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第二章「王国侵攻編」
第三十三話「偵察隊潜入」
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五月十四日。
グラント帝国軍は神聖ロセス王国の東部の要衝、テスジャーザに向け進軍を開始した。
街道沿いに進めば、百キロメートル近い距離があり、高い行軍能力を持つ帝国軍といえども二日は掛かる。
出発したのは地上部隊である駆逐兵団と轟雷兵団、そして支援部隊だ。
主力の駆逐兵団は本国から増援があり、ナイダハレルに五百の兵力を残しても、進攻作戦開始時の五千を上回る六千名となっていた。
轟雷兵団と支援部隊はそれぞれ二千名すべてが参加し、天翔兵団一千を加えた総数一万一千がテスジャーザ攻略軍となる。
進軍ルートは充分な索敵が行われており、奇襲を受ける心配もなかった。そのため、順調な行軍が続き、予定通り五月十五日の午後にテスジャーザ近郊に到着する。
テスジャーザの町の東側にはテスジャーザ川という大河があり、帝国軍はそこで待機し、天翔兵団と共にやってくる魔帝ラントを待った。
ラントが到着したのは午後三時過ぎ。
帝国軍の士気は高く、ラントは大歓声に出迎えられた。
到着後、先に布陣していた鬼神王ゴインと巨神王タレットに状況を確認する。
「敵の様子は? 上空から見た感じでは城門にすら兵の姿はなかったが」
その問いにゴインが答える。
「川を渡って城門を調べさせたが、誰もいないようですぜ。俺たちを恐れて逃げ出したんだろうな」
「了解した」
ラントは更にタレットにも意見を求めた。
「巨神王の意見は?」
「鬼神王殿の意見を否定する気はないが、不気味であることは間違いありませんな」
「分かった。では、前回同様、降伏勧告を行うことにする」
ラントはエンシェントエルフのエレンに拡声の魔法を掛けてもらい、サードリンやナイダハレルと同様に降伏勧告を行った。
しかし、反応は一切なかった。
「明日の正午まで待つと言ったが、中の様子は調べておきたい。天魔女王よ、魔力探知が得意なアークデーモンか、デーモンロードを上空から町に潜入させてほしい。結界を超える時に危険を感じたら、即座に離脱できる者を集めてくれ」
「承知いたしました」と言って、天魔女王アギーは恭しく頭を下げる。
すぐにデーモンロード十体が召集される。
「君たちにはテスジャーザの町を覆う結界を突破してもらいたい。但し、危険を感じたら即座に離脱してくれ。君たちの命を危険に曝すほど切羽詰まっているわけではないからな」
ラントは軽い口調でデーモンロードたちに説明していく。
「突破に成功したら、町の上空から人族の魔力を探知し、伏兵がいないか確認してもらいたい。但し、これも上空からで構わない。君たちが持ち返った情報を基に再度斥候を送り込むつもりだからだ」
一体のデーモンロードが発言を求めた。
「念話の魔道具を使ってはいかがでしょうか。時間差なく、陛下に情報を届けることが可能ですが」
「それはいい。だが、念話の魔道具を使う時に隙は生まれないか?」
「それはございませんが、念のため二人一組で行動し、一人が警戒しもう一人が連絡すれば、ご懸念は解消できるかと」
ラントは少し考えた後、笑みを浮かべて大きく頷く。
「よい提案だ。こういった提案をしてくれるということは私にとって最もうれしいことだ。今後も頼むぞ」
そう言ってデーモンロードの肩を軽く叩く。
「ハッ! 陛下のご期待に沿えるよう努めさせていただきます!」
そう言って大きく頭を下げる。他の九体も同様に頭を下げると、強硬偵察に向かった。
ラントは不安を感じつつも、それを見せないように努力する。
(どうしても嫌な予感がするんだが……)
十分後、デーモンロードからの通信が入った。
受信役を買って出たアギーが笑みを浮かべて報告する。
