくる
わー…キモい☆
「そいつも…黙らせちゃって!」
あらら?オレも巻き込まれんの?
巻き込まれ主人公は桜だからな!?オレはそのオマケ!
「上玉じゃねぇか」
「…何かセリフ雑魚っぽいけどフラグ?フラグなの?」
ヘラヘラと苛立たせるような笑みを浮かべる
単純なこいつらだから乗せられてくれるはず
案の定殴りかかってきた
おや?チワワ集団は高みの見物か?
本当、悪趣味ぃー
歯を食いしばって1発殴られた
バキィッ
…あ。しまった。顔はまずかったか!
…明日初夏は風邪で休もうっと
「…これで、正当防衛だよな?」
ニィッと笑ってから自然に足元に置いてあった箒を足で上に上げて掴む
「さぁて?どっからでもかかってこいよ」
バトル開始だ!
「さぁて。大丈夫か?」
手を差し出すと一瞬ビクッとされた
まぁ…仕方ないかー
「さっすがショウ!超かっこいい!」
「るせ!ハルー殲滅完了?」
「おーう☆チワワの顔と名前は匿名で風紀の副委員長に送っておいたぜ☆」
「さっすがー!ハル!仕事早い!!」
2人でハイタッチする
それをぽかーんと見るもっさもさの少年
「まぁ安心してちょ☆オレらは不審者だけど害は及ばさないからー!」
「そうそう!見た目こんなのだけどね!」
オレと桜が交互に少年の頭を撫でる
そこでピクリと桜が反応し、チラリとオレを見て頷く
あーやっぱりか
「さぁて!ハル!」
「おけ!今日は多分あの人がいるはず!」
「え?え?」
キョロキョロオレと桜を交互に見る少年に笑う
桜は御構い無しに少年をお姫様抱っこした
少年より桜の方が少し背が高いからな
軽々だろ。タダでさえ桜は力持ちだからな!
おっと!心の中で桜自慢が炸裂しすぎてるわー
愛故な☆
「ショウ?置いてっちゃうよ?」
「うぃー!待って待ってー!」
桜の腕の中にいる少年はアワアワしているが無視して2人で歩く
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