スルドの声(共鳴2) terceira esperança

桜のはなびら

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家族も観にきてくれる予定

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 わたしにとっていろいろな意味で重要なそのイベント。その日は両親が観に来てくれる。

 先日の、ほまれちゃんが企画し『ソルエス』が後援したわたしとマレが出演した音楽イベントには仕事で来られなかった両親は引くくらい悔しがっていた。
 おじいちゃんとおばあちゃんも来られたらいいのになと思うが、お店をやっていると土日のイベントはなかなか観に行くことは難しいようで、おばあちゃんからはライブ配信してくれと言われている。仕事中に観るつもりだろうか。
 演者であるわたしが撮影することはできず、スタッフとして帯同してくれるメンバーも動画や画像の撮影はしてくれるが、演者へのサポートの傍らとなるので、パフォーマンス前のひと時をさっと配信することはあるが、しっかりとしたコンテンツとして配信することは難しい。

 あらゆるエスコーラやブロコ、サンバチームやユニットのサンバイベントに顔を出してくれるカメラを趣味としている人たちがいる。
 職業としているわけではないが、それぞれ本格的な機材と技術の持ち主で、サンビスタたちからの信頼が厚い。
 写真や動画を獲られるのが好きな演者も多く、イベントがかぶってるときなどは自分が出演しているイベントに見知ったカメラマンさんを見つけると嬉しそうに駆け寄ってる姿なんかは風物詩だ。
 尚、イベントがバッティングしているときはカメラマンさんたちで協議して誰がどこに行くか割り振っているらしい。
 そんなカメラマンさんの中で、動画専門のカメラマンがいる。
 その人は比較的ライブ配信もしているので、おばあちゃんにはそのカメラマンさんのアカウントを教えておいた。早速フォローしたらしい。
 
 今日の『エンサイオ』はイベント直前ということもあり、そのイベントに特化した練習だ。
『エンサイオ』は月三回なので、イベントが増えくる時期では、イベント直前に『エンサイオ』があるとは限らない。そういう点で恵まれている。
 現に来週あるイベントの前には『エンサイオ』はなく、今日の『エンサイオ』は週末のイベントがメインなので来週のイベントの通し練習は自主練で補うそうだ。
 来週のイベントはダンサーのみの音源によるショーケースなので、それでも問題ないらしい。
 そのイベントはバテリアは出番がないので、観客として観にいくつもりだったが、サポーターとして着替えの補助やステージ裏での給水などの手伝いをさせてもらうことにしていた。
 


「じゃあ、家族みんな観るんだね。マレも観るのかな?」

「うん、マレにもアカウント共有しといた! 時差的にタイムリーに観れないと思うけどね」

 休憩中。わたしはダンサーのみことと雑談していた。
 みことは今週末のイベントには出ないが、来週のイベントには出る予定だった。
 ダンサーの練習場は今週のイベントに出るダンサーたちが振り付けの練習をしていて、今週出ず来週出る予定のダンサーは合同練習に入る前に『バテリア』が使用していたスタジオの方に移動して振り付けのチェックなどをしているため、ダンサーは二分されている状態だ。
 
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