「突破に成功いたしました。今のところ異常はなく、罠ではなく単なる警戒用の結界だったようです」
ラントは安堵するが、すぐに次の司令を出す。
「一組は上空で待機。特に領主の館、駐屯軍の兵舎に注意しろ。少しでも変化があったらすぐに報告を頼む。他の四組は東西南北の各門近くを中心に探査を開始せよ」
アギーによって命令が伝えられる。
探知開始後、すぐに人族の魔力を検知したという報告が入る。
「東門の近くに人族が潜んでいるようです。数は十名程度。魔力自体は非常に弱く、人族の中でも弱い方だそうです。詳細に確認させますか?」
アギーが確認する。
「いや、場所が分かるように報告を頼むと伝えてくれ。他も同じだ。場所と人数、魔力の強さを記録するようにしてほしい」
「承知いたしましたわ」
その後、一時間ほど偵察が続き、町の中には二千人近い人族が残っていることが判明した。そのいずれもが建物に入っており、待ち伏せをしているように見えた。
「やはり待ち伏せのようです。さすがは陛下ですわ」とアギーが賞賛する。
その言葉にラントも安堵の表情を見せた。
「何もしてこないわけはないと思ったが、警戒して正解だったようだ。では、もう少し詳細に確認したい。シャドウアサシンたちを投入する。デーモンロードたちは引き続きで悪いが、上空で待機するように言ってくれ」
ラントは幽体化による壁抜けが可能なシャドウアサシンを索敵に投入する。
シャドウアサシンたちは念話の魔道具を使えないが、上空には彼らの魔力を追えるデーモンロードたちがおり、不測の事態が起きてもすぐに分かるようになっている。
三十体のシャドウアサシンが結界を突破していく。
二時間後、デーモンロードとシャドウアサシンが帰還した。
「待ち伏せているのは、兵士が一人に十名ほどの貧民のようです」
ラントは予想外の言葉に驚きを隠せない。
「貧民? どういうことだ?」
「ボロボロの衣服を身に纏い、薄汚れた感じでしたので、スラムから連れてこられた者ではないかと判断いたしました」
ラントは冷静さを取り戻すが、困惑は消えなかった。
「指揮官の兵士とスラムの住民か……罠らしきものは見つかったか?」
「クロスボウが用意されておりました。また、ロープや樽も用意されております。どう使うつもりかまでは分かりかねますが」
「クロスボウにロープと樽……他に気づいたことはなかったか? 例えば荷物が異常に多いとか、衣服などが散乱していたとか」
ラントの言葉にシャドウアサシンが驚く。
「おっしゃる通りでございます! 木箱が多く積み上げられ、毛布や衣服が大量に置いてありました。逃げる際に散らかったものだと思い、報告いたしませんでしたが……」
「いや、構わない。でも、これでようやく合点がいった」と言って相好を崩す。
更に一人ずつの手を取り、賞賛していく。
「よくやってくれた! 諸君らの働きで敵の思惑がある程度見えた。本当によくやってくれた!」
デーモンロードとシャドウアサシンはラントの行為に驚くが、敬愛する魔帝から直接称賛されたことに歓喜している。
デーモンロードたちが下がったところで、アギーが質問する。
「どういうことなのでしょうか? 陛下には敵の罠の正体がお分かりになったようでございますが、私にはさっぱり……」
「恐らくだが、その貧民たちは囮と足止めだ。彼らがクロスボウで襲い、返り討ちにしようと建物に入ったところで油を染み込ませた布に火を着けるつもりだったのだろう」
「確かにそれならば納得いきますわ。建物の中でしたら、鬼人族か魔獣族が対応しますから、その程度の罠でも充分な脅威となります。我が君の素晴らしき叡智に心が蕩けてしまいそうですわ」
アギーはラントをうっとりとした表情で見つめている。
その表情にドギマギしながらも更に敵の手を考えていく。
「こちらが偵察を行ったことは彼らも気づいているだろう。恐らくだが、人がいない建物にも同じような罠の準備がされているはずだ。最悪の場合、町全体を燃やし尽くすことすらありうる。速攻で伏兵を仕留め、被害を最小限にしないといけないな……」
