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悪役令嬢回避
とりあえず、頑張る
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目覚めた時にはすでに、ベットを挟むように置かれていた簡易ベットも撤去されていた。
私と兄二人が一つのベッドで寝かされていた状態にだ。
そして、まだ幼い私が目を覚ました時には、義理ではあるが、兄として紹介される者に手を握られていたことなんかもスッカリと抜け落ちていたし、二人の姿もなかったから…。
なら、あれは夢だ。そうだ、きっと私が「こうなっていたら…。こうなったら…。」と願う願望が見せた夢だ。
でも、リアルな夢だったなぁ…
綺麗な男の子達だった。叔父に似ている男の子。自分達もよりも大きい…
それに、優しい感じがした。怖くない…
子供の私は、そう思ったのもすぐに忘れて、専属メイドであるエレインとの喜びの後、叔父の…養父となる父。背後にあの時一緒に迎えにきてくれた専属執事であるレイモンド・グレニクスがいて、不思議と好意的なあの二人、そう、兄二人にも紹介されたことなどを思い出していった。
ニコッと微笑んだ優しそうな父、そして、その背後に控えるニコニコ笑顔の侍従。と、二人の兄。
そこでまた思い出したんだ。兄の記憶を双子であるせいか共有するように頭の中に流れてきた動く絵。あの絵姿を幼くしたのがこの二人だと理解した。
幼少時はこんなに可愛いのか。それを年齢を重ねれば目の前の美丈夫…
父の背後に控える男性も、美丈夫だ。
あの「ゲーム」とかいう絵物語に出てくる人達は全体的にキラキラしていたんだけど…何故か一部内容が理解できる小説と呼ばれている本のような…その中に描かれている絵も…
それが、現実なら…
多分、これが現実なんだろう。何故かそう断言できた。
もう、何度も不思議と見てきたんだ…
ぽつりぽつりと、場面は色々だったけれども…
で、失敗しないように頑張って…
兄も同じ気持ちなのだろう。双子であるから、何となく理解できるんだ。
で、噛んでしまって、もう、無茶苦茶恥ずかしい目に遭った。
「はっ、はじめまちて…僕はエドワルドです。よろしくお願いしまちゅ…」
「はじめまして、わたちはレイチェルでちゅ…よろしく…お願いしまちゅ…」
兄もそうだが、思いっきり…そう噛んで挨拶してしまい、初めましてがはじめまちてって…でちゅって何。恥ずかしい…
思いっきり噛んでしまった私達は耳まで真っ赤にしてうずくまってしまった。
「ぷっ、はじめましてって…可愛い。」
「でちゅって…可愛すぎる。」
叔父であり、養父となった父の背後に控えていた男の子二人がニコニコしながらそう会話していた。
会話していた二人も気になるが…恥ずかしすぎる~~~~~。けど、とりあえず受け入れてくれそうで、思わず心の中でガッツポーズを決めていた。
「可愛い」を連呼されて、撫でくりまわされて、愛称呼びを許してくれた。
あの何度も見たのには、愛称なんて許してもらえていなかったと思う。
もう、私達が怯えまくって、触れてはまずいもののように扱われていたと思う。
向こうは初めは極力歩み寄ってくれたんだけど…
攻略対象者である兄達と、今はまだ会って紹介されていない義理母ともギクシャクして、兄達はちょうど貴族としての勉強とかで忙しいのもあって…
うん、適当に物とかを与えられて、甘やかされているのか放置されているのかで、我儘に育ったんだよね。
信頼できる双子の兄が側に居てくれるだけでだいぶと…
ん?何かあの見てきた内容と違う違和感が…あった気がする…
えっと…
そうだ、今頃気づいた。
あの中に、私達二人が信用している優しい人、そう、 エレインの姿が…無い…
登場してきてない…
私達二人を世話する者はいたけれど、もう、入れ替わりが結構激しくて、優しくしてくれる人もいたけれど、その人は直ぐに来なくなって…雑に扱う者のみが…
なら…これは、似たようで似てない何かなのだろうか??
下手に知識を持ってしまっている私は…
どうするのが…どう対応していくのが正解??
でも、家族に上手く受け入れてもらうのが大重要な事だと思う。
私と兄の今後に多いに影響すると思えるから…
えっと…初めのフラグはへし折れたって事で良いんだよね?
とりあえず大切にしてくれそうだし、印象的には恥ずかしかったけれど、悪くはなかったし…
で、兄達に手伝ってもらって何とか薬も飲んで、寝た後が今なんだ。
あれから、時間が許す限り、兄達は私達のところに来て、絵本を読んでくれたり、自分達家族の事や屋敷の者達、屋敷の事などを面白おかしくお話ししてくれた。
義理母も、体調が落ち着いたからと、会いにきてくれた。
もう、可愛らしいって感じの優しい人だった。
最初に来られなかったのは、どうもお腹に赤ちゃんがいて、食欲がなくて体調を崩してたんだって。
確か…そう、『悪阻』っていう症状だ。
何で知っているかって?