ラントはそう考え、ゴインらに指示を出していった。
グラント帝国軍は神聖ロセス王国の東部の要衝、テスジャーザに向け進軍を開始した。
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主力の駆逐兵団は本国から増援があり、ナイダハレルに五百の兵力を残しても、進攻作戦開始時の五千を上回る六千名となっていた。
轟雷兵団と支援部隊はそれぞれ二千名すべてが参加し、天翔兵団一千を加えた総数一万一千がテスジャーザ攻略軍となる。
進軍ルートは充分な索敵が行われており、奇襲を受ける心配もなかった。そのため、順調な行軍が続き、予定通り五月十五日の午後にテスジャーザ近郊に到着する。
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ラントが到着したのは午後三時過ぎ。
帝国軍の士気は高く、ラントは大歓声に出迎えられた。
到着後、先に布陣していた鬼神王ゴインと巨神王タレットに状況を確認する。
「敵の様子は? 上空から見た感じでは城門にすら兵の姿はなかったが」
その問いにゴインが答える。
「川を渡って城門を調べさせたが、誰もいないようですぜ。俺たちを恐れて逃げ出したんだろうな」
「了解した」
ラントは更にタレットにも意見を求めた。
「巨神王の意見は?」
「鬼神王殿の意見を否定する気はないが、不気味であることは間違いありませんな」
「分かった。では、前回同様、降伏勧告を行うことにする」
ラントはエンシェントエルフのエレンに拡声の魔法を掛けてもらい、サードリンやナイダハレルと同様に降伏勧告を行った。
しかし、反応は一切なかった。
「明日の正午まで待つと言ったが、中の様子は調べておきたい。天魔女王よ、魔力探知が得意なアークデーモンか、デーモンロードを上空から町に潜入させてほしい。結界を超える時に危険を感じたら、即座に離脱できる者を集めてくれ」
「承知いたしました」と言って、天魔女王アギーは恭しく頭を下げる。
すぐにデーモンロード十体が召集される。
「君たちにはテスジャーザの町を覆う結界を突破してもらいたい。但し、危険を感じたら即座に離脱してくれ。君たちの命を危険に曝すほど切羽詰まっているわけではないからな」
ラントは軽い口調でデーモンロードたちに説明していく。
「突破に成功したら、町の上空から人族の魔力を探知し、伏兵がいないか確認してもらいたい。但し、これも上空からで構わない。君たちが持ち返った情報を基に再度斥候を送り込むつもりだからだ」
一体のデーモンロードが発言を求めた。
「念話の魔道具を使ってはいかがでしょうか。時間差なく、陛下に情報を届けることが可能ですが」
「それはいい。だが、念話の魔道具を使う時に隙は生まれないか?」
「それはございませんが、念のため二人一組で行動し、一人が警戒しもう一人が連絡すれば、ご懸念は解消できるかと」
ラントは少し考えた後、笑みを浮かべて大きく頷く。
「よい提案だ。こういった提案をしてくれるということは私にとって最もうれしいことだ。今後も頼むぞ」
そう言ってデーモンロードの肩を軽く叩く。
「ハッ! 陛下のご期待に沿えるよう努めさせていただきます!」
そう言って大きく頭を下げる。他の九体も同様に頭を下げると、強硬偵察に向かった。
ラントは不安を感じつつも、それを見せないように努力する。
(どうしても嫌な予感がするんだが……)
十分後、デーモンロードからの通信が入った。
受信役を買って出たアギーが笑みを浮かべて報告する。
「突破に成功いたしました。今のところ異常はなく、罠ではなく単なる警戒用の結界だったようです」
ラントは安堵するが、すぐに次の司令を出す。
「一組は上空で待機。特に領主の館、駐屯軍の兵舎に注意しろ。少しでも変化があったらすぐに報告を頼む。他の四組は東西南北の各門近くを中心に探査を開始せよ」
アギーによって命令が伝えられる。
探知開始後、すぐに人族の魔力を検知したという報告が入る。
「東門の近くに人族が潜んでいるようです。数は十名程度。魔力自体は非常に弱く、人族の中でも弱い方だそうです。詳細に確認させますか?」
アギーが確認する。
「いや、場所が分かるように報告を頼むと伝えてくれ。他も同じだ。場所と人数、魔力の強さを記録するようにしてほしい」
「承知いたしましたわ」
その後、一時間ほど偵察が続き、町の中には二千人近い人族が残っていることが判明した。そのいずれもが建物に入っており、待ち伏せをしているように見えた。
「やはり待ち伏せのようです。さすがは陛下ですわ」とアギーが賞賛する。
その言葉にラントも安堵の表情を見せた。
「何もしてこないわけはないと思ったが、警戒して正解だったようだ。では、もう少し詳細に確認したい。シャドウアサシンたちを投入する。デーモンロードたちは引き続きで悪いが、上空で待機するように言ってくれ」
ラントは幽体化による壁抜けが可能なシャドウアサシンを索敵に投入する。
シャドウアサシンたちは念話の魔道具を使えないが、上空には彼らの魔力を追えるデーモンロードたちがおり、不測の事態が起きてもすぐに分かるようになっている。
三十体のシャドウアサシンが結界を突破していく。
二時間後、デーモンロードとシャドウアサシンが帰還した。
「待ち伏せているのは、兵士が一人に十名ほどの貧民のようです」
ラントは予想外の言葉に驚きを隠せない。
「貧民? どういうことだ?」
「ボロボロの衣服を身に纏い、薄汚れた感じでしたので、スラムから連れてこられた者ではないかと判断いたしました」
ラントは冷静さを取り戻すが、困惑は消えなかった。
「指揮官の兵士とスラムの住民か……罠らしきものは見つかったか?」
「クロスボウが用意されておりました。また、ロープや樽も用意されております。どう使うつもりかまでは分かりかねますが」
「クロスボウにロープと樽……他に気づいたことはなかったか? 例えば荷物が異常に多いとか、衣服などが散乱していたとか」
ラントの言葉にシャドウアサシンが驚く。
「おっしゃる通りでございます! 木箱が多く積み上げられ、毛布や衣服が大量に置いてありました。逃げる際に散らかったものだと思い、報告いたしませんでしたが……」
「いや、構わない。でも、これでようやく合点がいった」と言って相好を崩す。
更に一人ずつの手を取り、賞賛していく。
「よくやってくれた! 諸君らの働きで敵の思惑がある程度見えた。本当によくやってくれた!」
デーモンロードとシャドウアサシンはラントの行為に驚くが、敬愛する魔帝から直接称賛されたことに歓喜している。
デーモンロードたちが下がったところで、アギーが質問する。
「どういうことなのでしょうか? 陛下には敵の罠の正体がお分かりになったようでございますが、私にはさっぱり……」
「恐らくだが、その貧民たちは囮と足止めだ。彼らがクロスボウで襲い、返り討ちにしようと建物に入ったところで油を染み込ませた布に火を着けるつもりだったのだろう」
「確かにそれならば納得いきますわ。建物の中でしたら、鬼人族か魔獣族が対応しますから、その程度の罠でも充分な脅威となります。我が君の素晴らしき叡智に心が蕩けてしまいそうですわ」
アギーはラントをうっとりとした表情で見つめている。
その表情にドギマギしながらも更に敵の手を考えていく。
「こちらが偵察を行ったことは彼らも気づいているだろう。恐らくだが、人がいない建物にも同じような罠の準備がされているはずだ。最悪の場合、町全体を燃やし尽くすことすらありうる。速攻で伏兵を仕留め、被害を最小限にしないといけないな……」
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