双子の兄の中にある知識と、エレインが教えてくれたからだ。
あと、何故か私達が寝ているベットが大きく広くなっていた。
他の部屋から持ち込んだのかで大きくして、そこに兄様二人が入り込んできたんだ。
寝てる時に…
どうも、私と兄の二人が夜泣きして、心配で一緒に寝る事にしたんだとか。
怖い夢を二人同時に、多分内容は違うと思うんだけど見てしまって…偶然見に来た二人の兄に抱きしめられて、ベットで寝てしまっていたのを更に父に見られたみたい。
「ベット狭いよね。」って、翌日には変更されたんだ。
もう、何と言いますか…
恥ずかしいです…
私と兄二人が一つのベッドで寝かされていた状態にだ。
そして、まだ幼い私が目を覚ました時には、義理ではあるが、兄として紹介される者に手を握られていたことなんかもスッカリと抜け落ちていたし、二人の姿もなかったから…。
なら、あれは夢だ。そうだ、きっと私が「こうなっていたら…。こうなったら…。」と願う願望が見せた夢だ。
でも、リアルな夢だったなぁ…
綺麗な男の子達だった。叔父に似ている男の子。自分達もよりも大きい…
それに、優しい感じがした。怖くない…
子供の私は、そう思ったのもすぐに忘れて、専属メイドであるエレインとの喜びの後、叔父の…養父となる父。背後にあの時一緒に迎えにきてくれた専属執事であるレイモンド・グレニクスがいて、不思議と好意的なあの二人、そう、兄二人にも紹介されたことなどを思い出していった。
ニコッと微笑んだ優しそうな父、そして、その背後に控えるニコニコ笑顔の侍従。と、二人の兄。
そこでまた思い出したんだ。兄の記憶を双子であるせいか共有するように頭の中に流れてきた動く絵。あの絵姿を幼くしたのがこの二人だと理解した。
幼少時はこんなに可愛いのか。それを年齢を重ねれば目の前の美丈夫…
父の背後に控える男性も、美丈夫だ。
あの「ゲーム」とかいう絵物語に出てくる人達は全体的にキラキラしていたんだけど…何故か一部内容が理解できる小説と呼ばれている本のような…その中に描かれている絵も…
それが、現実なら…
多分、これが現実なんだろう。何故かそう断言できた。
もう、何度も不思議と見てきたんだ…
ぽつりぽつりと、場面は色々だったけれども…
で、失敗しないように頑張って…
兄も同じ気持ちなのだろう。双子であるから、何となく理解できるんだ。
で、噛んでしまって、もう、無茶苦茶恥ずかしい目に遭った。
「はっ、はじめまちて…僕はエドワルドです。よろしくお願いしまちゅ…」
「はじめまして、わたちはレイチェルでちゅ…よろしく…お願いしまちゅ…」
兄もそうだが、思いっきり…そう噛んで挨拶してしまい、初めましてがはじめまちてって…でちゅって何。恥ずかしい…
思いっきり噛んでしまった私達は耳まで真っ赤にしてうずくまってしまった。
「ぷっ、はじめましてって…可愛い。」
「でちゅって…可愛すぎる。」
叔父であり、養父となった父の背後に控えていた男の子二人がニコニコしながらそう会話していた。
会話していた二人も気になるが…恥ずかしすぎる~~~~~。けど、とりあえず受け入れてくれそうで、思わず心の中でガッツポーズを決めていた。
「可愛い」を連呼されて、撫でくりまわされて、愛称呼びを許してくれた。
あの何度も見たのには、愛称なんて許してもらえていなかったと思う。
もう、私達が怯えまくって、触れてはまずいもののように扱われていたと思う。
向こうは初めは極力歩み寄ってくれたんだけど…
攻略対象者である兄達と、今はまだ会って紹介されていない義理母ともギクシャクして、兄達はちょうど貴族としての勉強とかで忙しいのもあって…
うん、適当に物とかを与えられて、甘やかされているのか放置されているのかで、我儘に育ったんだよね。
信頼できる双子の兄が側に居てくれるだけでだいぶと…
ん?何かあの見てきた内容と違う違和感が…あった気がする…
えっと…
そうだ、今頃気づいた。
あの中に、私達二人が信用している優しい人、そう、 エレインの姿が…無い…
登場してきてない…
私達二人を世話する者はいたけれど、もう、入れ替わりが結構激しくて、優しくしてくれる人もいたけれど、その人は直ぐに来なくなって…雑に扱う者のみが…
なら…これは、似たようで似てない何かなのだろうか??
下手に知識を持ってしまっている私は…
どうするのが…どう対応していくのが正解??
でも、家族に上手く受け入れてもらうのが大重要な事だと思う。
私と兄の今後に多いに影響すると思えるから…
えっと…初めのフラグはへし折れたって事で良いんだよね?
とりあえず大切にしてくれそうだし、印象的には恥ずかしかったけれど、悪くはなかったし…
で、兄達に手伝ってもらって何とか薬も飲んで、寝た後が今なんだ。
あれから、時間が許す限り、兄達は私達のところに来て、絵本を読んでくれたり、自分達家族の事や屋敷の者達、屋敷の事などを面白おかしくお話ししてくれた。
義理母も、体調が落ち着いたからと、会いにきてくれた。
もう、可愛らしいって感じの優しい人だった。
最初に来られなかったのは、どうもお腹に赤ちゃんがいて、食欲がなくて体調を崩してたんだって。
確か…そう、『悪阻』っていう症状だ。
何で知っているかって?
双子の兄の中にある知識と、エレインが教えてくれたからだ。
あと、何故か私達が寝ているベットが大きく広くなっていた。
他の部屋から持ち込んだのかで大きくして、そこに兄様二人が入り込んできたんだ。
寝てる時に…
どうも、私と兄の二人が夜泣きして、心配で一緒に寝る事にしたんだとか。
怖い夢を二人同時に、多分内容は違うと思うんだけど見てしまって…偶然見に来た二人の兄に抱きしめられて、ベットで寝てしまっていたのを更に父に見られたみたい。
「ベット狭いよね。」って、翌日には変更されたんだ。
もう、何と言いますか…
恥ずかしいです…
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